ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:異世界エルフのユキくんはの批評の返信

大野さん、わざわざこちらにもありがとうございます。
嫁がワクチンの副反応でダウンしてたので返信遅れました。

嘘判別魔法は、御作の魔術探偵同様に直接的に嘘を言わずに誤解を誘う話し方ならすり抜けられる設定。
ロキがそのすり抜け方を知っているとリエル先生も知っているので、
逆にそうした話し方をしないユキを信用したわけです。
……説明するとクソややこしい and 純真なユキ・エルヴィナには理解が追い付かないので、まるっとスルーしたのですが、確かにもう一段階疑っても良かったかもですねー。

学園長の説明は、反省しているところで。
どこかで入れとくべき情報なんだけど、あそこで入れるのは明らかに間違ってたよなーと思いつつ、
どういう形で入れるのがいいのかが自分でもまだ見つけ出せてない感じです。

文語・口語については、あまり考えてなかった切り口で参考になります。
作品的には口語に寄せたいところですが、多分自分の普段の思考が文語よりなんだろうなぁ。

残りの部分の感想もぜひ頂きたいので、ゆっくりで良いですからよろしくお願いします。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評の返信の返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 9話。全体的にだけど、戦闘シーン以外でのキャラの行動描写や背景描写が薄いように感じるなぁ。ユキが誰かと会話するわけでもなく、ほぼ解説だけで終わるから、ご都合感がある。
 あと、クラスに何人いるかとか、世界観的にどういう種族が居るかとか。大勢の人数が集まるシーンなんだから、そういう部分をユキが観察して、地の文に書けばいいのに。

 10話。クラスの方針がどうなったかを早い段階で書いておいて欲しいなぁ。あと、なんでクラス全員でダンジョン探索しないのかが謎。極端な話、前衛後衛で分かれた上で、前衛が足止めを行った後にしゃがみ/後衛による一斉射撃を叩き込むのが最高効率では? とか思っちゃった。
 11話。地味だが、『クーちゃん』の箇所と『クゥちゃん』の箇所があります。
 どーでもいい話だけど、『一部の構成だけ作ってない状態の魔術』を用意して、その場で構成を制作・組み込むことで高速かつ応用の利く運用が出来るんじゃないの?
 エンチャント氏族とか、ちょいちょい読者の知らん言葉が出てくる……。すっごい短くても良いから、説明が欲しいっす。
 魔法で狙い撃つことが出来るというけれど、弾道上に障害物(盾とか)があれば防げるんじゃない? &ある程度の難易度のダンジョンなら、それくらいの準備をした方が良いんじゃないかなぁ。
 あと、地味にさっきから、ユキ君の判断が他人任せor『どうやら自分は強いらしい』という謎の自信のみで決まっており、キャラとしての理性の深みが無いように見えます(変な表現ですが、解釈してください)。
 ……ええっと、『筋道と追った思考を挟んでいなくて、人物としてのリアリティに欠ける』って感じです。
 あと、地味に気になるんだけど、『魔晶石』って魔力の塊ですよね? で、精霊王の仕事は『魔力だまりを元素力に変換すること』。魔力が集まって魔晶石が発生し、かつ魔力溜り的な『魔物を生み出す作用』が魔晶石には無いなら、精霊王の仕事は必要ないんじゃね? で、逆に『魔晶石を持っていると魔物化する恐れがある』なら、そもそも魔晶石を採取するべきではないでしょう。
 それともう一つ、魔力だまりが精霊王に浄化されるってことは、そこからは魔物が生まれ無くなるってことで、魔晶石も産出しなくなるわけですよね? そうなった場合、魔晶石を商売道具にしている人たちは商売が安定しなくなってしまう訳ですが……。精霊王の存在って、経済的にはむしろ迷惑なのでは? 一般道徳的にどうであれ、絶対排除しようとする人たちがいる気がする。
 
 12話。モトリが『人間サイズだとしたら、5体分くらい』って言うの違和感。『五人』じゃダメなの?
 あと、折角なら『死臭うんぬん』の話を聞いた後に、ユキもクンクンしてみて、実際に嫌なにおいをかぎ取るような描写が欲しいです。
 『妖精のころだったら、近づけなかったと思う』というなら、『精霊除け』ではなく『妖精除け』にした方が良いかも。今の名前が『精霊』王なだけに、なんか違和感。
 ファンタジーの世界観なのに、『筋肉を電気で動かす』という発想があるのはチョイ違和感。
 蜘蛛が何属性だろうが構いませんが、糸を使えるんだから雷魔術じゃなくて自分の糸で死体を操ればいいのに。後個人的には、巣を張っていないのも違和感。まあすぐ死ぬっぽいし良いんですけど。
 
 13話。10話のところでも書きましたが、クラスの人数も、種族内訳も、目立つ奴の自己紹介・ユキから見た観察モノローグもないので結構どんなキャラでも出てこれる感。
 あと、準備期間が一か月近くあるんだし、『顔料の用意に時間が掛かる』って言っても、一週間もかかる訳じゃあない。工場制手工業方式でやれば、全然問題ないと思うがなぁ。
 特にアーベルは、鋳造系の一族なんだから、大量生産のためのノウハウはあるはず。そこら辺でもう少し冷静さを見せてほしいです。
 あと、前にも書いたけど、ユキが徹頭徹尾頭を使っていない。周りの議論を聞いているだけで、主人公としては『ちょっとどうなの?』と思ったり。
 高級品を売ろうとすれば、それなりのコネとかが必要なはずだけど……。そこの部分こそ、魔法ではどうにもならないので、まずそれが無理だと気づいてほしい。っていうか、それが無理じゃない辺りにご都合感を感じます。
 相場は分かんないけど、多分『金貨1千枚の品を20品売る』よりも、『金貨20枚の品を1000売る』方が小売り的には楽だと思うがなぁ。品質保証が出来ない以上、ぽっと出のそれも学生が高級品を売るのは無茶がある展開だと思います。
 ライルの親のコネを使っても良いだろうけど、それをするのは『家のお金・財産を使ってはいけない』ルール的に大分グレーだと思う。 

 14話。ティンカー氏族の説明が長い。っていうか、個人的には『どうでも良い設定読まされてる感』があります。
 会って数日とかでロマンスと言われてもなぁ。無理やり恋愛要素突っ込みつつ、ティンカー氏族の説明に繋げたようにも見えます。穿った見方をすればですけど。
 
