ノベル道場/小説の批評をし合おう!

うっぴーさんの返信一覧。最新の投稿順5ページ目

元記事:僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜

異世界転生しない異世界転生小説です。今回はこの作品の欠点を皆様に教えていただこうと思っています。
「この表現はいらない」や「こういった点はちょっと……」など、この作品を読んで気になった点を教えていただけたら幸いです。
 それとこの小説はパロディーネタが多いのですが、「ここはいらない」などといった点も教えていただけると嬉しいです。

上記の回答(僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました「2話・勇者望月と過ぎ去りし親子愛を求めて」の批評)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

酒井プロデューサーさん、お返事ありがとうございます!
以下は私が個人的に感じたことなので、参考にしていただくか否かはお任せします。

>冒頭であまり長々と設定を語ると読者の皆様が飽きてしまうのでは無いかと思い、そうしております。

冒頭でどこまで説明を載せるかは、難しいですよね。
この場合ですと、僭越ながら、

―2030年。PPPテレビ 放送スタジオ

最初の一文をこのように変えてみては、いかがかと思います。
時と場所を端的に示してしまうやり方です。未来の世界だと最初からわかっているのでしたら、私が指摘した現在(2018年段階)ではVRにコストが掛かりすぎるという違和感を払拭できると思います。

2話「勇者望月と過ぎ去りし親子愛を求めて」を読みました。

> そのときに獲得したのは不死身性フェニックス。たとえどんなモンスターに襲われ、傷をおっても死なないというスグレモノ!

典型的な中2、チート能力で笑えました。

2話は、盗賊に娘が追いかけられていたと思ったら、実はその二人が生き別れた親子だったということがわかります。
意外な展開で、おもしろくはあるのですが、主人公が途中まで傍観者なのが、若干、ひっかかりました。
できれば、主人公が娘を助けた直後に、二人が親子であることがわかる展開の方が、がっかり感が出て良いのではないかと思います。

> 俺は心の中がポカポカとした感覚と共に『これが本当に異世界なのか? これは本当は群馬県とかそのあたりなのではないか』という感覚もこみ上げてきたのだった。

二人のやり取りを見て、主人公は、ここが本当に異世界であるのか疑問を感じますが、どういったところに疑問を感じたのかが、若干、わかりづらいです。

なんか芝居臭いやり取りのような違和感を感じた、二人の名前ってモロに日本人ではないかと? などと理由を入れた直後に、ヒロシに呼びかけられて意識を取られるような展開の方が良いように思えます。

サイクロプス戦はおもしろかったです。

> 元盗賊のヒロシは自分勝手に言いたいことだけいうと気絶した。8割も内臓を破損している割にはよくしゃべったものだ。

主人公のツッコミも笑えます。

>今まで一日たりともイメージトレーニングを欠かさなかった必殺技。
 コツコツと積み重ねた技が勝利を導いたのだ。

これも笑えました。

サイクロプス戦の締め方は、魔物にも家族いることを知って罪悪感を感じつつも、親子から感謝され前向きな気持ちになるという、主人公の成長を感じさせる王道的な終わり方で、これも良かったです。

>「ありがとう、怪物殺しの英雄さん。わたしが知り得る一番の感謝の表現です」

異世界転生の王道を踏まえていて、爽快感があります。
ただ、サイクロプス戦では、主人公が獲得したチート能力が活かされていないのが、ちょっと気になりました。格好のお披露目機会であったと思うのですが。

また、後で続きを読んでみたいと思います。

長所。良かった点

爽快感を感じさせるバトルの締め方

主人公の心のツッコミがおもしろい。

良かった要素

ストーリー キャラクター 文章

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n5327ef/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜

この書き込みに返信する >>

元記事:僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜

異世界転生しない異世界転生小説です。今回はこの作品の欠点を皆様に教えていただこうと思っています。
「この表現はいらない」や「こういった点はちょっと……」など、この作品を読んで気になった点を教えていただけたら幸いです。
 それとこの小説はパロディーネタが多いのですが、「ここはいらない」などといった点も教えていただけると嬉しいです。

上記の回答(僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜の批評)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

酒井プロデューサーさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
「勇者望月と悪霊のTV局」を読みました。
欠点の指摘歓迎、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。

