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死にたがりはこの広い世界で何を願う。 (No: 1)
スレ主 影桜 投稿日時:
小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://novelup.plus/story/893238958
以前、こちらで意見を頂き冒頭の部分を修正しました。
今回もまた、冒頭について意見を頂きたく投稿させて頂きました。
異世界転移物でありふれたジャンルかと思いますがよろしくお願いいたします。
あらすじ(プロット)
ある日突然友人が亡くなった。
ブラック企業に勤めていたタケルはその事実に心を折られてしまう。
生きる意味を失った彼は自分の人生を嘆き、自殺した。
だが、目を覚ますとなんとそこは異世界だった!
そこでタケルは一人の少女、クロと出会う。
自分が生きていることを受け入れられず何度も自殺を図るタケルをクロは何度も止める。
そんなクロの態度にタケルは次第に心を開いていく。
そして亡くなった筈の親友がタケルの前に現れて……。
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!死にたがりはこの広い世界で何を願う。の批評 (No: 2)
投稿日時:
こんにちは一応掲載された部分は読み終わりました。
で、まずはここに投稿するより、物語を完成させたほうがいいんじゃないかと思いました。べつに悪くないお話だと思います。ちゃんと書ききってほしいな、と読んでて思うくらいには面白かったです。ここで色んな人の指摘をもらい筆を折るよりは、どこかの新人賞に送り、評価シートをもらったほうがいいのではないか、とおもうくらいには、ちゃんと書けていると思います。
とはいえ、ここに投稿された以上指摘せざるをえないのでさせていただきます。
そういう前提で、以下の指摘部分を読んでいただければ幸いです。
まず、最初の、一人の男の終わり、というところまではよかったと思います。
そこから少女と出会うところは、「お、どうなるんだろう」と思わせてくれましたし、最後イールによって不死になってしまうというのは驚きがありました。
しかし気になる点もあります。
冒頭、電車が何事もなく進むところは、運転手はいるはずですし、仮に自動運転だとしてもブレーキとかきっと掛けると思うんでかなりうるさくなると思います。そういう耳障りな音があってもいいのかもな、と思います。まあ主人公はそのとき自室呆然としていたので、そんな音すら気づかなかったのかもしれない説はありますけど。
『死後の世界は遠い』で、目覚めた瞬間、驚きが無いのも不自然だと思います。いったんあの状況でなぜ死んでいないのか混乱し、ここはどこだろうか、という反応を一通りしたのち、「まだ死んでいないのか」という落胆を描いてもいいかもしれません。
またすぐ死のうとすると、読者からすればまた主人公に感情移入しきっていないので「え、なんで?」と戸惑うかもしれません。もっと没入できるような出来事を差し込んで、主人公に感情移入しやすくする必要があるのではないかとおもいます。事件を起こすんですよ。例えば、異世界の様子を眺めて歩いていると突然モンスターに襲われるという事件を起こしてみてはいかがでしょうか。ゴブリンたちに命からがらの状態でおもちゃにされた後放置されたとかにすれば、主人公が死にたいと思い、自殺しようとする気持ちがわかると思います。「死にたがり」である主人公に感情移入できる土壌を作る必要があるわけです。それがちょっと今作では足りなかったかな、と思います。
二章あたりからはそうした「死にたがり」要素が薄まり、テーマがどこかに押しやられてしまった印象です。横道にそれすぎていて、「主人公が不死を解くために行動している」というのがわかりづらいです。もっと「死にたがり」を前面に出して良いと思います。
それと、どうも作者は自殺はいけない、という倫理観を持っているみたいですが、違いますか。自殺をしてはいけない理由に、「命に対する冒とくで、のこされた奴の思いを踏みにじる行為だから」というものがありますが、それは自殺を止めたい側の身勝手な理屈のようにも思うんですよね。またこれによって主人公は考えを改めるような描写になってしまっているので、「不死を解こうとする動機」が無くなってしまっているのも、読者としては「じゃあこの先何を面白いと思って読めばいいんだ。そもそものテーマが最初で終わってしまっているじゃないか」と肩透かしを食らった思いです。
自殺をしたい当人からすれば、「自殺したい」というもっともな理由があり、動機があるものです。その当人の自由意志を冒してまでその倫理は正しいものになるのでしょうか。また、そんな理由でやめたいと思う自殺者がどれほどいるでしょうか。自殺したいという「衝動」はそうした薄っぺらい倫理などを消し飛ばすほどのものだと僕は考えます。なので「死にたがり」というテーマを書くにしては、その内容が薄っぺらいな、と僕は感じました。もっと掘り下げて書いてほしかったな、と思いました。
長所。良かった点
冒頭は興味をそそられました。ちゃんとどうなるんだろうと思わせる死に方でしたよ。
主人公の「死にたがり」という特性はキャラとしてかなり尖った部分んだと思います。これをうまく活かせばかなり尖ったキャラになるのではないかと思います。
「死にたがりなのに不死」という設定もとてもキャッチ―です。
また心理面でも、「死にたくなる」気持ちがしっかりと描かれていました。これはストーリーの一面として面白さにもつながる部分で、テーマとしてちゃんと貫けば一つの作品としての魅力が出ると思います。つまりオリジナリティもちゃんとあると思います。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定 オリジナリティ