 16話。ここまで読んだ感じ、クゥちゃんの存在意義が謎だなぁって。アニメや漫画なら、絵面的にマスコットが必要な場面もあるだろうけど、クゥちゃんって必要なキャラクターですか?
 17話。前言撤回、と言いたいところですが。逆に言うと16話までの間じゃ初対面とアーベル炙ったくらいしか活躍・エピソードが無いので、いかがなものかと。
 あと地味ではありますが、ドラゴンは『成体』の方が好きだなぁ。

 18話。生物オタとしては、『角が後ろ向きに突き出てるのって、角としての役割を果たしてないよなぁ』と思ったり。デザイン的なアレなのはわかっているので、気にしないで下さい。
 ドラゴン相手にユキが防御魔法を使うシーン。これまでさんざん『もとはただの中学生だったのだ』とか『日本から来たユキには戦闘経験などない』などと書いて置いてこの土壇場でだけそういう度胸を発揮するって言うのは、キャラがぶれているように感じました。

 あと、ドラゴンの言動にも違和感。怒りで我を忘れてるって割に、アーベルとは冷静に話しています。一方、アーベルと冷静に話している割にユキ・アーベル・リエルのやり取りを見て『なんかおかしいな?』と気付かない。
 まあ、ポンコツキャラならそれでもいいんだけど、現状では違和感。

 要するに何が言いたいかと言うと、『リエル以外のキャラにも、ユキとロキの関係を知らしめよう』という作者の考えがあからさまに見えてしまっていて、不自然に感じるという事です。

 19話。アーベルって、重力系の魔術使えないんだっけ? ドラゴン相手に戦うなら、ある種必殺技的に『飛び上がる→空中で自身の重量を加重→斧の魔術を起動しつつ、切れ味と重量で押し切る』くらいはしてほしいかなぁ。趣味ではありますが。
 『魔力から直接元素力を得る魔術』という仕組みは理解できますが、見栄えの問題として、あえて火属性を使わずに戦ってほしいなぁ。あと、属性不利じゃね?(趣味)
 
 20話。この世界のロキの悪行を考えるに、『素直に返す方がむしろ怪しい』と疑われるんじゃないかなぁ。クゥちゃんを洗脳しているとか、何らかの物騒な魔術をクゥちゃんの体内に仕込んでいるとか。

 21話。アーベルがギリギリ生きているというだけでも、書いてほしいなぁ。20話で『成れの果て』とか書いてあるから、割と本気で死んでるかと思いました。22話で平然と登場するには、少し急すぎる。
 ついでに言えば、『生きているからこそ、アーベル自身に責められたら、自分はもう立ち直れないだろう』みたいにユキに独白させて、もっと悩みと自分の中の心理を暴き見せてほしい。

 22話。細かいけれど、『左目を中心に包帯が巻かれている』と書くより、『ケラケラと笑うような右目が覗く物の、顔の大部分は包帯に覆われている』と書いてあった方が、重症感があっていいです。
 エルヴィナの黒さにムラがあるのは、むしろキャラとして良いんだけど、前述のユキの行動の随所に見える『ご都合感』のせいで、なんかクサく見えるなぁ。

 23話。樹木の修復が出来て、四肢欠損の修復が出来ないのが謎でした。まあ、そこは作者が決める事だからいいんだけど。
 ロキが嘘看破の魔術を攻略した記述について。これ見て思ったんですけど、『実は、「ユキ」はロキが異世界人を参考に魔術で生み出した第二人格で、事実「ユキ」と「ロキ」は魂の根本から同一人物である』という設定にして、第二人格たるユキがロキに逆らいながら『己』を確立していくストーリーとか、読んでみたいなぁ。

 『「この学園から追い出すって事」 思わず涙ぐむエルヴィナ。』ってなってるけど、元はと言えば食堂でツケをするために学生になったわけであり、学園長にもらった活動資金で支払い済みですよね、多分。
 と、考えるとクラスメイトとの友人関係以外では、学園にこだわる理由ないんじゃね?

文字数オーバーなんで、一回分けますね。

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目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界エルフのユキくんは

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元記事:異世界エルフのユキくんはの批評の返信の返信

 9話。全体的にだけど、戦闘シーン以外でのキャラの行動描写や背景描写が薄いように感じるなぁ。ユキが誰かと会話するわけでもなく、ほぼ解説だけで終わるから、ご都合感がある。
 あと、クラスに何人いるかとか、世界観的にどういう種族が居るかとか。大勢の人数が集まるシーンなんだから、そういう部分をユキが観察して、地の文に書けばいいのに。

 10話。クラスの方針がどうなったかを早い段階で書いておいて欲しいなぁ。あと、なんでクラス全員でダンジョン探索しないのかが謎。極端な話、前衛後衛で分かれた上で、前衛が足止めを行った後にしゃがみ/後衛による一斉射撃を叩き込むのが最高効率では? とか思っちゃった。
 11話。地味だが、『クーちゃん』の箇所と『クゥちゃん』の箇所があります。
 どーでもいい話だけど、『一部の構成だけ作ってない状態の魔術』を用意して、その場で構成を制作・組み込むことで高速かつ応用の利く運用が出来るんじゃないの?
 エンチャント氏族とか、ちょいちょい読者の知らん言葉が出てくる……。すっごい短くても良いから、説明が欲しいっす。
 魔法で狙い撃つことが出来るというけれど、弾道上に障害物(盾とか)があれば防げるんじゃない? &ある程度の難易度のダンジョンなら、それくらいの準備をした方が良いんじゃないかなぁ。
 あと、地味にさっきから、ユキ君の判断が他人任せor『どうやら自分は強いらしい』という謎の自信のみで決まっており、キャラとしての理性の深みが無いように見えます(変な表現ですが、解釈してください)。
 ……ええっと、『筋道と追った思考を挟んでいなくて、人物としてのリアリティに欠ける』って感じです。
 あと、地味に気になるんだけど、『魔晶石』って魔力の塊ですよね? で、精霊王の仕事は『魔力だまりを元素力に変換すること』。魔力が集まって魔晶石が発生し、かつ魔力溜り的な『魔物を生み出す作用』が魔晶石には無いなら、精霊王の仕事は必要ないんじゃね? で、逆に『魔晶石を持っていると魔物化する恐れがある』なら、そもそも魔晶石を採取するべきではないでしょう。
 それともう一つ、魔力だまりが精霊王に浄化されるってことは、そこからは魔物が生まれ無くなるってことで、魔晶石も産出しなくなるわけですよね? そうなった場合、魔晶石を商売道具にしている人たちは商売が安定しなくなってしまう訳ですが……。精霊王の存在って、経済的にはむしろ迷惑なのでは? 一般道徳的にどうであれ、絶対排除しようとする人たちがいる気がする。
 