異世界転生のドッキリをテレビ局が仕掛けるというアイディア、冒頭を読ませていただいた段階では、かなり無理がある設定だと感じました。

>柿本「そしてドッキリ被害者が眠っている間にVRコンタクトレンズをはめてセット完了。いつまでここが異世界かと思えるのか、そのタイムを測ります」

VRの技術を使うということですが、PS4のゲームソフト開発費は最低10億と高額で、異世界だとユーザーに錯覚させるほどのリアルな世界をVRで再現するとなると、その費用、開発にかかる時間は膨大なものになります。
テレビ局としては番組が成功したとしても採算が合わないので行わないと思われます。

例えばですが、異世界転生ドッキリをどうしてもやりたい大富豪がスポンサーになって実現しているなど、バックグラウンドの設定にリアリティをもたせると良いと思います。
現実世界を舞台にする場合、異世界ファンタジーよりリアリティを要求されるので、あり得ないことをする場合は、うまく読者を納得させる説明を用意しておく必要があります。

スタジオのノリが良い軽快なやりとりはおもしろいです。
あえて、台本の手法を取り入れたのは英断で、良かったと思います。

また、自意識過剰な主人公、望月トオルのキャラもおもしろいです。

> ――やれやれ、神様というのはどいつもこいつも傍観主義なものだと前々から思っていたが、まさか世界中の信者から集めた金まで使って、そんなくだらない”ラグナロク”とやらをおっぱじめていたとは…… 

テレビ局の思惑通りに騙されている状況もあって、彼の滑稽さが際立っています。

CMが流れるのは、おもしろいアイディアだと思うのですが、物語の流れを阻害しているとも思います。
スタジオでのやり取りより、望月トオルとニセの神のやり取りのほうがおもしろいので、早くそっちの方を見せてくれよ、と感じました。

おもしろかったので、後日、続きを読んで、また感想を書きます。

なろうのブックマークに登録させていただきました。

長所。良かった点

自意識過剰な主人公、望月トオルのキャラがおもしろい。

台本形式、CMを入れるなど、アイディアがおもしろい。

良かった要素

ストーリー キャラクター オリジナリティ

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n5327ef/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜

この書き込みに返信する >>

元記事:アウト・サイド・チルドレン

作品の単調化を防ぐため、地の文や状況描写に手を入れてきました。しかし、それが最近になって自分が目指してきたライトノベルの作風とは乖離しているのではないかと思えはじめ、自分の書いてるものがなんなのかが分からなくなってきました。また、描写に関する意見は幾つかもらえたのですが、肝心の内容に関して詳しく指摘された事がありません。自分の考えたストーリーゆえ、自身では面白いと思うのですが、他の方から見てどうなのかが分かりません。
上記の事を主眼において、その他細かいご指摘などあればお願いいたします。
辛口批評も、心して受け止めます。

上記の回答(アウト・サイド・チルドレンの批評)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

土斑猫さん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
「肆夜」まで読みました。
欠点の指摘歓迎、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。

プロローグですが、意味不明な空間で、謎の少年が意味深な言葉を言い続けるので、最初は、なかなか本題に入らずまどろっこしいな、と感じました。

>「あなたの世で、不可能とされている事でもね」

不可能を可能にしてくれる術があるというのは興味を惹かれますが、この言葉が出てくるまでが長いので、プロローグの最後を冒頭に持ってきた方が良いと思います。
申し訳ありませんが、プロローグ最後の数行以外はすべて蛇足に思えてしまいます。

人間の心理として意味不明な物は流す、興味を惹かれる物は聞く、というのがあります。意味不明な展開というのは、まさしく意味不明で興味を惹かれないので、最初に興味を惹かれる設定をドンと持ってきた方が良いでしょう。

全体的な印象として、描写に力を入れているのはわかるのですが、力を入れすぎていて、展開がまどろっこしくなっています。

壱夜では、あやなが怪我をした少女を家に連れ帰った理由をあえて書いていません。
もちろん、これは謎として興味を惹かせるためだと思うのですが、プロローグに続いて、壱夜も意味不明なので、かなりまどろっこしく感じます。

壱夜は、状況描写が主で、あやなの内面をあまり描いていないので、あやながなぜその行動を取るのか、共感しづらく話に入って行きづらいです。
(ふつうは救急車を呼ぶ場面だと思います)
「弐夜」をプロローグの続きとして持ってきた方が良いのではないかと思います。

