「朝露にシャワーに私と草花と」の批評
こんばんは。はじめまして。レョウさん、どう発音するのでしょう?
リョウと同じ発音かな?
おそらく俳句
初心者さんだと思います。
初心者さんのやりがちな失敗、というのをいくつかやってしまっているのですが、一番の問題は
『情報をいっぱい入れすぎて、意味がわからなくなっている』
という点だと思います。
【朝露】で野原にいるかと思ったら、【シャワー】なので「急な飴でも降ってきたのか??」と思ったら【私】の映像、すぐさま【草花】でまた野原にいる、というつながりの悪さです。
普通の文章や小説でも、意味のわかるように言葉を繋げるのは大切だと、学校でも習っていると思います。独特のルールはあるものの俳句も同じで、『意味のわからない俳句』は理解できないので、「良い」と思うことはなかなかできません。
まずは、受け取る側の立場で「ある程度意味がわかる」ように作ってみることをお勧めします。
そうすると、コメントのような長い長い説明は俳句の五七五(十七音)には入りきらない、ということに気づくのではないかと思います。
それと並行して、俳句に使う季語
や助詞の勉強も多少進めた方がよいかと。
御句では「朝露」「シャワー」「草花」と、季語が三つ入っています。
その三つの季語と「私」を【に】【と】でつないでいるだけ、という俳句です。
まずは、意味がわかるように・・・
コメントからはぱっと4~5句は作れそうです。例えばという口語俳句を。
・早朝のぬるいシャワーを浴びており (シャワー:夏の季語)
・朝露はシャワーのように煌めいて (朝露:秋の季語)
・草花のどうにも生きているような (草花:秋の季語)
俳句の一句に入る情報量はこの程度です。
俳句のテクニックやルールを覚えていくと、もっといろいろ作れるようになります。
ぜひ、お続けください。
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
「早朝に目を覚ましシャワーを浴びている時、ふと外を眺めると風呂場の小窓から見える草花が朝露によって自分と同じようにシャワーを浴びているように感じた。また、沐浴をしているかのようにも思える草花にどうにも生きてることを知った。」のようなことを書きました。