「マスク越し梅の香誘いて深呼吸」の批評
回答者 なお
和歌山梅実さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。光景は鮮やかに浮かびますし、マスクをしていてもいい香り、思わず深呼吸。そのお気持ち共感します。
俳句はご存知のように、一句一季語が基本です。しかし御句は、梅は春の季語ですが、マスクが冬の季語で季重なりとなっています。
マスクは今はコロナ禍で一年中していますので季語のイメージがないのですが、少し前までは、風邪をひいた人のものでした。風邪は気温が低くて乾燥する冬にひきやすいので冬の季語なのです。
御句、普通に考えますと、マスクをしていても梅の香りがわかったので深呼吸した、と、「マスク」が外せなくなります。
でもそうすると季重なりでNG。ではどうするか。
よし、この際、マスク外してしまいましょう!え?怒られる?大丈夫、俳句の中の話ですよ。
マスクをしていても梅の香りがしたのはなぜでしょう?そう、梅の香りがそれだけ強かったからですよね。
・濃き梅の香に誘われて深呼吸
・梅林の香り豊かに深呼吸
「濃い」「豊かに」で、マスクをしていても感じる香りの強さをイメージさせてみたつもりです。
教え方の丁寧さ、合格ですか(笑)?
点数: 1
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友人とお花見をしました。コロナ禍2年ぶりのお花見でした。
お天気も良く梅は満開で、マスク越しでもわかるほどの香りに、早くコロナが収束してほしいという希望に胸を膨らませながら、春の到来と友人との楽しい時間に心満たされてました。
初心者ですので、丁寧に教えていただける方、よろしくお願いいたします。