「弐夜」ですが、このこれも内容がよくわからないものになっています。
あやなもつきなも境遇や背景がまったく説明されていないので、彼女らに共感しづらくなっています。

例えば、つきながただの家出娘で、「家に帰りたくない!」と駄々をこねている、というわかりやすい境遇にあるのでしたら共感ができるのですが、あやなもつきなも謎の人物過ぎて、台詞も行動もまったく意味不明なので、何がなんだかよくわからないものになっています。

参夜では、紀子という女性に視点が移っています。
『彼女』と最初は代名詞で表現されていたので、あやなかと思いましたが、違っていました。
この話の主人公はあやなだと思うのですが、あやなの内面は参夜になってもあまり描写されておらず、よくわかりません。チョイ役の紀子さんの方にまだ共感できます。
そして、ここでも、あやなとつきなの行動は意味不明です。

参夜の中盤に出てくる少女はつきなだと思うのですが、少女、彼女という代名詞で表されているので、本当のところは誰だかわからず、台詞や内容の意味不明さもあって、なんだかわからないシーンになっています。

小説はまず主人公を読者にとって共感しやすい人物にする必要があります。
そうすることによって読者は自分を主人公に投影し、主人公になりきって物語を楽しむことができます。
だから、ラノベの主人公は一般的にオタクや非リア充男性なのです。

しかし、アウト・サイド・チルドレンの主人公は、背景のまったくわからない女性あやなであり、共感できる要素がまったくありません。
ここが最大の欠点です。
あやなの内面をもっと描き、共感しやすい人物にする必要があると思います。

肆夜では、新しい登場人物、光貴と魅鴉が出てきます。
おそらく、つきなの関係者であることがわかりますが、彼らのやり取りはやっぱり謎めいていて意味不明です。

ストーリーは、主人公を中心に展開されておらず、謎が多すぎて、何がどうなっているのかよくわからず、中に入っていけないものになっています。

以上です。
すいません。欠点の指摘歓迎!ということで厳しめに書かせていただきましたが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。

また、この掲示板では、他人の批評依頼に書き込みをすると、土斑猫さんの最新の批評依頼がサイトの一番先頭に移動し、批評をもらいやすくなります。
ぜひ、他の方の小説の批評も書いていただけるとありがたいです!

長所。良かった点

文章、描写がうまい。

プロローグに出てきた不可能を可能にする設定に興味を惹かれる。

良かった要素

設定 文章

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n3733ek/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: アウト・サイド・チルドレン

この書き込みに返信する >>

元記事:転生プログラマのゴーレム王朝建国日誌

ピロシさんからの紹介で来ました!
読み進めたくなる展開になっているか、キャラクタが魅力的にかけているかなどをご教示頂けると幸いです。

上記の回答(転生プログラマのゴーレム王朝建国日誌の批評)

投稿者 うっぴー : 2 投稿日時:

堀籠遼ノ助さん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
「5 死」まで読みました。
欠点の指摘歓迎、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。

まず文章がおもしろいと思いました。

>うだるような暑さの中、開発案件は仕様変更するのが仕様ですと言わんばかりに七変化し、とうとうデスマーチに突入。

ユーモアを交えて、主人公の置かれた過酷な状態を伝えています。
状況説明は必要だけれど、退屈なものなので、ユーモアがときどき入っている文章というのは読みやすくて良かったです。

>(俺、死ぬのかな。そういえば昨日見つけたバグ、まだ直してなかったな。こっそりやっとこうと思ったんだけど。あれは単体テストで炎上するぞ、俺のせいでみんなデスマーチ確定だな)

これから死ぬというのに仕事のミスについて心配している主人公のキャラは単にいい人というだけでなく、日本の職場には必ずいるタイプの人だと思うので、実にリアリティがあると思います。

「2 異世界転生」ですが、赤ん坊として生まれた状況を主人公視点で描写するとは、すごいと思いました。
なかなかふつうの小説家志望は、自分とは異なる肉体になった際のリアルな状況をイメージできませんが、これができているで、この作家さんは実力があるな、という安心感が生まれます。

