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大野知人さんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜

頭の中で思い浮かべた作品の景色、アニメーションを出来る限り文章に落とし込むことに力を注いでいます。登場人物の挙動や台詞回しも、なるべく自然かつワザとらしさが無いよう心がけています。
構想の段階から、少年期から青年期にかけての時代の流れ、主人公の精神的、肉体的な成長を描こうと考えておりました。

不安な点は、二つほどあります。
一つは、単純に流行の話です。転生やざまぁといった流行りの要素が無いため、どうしても読者層は狭まり、目に留めていただける機会を失っているのではないかと。
ただ、入れれば良いという単純な話でないのはもちろんのこと、それを選んだのは他ならぬ私なので、努力不足と取られても仕方ないのかも知れません。

もう一つは、文章力です。こればかりは数値化して表すことが出来ない問題ですが、少なくとも、私が頭の中で思い描く描写や説明が満足に書けているかといえば、そうではありません。

みなさま、どうか率直な感想を宜しくお願い致します。分かり辛い点、良くない点、どこで損をしているかなど、逆にどこそこは良く出来ているなどのご意見も全て飲み干したいと考えております。

上記の回答(RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 居候編のケツまで読みました。
 かなり分かりやすい文章で描かれており、やり取りなどのテンポも良く、読みやすい作品であったと思います。
 
 他方で、設定の説明能力には難があるように感じました。
 具体的に言えば、6・7・8話に集中しすぎています。また、登笈が『日本に似た架空の国』の出身であるだけに、『日本から異世界に転生した』のか『もともと異世界の「日本に似た国」に住んでいて、移住した』のか『日本から、「架空の現代世界の異国」に移住した』のかの判別がつきにくかったです。
 プロを目指すのであれば、『こちら設定資料です。読んでください』と言って別腹で提示するわけにもいかないので、地の文の隙間で小出しにしつつ、設定を紹介する技術は身に着けると良いでしょう。

 また、全部を読んでいないのでいかんとも言い難いですが、『展開が遅い』ように感じました。
 居候編だけで約1万5千字あるのですが、主人公が主体的に行動する・活躍するシーンがほとんどなく、身の回りのキャラと設定紹介に終始してしまっています。
 しかも、恐らく学習院編ではリアもステンネル夫妻もメイドさんも登場しないですよね? もしそうであるなら、『長い間本編に登場しないキャラを紹介する』というのは余り良くないと思います。だって読者が感情移入しづらいもの。

 あと個人的には、冒頭の枇杷の国編は要らないんじゃないかなぁ……。こっちも、しばらく登場しないキャラの紹介に終始しているうえに、設定的に重要だから主人公が何かを決心するシーンなどの前振りで回想として使った方が良いと思う。

 また、上述とは別の理由でキャラが多すぎると感じました。キャラクターの数が多いと、一キャラあたりに割かれる尺が減って読者が感情移入しづらくなってしまいます。
 その上、関係性が複雑化すれば、読者は把握できなくなり、結果的に『読みづらく』なってしまいます。もう少しキャラ減らした方が良いと思う。

 主人公のキャラクター性が薄いのも問題ですね。一章の段階で『草むしり→熱中症で倒れかける→義父に話を聞く→隣国に行く』くらいしか活動していないため、全体的に『どういうヤツなのか』『どういう長所を持っているのか』がまるで見えてきません。
 特に主人公の長所・得意分野が見えないのは致命的です。読者がポイントを掴みにくいので、物語が全体的に薄味になってしまいます。
 何より、読者が主人公に魅力を感じないので、すぐに飽きられてしまいます。

 また、居候編が全体的に何のアクション/アクシデントもなく終わるため、作品の方向性が見え辛いのも問題点ですね。
 ハッキリ言って、これが恋愛モノなのか、戦記物なのか、アクションなのか、学園ラブコメなのか。戦記物よりであることはわかるんですが、些かスロウスタートに過ぎるように感じました。

 とまあ、こんな感じですかね。俺も自分の原稿が修羅場ってて、余り沢山は読めなかったんですが、参考になれば幸いです。

良かった要素

ストーリー

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評

遅くなり申し訳ございません。丁寧な返信をありがとうございます。

>他方、矢加部の『まとめて喋ってほしい』って言うのは事実瓜坂は理解してますね。っていうか、普通に思考を読んでます。
なるほど、納得できました。ただ、それですと地の文でも台詞でもいいので矢加部に「思考を読まれた?!」という反応が欲しいです。
今だと作者の書き間違いに見えてしまうので。

