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海賊の話(仮) (No: 1)
スレ主 s.s 投稿日時:
小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://estar.jp/novels/25701603
新人賞に応募用の海賊ストーリーの第一章が完成しましたので、こちらにてご批評賜りたく投稿させていただきます。
粗が多いとは思いますが、一応読めなくはない範囲には書き落とせたと自負します。
質問したい点は二点です。
一つ、物語は冗長ではないか、無駄なシーンや読んでいてイライラするシーンはないか?
二つ、物語に引き込めているか、面白いか否か?
です。その他、気になったことがあれば言ってください。
よろしくお願いします。
それと、プロローグ相談の方であげることも考えたのですが、今回文字数が三万字近くあるということで、批評依頼の方に投稿させていただきました。
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!海賊の話(仮)の批評 (No: 2)
投稿日時:
s.sさんの小説を1話まで読ませていただきました。
努力されていることが窺えます。
特に話のアイディアが良くて、驚きました。
スマホで読むには少し文字数が一話で多いかなと思いました。
後は改行が少なく、読んでいてちょっと息が詰まりそうだったので、Webで公開する分はもう少し見やすく一話ごとの文字数を3000文字くらいにするといいかもしれません。
地の文も引っ掛かりなくよめ、海賊の世界に引き込まれました。文章力については何も問題はないと思います。
良かった要素
設定 文章
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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海賊の話(仮)の批評の返信 (No: 3)
投稿日時:
コメントありがとうございます。
こちらは新人賞応募用の物語りなのでWeb上での読みやすさなどの配慮はしていません。すみません。
うまく、話に引き込めてるとのことありがとうございます、少し安心しました。
海賊の話(仮)の批評 (No: 4)
投稿日時:
4話あたりから怪物団の船長がずっと「レイピア」と呼ばれているのがすごい違和感がありました。「レイピア持ち」「怪物どもの船長らしき男」「二枚羽の帽子野郎」などなど言いようはいろいろあると思いますが、以前指摘した怪物の容姿、他の方からも指摘されていたモブキャラの呼称など含め、どうも三人称一元の特性をうまく使いこなせていない、という感じがしています。
何度も「レイピア」と呼ばせているのもな、と思うので、ベリィに早々に「○○船長」などと呼ばせて本名を明らかにしたほうがいいのではないかと思いました。
長所。良かった点
内容自体はとても先が楽しみです。
良かった要素
ストーリー 設定
海賊の話(仮)の批評の返信 (No: 5)
投稿日時:
コメントありがとうございます。
これまで、一人称で書いていて本作を書くにあたって、三人称一元に挑戦したので拙いのはご容赦ください。
個人的に怪物船長のことをレイピアと呼ぶのに違和感はなかったので、そのことを指摘されるのは意外でした。しかし、言われてみれば変な気がするので、怪物の名前を変更いたします。
貴重なご意見ありがとうございました。
海賊の話(仮)の批評の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
うーん……もしかして伝わっていないかもしれない、と思いつつ、余計な捕捉をば。
例えばピーターパンのフック船長のように、フックがあまりにも特徴的なため通り名でそう呼ばれているのなら「レイピア使いだからレイピア」で構わないんですよ。問題は、ライチがそう呼ばれていることを誰からも聞かされていない、ということなんです。三人称一元の地の文は、基本的に視点人物の知り得ないことを書かないほうがいいんです。
怪物の場合は「醜い」としか書かれていなくて、例えば鱗や水かきが生えるのか、角や牙や毛皮が生えるのか、はたまたそれ以外の「死人のような目をしている」とか「不吉な感じのオーラに包まれているように見える」とか、そういう特徴を持って呼ばれると思うんですよね。でも「醜い」だけで「どう醜い」のかがわからなかった。
ライチが助けた少年は、名前を知っていておかしくないはずなのに名前で呼んでいなかった。
(これ私もスルーしちゃったから、気づいた方はすごいと思います)
怪物たちの頭領らしき男は、一度もライチに名前を聞かされてもいないのに地の文で名前を初出させられていた。
「名前を変更してほしい」のではなく「名前を視点人物に何らかの手段で知らせてあげて欲しい」のです。
……言ってることがもし理解できないようでしたら、他の言い方を考えますのでちょっと猶予を下さい。これ以上うまく説明できるかどうか自分でも自信がありませんが(汗
海賊の話(仮)の批評の返信の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
つまりは、レイピアという名前に違和感があるのではなく、なんの説明もなしにライチがレイピアと呼ぶのが違和感の原因ということでしょうか?