「3 ゴーレムクリエイター」についてですが、、

>二人の視線がおそるおそる俺に向けられる。

>「す、すげえ、3体同時に。しかも獣の形をしているゴーレムなんて聞いたこともない。本当にこの子がやってるのか?」

ゴーレムを操作しているのが生まれたばかりの赤ん坊であると両親が早々に気づくのは不自然であると思います。
言葉もしゃべれない主人公が魔法が使えるなどとは発想しにくいと思います。
ここは、まったくの第三者が介入していると考えたほうが自然です。
作者の作為が感じられてしまうので、よろしくない場面です。

以下は、プログラミングが多少なりとも理解できる私の個人的な感想です。

主人公の能力ですが、プログラミングでゴーレムを動かしているというより、優秀な人工知能付き魔法実行装置と対話してゴーレムを操作しているというのが本質です。

脳内コンパイラがオーバーテクノロジーすぎます。
オーバーテクノロジーなのは良いのですが、プログラマーである主人公がそのことにまったくツッコミも、興味関心も持たないのが変だと思います。

まず、脳内コンパイラは、コンパイラではありません。人工知能です。

>(ゴーレムの視界を俺にリンクされられるか?)
>≪解。視界共有可能です。実行しますか?≫

>(魔道コンパイラさん……、あいつを倒す方法あります?)
>≪解。現在の残魔法量ギリギリまで魔力を使い、ゴーレムを作成。撃破率:8.45%です≫
>≪マスタへ提案。このまま何もせず待機が、現状最も有効な最善手となります≫

これはまさに人工知能と会話している感じです。
コンパイラと対話しているのであれば、文法的に正しいプログラミングをしなければ、エラーが返って来るはずです。

どんなプログラマーでもマニュアルもない状態で新しい言語やフレームワークを動かせば、エラーの山との格闘になるはずなので、最初は、「Hello, World!」的なごくごく簡単な命令しか使えないのではないでしょうか?

脳内コンパイラは、かなりいい加減な命令でもエラーを返さずに動いてくれるだけでなく、質問に完璧に答えくれるので、本職のプログラマーからするとオーバーテクノロジーに感じられるはずです。
そのあたりについて主人公がなんとも感じていないのは、違和感があります。
(エラーを機械的に返すのがコンパイラ、質問に答えてくれるのは人工知能)

もちろん、これは読みやすさを優先した結果であると思います。
しかし、優秀なプログラマーである主人公のキャラとの整合性が取れていません。

例えば、「こんないい加減な命令で動くなんてすげー!」「こんなシステムが会社で欲しかった!」的な一言があると、リアリティが増すと思います。

現状では、主人公の能力とはプログラミングではなく、優秀な人工知能付き魔法実行装置を持っていることに感じられます。

また、オブジェクト指向などではなく、惑星のデータベースがあることに驚きです。オブジェクトには反応したのに、惑星データーベースに主人公が何の興味も示さないことにも違和感があります。

>≪解。データベースに照合したところ、マスタは1回戦敗退です≫

しかも前世の世界のデータまで格納されています。これは明らかにオーバーテクノロジーです。
超技術の塊である脳内コンパイラがどうやって動いているのか? プログラマーがまったく興味を持たないとは思えません。

おそらく、ユーモアあふれる小説にしたいという想いもあって、このような設定にしたのでしょうが、

> ポリモーフィズムとは、日本語で『多様性』のこと。臨機応変にプログラムを動作させるための、オブジェクト指向と呼ばれるプログラミングテクニックのひとつだ。この脳内コンパイラさんったら本当に有能だ

このようなリアル志向なプログラミング知識に入れてしまっているため、これらの解説と、ギャグが不整合を起こしています。

>ばれてるし。すげえなそのデータベース……。

すごいなどころの話ではないはずです。

>(巨大な侍サムライを作りたい)

>俺はコンパイラさんにそう告げた

こんないい加減なプログラミングはありません。

> (でっか! そういえば、大きさを指定しなかったな。だから元のゴーレムの大きさをそのまま継承したのか)

ここでは、オブジェクトの継承について考慮している主人公が、このようなプログラマーとは思えないような命令を出すとはちょっと考えにくいです。

もし、リアル志向の話でないなら、下手にオブジェクトの解説など入れない方が良いです。

以上です。
すいません。欠点の指摘歓迎!ということで厳しめに書かせていただきましたが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。

長所。良かった点

ユーモアがいろいろなところに散りばめられていて笑える。

各話のラストが続きが気になる展開になっている。

良かった要素

ストーリー キャラクター 文章

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n6833em/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 転生プログラマのゴーレム王朝建国日誌

