「颱風の去るや山の端光りをり」の批評
回答者 竜虎
閑歩様 おはようございます。
お世話になります。
御句
中七の途中で「や」の詠嘆は私はなかなか難しく詠んでことありませんが、
台風が去ったよと詠嘆してから山の端が光っている佳いと思いました。
このままいただきます。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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作者 閑歩 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 竜虎
閑歩様 おはようございます。
お世話になります。
御句
中七の途中で「や」の詠嘆は私はなかなか難しく詠んでことありませんが、
台風が去ったよと詠嘆してから山の端が光っている佳いと思いました。
このままいただきます。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 なお
閑歩さん、こんにちは。
御句拝読しました。そちらでは台風の影響はいかがでしたか?
御句、「颱風の」の「の」はおかしくないと思います。現代語では「颱風が」となりますが、これでは散文になりますね。
ただ、中七の途中で切れの入っている「去るや」にちょっと違和感がありました。
「去る」と「光る」と動詞が二つになりますので、去るのほうは「去った後の」という形容詞的な扱いにしたいと思いました。
・颱風の去りし山の端光りをり
よろしくお願いします。
点数: 3
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回答者 イサク
こんばんは。初めまして、でしょうか?
イサクと申します。
こちら良い句だと思いました。
コメントの「台風は去ったんだなぁ、山の端(は)が光っているよ」まさにこのまんまですね。シンプルが強いと思います。
深読みすれば「台風という苦難・我が身を荒らす原因が過ぎ去って、あとに希望という光がさしこんできた」という感傷的な受け取り方もできます。
最初から狙って作った場合は作為が出てしまって素直に受け取りにくいことが多く、やはりシンプルが強いのだと思います。
・山の端光れり台風一過なり
一応考えてみましたが、リズムが悪い分、掲句には劣ります
点数: 2
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回答者 負乗
閑歩さん、こんばんは、初めまして…?
これは良い句と思いますよ。こんな風情、私は好きです。純度が高いですね😉
雨上がりの風景で…大好きな漢詩に…
芙蓉楼送辛漸 芙蓉楼にて辛漸(しんぜん)を送る
王昌齢
寒雨連江夜入呉 寒雨 江に連なりて 夜 呉に入る
平明送客楚山孤 平明 客を送れば 楚山 孤なり
洛陽親友如相問 洛陽の親友 如(も)し相ひ問はば
一片氷心在玉壺 一片の氷心 玉壺(ぎょくこ)に在り
というのを、思い出しました。
(高校の漢文の教科書には、必ず載ってます!)
あなたも、「一片の氷心、玉壺にあり」といった、心持ちに、あるのですかね…
素敵だと思います。
また宜しくお願いします。
点数: 2
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回答者 ヒッチ俳句
こんにちは。
勉強させて頂きます。
御句、とてもいいと思いました。
格調を意識されているだけあって、工夫されていることも分かります。
中7途中の「や」切りも、敢えてかと思いました。ただその工夫によって、
一句の中に感動の焦点が二つあるようにも読めました。
「台風が過ぎ去ったんだなぁ」と言うしみじみとした感慨と、
「山の稜線が綺麗だなぁ」と言う清々しさが同居している感じです。
ここは、(普通かも知れませんが、)
颱風の去りて山の端光りをり
でいいのではと思いました。
でも、原句も個人的には好きな一句です。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
初投句からしばらく間が空きましたが、引き続き俳句を勉強中です。
格調の高さに憧れて文語での句作に取り組んでいるのですが、学生時代の不勉強が祟り、混乱を極めています。
投句は「台風は去ったんだなぁ、山の端(は)が光っているよ」という句意のつもりですが、「の」「や」「をり」の使い方はこれで大丈夫なのでしょうか。
皆様のご意見を賜るには拙すぎる句とは承知していますが、ご指導いただければ幸いです。