梅雨寒し家事に勤しむ若女将
回答者 なお
こんにちは。
カイ様、いつも勉強させていただいております。
温泉街の窮状はお察しします。私も旅行は好きで、コロナでも旅館の方々のために頑張って行こうと思っていました。しかしある日、「都会からは来なくていい」という声があると知り、急にテンションが下がりました。
さて、御句ですが、私もボウズといえば、釣りで全く釣れないことしか頭になかったので、なぜ温泉地で釣りをするの?と疑問でした。
そこで、隠語っぽいボウズの代わりに、卓鐘様が例示してくださった「空白の予約帳」とか「鳴らない電話」とか、客がいない状況の婉曲な表現、流石と思いました。
丸パクリはまずいので、日頃は接客が忙しくて家事などできない若女将がせっせと家事をしているということでヒマを表現したつもりです。
点数: 0
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
私の大好きな温泉の業界ですが、今のコロナ禍で定山渓や天人峡などの、温泉地のホテルの経営陣側の方や、温泉銭湯の経営者達も、客を集めようにもクラスターを恐れて、呼ぶに呼べず客が居ない状況を句にしてみました。
最初季語は、(梅雨籠り)か(梅雨曇り)のどちらにしようか悩みましたが、プレバトでも上五の季語を使われてる句を見て、季語と句の相性と自分の言いたい気持ちが、こっちの季語寄りだ判断して用いました。
(ボウズ)というのは、お客が居なく閑古鳥が鳴いている状態のことを示す言葉です。ですが(閑古鳥)を使うと季重なりになるのでボウズを使いました。
あと小さいですが、梅雨関係で冷を温泉で暖の対比を組んでみました。