 12話。モトリが『人間サイズだとしたら、5体分くらい』って言うの違和感。『五人』じゃダメなの?
 あと、折角なら『死臭うんぬん』の話を聞いた後に、ユキもクンクンしてみて、実際に嫌なにおいをかぎ取るような描写が欲しいです。
 『妖精のころだったら、近づけなかったと思う』というなら、『精霊除け』ではなく『妖精除け』にした方が良いかも。今の名前が『精霊』王なだけに、なんか違和感。
 ファンタジーの世界観なのに、『筋肉を電気で動かす』という発想があるのはチョイ違和感。
 蜘蛛が何属性だろうが構いませんが、糸を使えるんだから雷魔術じゃなくて自分の糸で死体を操ればいいのに。後個人的には、巣を張っていないのも違和感。まあすぐ死ぬっぽいし良いんですけど。
 
 13話。10話のところでも書きましたが、クラスの人数も、種族内訳も、目立つ奴の自己紹介・ユキから見た観察モノローグもないので結構どんなキャラでも出てこれる感。
 あと、準備期間が一か月近くあるんだし、『顔料の用意に時間が掛かる』って言っても、一週間もかかる訳じゃあない。工場制手工業方式でやれば、全然問題ないと思うがなぁ。
 特にアーベルは、鋳造系の一族なんだから、大量生産のためのノウハウはあるはず。そこら辺でもう少し冷静さを見せてほしいです。
 あと、前にも書いたけど、ユキが徹頭徹尾頭を使っていない。周りの議論を聞いているだけで、主人公としては『ちょっとどうなの?』と思ったり。
 高級品を売ろうとすれば、それなりのコネとかが必要なはずだけど……。そこの部分こそ、魔法ではどうにもならないので、まずそれが無理だと気づいてほしい。っていうか、それが無理じゃない辺りにご都合感を感じます。
 相場は分かんないけど、多分『金貨1千枚の品を20品売る』よりも、『金貨20枚の品を1000売る』方が小売り的には楽だと思うがなぁ。品質保証が出来ない以上、ぽっと出のそれも学生が高級品を売るのは無茶がある展開だと思います。
 ライルの親のコネを使っても良いだろうけど、それをするのは『家のお金・財産を使ってはいけない』ルール的に大分グレーだと思う。 

 14話。ティンカー氏族の説明が長い。っていうか、個人的には『どうでも良い設定読まされてる感』があります。
 会って数日とかでロマンスと言われてもなぁ。無理やり恋愛要素突っ込みつつ、ティンカー氏族の説明に繋げたようにも見えます。穿った見方をすればですけど。
 
 16話。ここまで読んだ感じ、クゥちゃんの存在意義が謎だなぁって。アニメや漫画なら、絵面的にマスコットが必要な場面もあるだろうけど、クゥちゃんって必要なキャラクターですか?
 17話。前言撤回、と言いたいところですが。逆に言うと16話までの間じゃ初対面とアーベル炙ったくらいしか活躍・エピソードが無いので、いかがなものかと。
 あと地味ではありますが、ドラゴンは『成体』の方が好きだなぁ。

 18話。生物オタとしては、『角が後ろ向きに突き出てるのって、角としての役割を果たしてないよなぁ』と思ったり。デザイン的なアレなのはわかっているので、気にしないで下さい。
 ドラゴン相手にユキが防御魔法を使うシーン。これまでさんざん『もとはただの中学生だったのだ』とか『日本から来たユキには戦闘経験などない』などと書いて置いてこの土壇場でだけそういう度胸を発揮するって言うのは、キャラがぶれているように感じました。

 あと、ドラゴンの言動にも違和感。怒りで我を忘れてるって割に、アーベルとは冷静に話しています。一方、アーベルと冷静に話している割にユキ・アーベル・リエルのやり取りを見て『なんかおかしいな?』と気付かない。
 まあ、ポンコツキャラならそれでもいいんだけど、現状では違和感。

 要するに何が言いたいかと言うと、『リエル以外のキャラにも、ユキとロキの関係を知らしめよう』という作者の考えがあからさまに見えてしまっていて、不自然に感じるという事です。

 19話。アーベルって、重力系の魔術使えないんだっけ? ドラゴン相手に戦うなら、ある種必殺技的に『飛び上がる→空中で自身の重量を加重→斧の魔術を起動しつつ、切れ味と重量で押し切る』くらいはしてほしいかなぁ。趣味ではありますが。
 『魔力から直接元素力を得る魔術』という仕組みは理解できますが、見栄えの問題として、あえて火属性を使わずに戦ってほしいなぁ。あと、属性不利じゃね?(趣味)
 
 20話。この世界のロキの悪行を考えるに、『素直に返す方がむしろ怪しい』と疑われるんじゃないかなぁ。クゥちゃんを洗脳しているとか、何らかの物騒な魔術をクゥちゃんの体内に仕込んでいるとか。

 21話。アーベルがギリギリ生きているというだけでも、書いてほしいなぁ。20話で『成れの果て』とか書いてあるから、割と本気で死んでるかと思いました。22話で平然と登場するには、少し急すぎる。
 ついでに言えば、『生きているからこそ、アーベル自身に責められたら、自分はもう立ち直れないだろう』みたいにユキに独白させて、もっと悩みと自分の中の心理を暴き見せてほしい。

 22話。細かいけれど、『左目を中心に包帯が巻かれている』と書くより、『ケラケラと笑うような右目が覗く物の、顔の大部分は包帯に覆われている』と書いてあった方が、重症感があっていいです。
 エルヴィナの黒さにムラがあるのは、むしろキャラとして良いんだけど、前述のユキの行動の随所に見える『ご都合感』のせいで、なんかクサく見えるなぁ。

 23話。樹木の修復が出来て、四肢欠損の修復が出来ないのが謎でした。まあ、そこは作者が決める事だからいいんだけど。
 ロキが嘘看破の魔術を攻略した記述について。これ見て思ったんですけど、『実は、「ユキ」はロキが異世界人を参考に魔術で生み出した第二人格で、事実「ユキ」と「ロキ」は魂の根本から同一人物である』という設定にして、第二人格たるユキがロキに逆らいながら『己』を確立していくストーリーとか、読んでみたいなぁ。

 『「この学園から追い出すって事」 思わず涙ぐむエルヴィナ。』ってなってるけど、元はと言えば食堂でツケをするために学生になったわけであり、学園長にもらった活動資金で支払い済みですよね、多分。
 と、考えるとクラスメイトとの友人関係以外では、学園にこだわる理由ないんじゃね?