そういうことでしたら、ヘキサさんの提案してくださった、ベリィに名前をだしてもらう、という案を使わせていただきます。
それと、怪物の容姿に関しては特に何も考えてなかったので、そこも練って書こうと思います。
ご丁寧に返信ありがとうございました。
海賊の話(仮)の批評 (No: 8)
投稿日時:
更新分全て読みました! 全体の感想に移る前に、まずs.s様が挙げられたご質問についてお答えしますね。
1.物語は冗長でないか
自分は全く感じませんでした。
2.面白いか
面白かったですよー! 物語に引き込まれるような要素作りと、それを出すタイミングがとてもお上手だと感じました。
冒頭は以前述べたので割愛して、その後漂流した時に折角助けた少年が死んでしまい、悲観にくれる主人公……からの補食未遂はディストピア感が漂っていてゾクゾクしました。
海賊のせいでランブータン船長を始めとする仲間が死んでしまったのに、その事件と無関係とはいえ、海賊に命を助けられることになるのも皮肉が効いていて良いなと思います。その後半ば強制的に海賊の仲間入りを果たしますが、おそらく航海経験が浅く(または順風満帆の航海しかしてこなかった)、また仲間を失ったばかりの主人公には過酷な現実ですよね。でも耐えるしかない。そんな中で亡きランブータン船長が見つけたロストトレジャーを手に入れるという夢が持てたのは、主人公にとってひとつの希望になったんじゃないかと思います。
座礁した船を物色するシーン、最近座礁した、王国の船というワードから嫌な予感はしていたのですが、案の定ランブータン船長のスコップが出て来て、「ああやっぱり……」と絶望させられました。
かつての仲間が一人もいない、変わり果てた姿の船を見つけるというだけでも悲劇なのに、その上船を襲った連中と同じ海賊という立場で、ハイエナの如く船を荒らしていただなんてあんまりですよね。こういう展開大好きです(笑)呆然とスコップを見つめる主人公のすぐ側でパパイヤ海賊団が宝に浮かれているのも対比になっていて良いなと思いました。
そして現れる百人の怪物。最初は「一周三十分位の小さな島に、化物百人+パパイヤ海賊団が押し寄せたらぎゅうぎゅうにならない?」と一瞬思ったのですが、そんなことは別に良いですね。面白いから。百人はくだらない怪物たちが、森の中でこちらに目を光らせながらひしめきあっている……もう絶対勝てないじゃないですか。絶対勝てないと思えるからこそ、主人公がこの状況をどう打破していくのか期待が持てました。これが十人程度だと、なんとなく頑張ったら勝てそうな感じがしてダメですね。この場面だけでなく、こういうお話の盛り方加減が全体を通して絶妙だと思います。
化物との戦闘シーンではランブータン船長の形見であるスコップが大活躍していましたね。チェリー少年を助けた時にスコップが持つ不思議な力について触れていたので、何らかの形で伏線回収されるのかなと思っていたのですがここで活きてくるんですね。化物船長が死んだ?時はスカッとしました!
このままだとただのファンの感想になってしまうので、面白いと思った理由を自分なりに考えてみました。
思えば、全体的に1シーンが短めで終わっていましたね。そして各シーンに「主人公が決断を迫られる展開」が練り込まれていました。その結果「主人公がこの状況をどう打破していくのか」に注目しながらサクサク読み進められたため、ダレることなく楽しめたのではないかと思います。
「主人公が決断を迫られる場面」が無いのは、船上での暮らしや世界の掃溜にいたシーンでしょうか。でもこれらのシーンはそれぞれ「どん底にいる主人公がこれからどう這い上がるのか」「主人公と少女が今後どうやって和解するのか」が気になる構造になっているため、楽しく読めました。
また、キャラクターの性格描写もお上手だったと感じました。怯えるチェリー少年を落ち着かせるため、ランブータン船長を真似て頭を撫でる主人公は、船長のことを本当に慕ってるんだなと感じさせられましたし、少女が冷ややかな対応を見せてくる主人公に言った「バディーは助け合いでしょ」という一言にも、少女のさっぱりとした性格が現れていて良いなと思いました。他にも随所でそのキャラを好きにさせてくれるシチュエーションが練り込まれており、キャラをきっかけに物語に引き込ませてくれるような構造になっていたと思いました。
そして5話目までの全体を通した感想ですが、「多少荒削りかなと感じた部分はあれど、全体的にスピーディーで、かつ読んでいて楽しい。キャラも好き」と思いました。