この書き込みに返信する >>

元記事:7人の僕が世界を作り直すまで

設定や展開に力を入れました。情景描写や比喩表現が不安です。

上記の回答(7人の僕が世界を作り直すまでの批評)

投稿者 うっぴー : 0 投稿日時:

セリシールさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
1章3話『彼岸花(前編)』まで読みました。

情景描写や比喩表現が不安とのことですが、文章はうまいと思います。

>夏の暑さが終わりを遂げたと思った矢先に冷たい風が流れ込み寒空が顔を出した頃だ。

9月後半の気候を的確に表現しています。
うまい情景描写は、視覚、聴覚、皮膚感覚などの五感を織り交ぜて書くのがコツですが、これが上手にできていると思います。

>それもその辺の船などではなく、世界中で詐欺や横領をして集めた資金で購入した自分の豪華客船。

主人公がかなりの悪党であり、ナイフで刺されて重症を負ったにも関わらず健康体である、という謎と衝撃を持った状態からスタートするのは良い冒頭だと思います。

キーパーソンである女神にいきなり会うのも良いと思うのですが、名前がアテナであるのには引っかかりを覚えました。
アテナはギリシャ神話のオリンポス十二神の一人で、守りを司る戦いの女神です。
ギリシャ神話は有名なので、アテナを知っている人は、このイメージに引きずられてしまいます。

特に、聖闘士星矢を知っている私などは、1章『集え彦星、女神の下に』などと言われると、聖闘士星矢を連想してしまいます。
もう頭の中が、燃えろ俺のコスモ!ペガサス流星拳!になってしまうのです。

ギリシャ神話とは関係のない、まったく新しい神話の神として登場するのでしたら、アテナという名前は変えるか、この作品の女神のイメージに合う女神の名前に変えたほうが良いでしょう。
名前の持つイメージの力とは絶大です。

時空神であるならクロノスでも良いのではないかと思います。

ギリシャ神話では、アテナの助力を得たペルセウスが敵として登場するのも、多少の引っ掛かりをを覚えます。
アテナの敵なら、アラクネ、テイレシアスでも良いのでは?

主人公のキャラはかなりおもしろいと思います。

>「この世界を全てプログラム化し、それを全て一度に消去する。そして僕が新しい神となり、新世界を作り出す」

主人公の野望と目的が早々に示されるので、話の筋がわかりやすくなります。
ただ、この台詞はデスノートの夜神月を連想してしまうので、ちょっと手直しした方が良いでしょう。(私にとっては聖闘士星矢と少年ジャンプつながりで連想しやすくなっています)例えば、この世界の設定に合わせて

「この世界を全てプログラム化し、それを全て一度に消去する。そして僕は神々を超える超越者となる」

といった感じです。

難点を言えば、主人公には大義がないことです。
デスノートの夜神月には犯罪のない世界を作り出すという理想がありましたが、彼にはありません。

悪人を主人公にしても良いのですが、そこには自分の理想や正義のために悪を行うといった何か共感できる設定が必要です。
人はまったくの悪人には共感することも応援することもできません。

例えば、アドルフ・ヒトラーは第二次世界大戦を起こした悪人ですが、先の大戦で疲弊したドイツを豊かにしようという大義と理想があったから、魅力的な人物としていろいろな物語に登場しています。

超越者を目指すのは、己の利己的な野心だけでなく、なにか共感できる理想を用意した方が良いでしょう。

ただ、悪人であるが故に、他人の協力を求めず、自分しか信用しないから、異なる時間軸から異なる自分を連れてきて仲間にしようとする展開は、おもしろかったです。

以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。

また、この掲示板では、他人の批評依頼に書き込みをすると、セリシールさんの最新の批評依頼がサイトの一番先頭に移動し、批評をもらいやすくなります。
ぜひ、他の方の小説の批評も書いていただけるとありがたいです

良かった要素

ストーリー キャラクター 設定 文章 オリジナリティ

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n3113ei/

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 7人の僕が世界を作り直すまで

この書き込みに返信する >>

現在までに合計30件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全6ページ中の5ページ目。

ランダムに批評を表示

地下に佇む幽霊

投稿者 ぷりも 返信数 : 1

投稿日時:

直前に投稿した『木々の生い茂る館で】の続編です。四万字強。読了目安90分。 前作とニコイチで、作家でごはん!に投稿したものですが、... 続きを読む >>

長所を教えてください!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9172ix/

初恋は君

投稿者 藍川 海咲希 返信数 : 2

投稿日時:

ご無沙汰しております。藍川です。 拙作のご批評を賜りたく、参りました。 読者目線での率直なご感想、ご意見等、 よろしくお願いし... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n1495ga/

▼おすすめ小説!