四話とエピローグの批評です。言いたい放題ですが、合わない意見は捨て置いてください。
〇もろもろ気になった点
・四話上 事務所襲撃
黒マントの襲撃がやや唐突に見えました。
喫茶店のシーンで前振りが欲しい、と言いたいところですが黒マントは街中でも目立ちそうな恰好なんで難しいですね。

あと、成平ループカウンターが二から始まっているのはなぜでしょう?
成平の能力詳細がわかっている四話ではループカウンターがなくても「アタシのループに~」発言だけでも状況は理解できそうです。

・四話上 矢加部とルイスの会話
このときに部屋の内装が解説されていますが「エスニックじみた独特の装飾」がケルト民族的なものなのかアジア系の装飾なのか、この時点で判断ができませんでした。エスニックには民族的という意味合いもあるので。
四話下の瓜坂の地の文でようやく東南アジアや南米系とわかりますが、情報開示が遅く感じます。
矢加部は身動きが取れないので、部屋の観察と称して後半の展開に必要な部屋の内装を、ここですべて説明させても不自然ではないと思います。
特に四話下でルイスが逃走に使う窓の情報は欲しいです。それまで細窓しか書かれていなかったため「細窓から逃げるのか?」となりました。窓は百鬼夜行を見せる役割もありますし、やや大きめでもいいかと。

・四話上 ラスト
矢加部が衰弱しきったと語るわりに冷静に見えるので、頭痛がするとか胃が痛いとか不調の描写があるといいかもしれません。

瓜坂の外見描写に腕時計の情報が欲しいです。四話下で腕時計が重要な役割をしているので。

・四話下 序盤
瓜坂の回想で、ルイスの襲撃により藍崎組に負傷者多数発生、とありました。
それはいいのですが、エピローグで四十人の医療費一千万とあり、ルイス単独でオカルトの専門家を何人も含む極道四十人を病院送りにできるものかなと首をひねりました。
四十人もの負傷者が出るような襲撃があれば、いくら極道がらみとは言え付近の住民や警察が動きそうな気もします。

・四話下 中盤
儀式実行時、生贄の人間はルイスの屋敷内にいたのでしょうか。
生贄は儀式の現場にいる必要があるイメージなので、その場に矢加部が一人だけだったのは少し違和感を覚えました。

拘束された瓜坂が左手と首を動かして腕時計を確認していますが、後ろ手縛りだと身を捩っても手首を見るのは厳しい気がします。自分でも試したのですが、やり方がまずいのかどう頑張っても手首は見えず……。
前だったら問題ないですが、状況的に後ろ手縛りかと思ったので。

・四話下後半
以降は個人的な好みが多分に含まれます。
デュラハン攻撃直前に、瓜坂が渾身の演技で叫んだとあり、個人的にかなり冷めました。それは矢加部の正体開示後に言って欲しかった。
一話時点で瓜坂は読者にも情報を伏せることがわかっているので、ここで本音を出さなくてもいいのでは。

百鬼夜行のシーンも、直前に瓜坂が解説をしたせいで期待感が削がれてしまいました。
上手い例ではないですが、以下のようだとワクワクできたかなと。括弧内は読者の反応(仮)です。
 ルイス「どうせハッタリでしょう!」
→ルイス窓へ(ルイスはどうやって逃げるのだろう?)
→窓に提灯お化けが映る(何事?!)
→ルイス驚く、悲鳴を上げるなどのリアクション
→百鬼夜行の面々が窓に映る(瓜坂何をやった?!)
→瓜坂「今日は干支~」(そういうことか!)
矢加部の正体が判明するシーンも百鬼夜行のシーンも、良いものだっただけに期待感が削がれるのはもったいなく感じました。

ヤマモトが来る展開は盛り上がってよかったです。ただそれまでに「ヤマモトが日本にいる」情報がなかったので、いつイギリスから戻ったんだろう、となりました。
四話上の電話シーンでヤマモトが近々矢加部の様子を見に日本へ戻る、ということでも言わせておくなどすると、伏線になるのではないかと。