本当に面白かったですよ(*^^*) その上で3番目のご質問、気になった点なのですが、正直どこまで突っ込んだことを言っていいのか……。自分は詳しく書こうとするとどうしても、人様の作品に土足で踏み込んでいるような批評になってしまうのですが、これは単なる一個人の感想なので、あまりお気になさらないで下さいね。あと土足とはいえ、一応玄関先あたりで踏み止まれている筈……! 次より気になった点です。一度区切ります。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定 オリジナリティ
海賊の話(仮)の批評の返信 (No: 9)
投稿日時:
続きです。
①主人公の目標について
主人公の目標として挙げられている「ロストトレジャーを見つけること」ですが、明確な動機を持たせた方が良いかなと思いました。今のままだと「見つけなくても特に支障はないけれど、何となく気になるから見つけたい」ように捉えられてしまう恐れがあります。
何故動機付けを言及したのかというと、物語が主人公の目的に向けて動いている時、そこに動機があるとお話全体に説得力が増すと自分は考えているからです。
例えばですが、今後この夢のために飛び越えなければならないハードル(化物との殺し合い等)が立ち塞がった時、気になるから見つけたいという好奇心だけでは不自然に感じられます。
肝心の動機をどうするかについて、s.s様が今後の展開をどうしていくかにもよりますが、自分なら「死んだランブータン船長の恩に報いるため」と動機付けするでしょうか。「もし宝を見つけたら、真の冒険家として認めてやるよ」からの「死んだ船長の背中にいつか追い付きたい。宝を見つけて、自分は誰もが認める冒険家になれたのだとここまで自分を育ててくれた亡き船長に見せてあげたい」みたいな……。
他にも「復讐」「愛」「命」など動機はいくらでも考えられますが、説得力さえあれば何でもいいと思います。
海賊との一騎討ちで、主人公が「僕は世界の謎を解かなくてはならないのだから」と叫びますが、ここに説得力が生まれると、ビシッと決まってより格好良くなると思いますよ!
②海賊の設定について
この世界において海賊とはどのような存在なのか、それがもう少し分かりやすいといいかなと感じました。
パパイヤ海賊団に強制加入させられる時に誓約書を書かされますが、海賊というと海の荒くれ者という印象だったので、一般企業のような手続きを踏まされることにギャップを感じました。自分は海賊ものは尾田先生の漫画「ONE PIECE」くらいしか読んだことが無いくらい海賊を良く知らないので「海賊ってこういうものだよ」と言われてしまえばそれまでなのですが、自分としては「海上では船長が法律だ!」みたいなイメージがあったため、このシーンが浮いてみえました。
それと合わせて、タチバナの「キャプテンがうるさいだろうし、俺は海賊になっとくのが無難だと思うよ」というセリフも、厳しい見方をすると「お互いの背中を預ける仲間を受け入れるのに、こんな『将来の夢が決まってなければ、私は理系に進んどくのが無難だと思うよ』みたいな学校の進路選択のようなノリで入団させても良いのだろうか」と個人的に感じました。
また主人公が「略奪はいけないことでは」と言っていたのですが、自分は「船乗りで、かつその中で略奪を行うのが海賊」だと思っていたので、この台詞にも違和感がありました。(仮に主人公が海賊というものを良く知らなかったとしても、誓約書で配当の話が出た段階で気づいてもおかしくないのではと感じました)
ここまでで「この物語の海賊は結構ライトな感じの集団なのかな」と感じたのですが、訓練のシーンは実戦をバリバリに想定したものですし、命より誇りという物騒な価値観が浸透していますし、略奪は日常茶飯事ぽいので、この世界における海賊のイメージが掴みにくいなと感じました。
これはどちらかに統一してあげると良くなると思います。自分なら「略奪先の船が、実は自分たちの船だった」という面白いシーンは残しておいて、それに繋げるため、違和感を覚えさせる契約書やタチバナのセリフはカット。海賊団に有無を言わさず入団させられた主人公が、生きるために仕方なく略奪した結果、ランブータン船長のスコップが……という風に変えます。これはs.s様がどのようなお話を描かれたいのかで変わってくると思います。
③パパイヤ海賊団について
パパイヤ海賊団が怪物と出くわすシーンについて、うろたえ過ぎかなと思いました。
勿論、初めは化物とやり合うつもりだったが、いざ本物と対峙すると怖じ気づいてしまったというのも分かります。ですが、パパイヤ海賊団は初めから怪物と一戦投じる気でしたし、航海をする者の信念が命より誇りを重んじるならば、もっと頑張って欲しいなとも思いました。これはパニックのレベルを引き下げると良いかと思います。