文字数オーバーなんで、一回分けますね。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評の返信の返信の返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 続き。っていうか総評。ハッキリ言ってかなりバッサリ切るので、覚悟タイムお願いします。

 以下、これまで以上に厳しい事を言います。

 24~31話までは、まあ細かい突っ込みは一回ナシにして。
 まあなんでかと言うと、『ふぁーすと・くえすと』辺りからの内容が概ね『ご都合的な面が表立って見え過ぎるなぁ』『ユキ自身の選択・意思が見えにくいなぁ』という風に感じているため、改稿するなら大規模にやった方が良いと思うからです。

 リエル先生の伏線などは結構綺麗に隠せている・纏まっているように見えたのですが、ドラゴン登場&ユキの正体バレ以外では大した意味のなかったクゥちゃんをはじめ、『設定解説やドラマチックな展開のためだけに費やされたキャラ・エピソード』が多く、全体的に『余裕が足りず、無駄が多い』感じです。
 ここで言う余裕というのは、『メインストーリーに関係ないキャラ性や、その他読者が愛着を持ちうるもの』であり、無駄と言うのは『ストーリー展開のために必要なのはわかるけど、そのためだけに存在しているせいで不自然』という意味です。

 また、エルヴィナの言葉で立ち直るシーンも含め、ユキの行動の大半が『外的な影響』であり、ユキ自身の思考はマイナス方向に悩むか、ただ自体を傍観しているだけ。主人公としての決断力も、キャラクターの魅力としての嗜癖・弱点にも欠けており、概して『設定だけの存在』と言う風に感じました。
 要するに。『ロキの体を持っていること』以外に、特段言う事が無いんですよ、ユキは。

 エルヴィナはキャラクターとしてはとてもよく出来ていたと思います。大雑把ながらもワクワクさせるような世界観説明や、受動的な所のあるユキを引っ張っていく力。相手を探るために頭脳を巡らせる部分と、反面で興味のない部分には黒さを見せられない『妖精らしい』イタズラ的な面。
 ただ、出来が良すぎて、『便利ツール』になってしまっているようにも見えました。

 アーベル。かませ犬的な意味での『便利キャラその2』。クゥちゃんが檻に入れられた理由だったり、ユキの正体バレシーンでの被害者筆頭だったり、本人がわざとやってるとはいえユキが立ち直るシーンであえて悪意的に立ち回ったり。『ストーリーの起点で被害に遭って、ユキが引け目に感じる』っていう展開を、コイツ一人で天丼しているように見えます。被害者担当枠と言うか。
 その上、ドワーフ氏族のお姫様と言うお金持ち設定&技術キャラ&委員長としてクラスのリーダーをする&戦闘力が高い設定も持っており、『設定的なキャラの濃さ』でもユキとタメを張れるという。そのため、リエル先生による『2万円稼げ』という依頼に際し、『ライルと共に企画』『前線で戦闘して材料回収』『商品の加工』『商売』まで一人四役でやってしまう。『もうアイツだけで良いんじゃないかな?』なキャラになっちゃってます。

 ライル。ユキにとっての男性友人枠なのはわかるんですが……。策を巡らせるシーンが多すぎて、コイツの内面の性格が見えにくいです。母親の登場シーンでも、『ライルと母親のやり取りをユキが遠くから見る』と言う描写であり、ユキが何を感じたかに関係なく、読者は何も感じられない。
 あと、アーベルとユキに関する『ロマンス』の追求が早すぎる。出会って2,3日やぞ。
 ドラゴン襲撃までは非戦闘キャラ貫いてるのに、最終決戦だけ参加してるのもキャラのブレに見えます。ヒロインが全員戦闘参加してるので、あえてふざけて『俺のために勝って~』みたいな発言して、ユキの緊張を解くとか、そういう役回りが欲しい所。

 総評です。以前書いた通り、これがスローライフ物なのであれば、10話くらいまではとてもいい出来だったと思います。
 一方で、終盤は王道展開であったものの、王道展開に入るまでの部分で伏線張りが杜撰だったり、ご都合的展開が見える部分がありました。
 また、前述の通り、キャラのブレ・ないしブレる以前にキャラとして成立していない人物、便利ツール化してしまった娘などがおり、感情移入が難しかったです。
 あと、ユキ自身が頭を使っている訳でもなければ、度胸を発揮するわけでもなく、ただ状況に流されているだけなので、見ていて面白くなかったです。

 大きめの問題点として、アクションシーンのためだと思うんですけど、魔術・魔法の説明が多く、それがキャラの人格に影響しているならともかく、キャラ立てを潰している部分が目立ってしまったなぁ、という印象。
 (例えば、俺の『魔術探偵』においては、『嘘を吐けない』設定が潔癖さに繋がったり、『目的優先の魔術師』として育った少女が手段は正しいのに目的を見誤って負ける、『召喚・精霊魔術』を使うキャラクターが思考誘導して仲間に疑念を抱かせようとするなど、設定が人格に影響を出すように作っていました)

 全体的に見て言うなら、『これは、ワルプルギスさんが作りたかったものなのかなぁ』っていう印象。より正確に言うなら、文章やプロットに『やらされている感』を感じました。最も、ワルプルギスさん自身仰る通り、他の方が原案したものだからなのでしょうけど。
 書き直すにしろ、しないにしろ。些か杜撰に感じる部分がありました。

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元記事:皇女と候補生と航宙軍艦カシハラ号

この作品は海洋冒険小説をオマージュした宇宙戦艦モノ(スタートレックや宇宙戦艦ヤマト)です。
星域帝国の政変に巻き込まれた宇宙軍艦に乗り合わせた人々を描く群像劇となっています。
軍事・政治・メカについての難解な用語や描写で読み進めにくい、という指摘は多くの方から頂いてもう解っているのですが、こちらで伺いたいのは登場人物に対する評価をお願いしたいです。

(ああ、なんだか偉そうな言い方に聞こえてしまってますね……ごめんなさい。)

先にも書きましたが用語が難解で地の文も多く、設定過多のきらいもあって、自分で言うのも何ですが読み進めにくい作品(しかも30万文字超……)ですが、理解できない部分は読み飛ばすくらいでも大丈夫です。
また〝男の子向け〟の戦争物語ではありますが、その一方で〝韓流ドラマ〟的な恋愛模様も織り込まれていますので、女性視点の意見も頂けたら嬉しいです。

