俳句添削道場(投句と批評)

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「列島の湖鎮まりて鳥渡る」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 列島の湖鎮まりて鳥渡る

荘厳な雰囲気の漂う句だなと思いました。
「列島の湖」から、詠み手の視点が鳥とともにあるのかなと思いました。下から見上げているのではなく、上から見下ろしているのですね。
「鎮まりて」は難しかったです…。例年なら秋の行楽シーズンで賑やかなところを、旅行もできず狭い範囲でじっとしているしかない人々の様子を表現しているのでしょうか。単に静かなだけではなく、日本全体が気落ちしているというか、活気がなくなっているようなイメージを持ちました。
そしてそれを鳥の視点から眺めている…という、それこそ神のような視点を感じました。

これからの季節は鳥の観察が楽しくなりますね。小鳥も可愛くて好きですが、私は水鳥も好きです。子育て中なので家の周りの鳥しか観察できませんが、スズメとかキジバトとかよくいる鳥でも見ているととっても楽しいです。

「爺と採る…」の添削ありがとうございました。
風船葛はやはり削ってはいけない大事な季語だったのですね。勉強になります。
「孫俳句」よく耳にしますが、一概に「孫」をタブーとするのは違うということですね。言葉だけで決めつけずに、それぞれの句の味わいをしっかり鑑賞できるようになりたいと思いました。

点数: 0

「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 らりこ

添削した俳句: 鳥渡る今この時のこの空を

鳥渡るの句の添削ありがとうございましたm(_ _)m
私も後から5年にこだわらなくても良いかもと思ったりしてました。即吟で投句してしまったので、ボロが出まくりでしたm(_ _)m

なおじいさんの鳥渡るは、スケールが大きくて好きです。
反対に具体的な内容入れるとすれば、「選挙には興味がなくて鳥渡る」とか
アララ川柳になってしまいましたm(_ _)m

点数: 1

「鳥渡る無声映画のごとき夕」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鳥渡る無声映画のごとき夕

こんにちは。幸福来々様、いつもお世話になってます。

御句、なかなかオシャレな句だと思いました。
私は、渡り鳥が夕日に向かって飛び去っていく様は、もはや無声映画のようだと。言葉など要らないと。ここで「無声映画」とは、音声や音楽、効果音などがなくても、その映像だけで全てが言い表されているような情景をいいます。もしかしたら色彩もないかもしれませんが、そこまでは言及していない。とにかく静かな、静かな世界が広がっているということです。それで私は納得していました。
しかしそこでご自身のコメントを拝読。「え?何?どういうこと?」。幸福さんのコメントからすると、小さい頃は、「地上はこんなにうるさいのに、空高く飛んだらもっとうるさいだろう。なぜならものすごく広いところが見えるから。それなのにどうして鳥さんは、昔の映画のラストシーンのように、何も聞こえないかのように悠然と飛んでいくことができるのだろう」と思っていたということですよね。わからなくなりました。

どちらにしても絵的には同じなのですが、渡り鳥さんとしてはどうなのか、知りたいですね(笑)。

点数: 1

「列島の湖鎮まりて鳥渡る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 列島の湖鎮まりて鳥渡る

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句にいつも温かいコメント有難うございます。恐らく同年代(?)、よろしくお願いします。

御句、「列島の」という上五の出だしが力強く、「日本中の」という意味ながらまた違う味わいを醸し出しています。
今一つわかりにくかったのは「鎮まりて」。これは、暑さが和らいだとかの気候のことでいいですか?なんとなく、この字だと、政治やコロナとかのことまで考えてしまうからです。でも「湖」が、ですからね、観光客とか居なくなって落ち着きを取り戻した、ということですね。
それであれば、確かにこれからシーズンです。楽しみですね。

点数: 0

嫁なれど共に群れたや渡り鳥

回答者 なお

添削した俳句: 嫁という孤独5年目渡り鳥

らりこさん、こんにちは。初めまして。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

私は初心者で、感情に任せた詠みをしますので、参考程度にお聞きください。
御句、初読では、五年目ということに何か重大な意味があるのかと思いましたが、コメントも併せて拝読すると、これは初年度でも三年目でも同じで、要は嫁としてなかなか親戚連中に溶け込めなくて孤独だった。そんな時、空を見上げると渡り鳥の群れ。「いいなぁ、あんなにたくさんの仲間がいて。それに引き換え、私は一人ぼっち」。そんな心境をお詠みになったと思いました。
そこで提案句は、「五年目」を外させていただきました。そして、仲間に入りたいという気持ちを前面に出してしまいました。
こういう私のスタイルは、賛否両論(「賛」あるの?とツッコミ)ですので、ホント、右の耳から左の耳へ流していただいて結構です。

でも、できましたらご感想をお聞かせください。よろしくお願いします。

点数: 1

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