俳句添削道場(投句と批評)

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観覧車覗くは我か淡雪か

作者 田上大輔  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初めて投句します。
俳句を始めて1年くらいの初心者です。
ご指導よろしくお願いします。

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「観覧車覗くは我か淡雪か」の批評

回答者

田山大輔さん、お早うございます!初めまして、頓と申します。
早速にて…。
御句、よく整った句だと思います。
次の二点が、少し疑問に思いました。
一点目!
上五に「観覧車」という巨大な具体的なモノを置きながら、中七・下五は急転、観念的になっており、違和感を感じること
二点目!
中七と下五、それぞれ疑問形になっているが、本来、俳句は答えを出さない代わりに、疑問も出さない文芸かたと…そのことと乖離していること
以上、二点ですが、疑問形の問題は、あらちゃんさんの提案句で解決かと…残るは、観覧車を置いた理由とその後の措辞との乖離かと思います!少し、難しくお詠みではないでしょうか?
「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く……。」作家、井上ひさし氏の詩の一節でありますが、ご参考迄に…。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「観覧車覗くは我か淡雪か」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

田上大輔さん、こんにちは

御句拝読しました
深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いている
かなり意味は異なりますが上記を思い浮かべました
本句、読みが少しぶれる気がしますが私は「観覧車/覗くは我か淡雪か」との明確な切れで、「私は観覧車に乗っていて外の淡雪を眺めている、、つもりだが実際には淡雪に覗かれているのかもしれない」と読みました
実在の主体はどこにあるのか客観的に見るとそれはあやふやである、との感じを受けました
そういう意味で普通は吾を使いたくなるところ、我としているのもはまっていると思います

ただ、雪シリーズの季語なので本句季語が粉雪等に動かないかどうかは少し気になるところです
しかし、変えてもまぁ詩情は変わらず確保されるので本句このままいただきます

なお、田上さんはIT俳句会のサイトの方で盛んに活動されている方ですよね
一度、あちらの方にお聞きしたかったのですが、本添削道場ではなくあちらを使われる理由とかあったりするのでしょうか?
差し支えなければご教示いただけると嬉しいです
あちらの方は反応があるのかないのか少し分からなかったため利用していなかったので、、

またのご投句お待ちしております

点数: 1

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「観覧車覗くは我か淡雪か」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

田上大輔さまこんばんは。はじめまして。
御句ですが、断定してもよいと思います。

観覧車覗くは我よ淡雪よ

締まると思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「観覧車覗くは我か淡雪か」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

田上大輔さま、はじめまして。
私も句歴1年半ほどです。どうぞよろしくお願いいたします。

御句、不思議な感覚に誘われる一句ですね。とても詩的な感じがします。

一番気になったのは…擬人化しているのはわかるのですが、観覧車と淡雪、どちらを擬人化しているのか不明瞭な気がします。
「観覧車」に続く助詞を省略してしまっていることが原因かと思います。

①観覧車「が」覗いているのは私と淡雪、どちらだろう。(観覧車を擬人化)
②観覧車「を」覗いているのは私と淡雪、どちらだろう。(淡雪を擬人化)

…と思ったら、いるか様はさらに深く鑑賞されていますね。
③観覧車の中。私が淡雪を覗いているのか、淡雪が私を覗いているのか、どちらだろう。(淡雪を擬人化)
これは思いつきませんでした、流石です。

③だとしたら、これを俳句にするのはかなり高難度なミッションだと思いました。
作者様としてはどの解釈で詠まれたのか、気になるところです。こそっと教えてください(笑)。
いずれにしても誤読の可能性はつきまとうと思うので、場合によっては「観覧車」を省略することも一手かもしれませんね。

感想のみですみません。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「観覧車覗くは我か淡雪か」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

再訪です。早速のご返信ありがとうございました!
なるほどーそういう句でしたか。上手いですね。

①誤読の可能性、②「観覧車」が少し浮いている感じ、③季語「淡雪」の本意(すぐに溶けてしまう儚さ、など)が生きているか、が少し気になりました。

たとえばですが、観覧車は外して、
・淡雪よ見上ぐる我の顔如何に
みたいな形もアリでしょうか。
うーん、原句のままでもいいかもしれませんね。

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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