よろしくご指導お願いします。

上記の回答(皇女と候補生と航宙軍艦カシハラ号の批評)

投稿者 カイト : 1 投稿日時:

もってぃさん、こんにちは。お久しぶりです、カイトです。

人物批評を、というご依頼ですが、他の方がおっしゃっているのと同様、人となりがわかる前にシーンが変わってしまいよくわからない、というのが正直なところです。
ツナミの「こいつの前ではみっともないところを見せられない」とか、ミシマの懐中時計が祖母の形見だとか、そういうところからなんとなく人物像が察せられはします(そしてそれが、もってぃさんが各所で仰る『行間を読んでほしい』ということなのかと理解していますが)ですが、そういうちょっとした小ネタは緊迫したシーンで注釈のようにつけるものではないので、結局「いらない情報」として判断され、作品全体がごちゃごちゃした印象になってしまっています。
人物の設定も世界設定も、すべて一気に説明しすぎ、というか、すべて出しすぎ、な気がします。

もうちょっと読めばキャラクターの面白さがわかる、と思われるかもしれません。
ですが、嫌な言い方になってしまいますが、その「面白み」がわかるまで付き合う義理は、読者にはないのです。特にネット小説の場合は、すぐブラウザバックできちゃうし。

もちろん、読者に迎合する必要はないし、「今の読者は根気がない」と切り捨ててもいいと思います。
「わかりやすい物語を書きたいわけではない」とのことですし、なんのために小説を書くのか、一度考え直してみてもいいかもしれません。
とことん書きたいものを追求するのも、いいと思いますよ。

大して力になれたとは思えませんが、こんな感じで失礼します。

長所。良かった点

世界観は好きです。ただ、怒涛のように押し寄せる設定説明に負けて、続きが読めません。
人物の動きもわかりやすく書かれているとは思いますが、「これいる?」という一文も多く、やはり情報過多でで一人一人の人物像が曖昧になっています。

良かった要素

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元記事:あさきゆめみし

前回ご批評いただいたものを改変しました。お手数ではありますが、目を通していただけるとありがたいです。

・占い師のおばあさんたちには、すっぱりご退場いただきました。
・以前より伏線を入れたつもりですが、効果が出ているかどうか。
・スペースを多めに開けてみましたが、読みやすさはどうでしょうか。

以上の点、気にしています。ご批評いただけると嬉しいです。

上記の回答(あさきゆめみしの批評)

投稿者 silica : 1 投稿日時:

えーと、私は改稿前の方を知りませんので、こちらだけで。
読んでいて、アレ? と思った部分は、ヒロが死んでるという事実を出した部分だけですね。私が読み落しているだけかもしれませんが、若干唐突にも感じます。
もう少し先に匂わせが欲しかったかな、と。

長所。良かった点

全体として、何か暖かい気持ちになる、楽しい作品でした。面白かったです

良かった要素

ストーリー

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元記事:写真家のささいな前日譚

赤い蝋燭と人魚の個人的な解釈を含めた二次創作のようなものです。
知識がないため、二次創作に当てはまるのかちょっと微妙なところです。
この作品をもっと加工したりしてしっかり一次創作に近づけて作りたいなと考えています。
将来的には下敷き無しで一次創作作品を書きたいです。
・読みにくい箇所はないか
・きちんと小説になっているか
・物足りない部分はどこか
この三点を中心にご指摘いただけたら有り難いです。
よろしくお願いします。

上記の回答(写真家のささいな前日譚の批評)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 まず先に断っておくんだけど。これたぶん、ラノベではないですよね?
 なんとなくラインナップ見て察してくれてるかと思いますが、ここのサイトは主にラノベ作家になりたい人が集まってくるサイトなのです。
 別に『ラノベ以外はお呼びじゃねーんだよ。帰れ!』的なことではなく、シンプルに純文学系の批評経験がほぼ無いので、もしかすると的外れな批評になってしまうかもしれません。そう感じた場合、無視してください。

 あともう一点、うちのサイトは基本的に一次創作の批評がベースなので、俺自身には『一次創作であること』を前提とした意見を言う癖が有ります。そういう意味でも、『なんかよくわからないなー』と思ったら、パスしてください。

 さて、作品の評価ですが。全体として言うと、『テーマ・内容ともに見え辛いなぁ』と言うのが印象でした。
 どういうことか説明します。

 著者さん曰く、『赤い蝋燭と人魚』の二次創作ということなのですが、読む限りの内容として言えば、作中に登場した『蝋燭屋を訪ねてくる行商人』が訪ねてくる一因となったであろう新聞社・雑誌記者の旅行記をつづっている訳なのですが。

 尺が短すぎて、『こういう事情があって、あの行商人が蝋燭屋に訪ねて来たんだろうなー』以上の情報が作中に無いです。
 これでは、二次創作と言うよりも、ただの『解釈』になってしまっています。
 物語と言うより、設定資料を物語っぽく書いただけ、みたいな。
 これを読んだ読者の所感として『この作者は、こういう解釈をしたんだなー』以外の事を感想として持ちえない訳です。

 じゃあどうすりゃええねん、と言う話ですが。
 一番重要なのは、語り部たる写真家の感情の変化を描き出すことです。
 そしてもう一歩踏み込めば、感情の変化を描くために、シーンの数を増やすことです。
 何せこのお話、『写真家が少女と出会い、話をする』『出版社に戻った後、人魚の話をする』の2つしかシーンがありませんからね。物語として、起伏が無さ過ぎます。

 例えばですけど、3シーンに増やすとします。俺だったら、『数年して、縁日の見世物小屋で少女を見つける』とか『理由があってかつて少女に出会った村の近くに言った時、ふとノスタルジイに駆られて、彼女に会えぬかと村に向かってみた』なんていうシーンを追加して、『赤い蝋燭と人魚』の後の時系列における写真家の心情・考えを描きます。

 つまり、この写真家は間接的とはいえ村が滅んだり、少女が行商人に売られていくきっかけを作ってしまったわけですからね。
 それが後悔であれ、慚愧であれ、或いは何かの背徳的な感情であれ。主人公に当たる『写真家』の心情を大枠の流れとして描き出す必要があると思います。

 他にも例えば、『最初、村を訪れて出会った少女に淡い恋心をいだいてしまう』『後に、縁日の見世物小屋で『人魚』と言う言葉を聞き、何か背筋に走る物を感じた』『小屋に入ってみると、正しくあの日見た少女が虚ろな目をして座っている』『その艶めかしい鱗の付いた足に、彼女の言が冗談でもなんでも無かったと言う事を思い知る』『ああ、私の月給ではとても彼女をどうこうすることは出来ぬだろう、だけれど私は、彼女のその姿に……』
 みたいな。
 
 何でも良いんですが、文章中にあって、感情の描写がとても少ないように感じました。せいぜい、冒頭における生き辛さの描写と、桜の一件くらいでしょうか。薄いし、少ない。

 より正確に言えば、感情とキャラクター性が見え辛いということです。
 よく、『主人公に感情移入しやすくて、読みやすかった』とか『このキャラクターに惚れこんで、このシリーズが好きになったんですよ!』とか聞きませんか?

