「種ふたつ抜かれおる秋の向日葵」の批評
回答者 秋沙美 洋
添削した俳句: 種ふたつ抜かれおる秋の向日葵
鳥越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
えっ何これナニコレめっちゃオシャレ。
浅学の僕でもさすがに「季重なり」っていう禁忌が俳句にあるのは知っていたんですが、この句の場合全然気になりませんでした。
夏の向日葵というと華やかで明るい感じなのですが、役目を終えて後は散るだけという秋の向日葵という、季節を重ねてこその物悲しさがこの句にはあると感じました。
これはめっちゃ良いと思います。僕も季重なりで詠んでみたいなと強く思いました。
点数: 1