ノベル道場/小説の批評をし合おう!

山本 結希さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:人の心が読める少女の物語 -貴方が救ってくれたからの批評

とりあえず、読みました。

個人的に気になった点を列挙していこうと思うのですが、私はラノベを書いている者なので、こう言った文芸寄りの作品に対しては見当違いなことを言う可能性があります、悪しからず。

まず、お気になされていた文章の点に関しては、読みやすかったです。現行のままで問題ないかと思います。

心をよめると言うテーマですが、少し冗長に感じます。心理描写を細かく描くというのは良いことだと思いますが、読者が作中人物にあまり好感を抱けていない(そこまで興味のない)状態で重厚な心理描写をされても、くどいだけです。まずは登場人物を好きにさせられるようにした方がいいと思います。

次に、言葉の裏を読ませようと言う箇所ですが、これに関しては読者は気がつきません。普通の会話文に少し含みがあっても、大抵の読者は表の意味しか感じ取れないことでしょう。なので、こだわりがなければカットするのも良いかと。

導入について、主人公が男どもから破廉恥な視線を向けられて困っていることだけが序盤で開示されるエピソードなので、もう少し、心が読めるが故に起こる面白いことやあるあるなどを書くと、読者のこころを掴むことができるかもしれません。
以下例文。
心が読めると言うのは大変なことだけど、便利なこともある。例えば、コンビニで会計をするとき、レジ打ちの順序を考えながら打っているのは新人だから、無意識的にレジを打ってるベテランの店員さんがいる方に私は並ぶことにしている。これのおかげで私は会計を早く済ませられる。
例文終わり、みたいな、こんなに長くなくってもいいので、こう言うあるある、みたいなのがあると、作品が厚くなると思います。
現状ですと、少し薄っぺらい印象があります。

個人的に思ったのが、序盤の引きが少し弱い気がします。つかみで失敗しているような気がします。
心が読める少女と色恋に興味がない平凡な少年が出会うところから、物語が始まりますが、うーん、あまり期待感が持てないです。
席替えで出会うのはありがちかな。ただ、席替えで出会うのはこの作品のテイストとあっているので、少しだけ、何か予想外のこと、心が読めるが故のハプニングを起こすといいかもしれません。

総評しますと、引きが弱くあまり魅力的に見えない。登場人物なども作り物感を感じてしまいました、登場人物の行動が固く見えるのでもう少しはっちゃけても良いかと。
あと、全体的に地味なので、外連味を意識して書くとちょうどいいかもしれません。
しかし、ゆっくりと進む初々しい男女のやり取りと言うのは、読んでいてかなり良いと感じました。

あくまで、これまで述べたのはラノベの文法なので、趣味で書く方なら、あまり気にせず自由に書くのが一番だと思います。

深夜テンションで失礼しました。

上記の回答(人の心が読める少女の物語 -貴方が救ってくれたからの批評の返信)

スレ主 山本 結希 : 0 投稿日時:

感想ありがとうございました。
特に序盤に置いて、キャラの厚みが薄いままにくどい心理表現をしてしまうというのは元々反省点かなと思っていましたので、改めて客観的な意見を頂けてよかったです。
また、私の書く物全般に言えることですが、形式ばった構成で引きが弱いこと、加えて読み進めても全般的に地味、味気無さがあるかという認識でしたのでやはりかというところで納得させられました。

掲載サイト内のコメントは継続的に読んでいる人が主体であり、その性質上好意的なものばかりなので客観的な改善点を知りたいと思いここに掲載しました。
当初の目的通りのご丁寧な意見を頂けてとても嬉しいです。頂いた意見を元に手を入れていきたいと思います。本当にありがとうございました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n8640hk/

目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 人の心が読める少女の物語 -貴方が救ってくれたから

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元記事:「陰」キャ暗殺者がチート「陽」キャの幼女のギルドに入ってもいいんですか!?

今回、1節、2節の読破率が悪いのでここにアドバイスを求めにきました。
どういう風に意識したら改善して見やすくなるか意見をお願いしたいです。
頑張っている点は、メインキャラクターの会話をどうやって見せるか、物語の皮肉をどう考えるかだと思います。
よろしくお願いします!

