かんばせを風に揺らせる向日葵よ
回答者 イサク
こんばんは。
げばげば様の言う「向日葵より強風へ少しスポットがあたるような印象」という状態なのは同意です。
語順の変更で少しフォローできます。
・強風のかんばせ揺らす向日葵よ
これでも十分かと思いました。
ここから「かんばせ」の擬人化を生かすべく考えていたのですが、ちょっと「強風」が使い切れなくなりました。着目点の分散が発生するのではないかと思います。
点数: 2
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 ささゆみ 投稿日
回答者 イサク
こんばんは。
げばげば様の言う「向日葵より強風へ少しスポットがあたるような印象」という状態なのは同意です。
語順の変更で少しフォローできます。
・強風のかんばせ揺らす向日葵よ
これでも十分かと思いました。
ここから「かんばせ」の擬人化を生かすべく考えていたのですが、ちょっと「強風」が使い切れなくなりました。着目点の分散が発生するのではないかと思います。
点数: 2
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
ささゆみさん、私の投句スタートのころに初めて「ぼうときてふつと隠れる蛍かな」を読んで以来ささゆみさんのファンです(*'▽')
御句拝読しました!
とても良い句ですね。
かんばせ、これは向日葵の顔ということですね。最初は、この句向日葵のことを詠みつつ、向日葵のように向かっていく人間のことも伝えている哲学的な味わいの句なのかなと思いました。「花のかんばせ」は花のように美しい人の顔を表したりもするので。もしかしたら、そういう意味もこめられましたか?
そうなると、下五「強風よ」で強風に対する軽い詠嘆が入り、向日葵より強風へ少しスポットがあたるような印象を受けたので提案句。哲学的な味わいを強めてしまったかもしれませんが、最後詠嘆「よ」を解いたことで、向風に立ち向かう季語向日葵がもう一度前面に出てくる印象になったようにしてみたつもりですが、いかがでしょうか?句意に沿いますでしょうか?
いつも佳句をありがとうございます(*'▽')
点数: 1
添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 なおじい
こんにちは。ささゆみ様を、いつもお世話になってます。
御句、初読では「かんばせ」がわかりませんでした。もしかして、ひまわりだけに、「かんばす=カンバス(油絵)のこと?やった!」と思い、げばさんのコメントを読みましたら「顔」のことですと。全然違いました。勉強になりました。
私は、大きく育った向日葵が強風が吹くとご心配、というささゆみさんのお気持ちはわかりますが、もはや大きく育つと、強風どころかちょっとの風で倒れやすくなるのだと思います。なぜなら、身体の割に頭が重くなるから。
ですので、提案句は、強風に限らず普通の風にしました。ある程度、風に沿っていかないと、すぐ倒れてしまうからです。げばさんの提案句の向かい風もいいと思います。そうなると思想的な意味が強くなりますね。
よろしくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
大きく育ったヒマワリ。
強い風が吹くとちょっと心配です。