 小説って言うのは、純文学でもラノベでも、或いは時には漫画でも感情とキャラクター性が重要なのです。
 夏目漱石の描いたネコが、冷静にツッコむキャラでありつつも、どこかネコらしくボケたキャラ性をしていたからこそ、『吾輩は猫である』は人気を博しました。
 太宰治がメロスの熱血っぷり、正義や仁義に突っ走る男らしさを書いたからこそ、道徳的な物として評価され、国語の教科書に『走れメロス』乗っている訳です。
 勿論、『賭博黙示録カイジ』のカイジの冷静でありながら欲望に素直な所が読者からは受けたし、『ひぐらしのなく頃に』の主人公・圭一が馬鹿っぽくありつつも『どこにでもいる普通の人』であるからこそ、雛見沢の恐ろしさ・ホラー性が際立つわけです。

 さて、話をこむぎさんの作品に戻しますが。
 この作品の主人公、写真家にはどんなキャラ性が有りますか?
 『写真家』『桜が好き』『職場で嫌な事があって、取材の名目で逃げて来た』
 辺りの事は見えますが。
 どんな性格の人間か、とかそう言ったことは余り見えません。
 また、少女と出会う前・以降共に『桜が好きだ』『絵が上手い』程度の事は感じている物の、その事によって感情をどう動かされたか見えません。
 例えば『桃色に色づく花びらを見ていると、逃げ出した自分を少し情けなくも思う』とか『彼女に描き出された、まだ生気のあるような桜の姿を見ていると、心の内がすーっと澄んで行くような思いがした』みたいな、感情の動きがまるで描かれてないんです。
 原典である『赤い蝋燭と人魚』だって、『人に裏切られた少女の悲しみ』みたいな部分が作品の中核にある訳で、その二次創作をするのであれば、やはり感情の動きはキチンと描くべきと思います。

 
 次に、台詞の少なさ。っていうか、台詞の特徴の薄さが問題です。
 上に挙げた通り、物語にあってはキャラクター性や感情の動きが大事です。
 ですが御作における会話は、
 
「はじめまして、こんにちはお嬢さん。もしよろしければこの土地を案内していただけますか」
「こ、こんにちは……? 旅行の方ですか」
「ええ、旅行のものです。わたしは写真家でね。この地の風景が気に入ってカメラに是非ともおさめたい」
「あの……お願いがあるんです。いいですか」
「うん? なにかな」
「しゃしん……わたしの写真も……できますか?」

 など、かなり事務的です。
 っていうか、文面の大半が『要望』と『感嘆詞』、後は『疑問』と『返答』で構成されてるから、最低限の情報しか伝わってこない。
 自分語りでも良いし、本旨に関係ない『写真家/人魚の少女のコダワリ』みたいなものを描き出すんでも良いから、もう少しキャラクターの感情や、『この人は今、こういう思考をしているんだな』って言うのを台詞に描き出して欲しいです。

 で、次に。
 設定的な問題。
 『赤い蝋燭と人魚』は大正の頃に描かれた作品です。
 世界観を統一できていなければ、読んでいて違和感を感じてしまい、興が削がれるでしょう。

 ①この時代、そんなに田舎まで電車は走ってない。作品の発表時期的に、ラジオ放送が始まったか始まってないかの時代です。
 無人駅なんてありえません。ほぼ確実にお金や機械を持ち逃げされます。
 また、日本の地形的に十中八九トンネルの開通技術が必要なので、そういう意味でも『無人駅があるような=あまり儲からない路線』を引く余裕はなかったと思います。
 ②地味ではありますが、『交通管理施設』と言う言葉はあまり使われません。特に、年代的な表現でもないです。読みにくいので、他の言葉に変えましょう。
 ③時代的に、相当お金のない時代です。『旅行』ということはまずありえない。
 ④写真を知らない人は、『田舎』であるなら結構多かった時代です。もし、そんなことも知らないような都会育ちのボンボンなら、そう描写してください。
 ⑤スケッチブックも、時代的にはおかしいんですが……。これは読んでいて違和感をあまり感じませんでした。
 ⑥時代的に『中学生』と言う言葉はあり得ません。あるなら、『初等学校』か『女学校』でしょうが、当時の『田舎』では学校に通わずに家の手伝いをしている子供が大半、手伝いの合間に寺子屋(この時代はまだ存在した)に通うような者も多かったため、写真家の予測は全く的外れです。

 最後に。文章的な難点をいくつかあげようかと思ったのですが、全部言うと長くなるので大雑把に2つ。
 恐らく、詩的表現にしようとした名残だと思うのですが、一つの物に対する外見描写がやたらめったら長い部分が有ります。物語の本筋・目的が散逸してしまうので、良くない。
 あと、桜について語るシーンで
  『もしかしてご存知ありませんか。
   この国ではこの季節に各地で咲き誇る花なのですよ。
   わたしはこの花がとても大好きです。
   あなたには好きな花はありますか。』
 って書いてあるけど、それ以降で『読者』の登場するパートが無いため、作中の描写としてすごい違和感が有ります。っていうか多分いらない。

 と言う感じで、大雑把に叩かせていただきました。
 もう少し丁寧な批評が必要な場合は、俺には多分無理なので他の人を頼ってください。
 今後の創作活動、頑張ってください。

良かった要素

ストーリー

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目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 写真家のささいな前日譚

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強制シャットダウン

投稿者 あめふらし 返信数 : 0

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正直に言うと百合が書きたかっただけの習作です。きっと上手くはありません。 ただ題名は気に入っています。 続きを読む >>

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元記事:迷宮都市“幻想特区”

 このサイトの『ライトノベルの書き方』を読んでから初めて書いた作品です。
 『冥王』という登場人物を出した途端に筆が止まってしまいました。
 現在、設定・プロット、『冥王』というキャラについてを考えています。