僕がどんどん増えていく(R-15)

投稿者 エア 返信数 : 2

投稿日時:

メフィスト賞に応募しようと思っている作品です。 気になる箇所は、 ・物語や設定に矛盾点は無いか。 ・ストーリー性はあるか(前作... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://slib.net/94849

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

ランダムに批評を表示

元記事:パイレーツ・オブ・新世海

お久しぶりです。
新人賞応募用の話が、完結とはいかないもののキリのいいところまで書けたので、こちらにてご批評いただきたく、投稿させていただきます。
気になるところが有れば言ってください。

上記の回答(パイレーツ・オブ・新世海の批評)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

すみません、今ちょっと全部読む余裕がないんで少しだけになりますが、前回の指摘から続けての話です。

4話目でベリィがレイピア船長の名を明言したのはよかったんですが、その前に2話目最後のあたりで、地の文で「レイピア」と1回出ています。この時点ではできれば「あのレイピア使い」などといった呼び方のほうが相応しいと思いました。

私が確認できた限りではここが地の文で「レイピア」と出た初出でしたので、まだ何か読み落としがあったら申し訳ありませんが、他キャラクターとの呼称等も合わせて、不自然なように感じるようでしたらご一考ください。応援してます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://estar.jp/novels/25739860

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: パイレーツ・オブ・新世海

この書き込みに返信する >>

元記事:流血御伽伝グリム 赤ずきんと魔銃の騎士

急募!
今月末〆切のmf文庫新人賞に応募予定なのですが、正直言って全く自信がありません。
どこをどう直したらいいか、自分だともう良く分からなくなりました。

どんな些細なことでも良いので、何かしらの改善案等をいただきたいと思います。

上記の回答(流血御伽伝グリム 赤ずきんと魔銃の騎士の批評)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 まず先に謝っておくと、俺も五月末に自分の狙っていた賞の締め切りに出したばかりなので、ちょっとSAN値低めの状態でこの批評を書いています。
 また、締め切り云々に関係なく、やや趣味の問題に近い部分で十二田さんの作品に『ちょっとこういうとこ苦手だな~』という部分があり、出来る限り趣味の事については『趣味の事です』と書きますが、やや辛口目の意見になるかも知れません。申し訳ない。

 その上でもう一つだけ。作品内容には関係ないですが、『批評依頼』にあげる場合は、賞応募などと同じ『ネタバレまで含めた作品全体のあらすじ』を付けることをお薦めします。書籍化作品についている『アオリ』のようなものでは、作品が分かり難いです。

 さて、本題。
 まず冒頭のモノローグが読みにくいです。情報に具体性が無いうえに、やたら滅多ら倒置法を用いるから、『何があるか』分かっても『何が起こってるのか』全然分からない。
 あとこれは個人的な趣味ですが、クトゥルフネタと混乱したモブのセリフ以外で『筆舌に尽くしがたい』とか『名状しがたい』とか『えもいわれぬような』とかいうのは良くないと思う。それを文章にするのが我々の仕事です。
 あとこれも俺の読解力の問題かもしれませんが、『お前の飲んだワインは、俺の喰った婆の血で造った』という言葉に、『一回婆さんを咀嚼した後ゲロって作ったのかな?』と思いました。文章そのものが説明的過ぎて、ポエミーな感傷よりも生理的嫌悪感が出ます。

 前の作品でも指摘しましたが、一章冒頭から『赤いフードの付いたコート』というやたら長い名詞節が短い間隔で連打されています。前にも書いた通り、『別の言葉で言いかえる』などの方法を取らないと、読みにくいですよ。
 もう少し言えば『赤いフード』なのか『赤いコート』なのか『赤いフードの付いた赤いコート』なのかも分かり難いので、『フードの付いた赤いコート(フードはコートのパーツなので、恐らく赤い)』と書くのが親切かと。

