「はつ秋のマジックアワーに染まる駅」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: はつ秋のマジックアワーに染まる駅
おはようございます。
「マジックアワー」以前見たのを記憶していました。同じ方でしたか。
詠み直しということで。
「マジックアワー」ありきの作句であると理解します。
◆先に出ている意見と多少かぶりますが、
「マジックアワー」
七音ある上に主役にしたい意図がありまくりの映像・単語なので、取り合わせる季語や措辞は、かなり相性に左右されそうです。
一般的に「マジックアワー」という単語で喚起される映像は空の映像・遠景の映像だと思います。地上の近景を思わせるモノを組み合わせるのはそれなりに工夫が要りそう。「駅」という建築物は相当難しそうに感じます。
◆「マジックアワーに染まる」説明っぽいですし、「マジックアワー」を説明的に使わないようにする工夫は必要だと思います。
季語「はつ秋」をがんばって残すならば
・マジックアワーはつ秋の丘の上
季語にこだわらず「マジックアワー」優先であればもっといろいろできます
・マジックアワーあんなに遠き渡り鳥
どうしても「駅」を出したいならば、「季語」+「マジックアワー」+「駅」の三つが主役でバランスを取らなければならない形。俳句十七音(+多少の字余り)に収めるのはなかなか難しい課題です。別々の句にわけた方がよい気はしています。
・送り盆終えてマジックアワーの駅
点数: 1