「スーパーのタイムセールや秋時雨」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: スーパーのタイムセールや秋時雨
こんばんは。
情報が重複しているので、「タイムセール」を生かして、「スーパー」と書かずにスーパーを表現したい気がします。スーパーの風景を補ってあげる必要はありそうですけれど。
提案句はとりあえず上七字余りで。もう少し洗練できそうですけれど「タイムセール」が六音あるので、五七五きっちりで俳味を出すのは少し難しいかも。
・タイムセールの玉子の塔や秋時雨
点数: 2
回答者 イサク
添削した俳句: スーパーのタイムセールや秋時雨
こんばんは。
情報が重複しているので、「タイムセール」を生かして、「スーパー」と書かずにスーパーを表現したい気がします。スーパーの風景を補ってあげる必要はありそうですけれど。
提案句はとりあえず上七字余りで。もう少し洗練できそうですけれど「タイムセール」が六音あるので、五七五きっちりで俳味を出すのは少し難しいかも。
・タイムセールの玉子の塔や秋時雨
点数: 2
回答者 イサク
添削した俳句: 椅子のなき運動会の校舎かな
こんばんは。
発見・発想は面白いと思いました。
校舎かな、の詠嘆が気になりました。どこから何を見ているのだろうと。
教室かな、なら映像がはっきりわかるのですが、「かな」構文ではやりたくない形の字余り・・・
・椅子失せる運動会の教室は
もともとが若干の因果のある句なので、散文にならないよう語順に要注意ですが・・・
・校舎より椅子消え失せて運動会
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 朝露にシャワーに私と草花と
こんばんは。はじめまして。レョウさん、どう発音するのでしょう?
リョウと同じ発音かな?
おそらく俳句初心者さんだと思います。
初心者さんのやりがちな失敗、というのをいくつかやってしまっているのですが、一番の問題は
『情報をいっぱい入れすぎて、意味がわからなくなっている』
という点だと思います。
【朝露】で野原にいるかと思ったら、【シャワー】なので「急な飴でも降ってきたのか??」と思ったら【私】の映像、すぐさま【草花】でまた野原にいる、というつながりの悪さです。
普通の文章や小説でも、意味のわかるように言葉を繋げるのは大切だと、学校でも習っていると思います。独特のルールはあるものの俳句も同じで、『意味のわからない俳句』は理解できないので、「良い」と思うことはなかなかできません。
まずは、受け取る側の立場で「ある程度意味がわかる」ように作ってみることをお勧めします。
そうすると、コメントのような長い長い説明は俳句の五七五(十七音)には入りきらない、ということに気づくのではないかと思います。
それと並行して、俳句に使う季語や助詞の勉強も多少進めた方がよいかと。
御句では「朝露」「シャワー」「草花」と、季語が三つ入っています。
その三つの季語と「私」を【に】【と】でつないでいるだけ、という俳句です。
まずは、意味がわかるように・・・
コメントからはぱっと4~5句は作れそうです。例えばという口語俳句を。
・早朝のぬるいシャワーを浴びており (シャワー:夏の季語)
・朝露はシャワーのように煌めいて (朝露:秋の季語)
・草花のどうにも生きているような (草花:秋の季語)
俳句の一句に入る情報量はこの程度です。
俳句のテクニックやルールを覚えていくと、もっといろいろ作れるようになります。
ぜひ、お続けください。
点数: 2
回答者 イサク
添削した俳句: 間引菜の羽音重なる目覚めかな
こんばんは。
句だけではちょっと意味がわからないかもです。
「間引菜の羽音」という繋がりにも見えますし、「間引菜の目覚め」という繋がりにも見えます。
原因のうちのひとつは、季語「間引菜」、ペットのインコの「羽音」、自分の「目覚め」(早朝を意識した?)と、句の主体が省略されているのにころころ変わっていて、受け手がついていけないことかと思います。
俳句は十七音しかないので、情報はシンプルにした方がよいと思います。この句では「鸚哥」(ペットの草食の鳥)の映像が必要なので、早朝という情報は不要かと思います。
・間引菜や鸚哥の羽音重なりて
点数: 0
回答者 イサク
添削した俳句: 秋晴れや鳶悠々と田は黄金
おはようございます。
一工夫というか、まずは基本を見直したいように思います。
この句では「季語」と「五七五の接続」です。
◆「田は黄金」秋の田んぼことですね? 意図的に言い替えているのかもしれませんが、秋の田んぼの映像と季節感が強く出ていますので、冒頭の「秋晴れ」と実質的な季重なりになっています。
映像のしっかり出ている田んぼの方を「秋の田」「稲田」などの季語に変更し、鳶の飛んでいる風景は「空」「晴れ」でよいのではないでしょうか。
あるいは「鳶が悠々と(飛んでいる)」のがわかれば、空を見ていますし、悪天候ではないです。わざわざ「空」「晴れ」と言う必要もないかもです。
◆【秋晴れや/鳶悠々と/田は黄金】三段に切れていますね。「空」と「鳶」はつながるので、構成を変えればなんとかなりそうです。
元句をある程度生かして
・晴天を鳶悠々と田色づく
ここから、
・秋の田や鳶悠々と回りをり
・鳶高きところを飛べる稲田かな
こんな感じでしょうか。
点数: 2
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