俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1375ページ目

「見ゆる人見えざる人も大銀河」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 見ゆる人見えざる人も大銀河

こんばんは。

「目に見えないものを信じる・信じない」ということではなくて「Aさんが全く認識していないものはAさんにとって存在しないのと同じ」というやや哲学的な話だと思います。
認識していない以上、もちろん俳句にもできません。
有名な話では「虫の声を認識できない人」の話。一般的な日本人にとって「うるさいほどの秋の虫」でも、その方たちは「虫の声」は認識できないのだとか。認識不可能なので、「虫の声が聞こえる」と教えても理解できないそうです。なので彼らにとって「虫の声」は存在しないことになる。耳が悪い、とかそういう意味ではなく、知覚における認識の内と外のお話。

なので、おかえ様の言う「目に見えない世界」「見えていないものを想像する」という話とは全く違うので、お互いに気にする必要はないと思います。

御句、俳句としては主張がうるさくなってしまったかもしれませんね。
「見えざる人」というのが盲目の方、目の悪い方のようにも思えてしまい、損している気がします。

・秋風も銀河も見えずありにけり

点数: 1

「一休み煙と泳ぐ夕蜻蛉」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 一休み煙と泳ぐ夕蜻蛉

おはようございます。

蜻蛉が一休みなのに泳いでいる・・?と読めてしまいます。
「一休み」はトンボが停まっている映像が浮かびます。「泳ぐ」が「飛ぶ」の比喩なのは理解できます。
コメントを見て「一休み」はご自身が休憩中とのこと。

◆御句は「一句の中で(動作の)主役がコロコロ入れ替わっているため、伝わらない・伝わりにくい」という状態だと思います。

◆上五「一休み」という「自分の状況の報告」は、後半の描写とつながりません。ここは「夕蜻蛉」か「煙」の描写をした方がよいと思います。
◆上で説明したような理由(「一休み」の主役が作者だとわからない)で「煙」がタバコであると理解するのが難しいので、「煙」の映像にフォローが必要だと思います。
 タバコの煙を明確に出せば、「誰かが休憩しているのかも?」は想像できる範囲に入ってくるのでは。

助詞「と」は悪くないですが、助詞をいろいろ考えてほしいので、あえて「を」に変えた句を置いておきます。「と」と「を」で何が変わったかわかるでしょうか?

・一服の煙を泳ぐ蜻蛉かな

点数: 1

「駄句駄句を垂れ流すひと蚯蚓鳴く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 駄句駄句を垂れ流すひと蚯蚓鳴く

俳句をやめるということはなさそうですね
よかったです

さすがに句よりコメントが気になります。句ではないところに言及します

松健様は
○他人の句を駄句と言う人
○他人の句を駄句と言う権利が自分にあると思ってる人
○その主張を全世界に発信する人

ということになりますね
ご自身のプライド(前の投稿のコメントより)のための発言をしているのは理解しますが、気持ちいいものではないですね

点数: 10

「颱風の去るや山の端光りをり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 颱風の去るや山の端光りをり

こんばんは。初めまして、でしょうか?
イサクと申します。

こちら良い句だと思いました。
コメントの「台風は去ったんだなぁ、山の端(は)が光っているよ」まさにこのまんまですね。シンプルが強いと思います。
深読みすれば「台風という苦難・我が身を荒らす原因が過ぎ去って、あとに希望という光がさしこんできた」という感傷的な受け取り方もできます。
最初から狙って作った場合は作為が出てしまって素直に受け取りにくいことが多く、やはりシンプルが強いのだと思います。

・山の端光れり台風一過なり
 一応考えてみましたが、リズムが悪い分、掲句には劣ります

点数: 2

「一陣の風すぎ呆けつくつくし」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 一陣の風すぎ呆けつくつくし

おはようございます。

前の句のとある方のコメント件、以前の行動もあわせると
・自分の句は自分の作為の通りに受け取りなさい
・他人の句は自分の読解したとおりに受け取ります
という方だったように思いますし、もともと激情型のコメントの多い方ですし、ああなってしまったようで

自分の句(子)はかわいい、他人の句(子)は作者で区別したり、自分の状況にあてはめたり、ということかなあ・・
俳句の裏を読む(行間を読む、と言いたかったですが一行詩でした)のも俳句の楽しみ方のひとつではありますが、受け手の裁量ひとつで意味が変わってしまうので、
せっかくの添削道場、「こういう悪い意味に受け取れる句です」と伝えたり、「これは私のことですか」とその場で確認するならまだしも・・ですね

かくいう私も、自分の行動にいろいろ反省しつつ。

掲句、ひとまず気持ちを吐き出しているという句ですね

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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