 また、『愛が重いヒロイン』『言葉や行動がウザイと思える重要人物』『忠誠を誓った部下・配下』などの言動をどう思うか、どうすれば良いかなどを教えていただきたいです。
 良ければ、タイトルに関する感想もお願いします。

上記の回答(迷宮都市“幻想特区”の批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

第七話まで読んだので感想にうつりたいと思います。

まず質問にある、『愛が重いヒロイン』『言葉や行動がウザイと思える重要人物』『忠誠を誓った部下・配下』などの言動をどう思うかについてですが、

『愛が重いヒロイン』→これくらいでは愛が重いとはいえない、普通のヒロインでした。
『言葉や行動がウザイと思える重要人物』→もし重要人物が母のことを指しているなら、主人公と会話が噛み合っていないという意味でやりすぎでした。
『忠誠を誓った部下・配下』→よく見かけるタイプの普通の部下・配下でした。

タイトルについてですが、主人公が最強なので無双や最強職やこれらを連想させるキーワードが入っていてもいいように思いました。

ここからは本作を読んだ感想なります。
まず長所から、どこかで見たような設定がここまで集められて書かれていると、逆に突き抜けていて、素直に面白かったです。
問題があるとすれば構成が、台詞→設定→台詞→設定、になってしまっておりこれは読者の記憶に残りにくい書き方です、ご自身の好きな小説でいいので、上手い作品から記憶に残る文章の書き方を参考にされてみるのがいいのと。それと話はかわるのですが、主人公の頭が悪いので損をしている箇所が多くありました。

読みこみが足りず、見落としている点があれば申し訳ないのですが。
第一話で商品が売れないとあるのに、その後で序列とは何かと語っていれば、これは売れない商品を作った自分が悪いとなりそうなところです。これは三話でマリアベル、ソードラスの圧力が原因だと書かれていますが。ソードラスのことは何かしら調べて知っているはずなのに、一話でマリアベルの妹と会っても彼女の素性に気付かないのはおかしいです。

四話で「空間を超越して連絡をとる方法などそう有るものではない。 …………。いや、作れる、か?」とあります。そこまでの物を作ろうと思えるなら、メイヴィをイチャラブで殺さなくていい道具を開発しようと行動しているのが自然ですがなぜかやっていません。

三話の最後に「あの事件以来、ダンジョンは避けるようにしてきたが、そうは言ってられない」とあります。しかし結果として簡単に
曰く、探索ギルドにバカデカイ仙木が運び困れた。
曰く、たった一つのパーティーがエリアボスを討伐した。
曰く、一日で一千万ティナ以上稼いだ。
曰く、十分もかからなかった。
これだけのことをやってのけています。主人公は仲間について歩くだけでです。
事件のことがあったとしても、匙加減してランクを下げてダンジョンを選んで仲間について歩くだけでお金を稼げば、解決してしまう程度の問題(金欠)なのにあそこまで話を引っ張るのはどうしてか、読者からすると主人公は一体何を悩んでいたのかといったレベルです。

最後になりますが、
第三話からは読めるようになっています。とくに第七話では文章技術が向上されているのを感じました。どんどん書けば上手くなっていく。これだけ設定を持ってこれる武器も加わって、将来面白い作家さんになるのではと思いました。すくなくとも私にとっては良い意味で将来性を感じさせる作品でした。

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https://kakuyomu.jp/works/1177354054886201320

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 迷宮都市“幻想特区”

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元記事:異世界エルフのユキくんは

批評は批評でほしいのですが、原案者の方を探しています。
昔(2017年頃?)、このライトノベル作法研究所の掲示板に「こういうプロットで書いてもらえませんか」というリクエストが出来る板があったんですね。
リクエストする人はそこそこいましたが、それに応えて書く人はあまりいなかったので、いつの間にかなくなってしまいました。
で、これはその板が無くなる前に酔狂な私が手を挙げて、プロットと設定をいただいたものです。

もらった元プロットを基に大雑把な自己流プロットまで組んだところでリアルが忙しくなって放置→忘却してしまい、2020年に思い出した時には掲示板ごと消えてて手がかり無し。
仕方なく自己流プロットを最後まで組み上げて今回連載を開始したという経緯になります。
もし、自分が原案者かもという方おられましたら、ご連絡ください。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評)

投稿者 みたらし : 0 投稿日時:

丑年だからといって、ミルクボーイのネタを振らなくいいんだぜ?

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https://ncode.syosetu.com/n5526gt/

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界エルフのユキくんは

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元記事:学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』

 自分で自分の作品をアピールする事が憚られる為、頂いたレビューを転記させて頂きます。

見せてもらおうか! サイエンス・フィクションの魅力とやらをッ!

・2足歩行ロボットとか存在理由なくね?
・ビームサーベル? ビームなら飛ばせよ。
・なんで主人公こんなに強いの?
・十代のガキ共ばっかウジャウジャと。知識と熟練の勘が求められるパイロットなんてマトモに出来ねえだろ。

よくあるロボット物を読む上で引っ掛かる、そして「お約束」の名の元に無視されることも少なくないこれらの疑問に、この作品はすべて答えています。
それが「現実の地続きとしての異世界」を作り出し物語をリアルに感じさせるわけです。

宇宙戦艦や二足歩行ロボット、ナノマシンが当たり前に存在する異世界ですが、その物語舞台は政治背景、文化的側面、各組織の戦略的立ち位置等まできちんと言及されており「お約束」で逃げるような妥協は一切ありません。

故に、この物語は普段SFを読まない人にこそお勧めです。
「お約束」に逃げない確かなリアルがそこにあります。

上記の回答(学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』の批評)

投稿者 平野ハルアキ : 19 人気批評! 投稿日時:

始めまして、平野ハルアキと申します。
1―3まで拝読させて頂きました。その後は拾い読み、流し読み程度ですがいくつかの話を拝読させて頂きました。
かなり手厳しい評価になるかと思いますが、ご了承下さい。不快であれば、無視して頂いて結構です。

全体的な感想を一言で表しますと、「ガンダムその他作品の引用、パロディばかりで、読んでいて白ける」作品と感じました。
読者は「あなたの作品」を見たいのであって、「ガンダム」を見たい訳ではありません(ガンダムが見たければビデオを借りるなりすれば済む事です。あるいは、ガンダムの二次創作が許可された小説投稿サイトなど)。
第一話の初っ端から丸々ガンダムナレーションの引用から始まり、その後も「シャア」や「フロンタル」と言ったガンダム登場人物の人名がそのまま登場し、「タイラー」「ロストカルチャー」「フォースチャイルド」と言った既存の作品を彷彿とさせる名称が続きます。
正直、なろう運営から盗作判定を受けても文句は言えないレベルですし、それを差し引いても「この作品独自の魅力」を全く感じません。