それと、オカルトに詳しくない私にはヤマモトの正体を知らされても「誰?」となってしまいました。
エピローグにもう少しヤマモトの解説があると嬉しいです。

〇全体で気になった部分
矢加部視点の話は、瓜坂視点よりも地の文が理性的なので、感情的な傾向のある矢加部の台詞と地の文の調子が合わず、どうにもノリ切れませんでした。矢加部の潔癖な部分が私の感性と合わなかったせいもあるかもしれません。
矢加部視点の地の文をもっと感情的にするか、他の回答者様が仰っているように三人称一元にすればまた印象も変わると思います。
なんとなく、スレ主様は瓜坂の方が書きやすかったように見えました。瓜坂視点は地の文とのズレを感じなかったので。

会話劇がメインのせいもあるでしょうが、台詞で感情表現をしていて動作表現が少なく感じます。特に、百鬼夜行を目撃したルイスがほぼ無反応なのは残念でした。

作中でパロと明言されているのはジョジョとガンダムネタでしょうか。
どちらもわからなかった身としては、前者はともかく後者はパロと言わなくとも意味は通じるので、わざわざ明言しなくてもいい気もします。

〇誤字など
・四話上「ヤマモトさん助けられ」
・四話下「左手をと首を」
・四話下「~狙って引き絞った」引き絞る、は弓の弦を引く動作なので槍には合わないかと。「弓を引き絞るように体を捻った」ということでしょうか。
・四話下「机の舌から」こちらは数行前に同じ言葉があるので削ってもよさそうです。
・エピローグ「偽物の降伏」

〇余談
マリーの研究ノートをルイスが持ち去ったとき、某推理漫画の影響で「ルイスは姉の研究儀式を実行して自爆するのかな」と嫌な予測を立てていました。
実行した魔術は、ノートを盗んだ相手に報いを受けさせるための罠。魔術の実行はできるので嘘ではなく、ただし術者が確実に事故って死ぬことも書いていない、というような感じの。

粗探し、難癖に等しい批評になってしまいすみません。
キャラクターストーリーはとてもよかったので、改稿を楽しみにしています。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 ギンブナさん、ありがとうございます。
 事務所襲撃の唐突さは確かにありますが、幕間での発言もあるので、なんとなくわかるかなと思った次第。

 矢加部が『エスニックじみた』と感じたのは、あえて『どこの民俗か』言及しないことで、矢加部の『不慣れさ』を書いたためです。

 腕時計は確かにいるかもですね。

 うーん。デモとか参加する知り合いに聞いたんですが、暗闘系は意外とバレないらしいのです。とはいえ、一般常識で言えばわかりにくいのも事実。もう少し伝え方を考えます。

 腕時計確認のシーンは、うーん。リアリティを突き詰めすぎると尺を食うので、『ラノベだから』で通そうかな。

 ヤマモトの正体が分かりづらいのは了解です。ちゃんと作中にも書くようにしますが、『稲生物怪録』という江戸のころの妖怪草子に出てくる妖怪の総大将ですね。基本的に『さんもとごろうざえもん』と平仮名で検索かければ出てくる名前なので、解説をサボってしまいました。

 瓜坂視点の方が描きやすいのは事実なんですが、二話とか四話上とかを瓜坂視点で書くのが難しいので、ちょっと悩んでおります。

 動作が少ないのは説明に尺を割きすぎた弊害ですね。ギミックを少し減らして、尺を稼ぎます。

 誤字報告感謝。

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評

うー、良くも悪くも読みごたえがあった(読み手の負荷が高かった)ので、流し読みでも読了するのにだいぶかかりました。

・「タータンチェックをあしらえた」とありましたが「あしらう」と「あつらえる」を混同してます?「あつらえた」だと注文通りに作る、オーダーメイドという意味。「あしらった」だとおもに装飾を配置すること、になるので、文脈からいって多分こっちの「タータンチェックをあしらった」だと思います。

・他作読んでたから藍崎企画のネタから流用されているものがいくつかあったので、私にとってはネタが割れていて謎解きものとしては純粋に楽しめなかったのが残念。特に二話のループを面白いと思えるか、複雑な伏線が多すぎてギブアップするか、そこが評価の分かれ目になりそう。

・矢加部ちゃんが何も言われていないのに「イギリスのお客」と言っていたり、ヤマモトの正体ばれした時主人公視点での地の文でしかそのことに触れていないのに「驚いた」となっていたり、主人公の認識と矢加部ちゃんの認識が混同しているようなところがある。

