俳句添削道場(投句と批評)

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教科書とテニスラケット抱え夏

回答者 イサク

添削した俳句: テキストとテニスラケット夏の朝

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。

形は俳句として成立しています。

難点は、これを見て「学生生活」とわかるかというと・・・
名詞が並んでいるだけなので、解釈が厳しいですね。
強引に解釈すれば「テニスをしながらテニスの教本を読んでいる夏の朝」と思いました。

名詞を並べただけでよい俳句になることもありますが、句の受け手に伝わるかどうかをもう少し検討してみてください。

点数: 2

灯り火をむらさきにして花ひとひら

回答者 幸福来々

添削した俳句: 夢路ゆく我が身にはらり花ひとつ

句に残したいと思えるほどの美しい桜の夢だったんでしょうねぇ。。。とは思えたのですが、その美しさを入れる余剰は結構あると思います。

以下、2点はどのくらい必要な情報なのか推敲すべきです。
・「夢路」で見た
・「我が身に」

この句は「夢で私に花が一片はらりと落ちたんですよー」という事実が情報しかないんですよね。
なので、花びらがどのように美しかったのか、もしくは、その花びらを放った桜がどのように美しかったのか、夢で見た場所はどんなところだったのか、を描写すべきだと思います。
というか、どんな感じで美しかったか教えてほしい!

あと、いくつかコメントで「落花」を季語としてもよいのではないか?という提案がありますが、傍題に「花散る」、「屑花」、「花の塵」などがあるように、「落花」は少なくとも全盛期は過ぎている桜という背景があり、「もののあわれ」のような愛で方をしていることになります。
ですのでので、「花びらがはらり」と「落花」を同一の意味で使うのはちょっと違うという点だけ注意かなと思いました。

添削というのは難しかったので、幻想的な桜の写真検索して句を読んでみました。
参考になれば幸いです。

点数: 2

光陰を越えて静かに泉あり

回答者 イサク

添削した俳句: 光陰を秘めて泉静かにあり

こんばんは。

ご自身のコメントから選ぶのならば「なんのこっちゃ」ですね。

この句で目立っている「光陰」、これが何を示すのかがわかりません。
本来の意味ならば「時間・月日」です。それを「秘めて」いる泉とは・・・?

「光陰」を別の意味で使っているのか、「秘めて」では表現しきれていないのか、どちらかはわかりません。

点数: 0

負けないでエールの歌が沁みる夏

回答者 イサク

添削した俳句: 負けないでエールの歌が沁みるこの夏

こんばんは。

感傷にはひたりたい時もありますね。

気持ちはわかりますが、俳句ならばもう少し俳句に寄せたいですね・・・
せめて「この」の二文字だけは削って五七五にしてみましょう。

点数: 2

「廃校の裏山に一つ夏の池」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 廃校の裏山に一つ夏の池

こんにちは。

この句はただ風景を描いただけで、そこにどのような感慨を込めたいのかが見えて来ません。
風景をただ描くだけなら、写真や風景画に俳句はかないません。「一つ」など無くても差し支えない語を削ぎ落としたいです。「夏の」というのも、取ってつけたような季語になってしまっているので…何かワンポイント入れたいですね。

点数: 0

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