また、自分たちの海賊船を奪われた時にパパイヤ船長が言った「ちょっくら行って取り返してこいよ」という無茶振り。率直にいうと、パパイヤ海賊団(特に船長)がちょっと情けなく見えてしまいました。
パパイヤは船が奪われた時点で詰みだということは分かっていた筈。それを負傷しているとはいえ味方がまだ半数も残っている時点で放棄し、更には新入りであるライチに全責任を負わせて船の回収に向かわせるのはちょっとなと感じてしまいました。
でも主人公の見せ場である怪物船長との一騎討ちには持っていきたいですよね。どうしましょうね。自分なら、主人公に自分から死地へと向かわせます。
前の船ではランブータン船長が自分を庇って死に、また彼に託されたチェリー少年も結局助けられなかった訳ですよね。 そして今、ビワが自分を庇って死に、バディーであるベリィが海賊に捕まっています。ここでベリィを助けなければ、あの時と同じ過ちを繰り返してしまうのではないか。主人公が立ち上がるに十分な理由だと思います。ただ、このままだとベリィを助ける動機が弱いので、主人公を庇ったことで彼女が連れ去られた等しておくと自然に見えるかと思います。
ここまで書いておいて何なのですが、ここはs.s様がパパイヤ船長をどうキャラ付けしたいのかによるでしょう。自分としては、チェリー少年の件でパパイヤ船長が見せた不器用な優しさがとても良いなと感じたので、こちらに性格路線を合わせたいと思って上記のようなことを書きました。
ストーリーに大きく関わる部分で自分が気になったのはこのくらいです。ここで挙げていない気になる点については、細々としたもの(視点、描写、文章など物語に直接影響のないもの)なので大丈夫だと思いますよ!
色々書きましたが、海賊ものはよく知らないいーぴんでも楽しめている時点で凄いと思います。新人賞に応募予定とのことで、あまりプレッシャーはかけたくないのですが、陰ながらに応援しています。
海賊の話(仮)の批評の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
コメントありがとうございます。
まず、主人公の目標については、自分の頭の中ではライチは謎があったら解きたい性格、に設定していて、そのことを物語に落とし込まずに書いていたのがいけませんでした。
提案してくださったものを参考にライチがロストトレジャーを探す動機を物語に落とし込もうと思います。
ワンピースは海賊ものというよりかは個人的にはワンピースというジャンルだと思っています。実際の海賊は配当や労災などがありました。海賊の掟なども風紀を守るためですし、ブラック企業の上司よろしく船長が振る舞えば、すぐに投票で船長の地位から下ろされます(カリスマ性や知略に長けてれば見逃された場合もありますが)なので、誓約書のシーンは変えたくありません。
しかし、タチバナのセリフやライチが略奪に気が付かないのは、おかしいのでどうにか改善してみます。
どちらでもいいのですが、無人島に座礁していた船は怪物の乗っていた船であり、話の中で明記はしていませんがライチ達が乗っていた船は沈んでしまいました。
パパイヤ海賊団について。
確かにうろたえ過ぎかもしれません。自分の悪い癖として、物語の状況を過剰表現してしまうことがままあり、今回その悪い癖が出てしまったようです。自分でやっていて気づかないからなお厄介。もう少し、冷静沈着にしてみます。
それと、主人公が船に行かされるシーンは、確かにパパイヤが情けなく見えますね。なので、ライチが自ら船に行くことを志願する。に展開を変えようと思います。
ここのシーンは言い知れぬ違和感があったので、いーぴんさんのおかげでその正体に気がつくことができました。ありがとうございます。
丁度、昨日二章を書き終えたのですが、正直二章は一章以上にアラがあります。まぁ、初めて書いた長編なんで……みたいな感じに、まだ半分も完成していないのに反省会を開いています。
頑張ろうと思います。
コメントありがとうございました。
海賊の話(仮)の批評の返信の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
返信読みました。
謎があったら解きたい性格
好奇心が主動機だったんですね。動機は何でもいいと言ったのですが、好奇心で動かすのは難易度が高いことに挑戦されているなぁと思います。