・一人称多元視点って、自分を指す言葉が示す人物や彼我関係が根底から覆されるので、頻繁に変えると読者が混乱しやすいっす。確かホームズで「ワトソンに文句つけてたら自分で書いてみろと言われて書いた」ホームズの一人称語りが「どうもワトソンの書き方に似てきてしまったようだ」とこぼしていたりするんですが、作者本人のクセが出やすいんで気をつけて。今回はなんとかわかるんだけれど、探偵ものとしては矢加部ちゃん視点で統一したほうがよかったのかも、とか思ったり。あるいはどちらか片方を三人称一元にする、という手法もあります。

・大野さんがオカルトに詳しいというのはよくわかったんだけれど、そのせいか私みたいな半端なオカルトオタクには逆に「それしか思いつかない」ものばかりだったり。「イギリス系の魔術師ってドルイド以外にあったっけ?」とか、「矢加部ちゃん匂いを嗅ぐシーンが多いから、獣の妖怪かぁ」とか、ネタバレがネタバレとして機能していない感がなんとなく……

・一話でルイス、マリーを含めスリップジグ家の一族が5人も揃っているのに、その時点でその家がどういう系統の魔術師なのかに触れず、四話でようやっと思いつくってのがなんか変。これが「ケルト系かと思っていたらヒンドゥー教の魔術の使い手だった!」「実は知人にそっち系が詳しい人がいてルイスだけ身に着けていた」とかならどんでん返しにもなったんだろうけど(まあ、でもタロットはインド起源説があったはずなので結果的には似たようなもんですかね……)。

・テーマの「オカルトは嘘を吐けない」に関係してくるけれど、それだけに紛らわしい表現をせざるを得なくなってしまっていて、リーダビリティが落ちているのがちょっときつい。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 ヘキサさん、お久しぶりです。ありがとうございます。

 あ、本当だ『あしらえた』じゃおかしいですね。『あしらった』です。修正せねば。

 二話のループ構造はやっぱり短編でやるには負荷が高いか……。ただ、プロットごと作り替えれるかは微妙なので、うーん……。どうすっかなぁ。

 ああ、瓜坂の説明不足シーンはチョイチョイありますね。喋らせます。
 
 矢加部ちゃん統一だと、『人を騙すシーン』が無法地帯と化すので、今回この形にした感じです。

 正直、『それしか思いつかない』で良いと思ってます。『やっぱりねぇ』となってほしいのが本心ですが、別にそこまで意外性を出さなくても良いかなと思ってたり。
 イギリスだとウィッチクラフトや悪魔信仰なんかも入って来るんですけどね、っていうか、ドルイドはアイリッシュケルトだし。

 スリップジグ家の正体に関しては、瓜坂は知らなかったし、興味もなかったんですよね、多分。ただ、『興味がない』って地の文で書けないから、そういう不自然さを出しちゃったのかも。

 ええ、思ってたより『嘘』に縛られて煩雑な作品になってしまいました。反省です。

 ご意見、参考になりました。
 ありがとうございます。
 

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評の返信の返信

繋がりはアレですが、クトゥルフ回で触れていた

「ともあれ、同じように『名前を失った力や属性』みたいな曖昧な魔力の存在が、時として都市伝説や、或いは近年に意図的に作られた伝承と出会う場合がある。
ネットに載れば都市伝説、
空を飛んだらUFOで、
人に宿れば超能力―———ってね」

の超能力に環ちゃんが嵌まり、先触れっぽくなります。
『名前を失った力や属性』が後天的にその身に宿った少女、「未来予知の超能力者(オカルト)」って感じで。
=========================
あと、1話目の場合、魔術ウンチクは楽しかったので、魔術パート以外の詰めたい要素
・矢加部ちゃんの個人情報
・ルイスの情報
・マリ―の情報
・探偵の情報
・山本の情報
・山本と探偵の会話を矢加部ちゃんに聞かせる
・オカルトの誓約
・マリーを明確に矢加部ちゃんに目撃させる
・死体が無い失踪を「死亡」寄りに確信させる要素の強調
・嘘と真相
・矢加部ちゃんの能力

とかの方をダイエット推奨!入れたい情報が多すぎるかと。
とくにルイスと矢加部ちゃんは設定が喧嘩します。
【逆転裁判】とかでも1話目はシステム解説で、特殊設定の助手ちゃんの能力解説は2話目からですから。
============================

