俳句添削道場(投句と批評)

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メロスには成れず夕涼みのベンチ

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 激怒せるメロスとなるも夕涼み

負乗さん、こんにちは。

激怒しないメロスがいたら連れてこいという句ですね(笑)
友が処刑される方向で提案句としてみました。いかがでしょうか。

点数: 1

泉湧く雑木林の廃棄バス

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 泉あり雑木林に車影

なおじいさん、こんにちは。

ご質問を頂きました「現かな旧仮名問題」について、まずお答えします。
結論から言いますと、自分がしっくり来る方で読むのが正解でしょう。
もう一歩踏み込みますと、僕が考える旧仮名のメリットは、「一句の中に流れる時間をゆったりさせる」所にあるかなと考えています。
他の人の句を引き合いに出すのもアレなので、拙句で比較してみます。

「明日もまた怒られましょう冷奴」
「明日もまた怒られませう冷奴」

前者は何だか、ある種の冷奴の標語のような?そんな印象がしませんか。
後者は「怒られませう」という旧仮名表記で、諦観混じりの読み手の感情がゆっくり滲み出てくるような、そんな気がしないでしょうか??
二つ並べて読んだ時、僕自身「ああこの句は現かなより旧仮名で表記すべきだな」と思い、旧仮名を用いました。

もっとも、この現かな旧仮名問題は感覚的な所が非常に大きいので、最初に言った通り「自分がしっくり来る方を選ぶ」のが最適かと思います。

前置きが長くなりましたが、揚句について。
「泉あり」で映像がスパっと途切れてしまったように見えました。そのせいで、後に続く「雑木林に車影」という光景が、泉の光景から独立してしまっています。
また「雑木林に車影」というのも、今走っている車影なのか廃棄車両なのか分かりづらいです。
「車影」は「しゃえい」だと大胆な字足らずなので、「くるまかげ」という読み方で良いのでしょうか?あまり見慣れないですね。
添削句、ひとまず雑木林と泉を繋げてみました。いかがでしょうか。

点数: 1

「若葉冷踵を減らす声陽水」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 若葉冷踵を減らす声陽水

ただの大学生さん、こんにちは。ただの会社員です。私もつい最近俳句を始めたばかりです。

御句は意味がわからなかったので最初はスルーしていたのですが、私も陽水は嫌いではないので、「陽水がどうかしたって?」と興味が出て、添削結果を拝見しました。

あなたは幸せだ。卓鐘さんとイサクさんにこんなに詳しく指導してもらっている。私は新参者なのに、偉そうに入ってしまって後悔してます。
何故偉そうに入ったか。私は仕事で文章の添削・校正、ライティング、スピーチやプレゼンのコンサルティングをしているのでこういうのは多少自信があったのですよ。

しかし俳句は全然違いました。そこで、まだ駆け出しですが、ほんの少しの先輩として、俳句のポイントをお伝えします。

1. シンプル。詰め込み過ぎない
2. 自分だけわかっててもダメ
3. 季語、季節感は親より大事
4. 字余りはやめたほうがいい
5. 説明しない
まだまだありますがこれくらいにしておきます。私は5の説明しないが辛かった。仕事でとにかく説明文ばかり書いたり読んだりしているので、どうしても説明調になってしまう。

俳句を作るようになると生活が変わりますよ。自然と友だちになる。天候、季節に敏感になります。どんどん投句しましょうよ。諸先輩方がすごく親身に評価添削してくれます。
一緒に楽しみましょう!

点数: 1

「月の夜に泉潜れば孕むてふ」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 月の夜に泉潜れば孕むてふ

ダックさん、こんばんは🙂
下五の、「孕むてふ」の問題はあるにしても、この簡潔な"物語的"な
世界、好きですね。
「月の夜」「泉」「孕む」、これらの語だけでも換気力があると思います。
句としての、成否はどうとしても、良いと思いますよ。

点数: 0

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