俳句添削道場(投句と批評)

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秋蝶の儚かろうが構わない

作者 翔子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏の蝶に比べ、羽等も酷く傷ついて、儚い感じの秋の蝶。それでも一生懸命蜜を吸っている姿に、自分を重ねてみたりして、詠んでみました。でも実際の私は、そんな繊細な生き物じゃないけど。

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「秋蝶の儚かろうが構わない」の批評

回答者 秋沙美 洋

堀籠さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
あまり長生きしなさそうな秋のチョウチョが一生懸命飛んでいる様子が伝わってくる俳句だなと思いました。
個人的には「儚かろうが構わない」というのが少し引っかかりました。
上手く言えないんですけど、「秋の蝶ってこういうもんですよ」っていう説明みたいな感じがしました。
一生懸命生きている秋の蝶、という句意を意識しながら、一句捻ってみました。

限りある生で舞うかな秋の蝶

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋蝶の儚かろうが構わない」の批評

回答者 南風の記憶

句の評価:
★★★★★

 堀籠美雪様、拙句へのコメントありがとうございます。私の地元・沖縄では、あのような話が祖父母から伝えられます。今生きているということが、どれほどありがたいことなのかと思わずにはいられません。

 さて御句ですが、中七・下五の「儚かろうが構わない」が、このままだと季語・秋蝶の説明のように読めてしまう気がします。

 ご自身と重ねたいのでしたら、上五を”や”で切ってしまった方が良いと思われます。また、堀籠美雪様の本音「自分は繊細な生きものじゃない」のつぶやきの方が、取り合わせとしては面白いと感じました。「繊細な私」だと、季語との距離感が近すぎるのではないかと。いかがでしょうか。

例)秋蝶や儚く生きるなんて無理

点数: 2

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「秋蝶の儚かろうが構わない」の批評

回答者 三男

句の評価:
★★★★★

堀籠美雪さま こんにちは
お元気でお過ごしのご様子が何よりです。
秋の季語"金木犀"で始まりましたが、堀籠さまのお話に私も同感で、秋には秋の花の味わいがあって、不思議と穏やかな気持ちにさせてくれるようです。また、秋の蝶も味わいがある昆虫ですね。
四方が鉄筋コンクリートで囲まれていると、せめて部屋に花などの緑が欲しくなるのは、人間は自然の摂理に従っていると思えるからで、外に緑があり、散歩に出かけたりするとすっきりするのはそのためかも知れません。
そしてそこから時間や空間を超え、様々な話題に花が咲かせるのも、このような共通した自然との触れ合いが身近にあるからでしょう。
女子校の学園生活、微笑ましい思い出が詰まっているようで、お聞かせいただいて楽しくなりました。
しばらく秋が堪能できそうですから、思わぬところに新しい発見があって俳句の材料になるかも知れませんね。
昼夜の気温差が感じられるこの頃ですから、風邪の予防は万全を期しましょう。
お元気でお過ごしください。
失礼いたします。

点数: 1

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添削対象の句『秋蝶の儚かろうが構わない』 作者: 翔子
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