 あと、『フードをかぶっている』のに『肩まであるブラウンの髪』という表現にも少し違和感。
 絵面的に見えないものは、無理に描写しなくても良いと思う。っていうか、今回の赤ずきんの場合『色気がある』という描写をしているので、何かの拍子にフードが取れて『○○はこの時ようやくカトレアの髪の毛をじかに見て、肩まで伸びているそれのウェーブ掛かった色気に一瞬見惚れた』みたいにした方が、ネタとして美味しいかも。

 描写が長いと感じる部分もチラホラ。『不敵な表情』と言ってしまえば『相手に全く怯むことなく挑みかかるような生意気な表情』であることは大体わかるので、かなり尺を圧迫しているように思えます。

 「少女はそれを払いのけて、男の懐に飛び込んだ。そのまましゃがみ込むと」という表現。懐に飛び込んだ時点で、しゃがんでません? っていうか、しゃがまずに懐に飛び込めるような身長差なら、しゃがまずとも足に組み付けるように思う。

 細かいですが『酔っ払いは度肝を抜かれた』が正しい表現です。『酔っぱらいは度肝を抜いた』だと、オッサンが誰かを驚かせたことになります。
 『盛大な溜息をついた』→『盛大に溜息を吐いた』地味ですが、日本語において『溜息』はサイズを測り得る物としては扱われないので、この場合『溜息』に掛からず、『ため息を吐く』という動詞に掛かります。

 ハンス登場のしばらく後、『ロゼッタは言った』のすぐ後のセンテンスで『ハンスとカトレアに出来上がった料理を届けて、ロゼッタはそう言ったのだった』と書いてあり最初の『ロゼッタは言った』はいらないんじゃないかと思います。

 これ、途中途中で書いてるんですが。『行方不明になった人間に会うことが出来るが、会いに行った人間も行方不明になる森』って、『会うと皆殺しにされる妖怪』と同じで、噂を伝える人間が居ない以上は成立しない噂話ですよね?
 その理論が存在する以上、初っ端からロゼッタが滅茶苦茶怪しいです。穿ちすぎかもしれませんが。
 作品の性質上、『意志を持ったバケモノの行動』というのがわかる訳ですが、だとするとロゼッタが伝えた噂話は余りにも断定形すぎる気がします。もう少し曖昧な噂話でも良いかも。

 『母の顔が上下に裂けた。それが化物が大きく口を開けているのだという事が、ロゼッタは分からなかった』この文章、読みにくいです。『母の顔が上下に裂ける。母に化けた怪物が大きく口を開けているというその事態が、ロゼッタには理解できなかった』などのように書いた方が良いでしょう。
 何が問題かというと、二文目冒頭の『それが化け物が』という文面が、読者を混乱させることになって居ます。主語が二つあるように見えるんですね。『が/を/に/は』などは出来るだけ連続しないように使い分けましょう。
 
 地味ですが。カトレアがロゼッタを追いかけるシーン。「アレだ! 稜線の向こう側!」と言っていますが、稜線(或いは尾根)というのは遠景で見た時に『山の頂点から麓/隣の頂までの線』を指す言葉です。
 尾根道、などという言葉もありますが、かなり大雑把な位置を表す物ですのでこういった使い方はよくないかと。

 「大したことねぇって――あ、あなた腕が」。ロゼッタを庇ったカトレアの腕が噛み千切られるシーン。口調が移ってます。『動揺して口調が移った』のであれば、地の文に書いた方が良いと思います。このシーンのロゼッタはパニックに陥っているので、明記しないと『キャラぶれかな?』と思われるかも。
 これは趣味の話ですが、カトレアがコートを着ている以上、『コートの腕部分ごと腕が食いちぎられる』→『コートの腕部分が無くて、(自分の)血を浴びたまま、真っ白でキレイな腕が再生している』というカトレアを対比的に描くことで、カトレアの色気と再生能力のグロテスクさを綺麗に描ける気がします。

 地味ですが。『化け物はその巨躯に似合わず軽妙な動きで』と書いてますが、『軽妙』ではなく『軽快』の方が良いかと。軽妙、というのは主に技術などに対する言葉です。

 カトレアが短剣からハサミに持ち替えるシーンが無く、大分違和感。
 あと、×『ハラワタをかっ捌く』→〇『腹をかっ捌く』ですね。『はらわたを引きずり出してやる』という言葉と混同しがちですが、『掻っ捌く』に『切り開く』という意味があるので、『ハラワタを掻っ捌く』は変です。

