俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1332ページ目

「運動会砂場に遊ぶ子と遊ぶ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 運動会砂場に遊ぶ子と遊ぶ

こんにちは。

この句は、親の目線で、運動会に出番のない自分の子(小学校の運動会に連れて行った下の子とか)と遊んでいる句かと思って、面白い目線だと思ったのですが・・・コメントを見ると違うような?

「子」が児童の目線での同級生だとしたら「子」と描写するのは危ういと思いますが、自分の同級生とその親を描写して上のような句意だとしたら、なかなかに優秀で捻くれた子の目線で、それはそれで面白い、という受け取り方もできます。

・運動会砂場に遊ぶ子を妬む

点数: 2

「よういどん未来へ走る運動会」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: よういどん未来へ走る運動会

こんにちは。

運動会が比喩で、未来へつながる技術とか何かを競走して成長していくような句意に受け取りました。
この受け取りですと、有季俳句かどうか謎ということになってしまいました。

コメントを見て、こどもたちの徒競走をそのまま感慨として受けたということですね。こういう思いの句では手を加えにくいのですが、自分で推敲するとしたら「未来へ走る」に気持ちが強いので、「よういどん」を諦めてそちらを補完しそうです。

点数: 1

「運動会前に走れて金メダル」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 運動会前に走れて金メダル

こんばんは。

いくつか受け取り方が合って、
1.最近の幼稚園。いちおう「かけっこ」なので仮の順位はつきますが、それはそれで記念品として全員に金メダル。おそらくこの句意だと思います。
2.我が子(孫)がちゃんと前へ走れれば、それだけで金メダルを与えてあげたい、という親バカ(爺婆バカ)句にも受け取れます。
3.あるいは何らかの障碍で能力的・肉体的にまっすぐ前に走ることさえできなかった子が、運動会でついに前に走れた、それが金メダル級のがんばりだった、というストーリー性を持った受け取り方もできます。この受け取り方なら「前に」というワードの必要性も生きてきます。

鑑賞は受け取る側の自由なので、ガンガン良い方へ膨らませていただきます(笑)

コメントより最初の1の意味とするならば、句とコメントに若干の齟齬があるかなあ・・です。参加さえすれば、後ろに走っても金メダルはもらえそうなので・・・
なので敢えて2の意味で、説明感のある「前に」を削除する方向で。

・運動会ちゃんと走れば金メダル

点数: 4

「軒先の杉玉枯るや新走り」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 軒先の杉玉枯るや新走り

こんばんは。

杉玉ということは、酒造場とか酒蔵ですね。
杉玉が枯れるということは、夏が過ぎて秋や初冬、基本的には秋ですね。
新走りは季語「新酒」の傍題で、秋の季語ですね。

ということで
御句は「秋+酒」という意味を二度出していることになりますね。
ここからさきは先に出している感じ様と同じです。

なぜ同じことを二度言ってはダメなのか?
(【詩】になってさえいれば、絶対にダメではないのですが)
◆句の意味や風景を広げるために、十七音をめいっぱい使わなければならないのに、同じ意味や風景を何度も出してはもったいない。
◆受け取る側も、似たことをしつこく言われると、、説明っぽさを感じてしまうことがあるようです。

などなど。
逆に言えば、俳句のテクニックとして、似たことを言わないようにすれば、詩に近づく可能性が高くなる、ということです。
それが「とりあわせ」というテクニックの良い点のひとつです。

点数: 3

「エレベーターカーペット裏に秋思のマグネット」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: エレベーターカーペット裏に秋思のマグネット

こんばんは。

最初は「エレベーター」がなければ五七五なのに、と思っていました。

卓鐘様のコメントで、エレベーターカーペットってあーあれか!?となりました。

とすると「裏に」という説明が不要かと思います。

省略しつつリズムをどこまで取り戻すか・・・腕の見せ所かと。

・エレベーター保護幕マグネットの秋思

点数: 0

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