ルイスの年齢に関しても2~3話目くらいに探偵から矢加部ちゃんに内緒話として伝えたらいいと思います。

「うう、あの人距離が近い……怖い」
「あはは、彼らからしたら日本人は童顔に見えるらしいし、まず彼女は矢加部ちゃんより年下だろうしね。慣れない外国で人恋しいのもあると思うよ」

「え?年下ですか??」
「日本人からしたら、西洋人は老けて見えがちだからな」
「マリーさん見たろ?あと容疑者の女性陣。ルイスより背も高いし、下品な言い方でアレだがグラマラスだ」

「遺伝の面もあるだろうけど、彼女は彼ら一門にしては小柄だしスレンダーすぎる。彼女はまだ成長期途中くらいの年齢だと思うよ。正直小学生くらいの年齢でも驚かないよ?俺は」

「ええ…」
「あ、年齢に関しては触れちゃ駄目だよ?お子様を子共扱いすると、だいたいガチでキレるからね」
「……小学生を騙した上に大人料金を請求したんですか?」

「子供ほど大人料金の切符を買いたがるもんだよ」

とかで「赤ニシン的な情報」を早めに与えておくと、遭遇の際の胡散臭さが見下しに(笑)ルイスとの出会いの折ににコンビニの一番くじの景品っぽいの持たせたり、いかにもな菓子パン持たせたり、アニメイトの袋を持たせたりすると陳腐さが加速したと思います。

ついでに欠食児童とか育児放棄感も少し乗ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やらかしの大きさも幼さゆえの無邪気な残酷さ、姉の支援はあれど、反抗期とかで離れてしまい、倫理の薄い環境でそだった幼女を情状酌量の末に保護観察とかも納得できると思います。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評の返信の返信の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 再度の訪問ありがとうございます。
 
 羅列されて良く判る一話の情報の多さ。うーん、これは削る必要があるなぁ。

 ただ一方で、ルイスに関しては『幼さゆえに』みたいにしてしまいたくないので、年齢設定をどうするかはしっかりと考えたいと思います。

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評

丁寧なご返信ありがとうございます。遅くなりまして申し訳ございません。
返信の内容は了解しました。

手持ちのツールで縦書き文庫本仕様(一行四十文字、一頁十六行)に変換して再読したところ、二話以前で気になったところがありました。
・全体 行頭一字下げが抜けている個所が多数あります。
一話「そしてダメ押しに~」など。

・二話 八。~十八。
アクションシーンですが、どうもテンポが遅いように感じました。
台詞が細々と入るたびに勢いが途切れると思えてしまうので、台詞を削って動作描写を増やした方が、普段の会話劇との差異ができてメリハリがつくのではないかと存じます。
また、瓜坂の上半身と下半身が分かれてから退場まで二ページあり、かつ彼の台詞が多いため、重症のはずの瓜坂が元気に見えてしまいました。
矢加部もショックを受けつつ、周りの様子を仔細に見たり心情を地の文で語っているので、妙に冷静に見えて今ひとつノリ切れませんでした。
個人的には、ショックのあまり周りの様子もわからず成平の声も聞こえない、しかし瓜坂の伝言だけは聞こえた、とかだと悲壮感がもう少し上がるかなと。

・二話 喫茶店
「おう。多分~」と直後の「繫華街の端にある~」の文を入れ替えた方が状況がわかりやすいです。今だと階段を降りた直後に瓜坂が喋ったように見えます。
また、席を外しているのに彼の台詞がはっきりしているため、大音声で喋っていると読めます。
「……回りくどいですね。~」と直後の「できれば、わかりやすく~」は台詞にひとまとめにしないと、瓜坂が矢加部の台詞から「整理」に思い至ったことがわからないかと。今だと瓜坂が地の文=矢加部の思考を読んだように見えます。
あと、アイスコーヒーとジュースは啜るものなんでしょうか……。

・二話 ネタばらし
「この後の~」の文の直後に「週明けて~」の一段落を移動させた方が状況がわかりやすいです。一コマに台詞と状況が入れられる漫画ではないので、なるべく早めに場所と時間を提示してもらわないと、読んでいて困惑します。