何故かというと、「ロストトレジャーを探し出す」という目的に対する障害が大きくなる程(例えば命をかけるとか)、「こんな危険な目にに合ってまでやることじゃないよね」と読者が白けてしまう可能性が危惧されるからです。好奇心はきっかけとしては良いと思うのですが、自分としては先に挙げた強い動機もセットで付けるのをオススメします。
でも謎があったら解きたい性格というのもユニークで良いですね。「謎を前にすると冒険家の血が騒ぐ。ロマンに生き、ロマンに死んでこその冒険家だ!」という路線も、共感はできずとも理解は出来るし、面白いキャラ付けになりそうだなと感じました。
誓約書のシーンについて
へー、知らなかったです。現代日本のブラック企業の方がよっぽど悪質ですね。恐ろしい。なるほど、それを表現するために誓約書のシーンは必要だったんですね。
なら問題はそれをどう伝えるかですね。一般教養(中学校の教科書に乗っているレベル)からは外れる知識のため、知らない読者はもしかすると、自分と同じような唐突感を覚える方もいるかもしれません。ライチが海賊について明るくないという設定を活かして「海賊って意外と秩序だった組織なんだなぁ」という旨のセリフを挟むと、真意が伝わるかもしれません。
ライチ達の船
読み返してきました。確かに海賊船初登場シーンで、王国の貿易船のような風態だと明記されてましたね。申し訳ございません。ここを読み飛ばしていたため、王国から支給された?ライチ達の船を、パパイヤが王国の貿易船と勘違いしていたのかと思ってしまいました。重ねてお詫び申し上げます。
ここはストーリーに直接関わらないため、仮に自分のように読み飛ばす人が出たとしても特に支障は出ないと思います。
パパイヤ海賊団について
お役に立てて良かったです。過剰表現しがちなのがご自身の悪い癖だとおっしゃっていますが、いーぴんは寧ろそれがs.s様の持ち味だと思っていますよ。②でも書きましたが、s.s様はお話の盛り上げ方がお上手な方だと感じています。
>>ライチが自ら船に行くことを~
良いと思います。ただ、ここは全体的にコミカルなシーンなので、ここを削ることでお話全体のトーンは落ちます。
このシーンはパパイヤとライチのやり取りが面白かったです。「怪物にいなされた僕ですよ? そんな情けない僕ですよ?」と物凄い勢いで自己批判し始める主人公とか笑っちゃいました(笑)
このようなパパイヤ船長とライチのクスリと笑えるやり取りをもっと前に移動させる(訓練のシーンとか?)と、全体のバランスを損なわずに済んで良いかなと思います。
二章完成お疲れさまです。アラって後になって気づいたりしますよね……。3日位寝かせた文章を読んでみたら「なんで自分はこれをokだと思えたんだろう」みたいな。
こういう場合、第三者の客観的な目が通ることで見えてくるものもあると思いますよ。つまり何が言いたいかというと、続き待ってますということです(笑)
これは半分冗談ですが、何かひとつでも作品の肥やしになるアイデアをご提供できればという思いでいーぴんは感想を書いています。なのでもし気が向いたら続きも更新してみて下さいね。拙いながらも感想を書きますので(*^^*)それにいーぴんが役立たずでも、ここには鋭い観察眼をお持ちの方々が沢山いらっしゃいますしね。
それでは、あまり無理をせず、程々に頑張って下さいね。
海賊の話(仮)の批評 (No: 12)
投稿日時:
先日は拙作へのコメントありがとうございました。遅ればせながら、貴作を読ませていただきました。
気にされている「冗長、無駄」な部分はほとんど感じず、最後まで引き込まれる内容でした。とても面白く、登場人物達も魅力的でした(自分はタチバナさんがお気に入りだったので、あの展開は大変残念でした)続きを楽しみにしています。
ですが、気になったところも何点か。
まず、冒頭の冒頭において、ランブータン船長やライチが冒険家であることを明記した方がよいかと思います。タイトルが「海賊の話」なので、てっきり気のいい海賊団の話かと思いました。
それと、ランブータン船長とベリィのキャラクター設定と描写が、なんだか薄い気がしました。
ランブータン船長は、「無茶苦茶な勇気のみで場を切り抜けてきた」ような人でありながら、人命優先で躊躇なく白旗を上げる聡明さを持っていたり、人命最優先と言いながら、チェリー少年の救出は二人だけで行おうとしたり。そこまで大きな違和感とはいえませんが、『若者の憧れの的となる人物』を意識しすぎて、性格が少しちぐはぐになってしまった印象です。それと、ライチから「第二の親」と思われるからには、もう少し年齢が上でもよいと思いました。二十五前後では、十五歳から見れば親というより兄だと思います。
