俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

梅雨籠り今日もボウズの温泉地

作者 鬼胡桃  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

私の大好きな温泉の業界ですが、今のコロナ禍で定山渓や天人峡などの、温泉地のホテルの経営陣側の方や、温泉銭湯の経営者達も、客を集めようにもクラスターを恐れて、呼ぶに呼べず客が居ない状況を句にしてみました。
最初季語は、(梅雨籠り)か(梅雨曇り)のどちらにしようか悩みましたが、プレバトでも上五の季語を使われてる句を見て、季語と句の相性と自分の言いたい気持ちが、こっちの季語寄りだ判断して用いました。
(ボウズ)というのは、お客が居なく閑古鳥が鳴いている状態のことを示す言葉です。ですが(閑古鳥)を使うと季重なりになるのでボウズを使いました。
あと小さいですが、梅雨関係で冷を温泉で暖の対比を組んでみました。

最新の添削

梅雨寒し家事に勤しむ若女将

回答者 なおじい

こんにちは。
カイ様、いつも勉強させていただいております。

温泉街の窮状はお察しします。私も旅行は好きで、コロナでも旅館の方々のために頑張って行こうと思っていました。しかしある日、「都会からは来なくていい」という声があると知り、急にテンションが下がりました。

さて、御句ですが、私もボウズといえば、釣りで全く釣れないことしか頭になかったので、なぜ温泉地で釣りをするの?と疑問でした。

そこで、隠語っぽいボウズの代わりに、卓鐘様が例示してくださった「空白の予約帳」とか「鳴らない電話」とか、客がいない状況の婉曲な表現、流石と思いました。
丸パクリはまずいので、日頃は接客が忙しくて家事などできない若女将がせっせと家事をしているということでヒマを表現したつもりです。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「梅雨籠り今日もボウズの温泉地」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

梅雨のため、家に籠もっています。今日もボウズ(家にこもっているのに、釣り?)の温泉地(温泉宿に篭っている?)。コメント見ないとこうなります。。。

俳句は、短いから主語など省略されるので、急に視点が変わると読み解けないです。客の視点と温泉宿の視点と忙しないですね。

「今日もボウズの」これが完全に説明しすぎです。「(コロナで?)梅雨のこの時期家にみんな篭っているから、温泉宿には今日も客が来ません(ボウズ)でした。」というニュースのコメント以上の感慨はなく、そこの単語をちぎって無理やり17音に押し込めたので意味がわからない文章になりました。そんな感じですね。

まず、5・7・5に押し込めれば、それっぽくなるというものではないので、詩的な核を決めると良いと思います。難しければ、その状況にある何かを見つけてそれを描写してみるとうまく行きやすいです。例えば、「空白の予約帳」とか「古びた旅館のならない電話」とか「誰もいない露天風呂」とか。それだけを提示されただけで、その寂しさが「客がこない(ボウズ)」と説明されるより伝わってくる気がしませんか?

点数: 3

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

万緑や中州に降りし鷺の群れ

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

見知り人会釈で過ぎる余寒かな

作者名 やまの はるか・ 回答数 : 7

投稿日時:

メーテルのさよなら地球鳥雲に

作者名 こま爺 回答数 : 5

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『梅雨籠り今日もボウズの温泉地』 作者: 鬼胡桃
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