俳句添削道場(投句と批評)

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弾き飛び秋ぞ捨て身の団栗に思ふ

作者 猫山竹  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

意図せずつま先を弾け飛ぶ団栗に秋を知らされました。ドサッと落ちてくる団栗は秋を逃さずまた種の保存のために地面にいきおいよく身を投げる。…続いていく生命のドラマの1シーンを感じました。

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「弾き飛び秋ぞ捨て身の団栗に思ふ」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

猫山竹さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

「捨て身の栗」というのがなんだかすごく新しくて魅力的に移りました。日本人って忠臣蔵や新撰組が大好きじゃないですか。捨て身の栗にシンパシーを感じてしまうのは、きっと僕だけじゃないと思います。
個人的には、「弾き飛ぶ」は「捨て身の栗」に掛かっている言葉ですので、間に「秋」が入ることで少しリズムを損ねているように感じました。
もっとストレートに詠んだらどうかなと思いつつ、一句捻ってみました。
「弾き飛ぶ捨て身の栗や秋深し」

点数: 2

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「弾き飛び秋ぞ捨て身の団栗に思ふ」の批評

回答者 04422

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
初めまして。烏瓜の句にコメントありがとうございました。嬉しいです。
御句ですが秋と団栗と季重なりになっています。季語は一つにして焦点を絞った方が宜しいかと思います。「弾き飛ぶ団栗どさり草の中」弾き飛ぶとどさりの言葉が活き活きとしていましたので残しました。お気に召さなかったらごめんなさい。

点数: 1

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添削対象の句『弾き飛び秋ぞ捨て身の団栗に思ふ』 作者: 猫山竹
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