それから、ベリィです。彼女はとてもかわいく有能でおまけにちょっと暗い過去もある、今後ライチのバディとして活躍していくキャラクターなのだろうとはおもいますが、なんだか影が薄いのです。というか、市場のシーンからはとても素敵に魅力的に描写されているのに、それまではまるで本体がなく影だけはあるような、過去の人物について回想しているような、この子は本当にここに存在しているのだろうかという疑問さえ浮かぶほどです。
バディというからにはライチといつも一緒にいたのでしょうが、市場で買い物をするシーンまではろくに台詞もありません。ここでやっとライチとのやりとりが描写されますが、それまでに出番もライチの彼女に対する考察もほとんどないため、なぜライチが「彼女が何か企んでいないということは理解している」のか、なぜベリィが急に自分の生い立ちをライチに話すことになったのか、その展開が唐突に感じられました。
ライチは目まぐるしく変わる環境になんとか対応しようとしながらも、ベリィのことは常に強く意識していたのではないでしょうか。それは、憧れの人の仇「怪物」であろうという憎しみ、しかし果たして本当にそうなのだろうかという疑念、優秀な彼女と比べられる悔しさや嫉妬、純粋に思春期の少年が異性に抱くドキドキ感。そんなものを、忙しい合間にももっと書き込むべきだったかなと思いました。
貴作を投稿されてからだいぶ時間が経っていますので、すでに続編を書かれていることと思います。ですので横槍を入れる形で申し訳ありませんが、読ませていただいての率直な感想です。作品作りの一助になれば幸いです。
長所。良かった点
登場人物の名前が皆印象に残るもので、かつ果物のイメージからその人となりもなんとなく想像できる拘った名付けになっているなと感じました。特に、「ライチ」の憧れの人の名前が「ランブータン」という、名前の元の果物の特徴も生かされていてクスッとしました。
良かった要素
ストーリー
海賊の話(仮)の批評の返信 (No: 13)
投稿日時:
読んでくださりありがとうございます。
ランブータンやライチ達が冒険家であることの明記については、私も頭を悩ませるところで、他の方も同じようなことをおっしゃっていました。
一応、不自然にならない程度に早めに冒険家と言う単語を入れてるのですが、タイトルで海賊の話と書いてある以上、読者さんがそう思ってしまうのは仕方なく、どうすればいいでしょうか? 良い解決方法があったら教えてください。
ランブータンの行動の意図としては、他の船員にパニックを起こさないように、少人数で少年を救おうとしたという経緯がありますが、作中でそのことを書いていないので、追記します。
次に、ベリィについてですが、確かに一章の中盤、ベリィの存在はかなり希薄になります。自分的にはベリィとの物理的な距離は近いものの、精神的な距離は遠く、言うなれば教室にいるボッチと高嶺の花をイメージして書きました。
ベリィが唐突にライチに過去を話したのは、ベリィが作中で言った通り、バディーで助け合いするためです。
しかしながら、この先もベリィはそこまで活躍しないので、もっとベリィが活躍できるよう頑張ります。
丁寧な批評ありがとうございました。
現在、二章の推敲中です、そちらの方もこの掲示板にて公開予定なので、その時はまたよろしくお願いします。
海賊の話(仮)の批評の返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
そうですねぇ、素人考えですが…
後述で冒険家と海賊の違いについて書いているので、それを活かすためにも、
「夕日が海原に反射して淡く緑色に光る。〇〇王国御用達船△△号の船首は、残照を受けて一日の締めくくりとばかりに金色に輝いた」
なんて一言を入れるのはどうでしょう。説明くさくなるのもアレなので冒険家と明言はしていませんが、少なくとも海賊ではないと思わせられるのではないでしょうか。
ご参考までに。
続きをとても楽しみにしています。できることなら、ベリィの活躍の場をどんどん増やして欲しいですね。もちろん、s.sさまがベリィの扱いをどう考えているかによりますが、とても魅力的なキャラクターです。
頑張ってください。
海賊の話(仮)の批評の返信の返信の返信 (No: 15)
投稿日時:
わざわざご返信ありがとうございます。
なるほど、冒険家と明記するのではなく、海賊でないことを書くのですね。まったくの盲点でした。ありがとうございます。
ベリィの活躍については頑張って考えようと思います。
はい、頑張ります!
小説投稿先URL
https://estar.jp/novels/25701603(別タブが開きます) この小説を批評する!