・三話
クトゥルフ神話というよりTRPGっぽさを感じました。ダイスとかSAN値とか。
直視するなとの台詞のあとにけっこう詳しく怪物の動きが入るので、かなり直視しているように思えました。実際はそうでもないのでしょうが。
御作は軽い調子の会話劇が持ち味なので、クトゥルフ神話とは相性が悪いのではないかと存じます。
瓜坂の詭弁が通用しない相手、としては適任なんですが。
(個人的にクトゥルー神話はすこぶる扱いにくい題材だと思っております。プロでも伝奇系が下手だと駄作を作ってしまうので)
それと瓜坂のメタ発言は「作者がクトゥルフ神話を扱い損ねたんだな……」と一気に冷めてしまいました。

・三話 秋月の反撃
 秋月が反撃シーンでパイプ椅子を振り回していますが、部屋の描写には「ソファ、フカフカ過ぎる椅子」しかありません。
 振り回すのは別の物に変えた方がよいのではないでしょうか。成平もパイプ椅子で攻撃していたので、行動が被っていますし。

〇細かい気になった点
・二話ラストシーンで成平、矢加部ともに「席を立つ」が使われているので、どちらかは別の表現に変えた方がいいのではないでしょうか。
・三話「瞬間、俺は懐から~ブッ放す」と「狙いは~」を逆にしてはいかがでしょう。今だと撃ったあとに狙いをつけたように読めてしまうので。
・四話下で瓜坂がルイスの出身に気づくシーンがありますが、読者としては「ルイスがケルトの魔除け石を持っていた時点で気づいていたんじゃないのか」と突っ込み入れてしまいました。

すみません、四話まで書ききれませんでした。
細かいところをアレコレ言いましたが、合わない意見は切り捨ててください。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る(完結版・初稿)の批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 ああ、一話の行頭字数下げが抜けてるのは、ワードの仕様のせいですね。多分今後も発生するので、一通り終わってからの修正になりますが。指摘サンクス。

 そうですね。アクションシーンのメリハリ、というか『台詞だけのシーン』と『地の文でのアクション』の二つにもう少し分割した方が勢いや緊迫感が出る気がします。修正してみます。

 喫茶店のシーンでの電話台詞は、確かに順番前後した方が良いかも。
 他方、矢加部の『まとめて喋ってほしい』って言うのは事実瓜坂は理解してますね。っていうか、普通に思考を読んでます。読んだうえで、遠回しな言い方で矢加部ちゃんに考える余地を残すためにこういう言い回しをしました。

 アイスコーヒーとジュースは、啜ると思います。

 ネタばらしのシーンに関しては、場所は先に言っておいた方が良いかもですね。ただ、このシーンは矢加部ちゃんと成平が最初にサシで会話するシーンなので(初遭遇時のアレは短いのでノーカン)、二人の『ノリ』みたいなのを少し書いてからにしたかったという事情がありました。

 秋月、矢加部のパイプ椅子は確かに謎ですねぇ。部屋の内装を変更します。

 クトゥルフTRPGネタは、おおよそ瓜坂がおふざけで言ってるだけですね。
 ええ、良く読むと『直視してないけど怪物がデカいからそこそこ視界に入る』っていう描写です。
 2話3話は、とことん瓜坂の非力さを示すシーンが多いですからねぇ。クトゥルフである意味はあんまりなかったです。っていうか、多分別の怪物に差し替えます。四話のネタの都合があるので。

 二話ラストシーンで成平と矢加部の動きが同じになってるのは、彼女たちの心理的距離が表向きより近付いているっていう意味ですね。まあ、裏描写ではあるんですが、このシーンでの会話は『共感する』『同情する』みたいなのが多いので、そこに寄せました。

 三話における狙いを付けるシーンは、『瓜坂の持っている銃の正体』を出来るだけ気付かせないことに意味があるので、『無意味と知って居て怪物に撃つのか、それともほかに狙いがあるのか?』と出来るだけ読者をヤキモキさせたかったのです
 四話下でのルイスの正体バレについては、ケルトの魔除け石自体が土産物で売ってるレベルの有名商品であることもあり、また一話で示した通りに『魔術師は国を問わず必要な魔術を使う』ため、国籍性は微妙なんですよねぇ。

 細かく追及していただき、感謝です。
 そのうち、四話分の感想ももらえれば幸いです。

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元記事:荒野の百姓

米農家が喧嘩するんだ。リボルバーで……
魂を込めた2作目。どうぞよろしく

上記の回答(荒野の百姓の批評)

投稿者 紺色わさび : 0 投稿日時:

魂を込めたということで、まずは執筆お疲れ様でした。
連載中なら二話目、三話目と書き続けていくのでしょう。魂を込めた割には二十三日の時点で更新が止まっているのが気になるところではありますが、そこは一話が短編として上手く作られているので気にしない方向でいきます。

まず粗筋と大まかな流れについてですが、米農家がリボルバーを扱って喧嘩をすること、JAや農林水産省が存在感を放っていることなど、アイディアとしてはとても面白いと思います。あまり見ない話でしょう。
それに農業の内容もしっかりしている。私は稲作について詳しくないので判断は出来ませんが、田んぼの中を歩くのが一朝一夕で身につく技術ではないこと、手植え田植えのことなど知識面もしっかりカバーされていて、読みながら何度も頷いておりました。なるほど、と。

次に、文章についてです。こちらはあまり褒められたものではありませんね。
文章力、語彙力以前に、誤字脱字と一目で分かる部分があまりに多い。台詞についても、同じ人物のそれが連続している箇所が幾つかありますが正直読み辛いです。
尤も私は文豪でも国語の教師でもなんでもないので、そういう技法だと言われればそれまでですが、読者にとっては読み難い、という事実は覚えていてくださればと思います。

文章について続けます。この作品でかなり存在感の強いリボルバーですが、撃った時に擬音がそのまま書かれているのは何故でしょうか。バーン、とかズギャーン、といったあれです。商業作家の方の中にもこれを平気でされる方がいらっしゃるので、駄目だよとは言えないわけですが、折角ハードボイルドな世界観を描けているのに擬音のせいで一気に陳腐になるのでやめたほうがいいと思います。良い悪いではなく、作品に合っていません。
感嘆符(!←これ)を連発するのもどうかと思いましたが、こちらは勢いを作ることには成功しているので上手く働いているかと。
他にも、序盤に田んぼ田んぼと書かれ過ぎていて軽くゲシュタルト崩壊を起こしかけます。もっと言い換えや類語を使うことを覚えたほうがよろしいかと思われます。

あと、これはすみません。私の読解力不足なのかもしれませんので、先に謝罪をしておきます。
結局、三つの農具って何だったのですか?

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 荒野の百姓

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元記事:賤しき魔法使い

最後まで読んでいただけると大変ありがたいのですが、最初から、あるいは途中から話がダレてきて、読むのが苦しくなった際は、すぐに読むのを中断していただいても構いません。どの辺から読む気にならなくなったのか、教えていただけると幸いです。

ついでに、読んだところまでの地の文と会話文の両方を批判していただけるとなお、ありがたいです。

よろしくお願いします。

上記の回答(賤しき魔法使いの批評)

投稿者 オミクロン : 1 投稿日時:

 連投で申し訳ない。オミクロンです。私も3人称(神視点)で物語を書いているので、参考になればと思い投稿させていただきます。

「これが正解」という訳ではないので、あくまでも一助程度としてお考え下さい。

 まず3人称(神視点)は忌避されがちな文体です。神が保有している情報量は絶対です。それを書くのはいいのですが、どうしても説明過多に陥るのです。また、主人公への没入感を失わせ、カメラの位置が移動しやすいというデメリットもあります。

 双方ともに重大な問題ですが、前者に絞らせてください。後者は私も力量不足なので、説明できる立場にありません。

 私も陥っている神視点の情報過多は、読者からすると「それ、いる?」というくどさに繋がります。私が貴方の作品でそう思った部分を抜粋させていただきます。

【ここから】
 太古の昔、魔力が存在しなかった時代から、人間だけが持っていた力、モータルブロウ。
 それは、魔法のように、いつでも使えるわけではない。脳が危険を感知すると、筋力のリミッターが解除され、力が強くなるように、生存への本能が呼び覚ます力。危機的状況に陥ったときだけ、体内の血液を消費することによって発揮される力である。個人によって能力はそれぞれで、ごく一握りの人間だけが、モータルブロウを開花させることができる。広大な領地に、多種多様の人々が混じって暮らすクジャス帝国内でも、モータルブロウが開花したと報告される人の数は、たった十数人しかいない。

【ここまで】(4章5話より抜粋)

 この文で分かる情報を列挙するとこうなります。

1.太古の昔より人間のみが保持していた力
2.魔法のように常時使用は出来ない
3.生命の危機に瀕した時にのみ、体内の血液を消費して使用可能
4.能力の内容は千差万別
5.国に数十人しか使い手がいない

