俳句添削道場(投句と批評)

秋沙美 洋さんの添削最新の投稿順の7ページ目

「見下ろすと濡れた足元にも花火」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 見下ろすと濡れた足元にも花火

吟さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
雨上がりでしょうか。濡れた地面に花火が煌々と映る様子がありありと伝わってきて、素直に詠まれた俳句だなと思いました。
少し勿体無いなと思ったのは、「見下ろすと」と「足元」ですが、
足元に視線が行っているのであればそれはもう見下ろしているに他なりませんので、敢えてそう書く必要性は少し薄く感じました。
少し遠回しな表現になりますが、一句捻ってみました。

「雨上がりアスファルトにも咲く花火」

点数: 1

「秋蝶の儚かろうが構わない」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 秋蝶の儚かろうが構わない

堀籠さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
あまり長生きしなさそうな秋のチョウチョが一生懸命飛んでいる様子が伝わってくる俳句だなと思いました。
個人的には「儚かろうが構わない」というのが少し引っかかりました。
上手く言えないんですけど、「秋の蝶ってこういうもんですよ」っていう説明みたいな感じがしました。
一生懸命生きている秋の蝶、という句意を意識しながら、一句捻ってみました。

限りある生で舞うかな秋の蝶

点数: 1

「しまひ湯につかりほぐるる良夜かな」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: しまひ湯につかりほぐるる良夜かな

いなだはまちさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

思えば実家にいた頃、最後のお風呂はいつもおばあちゃんだったなあ。「年寄りは熱い風呂はダメなのよ」と言いながらいつも僕たちの後に入ってた姿を思い出し、少しおセンチな夜です。
僕この句めっちゃ好きです。
家族の後の一見冷めた風呂にもただの熱エネルギーではない温もりがあったんじゃないかなと思いつつ、一句捻ってみました。

「しまひ湯の不思議な温み良夜なり」

すみませんこれ自分で言っちゃうとめちゃくちゃとてもとても恐縮なんですけど、すごく良い添削じゃないかなと思ったんですけどどうですか。
すみません黙ります。

点数: 1

「アンケートではいじめなし唐辛子」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: アンケートではいじめなし唐辛子

南風の記憶さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
あっポストのお題だ…いくら捻っても浮かばなくて諦めた奴だ…いいなあ。

唐辛子といじめのアンケート。すっっごく上手な取り合わせを見つけたなと思いました。いじめを隠すような陰湿さと、唐辛子のひりつく風味がとても上手に取り合わされていますね。
これはもうこれで完成されているように思いました。
自分の勉強のためにも、自分だったらどう詠むかなと考えるようにしているので、恐縮ですが一句捻ってみました。

唐辛子いじめアンケートの無意味

点数: 1

「雨上がり朽ち木に光る烏瓜」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 雨上がり朽ち木に光る烏瓜

素一さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

うわっこれは良い。すごく良い。光景の美しさ、チョイスした言葉のリズム、どれを取っても文句の付けようがない完成度の高さを感じました。まるで二科展で入選した一枚の写真を鑑賞しているような、そんな感動を覚えました。
自分の勉強の為にも極力添削案を残すようにするのですが、これは添削する気も湧かないくらい素晴らしい一句だと思います。すごい。あー読めて良かった。

点数: 1

秋沙美 洋さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

風花はナカンダカリの両肩へ

回答数 : 1

投稿日時:

重税を避ける術なし大根煮る

回答数 : 6

投稿日時:

野良猫のしらじらと寄る霜の朝

回答数 : 5

投稿日時:

白菜の穴は神さまへの分け前

回答数 : 2

投稿日時:

愛猫の墓標かぎろふ日和かな

回答数 : 6

投稿日時:

秋沙美 洋さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

自動ドアくぐるや南風にハグされて

作者名 IZMIN 回答数 : 1

投稿日時:

マスク越し梅の香誘いて深呼吸

作者名 28ume 回答数 : 3

投稿日時:

冬の雨父の遺せる傘の内

作者名 中村あつこ 回答数 : 3

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