上記の回答(「陰」キャ暗殺者がチート「陽」キャの幼女のギルドに入ってもいいんですか!?の批評)

投稿者 山本 結希 : 0 投稿日時:

自分もまだまだ勉強中の身であるため、本来はこういったことを言う立場では無いのですが、欠点の指摘という要望に即したコメントを書かせていただきます。もし、上から目線のように感じましたら申し訳ありません。

●プロローグについて
感想①少し文章が読みにくいように感じました。
理由:表現の重複、他者へ伝えているような説明ともとれる地の文等があるため
例)
『表紙が綺麗な真っ白な絵本――でも、とても綺麗に白く輝いていた。』⇒埃を被った上に、題名もなく、誰にも気づいてすらもらえないような本――でも、私にはとても綺麗で、輝いているように見えた。
『どんな内容かというと――』⇒そこには、~世界を冒険する話が書かれていた。

感想②心情把握がしにくいように感じました。
理由:孤独さや愛情の渇望等、過去の心情の掘り下げが不揃いであるため
例)
元文:親に愛されず、祖母の愛情のみ(孤独が薄い)~絵本の主人公と友達になってみたい(どんな友人が欲しいのかという描写が無い)~友達になりたいかなんて分からない(友人が欲しいの後にわからないと繋がっている)~惨劇~殺しに行く(殺されるぐらいだったら、という代替ではなく、私が殺してやるくらいの方が綺麗か?)

意見:親に愛されず孤独⇒埃を被った絵本だけが友達⇒人との関わり方が分からず友達が作れない⇒村のエピソードと少し掘り下げ、初めてできた大事な人達⇒惨劇⇒私が殺してやる

●二部以降
感想①話の流れに違和感があるように感じました。
理由:主人公のキャラクターを理解しきる前に場面が切り替わっていくため
例)
元文:暗殺対象との戦い~内面描写~現在~過去~現在

意見:流れのパターンは多様ですが
・過去~内面描写(自分のような惨劇が転がっていて反吐が出る等)~現在~暗殺対象との戦い
・暗殺対象との戦い(心理描写は少なめでどうしてこんな冷静な暗殺者にという疑問を持たせる)~過去~現在

長所。良かった点

孤独な暗殺者の少女という設定はとても好きです。
また、魔法の設定の作り込みや丁寧な戦闘描写、それに加えてコメディの部分もあるため全体としては好きな部類の作品になります。
読み進める中での思考の躓きが解消されれば、より良くなるのかなと僭越ながら感じました。

良かった要素

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目的:プロになりたい!

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 「陰」キャ暗殺者がチート「陽」キャの幼女のギルドに入ってもいいんですか!?

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現在までに合計7件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の2ページ目。

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元記事:Freshness(フレッシュネス)

批評をお願いします。
主人公のフレイルは『普通の少年』であることを意識して書きました。
SFともファンタジーとも受け取れる内容を書いたつもりでいます。

上記の回答(Freshness(フレッシュネス)の批評)

投稿者 ねこっぱち : 0 投稿日時:

冒頭でフレイルの思念が語られていますが、こういったものはキャラクター自身が言葉として発し、他キャラとの会話の中で成熟化されていくものだと思います。

エクスキャリバーが新聞や週刊誌やらに取り沙汰されているとありますが、その原因が提示されていません。特に出だしなら尚更。丁寧に扱わなければ読者が置いてけぼりです。

アクスが初登場するシーン。言葉が長すぎて、青空から彼に視線を落とすまでの時差に違和感があります。なので「まず無理でしょう」の一言の次に彼の紹介文が来た方が分かりやすいかと思います。

1200字の間に飛翔艇、エクスキャリバー、フレイル、アクス、ダグラス、ハウスロイド、電磁ロッドと固有名詞が7つ出ています。およそ170字に1つ、読者に新しい言葉を覚えて貰う必要があります。世界観も分からない状態でこれは多いかなと。
計算でみれば7C2 = 21通りの組み合わせが存在し、読者は混乱してしまいます(アクスがダグラスと知り合いで、ダグラスがエクスキャリバーの関わってそうで電磁ロッドはアクスとダグラスと...)

出だしで小説の全てが決まります。色々伝えたいでしょうが、丁寧に読者を招き入れるように、400字に1ワード。世界の場景を差し込み、幼少期のフレイルが飛翔艇に恋い焦がれる所から始まるのも良いと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885559725

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: Freshness(フレッシュネス)

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)

 お久しぶりです。大野です。
 以前批評を依頼した作品を短編連作として仕上げて持って参りました。GA文庫大賞に応募するつもりで書いたものです。上述の理由から、カクヨムでは読みづらい部分もあるかと思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。
 
 上のURLにあげたのは第一話です。
 以下リスト。
第一話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/5xsRpMnFZTGVg4m0mOdv8CrJGxUkVFPN
間章1:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/HeQjk2WSpg3cpkzahFA5JrtmJ98YxP1y
第二話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/4MFO0ahm5p4pZenzJBPLqaMqghGRenc4
間章2:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/bxSp7DNTSzXO7rNgfrKz25lRFEa5c2TQ
第三話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/VsEy62AiVE2ogmI8V7qnTBf4cRQeBwik
間章3:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/fbZBaZLMK9nPDAnYPggo1rljpggrRuyI
第四話上:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/PJ3dAMnEx8UemuoLXJdiH6mfhrBuxjUo
第四話下:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/wyFNjmvBZzIfltfhTEAQbyPvzumOQmwQ
エピローグ:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/s4ASYSDhKrnQlHzkxMVyZxuoDuVJgsWs

