俳句添削道場(投句と批評)

秋沙美 洋さんの添削最新の投稿順の6ページ目

「種ふたつ抜かれおる秋の向日葵」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 種ふたつ抜かれおる秋の向日葵

鳥越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

えっ何これナニコレめっちゃオシャレ。
浅学の僕でもさすがに「季重なり」っていう禁忌が俳句にあるのは知っていたんですが、この句の場合全然気になりませんでした。
夏の向日葵というと華やかで明るい感じなのですが、役目を終えて後は散るだけという秋の向日葵という、季節を重ねてこその物悲しさがこの句にはあると感じました。
これはめっちゃ良いと思います。僕も季重なりで詠んでみたいなと強く思いました。

点数: 1

「石仏を囲むコスモス揺れやまず」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 石仏を囲むコスモス揺れやまず

久田さん、こんにちは。
先日は秋渇きの句に批評頂き誠にありがとうございました。
「寿司」「皿」「何枚目」というワードで、回るお寿司という事は書かなくていいかなとは思っていましたが、とはいえ色々な読み方があって然るべきだなと思い、一つ勉強させて頂きました。
その節はありがとうございました。

御句読ませて頂きました。
情景が素直に読まれていて、とても景が浮かびやすい句だと思いました。
個人的には「囲む」というワードは無くても、石仏の周囲に咲いているコスモスの光景は立つかなと思いつつ、一句捻ってみました。

「石仏やコスモス揺らす風の音」

点数: 0

「弾き飛び秋ぞ捨て身の団栗に思ふ」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 弾き飛び秋ぞ捨て身の団栗に思ふ

猫山竹さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

「捨て身の栗」というのがなんだかすごく新しくて魅力的に移りました。日本人って忠臣蔵や新撰組が大好きじゃないですか。捨て身の栗にシンパシーを感じてしまうのは、きっと僕だけじゃないと思います。
個人的には、「弾き飛ぶ」は「捨て身の栗」に掛かっている言葉ですので、間に「秋」が入ることで少しリズムを損ねているように感じました。
もっとストレートに詠んだらどうかなと思いつつ、一句捻ってみました。
「弾き飛ぶ捨て身の栗や秋深し」

点数: 2

「手になじむ立子の句集きぬかつぎ」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 手になじむ立子の句集きぬかつぎ

いなだはまちさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

「手になじむ立子の句集」というワードがすごく個性的な一句でした。
ああこの人は立子さんの句集を目一杯に読み込んで自分の糧としてきたんだな…という読み手の背景を感じさせ、17音に奥行きを生ませることに成功していると思います。
個人的には、「立子の句集」と「きぬかつぎ」が上手く馴染んでいないような気もしました。
かといって、どうすればいいという添削案も浮かばず…申し訳ありません。

点数: 1

「納屋の奥の昏みを明む唐辛子」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 納屋の奥の昏みを明む唐辛子

かぬまっこさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

納屋の奥、ひっそりと仕舞われる唐辛子。暗い中でも確かな存在感を放っている様子が巧みに描かれていると思います。
「納屋の奥」というだけで何となく昏い雰囲気は伝わりますので、敢えてそのように書く必要性は少し薄く感じました。後は「明む」というのも、何だか少し大げさな気がして。
人選の句にこのように申して大変恐縮ですが、一句捻ってみました。

唐辛子ひっそり待てる納屋の奥

点数: 1

秋沙美 洋さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 1

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回答数 : 6

投稿日時:

秋沙美 洋さんの添削依頼2ページ以降を見る

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