俳句添削道場(投句と批評)

添削と批評一覧最新の投稿順の15549ページ目

「アロハシャツ着れば涼しきベランダよ」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: アロハシャツ着れば涼しきベランダよ

卓鐘さん、こんにちは。

この句はちょっと頂けないですね。
「アロハシャツ」は季語「夏シャツ」の子季語として歳時記に載る事もあり、アロハシャツとだけ書けば夏の中に生じる束の間の涼しさを描くことが出来ます。
一応、「涼し」も季語です。アロハシャツの句で涼しと書くのは、アロハシャツを信用しなさ過ぎではないでしょうか。

「アロハシャツのベランダ」と書けば、そこはもう涼しい空間です。あと七音、何を描きましょうか。

点数: 2

目的の泉は熊看板の先

回答者 なお

添削した俳句: 熊出没注意泉に向かう道標

こんにちは。
白南風様、いつも勉強させていただいております。

御句、まず気になりましたのは字余りです。それをコメントに沿って整えたのが提案句です。

泉という季語には私も苦労しましたが、次のような句も考えたので置いておきます。
 熊注意看板の先に泉かな
 熊注意無視して進む泉かな
 熊除けの鈴鳴らしゆく泉かな
 熊除けを鳴らして向かう泉かな
 泉への二の足踏ませる熊看板

点数: 0

「懐かしき焼石香る夕立晴れ」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 懐かしき焼石香る夕立晴れ

焼石を懐かしいと感じる令和の大学生ってすごいなぁ。僕は40ですが、あまり懐かしいと感じる経験が。。。

御句、成長が半端じゃないです。さすが。焼き石が夕立で濡れて雨の香りに混ざって焼き石の香りもそこに立つ。その全体の光景を懐かしいと感じる。そうした景がちゃんと出てますね。
きっちり二物衝撃の俳句ができています。もう中級以上のアドバイスができますね。(偉そうに言っている僕は、初級レベルと自覚しています。)

「懐かしき」は作者の主観なのでそこを押し付けない方がいいです。焼石と夕があれば多くの読み手が懐かしいと感じてくれるはず。
「XXXXX焼石香る夕立晴れ」 上五何入れましょうか。宿題とします。(すぐに、思いつかない言い訳です。)

点数: 1

大橋の完成はいつ皐月波

回答者 イサク

添削した俳句: 大橋の完成はいつ赤潮来

こんにちは。

完調べてみましたが未完成の橋はなかなか出てきませんね・・・沖縄本島の橋を巡るのは好きなんですけど・・・(一度しか行っていません)

御句「大橋」と「赤潮」の近さですかね・・・赤潮の映像が生々しく出すぎて、少し気になります。
ネガティブに聞こえるものを繰り返しているのも気になります。
季語に検討の余地ありではないかと思います。

点数: 0

初秋や去るもの追わず日々新た

回答者 なお

添削した俳句: 初秋の来たれど帰へる秋はなし

こんにちは。
西風子様、いつも勉強させていただいております。

御句、とてもセンチメンタルな句ですね。岩崎宏美さんの名曲「思秋期」が流れてきそうです。
初秋という季語ですが、8月の季語ですね。実際にそんな早くからメランコリックになってしまうのですか?
人それぞれですが、暦の上では立秋ですが、蝉時雨真っ盛りの真夏ですよー!そういうこと考えるのはもう少し後にしたらいかがですかー(笑)

提案句は、添削でも手直しでもないですが、終わって過ぎていくものは追いかけないで!毎日新しいことが起きているんだから!という激励の句です!

点数: 0

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