秋風に夏のやうなる潮の香よ
回答者 イサク
添削した俳句: 秋風に遥かな夏を繰り返す
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
俳句は季節を読むということで、比較的「季節を先取りする」傾向があります。
例えば季節の終わりに「春惜しむ」「秋を待つ」「冬隣」「春隣」などの季語はありますが、秋になってから過ぎ去った「夏」を表す季語は見当たりません。
暑さならば「残暑」です。
が、季語「秋風」に託すということは、感じているのは「暑さ」ではない別の「夏」の成分なのでは?と推測します。
その「夏っぽい何か」を、「秋の句」の中で表さなければなりません。
季節感を無視する俳句になりますので、かなり厳しいと思います。
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