 『一瞬で間合いを詰めると右斜め上から大鋏を振り下ろす。ルーガルーは大きく横へ跳躍して躱す。
 そこへハンスの銃撃が襲う。
 カトレアの攻撃から逃げるルートを予測して、逃げ道を塞ぐように銃撃を加える。
 ルーガルーは身を捻って躱そうとするが、魔銃の弾丸は足先を掠める。ルーガルーの動きが一瞬止まる。
 そこへカトレアの斬撃が襲う。』
 カトレア・ハンスが怪物と対峙するシーン。現在形の文章を連打していて、読みにくいです。
 『ルーガルーに隙を与えまいとハンスは銃撃した』とか、『弾丸が足先を掠めて行った』『一瞬止まったルーガルーの動き。そこへカトレアの斬撃が~』のように、過去形・過去進行形・倒置文などを用いて、同じ文尾が連続しないようにしましょう。

 あとまあ、これは趣味の問題ですが。ハンスについて『銃撃』と書くなら、カトレアも『攻撃』ではなく『斬撃』や『打撃』にした方が良いと思う。特に次第に追い詰められていくシーンでの対比などでは、読みにくくなる要素です。
 もう一つ趣味の問題。『斬る』を多用する傾向にありますが、『切る』や『伐る』なども入れてバリエーションにすると、読みやすくなると思います。

 全体的に『○○な表情の××(人名)を~』みたいな文章は多かったけど、『××の表情が○○に変わる』系の文章は少なかったかも。両方使いこなせると、リアリティが出ると思います。

 取り合えず第一章まで読み、批評を書きました。締め切り明けの燃え尽き症候群が終わったら、二章以降も批評を書くかもしれません。いえ、多分書きます。6/17くらいまでには書きます。6/30が締め切りでしたよね?

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ranove.sakura.ne.jp/1story_system/public_story/03056.shtml

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 流血御伽伝グリム 赤ずきんと魔銃の騎士

この書き込みに返信する >>

元記事:明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》

ラ研の長編投稿室に上げてたんですが、中々読んでもらえないのでこちらに批評依頼をさせていただきます。
先日のGA文庫大賞三次選考で落選してしまいまして、この作品でリベンジをしたいと考えております。
公募に送ることを前提に、忌憚のない意見を募集します。

上記の回答(明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》の批評)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは。
二章まで読み進めた感想になります。

他作品ではあまりみない明治が舞台だった点が、現代を舞台にした作品とは違った特徴があって良かったです。
文章は個人的には読みやすかったので良かったですが、書いてある内容が軽い印象でした。

一章を読んで、明治という舞台が良く文章も読めるのですが。キャラクターが弱く、終始よみたい文章はここじゃない感がぬぐえませんでした。
二章は、内容は頭に入ってきて戦闘シーンも臨場感があって良い、内容は分かりやすいです。
ただ主人公もヒロインも応援したくならないといいますか、文章にはこのような人物とちゃんと書いてあっても。
人物としてもキャラとしてもつかめず。どこかしっくりこなくて距離が遠く、それらを飲み込むまでにはいきませんでした。

明治と文章は良かったです。
それ以外の部分でエンタメ小説としてみると、主人公とヒロインが有能すぎて問題があっても伏線やキャラを置かずに解決してしまっているのが気になりました。

仮に手記の被害をうけるのは街や都市だったりその国で暮らしている人々ですが、一般人への影響が事件や被害といった形で伏線として書かれていないので、ここらへんはそういった、今やっていることが誰のためで失敗するとどんなペナルティがあるのか、の要素がまるまる抜けていました。

神視点なので主人公をはっきりさせる必要もないですが、それでもこの主人公は何を考えてるのか共感しにくく、何かしらの成長要素があれば良い方向に変わっていたと思います。

以上になります。
三次までいかれるだけはあって実力を感じます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ranove.sakura.ne.jp/1story_system/public_story/03046.shtml

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》

この書き込みに返信する >>
トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の批評を依頼する!
コメントは4500文字以内。
あらすじは3000文字以内。
批評通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

ノベル道場/小説の批評をし合おう!の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