 間章は次回予告兼悪役視点の様なものなので、別に読まなくても大丈夫な奴です。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評)

投稿者 読むせん : 0 投稿日時:

わたしがきたー\(^P^)/
とりあえず、纏めも糞もなく、気になった点をダラダラ書きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
菓子屋の搬入を手伝わされてヘトヘトになって帰ってきた俺に、電話が掛かって来た。

ここ【和菓子屋】と明記してもいいかも。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ほい。こちら瓜坂探偵事務所」

ヤマモトは俺の親友……を自称する、高校時代の同級生であり、ちょっとした仕事の関係者。つまりは赤の他人だ。

ここらへんは第三者視点を意識した、コント仕立てにしたほうが気の置けない「親友のやり取り感」が出ると思います。
 気の置けない友人との会話って、互いの地雷を押さえている分、脊髄反射のレスポンスをしてしまう事が多くないですか?

コントにするために独白とかを別の位置に動かす‥‥とかして欲しいかも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ほい。こちら瓜坂探偵事務所」
「よぉ、親友! 私だよ私、君の言う所の(so called)ヤマモトだ!」
「英語の使い方が微妙に違(ちげ)ぇ! ……じゃなかった、あーあー蝉の声がうるさくて良く聞こえませーん。多分間違い電話だと思うんで、もう一度電話番号を確認してください」

 やや棒読みになりつつも、完璧な間違い電話対応をする俺。

「相変わらずつれないなぁ……。だとしたら、セミのラブソングに勝(まさ)る、親友への魂の歌を歌うまで!!聞け、俺の美声!!届け、瓜坂セイジ!のもーとーへー!!」

「セミよりうるせえええ!!」

 鼓膜が破れるかと思った。ああ、畜生。知り合いの中でもいっとう厄介な奴だな……
ヤマモトは俺の親友……を自称する、高校時代の同級生であり、ちょっとした仕事の関係者。つまりは赤の他人だ。

「HAHAHA!!セミたちの愛の歌よりオレのフレンドぢからの方が大きいのだよセイジ!」
「うぜぇ」

 うん、流すのは無理か。つか、どーせ面倒ごとを押し付けられるし……嫌な予感しかしない。
 長期戦を覚悟した俺は電話をスピーカーモードに切り替え、取り敢えず冷蔵庫から麦茶を取り出した。

「どうでもいいが、さっきから混ざる妙な外国かぶれは何なんだ。また海外出張か?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
とかのが好き。矢加部ちゃんの能力の伏線とか出なければ、ここらへんでスピーカーに切り替えて、矢加部ちゃんにも会話内容を聞かせてあげた方が良いと思う。

「矢加部ちゃん、ちょっと良い緑茶買ってきて!」
「イギリスの方(かた)なら、紅茶じゃないんですか?」
で「え、矢加部ちゃんエスパー?」ってなりましたから。

この場合、①矢加部ちゃんとかわろうか?②大丈夫だよ昨日4時間ほど電話したばかりだからね③矢加部ちゃんが可哀想

とかの茶番を入れた方が良いかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
娘と言ったって、養女だろう? まあでも、元気にやってるよ。大体、二十も半ばで養子を貰うってのがどうなの~

ここらへんを矢加部ちゃんに聞かせても大丈夫なマイルドな表現にしてみた方が良いかも。
きかせたくない場合は一切カットして

探偵「イギリスから客が来るっぽいから(矢加部ちゃんへの状況説明)、緑茶買って来て」

と言わせた方が良いと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いやちょっと、こっちでできた魔術師の知り合いにお願いされてしまってね……。だから今回の仕事は『魔術探偵』としての仕事だよ? 」

フワフワと無駄に軽い気分だったのに。ナマリを飲まされたような気分になった

 余り表立って知られてはいないがこの世界には魔法が実在する。
 いや、それに限らず、神、妖怪、魔術師、悪魔、超能力者や都市伝説と言った古今東西の伝承上の存在は粗方どこかに存在し、そこそこ静かに暮らしていた。ざっくりまとめて、オカルトと呼ぶ。

 静かに、とは言っても意志ある存在。人間の世界が気に食わないと暴れ出す者もいれば、逆に彼らを利用しようとする人間も居る。結局のところヤのつく自由業やマのつく犯罪組織の如く、ある程度の口封じが行われているからこそ表沙汰にならないだけである。
そして、俺はそんなオカルトに対しても探偵業務を行っている。何のために?食っていくためだ。まあ嘘だけど。

