俳句添削道場(投句と批評)

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摘心を生き永らへし西瓜かな

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

兼題西瓜で詠もう。

西瓜って何かどっしりしてる気がする。
摘心により淘汰されてきたこの実。この実のための摘心。でもなんか心痛むのも摘心。「剪定」なら季語?

みなさんご意見よろしくお願いします。

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

摘心の末の西瓜のサイズかな

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

久々の一物ですか?
(ペガサスや秋の池の句は一物寄りと言えなくはないです・・・)

上五中七が発見・観察というよりは理屈・説明に寄ってしまっています。
私の意見は74様コメントと感覚的には近い気がします。西瓜は「摘心を生き永らえた」のではなく「摘果されずに残った」感じ。それでも説明ですけれども。
西瓜の苗自体はきっと「摘心された」のが正しいと思いますので、どう表現するのが正しいですかね・・・?

・摘心の末の太りし西瓜の実

点数: 2

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「摘心を生き永らへし西瓜かな」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんばんは。いつもお世話になっています。

御句拝読しました。
摘果した小さな実は漬物にしたりするそうですね。1株につき4本のつるを残し、2本のつるにつき1つの果実を育てる…と調べた感じではなっていますので、摘芯というよりは摘果が最適な言葉でしょうか?
「生き永らへし」の措辞がどうなるんでしょうか?私だったら「幾度躱し」なんてするかもしれません。
摘芯する果実全般に使えそうな上五中七になってる気がしてきました。西瓜のどっしり感を増したい所ですが、どうしましょう…「西瓜かな」を採用するとなると中七を西瓜の栽培の特徴に合わせて変えたいところですが上手いこと思いつきませんorz
摘果越え水蓄えたる西瓜かな
苦し紛れを置いてみます。

点数: 1

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「摘心を生き永らへし西瓜かな」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

西瓜というのは、摘果することでそんな犠牲があるからあんなに大きくそだつのですよー。という説明の句ですね。

点数: 1

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「摘心を生き永らへし西瓜かな」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

僕も某投句サイトに西瓜の兼題で作るときに、西瓜割りをさけて秋に美味しい西瓜になりました的な感慨の句想で作句したことがあります。今思うとなんじゃそれ(笑)
当時はなんかそういう感慨にひたってたんですが。そういうありがちな感慨ってわりと冷めてみられるしわりと現実的にものを考えたとき、なんかくさいんですよね。小学校の道徳的な。全面的に説明になるとさらにそのくささが際立つ。なので描写といわれるんだと思います。言うにしてもさらっと描写にとどめると

点数: 1

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「摘心を生き永らへし西瓜かな」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

げばげば さん、「立葵」「猫じゃらし」句の批評ありがとうございます。

 強がりで、怖がりは猫そのものでしたか。私は動物を飼っていない(植物も育てていない)のですが、そういえば漱石の小説の猫もそんなキャラクターだったろうか、と思い返しています。
 
 性格が名無しの猫で猫じやらし

なんてパロディに行き着いてしまいました。猫じゃらしから猫に至るので、これ以上無く即きすぎの冗談句ですが。

御句について。

・「摘心」の言葉遣いは正しいのでしょうか。植物を育てていない私は国語辞典に依るしかないのですが、枝や芽を摘み取ることと説明されていて、実を摘み取ることにはなっていないように思います。「摘果」「間引き」ならわかるのですが。

提案句は措かずに、以下参考までに。これはこれで直接的か。

 摘果してまんまるくなる西瓜かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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摘果越へ一人太りし西瓜かな

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

ようやくげばさんの句にコメントできるところまで来ましたよ。いやいや、甲子園が順調に進み始めたからどうしても頭がそっちへ行って(笑)。

御句、トップ画面の一覧にある時から、素直な、気持ちがまっすぐに出ているいい句だと思っていました。最近成長著しいげばさん、多作なのに初めての人にも実に丁寧に指導なさっている。偉い。次期会長!(何の?)

冗談はさておき、御句、まず「摘心」は「摘果」ですね。って、この辺はもうおわかりで、皆さんに返信レスしているのですかな?まあそれは気にしないでいこう。
摘心は、葉や花を増やすための摘み取りですから、摘果の逆ですね。
私の息子はかつて長野のリンゴ農家さんで摘果のアルバイトをしたことがありますよ。八百屋さんでもアルバイトしたことがあり、その時に摘果メロンというのを売っていて、どう食べるのか聞いたら漬物だと。彼は自分でもぬか漬けを作っていました。また、よく中華料理の炒め物に入っているヤングコーン、あれも摘果したトウモロコシだと知って驚きました。

ごめんなさい。どうもげばさんだと余計な話をしてしまいます。もうやめて、提案句の説明します。
苦しい生存競争をくぐり抜け、一人成長した西瓜。これを「太った」と表現することで、また私の良くない癖の「もう一つの感情」を覗かせてしまいました。

摘果野菜は美味しいみたいですよ。私はあまり食べた記憶がないけど、なんか供養になるような気がします。

点数: 1

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