以下、特に気になった箇所へ指摘を行います。

まず、あらすじの段階で突っ込みどころが生じています。
何故、マーズ共和国は宣戦布告してすぐに攻撃を開始しないのでしょうか? 「一年以内に自治を認めろ」とは、敵に対して「侵攻に備える、対策を講じる余裕を一年与える」のに等しい行為であり、明らかな戦略ミスです。
また地球連邦政府は「共和国軍の20億人という途方もない規模」を開戦(宣戦布告)後にようやく把握しました。つまり、連邦政府はマーズ共和国(スペース3)の戦力を事前に把握していなかった、と言う事です。「自治」を要求している以上、スペース3は連邦政府の統治下にあるはずであり、自分達の統治下にあるはずのスペース3の戦力(しかも20億人と言う大規模)を把握出来ていないと言うのは、あまりに不自然です。

一話
※「『ロスト・カルチャー』は文明破壊世界事変で失われた歴史や文化を持ち得る重要な存在だ。特に、現代では失われた宗教的な概念を持つという意味で時に危険な存在でもある」
まず、上記の文からは「文明破壊後の世界では宗教的概念は存在しない」と解釈で出来ますが、その状態で一体どのように「まともな社会秩序」を形作る事が出来るのでしょうか? 社会にとっての宗教とは、PCやスマホにとっての「OS」に当たる極めて重要なものです。実際日本では、明治政府及び戦後のGHQが「国から宗教をなくそう」として実行しようとした結果、「ロクでもない事となる」と言う教訓だけが残った、と言う実例があります。
ごく単純な例では「冠婚葬祭」に関わりますし、文化や文明の発達にも深く関わります。さらに根本的な例で言えば、「ヒト同士」で「神」と言う絶対的な存在を共有していたからこそ、ヒトは家族単位以上で団結する事が可能となり、「社会を築く」事が出来ました。
また、何故宗教的な概念を持つと危険なのでしょうか?
例えば三話で「観音開き」と言う宗教的概念を元にした単語が登場しますが(地の文ですが、本作世界では宗教的概念が消失しているため、恐らくクロウ視点での認識であると判断しました)、これによりどのような危険性が発生するのでしょうか?
その辺りの描写が全くありません。

二話
※「リッツ大尉、アクウ中尉、艦内での敬礼を原則禁止という案なのだが、再考してくれないか? どうも私に対してだけ、クルーは未だに敬礼するし、艦に戻る度にこれでは息が詰まるのだが」
「ふー、常々、承服出来ない命令には従わなくてよろしいと言っているのが仇となったな」
「敬礼しなくて良い(=相手に敬意を払わなくても良い)」と言う状態は、「絶対的な上下関係」が要求される軍組織としてまともな秩序が保てる状態ではありません。
しかもタイラー艦長は、「承服出来ない命令には従わなくてよろしい(=嫌なら上官の命令を無視して良い)」とまで言っています。完全に軍としての秩序が崩壊しており、現状つくばは戦力として全く期待出来ない、むしろ「極めて危険な存在」とすら言える状態です(部下達が命令を無視し、何をしでかすか全く分からない)。
地球連邦軍は可及的速やかにタイラーを艦長職から解任した上で、つくばに新たな艦長を迎えるべきです。

三話
※「この扉を開けてしまえば、君はきっと後戻りできなくなるだろう。それでも君はこの扉を開けるかい? その最初の意思を私は尊重したい」
4000年も未来に飛ばされ元の時代に帰る事も出来ないクロウにとって、コンテナの扉を開けようが開けまいが後戻り出来ない事に違いはありません。そもそも事前に「このコンテナは君の物。開ければ分かる」と重要物である事を仄めかし、クロウが開ける判断をする方向へと誘導しておいて「意思を尊重したい」とは、単なる責任転嫁です。
その上、中に入っていたのは「家族からの手紙」と言う非常に大切なものです。真っ先に(あるいは本人が落ち着いてから)手渡すべきものであり、それを演出めいたやり方で手渡すタイラーには、最大級に控え目な表現を取っても「嫌悪」しか感じません。「酷なことをしているのかもしれない」と自覚がある分、より悪質です。

以下、レビューの文面を前提にした突っ込みです。
レビューそのものは読者が書いたものですが、それを作者様がご自身の意思でコメント欄に載せた以上「作者様本人もこの言葉に納得している。作者様本人の意思である」と受け取らせて頂きます。

10ー2から10-4を拝読したのですが、
何故、戦闘中に敵対しているパイロット同士が会話しているのでしょうか? 単純に全く意味がありませんし、場合によっては通信で自機の位置を悟られる危険性すらあります。

※クロウもデックスのビームライフルを投げ捨てた。クロウのビームライフルは弾切れという訳では無かったが、相手に合わせた格好だ。
何故、相手に合わせる必要があるのでしょうか? 敵は弾切れなのですから、有利な遠距離戦を仕掛けるべきです。

そもそも何故、宇宙空間で戦うロボットが格闘戦を想定しているのでしょうか?(実際、マリアンは宇宙で蹴りの攻撃を仕掛けています) 宇宙では、あらゆるものが秒速数百メートル以上の速度で飛び交っています。敵機とも一瞬ですれ違いますし、仮に刃同士を接触させても「ロボット本体」は止まりませんので、そのまま正面衝突を起こします。

※だが、その開発段階において、同じ『人型兵器』との格闘は最低限しか想定されていない。
ならば何故、ビームサーベルを装備させたのでしょうか。ビームサーベル(及び敵機のヒートアックス)は、一体どのような事態を想定して装備させているのでしょうか。
それとも、「最低限の想定」の結果がこれら装備なのでしょうか。しかし前述の通り、そもそも宇宙で戦うロボットが格闘戦を想定する必要があるかどうか分かりません。

またそれ以前に、何故戦闘ロボットが「有人」である必要があるのでしょうか? 4000年も未来であるにも関わらず、無人機、あるいは無線遠隔機ではない(そもそもつくば自体、自動化が行われている形跡すらありませんし、自動車ですら未だ運転手を必要としている状態です)のは何故でしょうか?

普通であれば、余程酷い描写でない限り私はあまり気にしません。何故なら「お約束」だからです。

以上です。ご無礼、失礼しました。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』

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