俳句添削道場(投句と批評)

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秋風に夏のやうなる潮の香よ

回答者 イサク

添削した俳句: 秋風に遥かな夏を繰り返す

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。

俳句は季節を読むということで、比較的「季節を先取りする」傾向があります。
例えば季節の終わりに「春惜しむ」「秋を待つ」「冬隣」「春隣」などの季語はありますが、秋になってから過ぎ去った「夏」を表す季語は見当たりません。

暑さならば「残暑」です。
が、季語「秋風」に託すということは、感じているのは「暑さ」ではない別の「夏」の成分なのでは?と推測します。
その「夏っぽい何か」を、「秋の句」の中で表さなければなりません。

季節感を無視する俳句になりますので、かなり厳しいと思います。

点数: 0

新酒くる友の添へ書きなおうれし

回答者 なお

添削した俳句: 友よりの一筆添へて新酒くる

こんにちは。久田しげき様、いつもご評価ご添削有難うございます。

御句、お気持ちわかります!私は新酒でなくてもうれしいです!でも友だちの一言って、余計うれしいですよね。

提案句は、一筆のうれしさをダイレクトに表現してみましたが、原句のほうがよかったかもしれません。

点数: 1

友よりの一筆があり新酒くる

回答者 負乗

添削した俳句: 友よりの一筆添へて新酒くる

こんばんは。
いい句ではありますが、
「一筆添えて」では、弱いと思います。

点数: 1

「梅雨籠り今日もボウズの温泉地」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 梅雨籠り今日もボウズの温泉地

梅雨のため、家に籠もっています。今日もボウズ(家にこもっているのに、釣り?)の温泉地(温泉宿に篭っている?)。コメント見ないとこうなります。。。

俳句は、短いから主語など省略されるので、急に視点が変わると読み解けないです。客の視点と温泉宿の視点と忙しないですね。

「今日もボウズの」これが完全に説明しすぎです。「(コロナで?)梅雨のこの時期家にみんな篭っているから、温泉宿には今日も客が来ません(ボウズ)でした。」というニュースのコメント以上の感慨はなく、そこの単語をちぎって無理やり17音に押し込めたので意味がわからない文章になりました。そんな感じですね。

まず、5・7・5に押し込めれば、それっぽくなるというものではないので、詩的な核を決めると良いと思います。難しければ、その状況にある何かを見つけてそれを描写してみるとうまく行きやすいです。例えば、「空白の予約帳」とか「古びた旅館のならない電話」とか「誰もいない露天風呂」とか。それだけを提示されただけで、その寂しさが「客がこない(ボウズ)」と説明されるより伝わってくる気がしませんか?

点数: 3

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