「……俺としてはそんな名前を流行らせること自体、出来れば勘弁してほしいんだけど?」

「HAHAHA! 君はいつもそう言いながら面倒ごとに首を突っ込んでいくからね、一周回って伝統芸を見ている気分だよ。まあ多分だけど、今日明日あたりに依頼人が行くと思うから、ヨロシク!」

「直前連絡かよ! 今日俺が出払ってたらどうするつもりだったんだ!?」

「そんなはずはない、万年金欠・仕事不足の君だろう? 良くて商店街の手伝いくらいしか、することはなかっただろう」

 ぐぬぬ。正確な分析だけに腹が立つ。

「祝福されざる妖精(アンシーリー・コート)か死霊達の狩り(ワイルドハント)にでも襲われろバーカバーカ!」

くらいにしてみるのは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
個人の趣味ですが会話と説明のバランスがちょっと悪く感じました。
会話に集中してきたところで説明を挟まれてしまい、集中がブチブチ千切れてしまう感覚があります。

続き読んできます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/5xsRpMnFZTGVg4m0mOdv8CrJGxUkVFPN

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)

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元記事:冒険者だった

引退から始まるハイファンタジーです。大きな挫折を経験した人に共感してほしいと思って書きました。
キツい批評でも歓迎です。よろしくお願いします。

上記の回答(冒険者だったの批評)

投稿者 朝樹 : 1 投稿日時:

 僭越ながら、批評を書かせていただきます。

 冒頭(1-1)部分が、うーん……ってなりました。ごめんなさい。
 人魚(セイレーン)、合成獣(キマイラ)、氷柱蝙蝠(ツララコウモリ)、ジャミング……等々、漢字で書いたカタカナルビが最初っから多すぎて、読むのを敬遠するやつだ、と思いました。
 その後に「人の才能は~」と続くのも、私はあんまりでした。まだどんな人物かもわからない主人公の独白な上、単なる設定の説明なので、物語読みに来てるのにいきなりお勉強させられてるみたいな気分でした。
 でもマンドラゴラの罵詈雑言は面白いですね。死なすぞてw

 マンドラゴラを引き抜きにかかるシーンから始めてもよかったのではないでしょうか……と書こうとしましたが、他の方が仰っていたので割愛。
 総合判定などは、冒頭では不要な設定のように感じます。おぼえておかなくても問題ない設定は、極力目立たないように書いてくれたほうが親切かと。

 まさかのマンドラゴラがヒロインだと……。むっちゃ斬新ですね。
 「くぁwせdrftgyふじこlp!!」とか不覚にもふふってなってしまった。
 地の文の硬さで主人公の真面目さが出てて、ぐいぐい来る(?)ドラ子に振り回されてる感じがいいですね。自分は好みでした。
 ですが、エバンスとドラ子が仲良くなるのが早すぎるような気がしました。1-4でノートンがエバンスに嘘をついたのを、ドラ子が「エバンスのために」わざわざ暴いてるんですよね。「落ちぶれたクズヤローをからかって楽しいか」と庇ってすらいる。ドラ子がなんでエバンスを気に入ったような振る舞いをしているのか、ちょっと疑問でした。
 「師匠、すいませんでした。帰ったら続きお願いします」というのもちょっと唐突に感じました。エバンスの感情の流れがいまいち掴めないといいますか。このあたり、冷静ぶってる性格が出てるのかもしれませんが……もう少しドラ子のことを認めるような独白があってもよかったのでは。

 リョーマという名前を「どこかで聞いたような名だが」と言っていますが、あのテニス漫画のこと指してるんでしょうか……だとしたらエバンスがそうツッコミ入れるのはおかしいのでは。現代からの転生者ではないわけですよね。(作中人物の知り合いの名前を思い出してるとかならいいんですが)
 所々、メタネタ的なものが入ってるのも、硬派な文体のハイファンタジーものとしては没入感の妨げでした。「以後この表記は省略する」や「後にこの判断は以下略」など。エバンスではなく作者が成り代わって語っているように見えて、置いてけぼりを食らいました。

 カタカナルビの多さと、「――」を多用しているのが少し読みにくく感じました。
 たとえば「学園(アカデミー)」や「万能型(マルチ)」などは、わざわざカタカナルビを振らなくてもいいのでは? と思いながら読んでいました。

 ドラ子からの手紙の合間に入るシーンは、何のシーンだったのでしょうか……。正直、ドラ子が姿を消したところで、読む気力が失せてしまいました……。
 一年以内に山の登頂……の前に、しばらくバイト生活をしなければならない……。なんだか途方もない感じが……というか、この物語はどこに向かい始めたのか……。
 エバンスとドラ子の信頼関係? 的なものが築かれるのも、私としてはエピソード不足でした。

 自分のことを棚に上げて、いろいろ書いて申し訳ありません。
 少しでもお力になれれば。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883862491

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 冒険者だった

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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