明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》の批評
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明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》(元記事)
ラ研の長編投稿室に上げてたんですが、中々読んでもらえないのでこちらに批評依頼をさせていただきます。
先日のGA文庫大賞三次選考で落選してしまいまして、この作品でリベンジをしたいと考えております。
公募に送ることを前提に、忌憚のない意見を募集します。
明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》の批評
投稿者 t 投稿日時: : 0
こんにちは。
二章まで読み進めた感想になります。
他作品ではあまりみない明治が舞台だった点が、現代を舞台にした作品とは違った特徴があって良かったです。
文章は個人的には読みやすかったので良かったですが、書いてある内容が軽い印象でした。
一章を読んで、明治という舞台が良く文章も読めるのですが。キャラクターが弱く、終始よみたい文章はここじゃない感がぬぐえませんでした。
二章は、内容は頭に入ってきて戦闘シーンも臨場感があって良い、内容は分かりやすいです。
ただ主人公もヒロインも応援したくならないといいますか、文章にはこのような人物とちゃんと書いてあっても。
人物としてもキャラとしてもつかめず。どこかしっくりこなくて距離が遠く、それらを飲み込むまでにはいきませんでした。
明治と文章は良かったです。
それ以外の部分でエンタメ小説としてみると、主人公とヒロインが有能すぎて問題があっても伏線やキャラを置かずに解決してしまっているのが気になりました。
仮に手記の被害をうけるのは街や都市だったりその国で暮らしている人々ですが、一般人への影響が事件や被害といった形で伏線として書かれていないので、ここらへんはそういった、今やっていることが誰のためで失敗するとどんなペナルティがあるのか、の要素がまるまる抜けていました。
神視点なので主人公をはっきりさせる必要もないですが、それでもこの主人公は何を考えてるのか共感しにくく、何かしらの成長要素があれば良い方向に変わっていたと思います。
以上になります。
三次までいかれるだけはあって実力を感じます。
長所。良かった点
逃げたり、戦闘シーンは勢いがあります。
自動人形や肉では安定感があって情報の出し方もお上手です。
ところどころで似たよな印象のシーンを重ねるのではなくて、角度を変えて物語をいろんな方向から引っ張ってあげるためには他作品は何を書いているかに意識をむけると。角がなくて分かりやすいこの物語の良さがさらに引き立つかもしれません。
良かった要素
ストーリー 文章 オリジナリティ
スレッド: 明治二刀剣客蒸気奇譚《微笑う人斬りと電脳の少女》