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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死にたがりはこの広い世界で何を願う。の批評 (No: 3)
投稿日時:
こんにちは一応掲載された部分は読み終わりました。
で、まずはここに投稿するより、物語を完成させたほうがいいんじゃないかと思いました。べつに悪くないお話だと思います。ちゃんと書ききってほしいな、と読んでて思うくらいには面白かったです。ここで色んな人の指摘をもらい筆を折るよりは、どこかの新人賞に送り、評価シートをもらったほうがいいのではないか、とおもうくらいには、ちゃんと書けていると思います。
とはいえ、ここに投稿された以上指摘せざるをえないのでさせていただきます。
そういう前提で、以下の指摘部分を読んでいただければ幸いです。
まず、最初の、一人の男の終わり、というところまではよかったと思います。
そこから少女と出会うところは、「お、どうなるんだろう」と思わせてくれましたし、最後イールによって不死になってしまうというのは驚きがありました。
しかし気になる点もあります。
冒頭、電車が何事もなく進むところは、運転手はいるはずですし、仮に自動運転だとしてもブレーキとかきっと掛けると思うんでかなりうるさくなると思います。そういう耳障りな音があってもいいのかもな、と思います。まあ主人公はそのとき自室呆然としていたので、そんな音すら気づかなかったのかもしれない説はありますけど。
『死後の世界は遠い』で、目覚めた瞬間、驚きが無いのも不自然だと思います。いったんあの状況でなぜ死んでいないのか混乱し、ここはどこだろうか、という反応を一通りしたのち、「まだ死んでいないのか」という落胆を描いてもいいかもしれません。
またすぐ死のうとすると、読者からすればまた主人公に感情移入しきっていないので「え、なんで?」と戸惑うかもしれません。もっと没入できるような出来事を差し込んで、主人公に感情移入しやすくする必要があるのではないかとおもいます。事件を起こすんですよ。例えば、異世界の様子を眺めて歩いていると突然モンスターに襲われるという事件を起こしてみてはいかがでしょうか。ゴブリンたちに命からがらの状態でおもちゃにされた後放置されたとかにすれば、主人公が死にたいと思い、自殺しようとする気持ちがわかると思います。「死にたがり」である主人公に感情移入できる土壌を作る必要があるわけです。それがちょっと今作では足りなかったかな、と思います。
二章あたりからはそうした「死にたがり」要素が薄まり、テーマがどこかに押しやられてしまった印象です。横道にそれすぎていて、「主人公が不死を解くために行動している」というのがわかりづらいです。もっと「死にたがり」を前面に出して良いと思います。
それと、どうも作者は自殺はいけない、という倫理観を持っているみたいですが、違いますか。自殺をしてはいけない理由に、「命に対する冒とくで、のこされた奴の思いを踏みにじる行為だから」というものがありますが、それは自殺を止めたい側の身勝手な理屈のようにも思うんですよね。またこれによって主人公は考えを改めるような描写になってしまっているので、「不死を解こうとする動機」が無くなってしまっているのも、読者としては「じゃあこの先何を面白いと思って読めばいいんだ。そもそものテーマが最初で終わってしまっているじゃないか」と肩透かしを食らった思いです。
自殺をしたい当人からすれば、「自殺したい」というもっともな理由があり、動機があるものです。その当人の自由意志を冒してまでその倫理は正しいものになるのでしょうか。また、そんな理由でやめたいと思う自殺者がどれほどいるでしょうか。自殺したいという「衝動」はそうした薄っぺらい倫理などを消し飛ばすほどのものだと僕は考えます。なので「死にたがり」というテーマを書くにしては、その内容が薄っぺらいな、と僕は感じました。もっと掘り下げて書いてほしかったな、と思いました。
長所。良かった点
冒頭は興味をそそられました。ちゃんとどうなるんだろうと思わせる死に方でしたよ。
主人公の「死にたがり」という特性はキャラとしてかなり尖った部分んだと思います。これをうまく活かせばかなり尖ったキャラになるのではないかと思います。
「死にたがりなのに不死」という設定もとてもキャッチ―です。
また心理面でも、「死にたくなる」気持ちがしっかりと描かれていました。これはストーリーの一面として面白さにもつながる部分で、テーマとしてちゃんと貫けば一つの作品としての魅力が出ると思います。つまりオリジナリティもちゃんとあると思います。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定 オリジナリティ
死にたがりはこの広い世界で何を願う。の批評の返信 (No: 4)
投稿日時:
ご指摘、感想ありがとうございます。
書き切る予定ではいるのですが、少し不安になってしまって意見を頂けたらと思い投稿させて頂きました。
冒頭についてはこのままで良いのだと自信が持てました。ありがとうございます。
さて、それ以降の主人公についてですが、確かに主人公が理性的すぎますね。
自分でも書いてて「なんか違うな〜」と思いつつ書き進めてしまったのでそれが原因だと思います。
多分周りの意見とか視線を気にしすぎたのでしょうね。
そのせいでテーマの味が薄い。
貴重なご指摘ありがとうございました。
手直しを加えながら書き切ってみようと思います!
小説投稿先URL
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