「汝をのせて回転木馬陽炎へる」の批評
回答者 いるか
添削した俳句: 汝をのせて回転木馬陽炎へる
いちさん、こんにちは
御句拝読しました
私もどちらかと言えば吾子のせての方が好みでしょうか
汝という固い呼び名と遊具との親和性やそもそもの文字数のリズム的にもですね
ただ、それよりも一番気になるのが「陽炎」の用法でしょうか
コメントを見ると少しばかり陽炎を比喩のように使っているようにも見えます
そうすると陽炎の景はなく季語としての力が少し弱いかと思いました
また、実際の景とすると陽炎としてみえる距離感の関係で、回転木馬と観察主体の距離が離れすぎているようにも感じます
苦肉の策としては陽炎と木馬を切り離す感じでしょうか
陽炎や吾子乗せ木馬回りをり
今後ともよろしくお願いします
点数: 1