俳句添削道場(投句と批評)

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「秋朝や焦げ目のついたハムエッグ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋朝や焦げ目のついたハムエッグ

こんばんは。

季語、その他のところ、それぞれは面白い目のつけどころだと思います。

問題はそれが近すぎて、「秋の朝の焦げ目のついたハムエッグ」という意味になり、それ以上発展しにくいことかと思われます。

たとえば変化させるとして、違う要素を足してみたり。
・焦げ目には秋の薫るやハムエッグ
・ハムエッグ焦げ目に秋の薫りけり
・焦げ目にも秋の色づくハムエッグ
・ハムエッグ焦げ目に秋の色がつき
・ハムエッグ秋の朝には光りけり
など。

点数: 1

「生魑魅けふは渡り鳥と共寝」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 生魑魅けふは渡り鳥と共寝

こんばんは。

ここまで行くともう凡人たる私には評価しようがなく・・・
と言いながらも可能な限りの意見をば。

いきすだま=生霊、つまり怨霊というのが一般的な解釈ですので「今日は共寝」された渡り鳥はどうなってしまうのでしょう?
恨みを持たずに行動する生霊は、なんだかコミカルな存在でしかなさそうな気もします。

渡り鳥に霊的な感じがあるのはわかる感じです。そういう昔話か言い伝え、ありましたっけ?

点数: 0

「鶏頭の輝くばかり新世界」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 鶏頭の輝くばかり新世界

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、鶏頭はたしかに、たくさん咲いていると新世界、異世界な気がしますね。
ちょっとファンタジーに想像が走っていきました。
貴志祐介さんの「新世界より」の世界が浮かんだからです。
注連縄に囲まれた自然豊かな集落神栖66町で、少年少女たちがミノシロモドキと出会う、そんな世界に鶏頭が輝いていそうなそんな気がしたからです(^▽^)/

勝手に妄想が走りましたが、面白い句でしたー(*'▽')

点数: 1

「春あした重い布団の引きこもり」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 春あした重い布団の引きこもり

コメント失礼します!

冬が明けたばかりの布団は重いという春の眠気を布団の重さで表現しようとする行為には独創性があると私は思いました。

この独創性を一歩前に出すには『重い』の位置を変えたほうが良いと思いました。
『重い布団』だと、いつも重い布団という意味が強いですが、「布団が重い」だと、今重いという読みに誘導できます。
また、季重なりを気にするのであれば、「春あしたの布団」と「の」でくっつけて『布団』を『春あした』のものにしちゃうという手があります。
よって、「春あしたという今日、布団が重いと感じた」と表現するのであれば、「春あしたの布団の重い」とした方が良いと思います。

あと、布団に引きこもってるのであれば、「布団に引きこもり」の方が良いと思います。
『布団の引きこもり』だと布団が引きこもってるという擬人化に読めてしまいます。
ただ、引きこもってる状態を言っており、描写ではないのでここに推敲の余地があるいかもしれません。

たとえば、その布団から起きる瞬間を書くのはどうでしょうか?
・春あしたの布団の重し午後三時
→陽気が漂いだして起きる

・春あしたの布団の重き引っ剥がす
→かったるい感じ

点数: 1

「蓮見舟かそけきもののなかすすむ」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 蓮見舟かそけきもののなかすすむ

こんばんは。
まあ、流石の一物ですね。
添削でも提案でもないですが、私もやらせて下さい。

蓮の葉や幽けき水を舟すすむ

点数: 1

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