 以上の5点に集約します。ではその前後の文脈において、どこまで情報を開示すべきかを考えます。

 読者の視点からすると、2・3・4(場合によっては1か5のどちらかも)がなくとも十分通用するように思います。端的にすれば、「大昔より人間のみが保持していた、特別な力」で事足りてしまうのです。

 よって、今この段階で全容を明らかにする必要がないのです。そして必要以上の情報を提示するということは、ネタバレに直結します。また、先述の通り物語の流れを断ち切り、「いつまで説明する気なんだ」という苛立ちを与えてしまいます。

 情報開示において秀逸な例えを出したいと思います。かの名作漫画「NARUTO」の螺旋丸の修行を思い出してください。

 仮にあの場で自来也が螺旋丸の全てを説明していたら、ナルトはついていけませんよね。自来也の立場が筆者(神)で、ナルトの立場が読者だと考えればお分かりいただけるでしょうか。

 よって神視点は、他の視点より一層情報の取り扱いに気を遣わなければいけないのです。そしてこれを取り扱うのは、初心者では極めて難しいとされています。なので3人称(神視点)は忌避されているのです。

 なので前回もご指摘させていただきましたが、推敲が必須です。それも生半可なものではなく、しつこいくらいにする必要があります。一文一句に神経質になるくらいで私は丁度いいと思います。

 連投、長文失礼しました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886261415/episodes/1177354054886261488

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 賤しき魔法使い

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元記事:元お嬢様と暮らす事になったのだが

自由気ままな生活を送りたい男子高校生と残念系元お嬢様のコメディです。欠点の指摘は歓迎ですが、長所や助言、改善案、添削も一緒に書いてくれると嬉しいです。

上記の回答(元お嬢様と暮らす事になったのだがの批評)

投稿者 平野ハルアキ : 0 投稿日時:

最新話(7話)まで拝読しました。
印象としましては『全体を見ればかなり良くまとまっているけど、細部まで良く見ると微妙な甘さがある』と言う感じです。

第2話にて、デパートに買い出しに出掛ける前に『今日が日曜日である』事を描写した方が良いと思います(第3話で描写されていますが)。初めて読んだ時は、高校生活と口にしている割に学校を放ったらかしにしている、と言う違和感を感じてしまいました。

第3話辺りから、改行後の字下げが行われていない箇所が目立っています。

第3話にて、達也の「……お前らしくないぞ」と言うセリフですが、出会ってまだ二日目の人物に対して言うのは、説得力よりも「うーん……?」と言う疑問の方が上回ってしまいました。麗華の人となりはこれまでのやり取りで十分把握出来ているため、決定的におかしな訳ではありませんが、達也のセリフに説得力を持たせるには、まだ時期相応であるか、達也の心理描写不足である……と感じました。

第4話にて、達也と麗華が一緒に暮らしている事実を、芽衣子がアッサリと受け入れたのはやや肩透かしを喰らった気分です。「うわー、会いたかったー!~」から続く言動を見れば、芽衣子が達也に対して恋愛感情を抱いている、と読者は想像するでしょう。ならばその後、達也が別の女の子と一緒に暮らしている事実を巡って一波乱……と予想するのが定番の流れですが、そう言った事もなく事実を受け入れたので「あれ?」と思いました。これも、その後の芽衣子の明るく人懐っこい描写を見れば、決定的におかしな訳ではありませんが。

同じく第四話にて

「……そんな幼稚なサイトが無くなった位で怒るなんて。小さい男ですわね」
麗華の言葉にカチンと来た。

この描写が後に引っ張られる事なくスルーされてしまった(そう言う風に感じました)のは、違和感を覚えました。麗華の言葉ははっきりと暴言ですし、達也は本気で怒っても良いはずなのですがそう言った事もなく、芽衣子の「喧嘩はやめて!」で騒動自体をアッサリと流してしまうのは疑問です。例えば風呂場のやり取りを切っ掛けに本気で喧嘩を始めて、事態がにわかにこじれ始める→「喧嘩はやめて!」……と言った流れはどうでしょうか。

かなり細かい指摘になってしまいましたが、裏を返せば大きな問題点が見当たらないと言う事でもあります。実際上記の問題点も、重大と言える程に違和感を覚えた箇所ではありませんでした。
細かい点が改善されれば、更に良い作品になるのではないかと感じました。

以上です。失礼しました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n2673ek/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 元お嬢様と暮らす事になったのだが

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