「路地裏の恋の噂の立葵」の批評
回答者 はや
添削した俳句: 路地裏の恋の噂の立葵
スラリと背の高い立葵、私の中では美人の設定です(笑)
みんなの憧れ立葵さんの話題で路地裏は持ちきり…プランターやゴミバケツたちの楽しいおしゃべりが聞こえそうです。
「西瓜提げ…」の添削ありがとうございました。
丁寧に具体的に直し方を教えていただき、本当に勉強になりました。残すべき言葉は何か、じっくり考えてやっていきたいと思います。悩んだときはいただいたコメントを何度も読み返します!
点数: 0
回答者 はや
添削した俳句: 路地裏の恋の噂の立葵
スラリと背の高い立葵、私の中では美人の設定です(笑)
みんなの憧れ立葵さんの話題で路地裏は持ちきり…プランターやゴミバケツたちの楽しいおしゃべりが聞こえそうです。
「西瓜提げ…」の添削ありがとうございました。
丁寧に具体的に直し方を教えていただき、本当に勉強になりました。残すべき言葉は何か、じっくり考えてやっていきたいと思います。悩んだときはいただいたコメントを何度も読み返します!
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回答者 長谷機械児
添削した俳句: かなかなのかなかな微かソリチュード
74 さん、はじめまして。
・「かなかなのかなかな」は、要らないと思います。とくに面白いとも思われず(その鳴き声から「かなかな」と呼ばれるものが「かなかな」と鳴いている、って当たり前すぎるぐらい当たり前)、ソリチュードをどうにか残すに当たって、騒がしいと感じます。「蜩」という言葉だけで、鳴き声は読む人誰もが想起してくれるはずです。寧ろ、鳴き声しかイメージしてくれないくらい、と思います。
・空いた字数に、通勤している「私」の時間・空間を思わせる言葉を入れるのが良いと思います。
もしも「ソリチュード」を外して、音遊びに突き抜けるなら、擬音語を使わないイサクさんの「中野」句は良いと思います。私の思う「中野」(秋葉原に次ぐ趣味人の集積場)なら、蜩の声は喧噪にかきけされて聞こえないこともあるでしょう。もうそろそろ聞こえてきて良い時期なのに聞こえない、といった感じ。
提案句は措かずに、以下参考までに。74さんの通勤形態は知らないので(バス通勤かもしれず。地下鉄だと作りにくいか)。
ひぐらしや駅のホームのソリチュード
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 摘心を生き永らへし西瓜かな
げばげば さん、「立葵」「猫じゃらし」句の批評ありがとうございます。
強がりで、怖がりは猫そのものでしたか。私は動物を飼っていない(植物も育てていない)のですが、そういえば漱石の小説の猫もそんなキャラクターだったろうか、と思い返しています。
性格が名無しの猫で猫じやらし
なんてパロディに行き着いてしまいました。猫じゃらしから猫に至るので、これ以上無く即きすぎの冗談句ですが。
御句について。
・「摘心」の言葉遣いは正しいのでしょうか。植物を育てていない私は国語辞典に依るしかないのですが、枝や芽を摘み取ることと説明されていて、実を摘み取ることにはなっていないように思います。「摘果」「間引き」ならわかるのですが。
提案句は措かずに、以下参考までに。これはこれで直接的か。
摘果してまんまるくなる西瓜かな
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 死ぬことがこわいと思ふ夜食かな
卓鐘 さん、「猫じゃらし」句の批評ありがとうございます。
御句について。
・夜中に恐怖心をおぼえることは当たり前というか、子どもっぽいというか、単純にまずそう感じました。
・「こわい」は、歴史的仮名遣いでは「こはい」になります。
・口語俳句は添削
し辛いですね。「が」の助詞にどれだけの意味があるのだろう、「は」では駄目だろうか。「こわいと思ふ」と言う言葉が、字面以上の何かを言いたげにも見えて、「思ふ」を取り除くことも躊躇われます。
提案句は措かずに、以下ご参考。
死ぬことが怖いと思ふ西瓜かな
何かしら、別の想像が出来るかも。単に、お盆のお供え物に見えるかも、ですが。
今後ともよろしくお願いします。
指摘事項: 新旧仮名遣いの混用
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 食べ終えて皮の白さよ西瓜好き
こんにちは。ささゆみ様、いつもお世話になってます。
御句、共感します。私もかつては、赤いところは全く残さず食べていましたよ。しかしある時、私にとって影響力のある人から「本当に西瓜が好きな人は、ほどほどのところでやめるんだよ」とか言われました。その人によると、甘くて美味しいスイカも、あまり白いところまで食べると酸味や渋味が出てしまうからだと。何事も、もうあと少しやりたいな、やれたかなというところでやめるのが、後に続けるために大事なことだと教えられたような気がしました。
それ以来、「あれ?もう食べないの?」「お上品だね」とか言われることもありましたが、ほどほどで残すようにしています。
もっとも、ごく最近では、冷蔵庫に入れやすいように、妻が3cm四方くらいのブロックに切ってタッパーに入れてしまうので、何も考えずですよ(笑)。
さて御句、とてもいいのですが、下五の「西瓜好き」が誤解を受けやすいかと。げばさんもそれを言っていると思いますが、上五中七まで俳句で来て、最後に「西瓜が好きです💕」と閉じちゃったみたいに読めます。実は私もそう読んでしまい、ささゆみさんともあろう人が…と思いました。
けれど違いますよね。西瓜が好きな人を「西瓜好き」と呼んでいるのですよね。甘いものが好きな人を「甘いもの好き」と言うように。
そこで提案句です。先に置かれたげばさんの提案句は名句ですよ。実に悔しい!悔しいので(笑)、私はあえて「西瓜好き」を残して提案句を置かせていただきます。
これでも、「おいおい、冒頭から『西瓜好きなの💕』という告白かよ」と思う人はいるでしょう。そういう人にはもう思わせときましょう(笑)。
点数: 1