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RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜 (No: 1)
スレ主 紺色わさび 投稿日時:
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https://novelup.plus/story/561880388
頭の中で思い浮かべた作品の景色、アニメーションを出来る限り文章に落とし込むことに力を注いでいます。登場人物の挙動や台詞回しも、なるべく自然かつワザとらしさが無いよう心がけています。
構想の段階から、少年期から青年期にかけての時代の流れ、主人公の精神的、肉体的な成長を描こうと考えておりました。
不安な点は、二つほどあります。
一つは、単純に流行の話です。転生やざまぁといった流行りの要素が無いため、どうしても読者層は狭まり、目に留めていただける機会を失っているのではないかと。
ただ、入れれば良いという単純な話でないのはもちろんのこと、それを選んだのは他ならぬ私なので、努力不足と取られても仕方ないのかも知れません。
もう一つは、文章力です。こればかりは数値化して表すことが出来ない問題ですが、少なくとも、私が頭の中で思い描く描写や説明が満足に書けているかといえば、そうではありません。
みなさま、どうか率直な感想を宜しくお願い致します。分かり辛い点、良くない点、どこで損をしているかなど、逆にどこそこは良く出来ているなどのご意見も全て飲み干したいと考えております。
あらすじ(プロット)
優しい母親と、仲のいい幼馴染達。決して都会とは言えないが、静かで長閑なふるさとの村。
そこで暮らす少年・宮城 登笈(みやぎ とおい)は、突如として国の内乱に巻き込まれ、全てを失った。
これは、彼の成長を描く物語。
妖精の消えた土地———アストライア大陸にて、時に学び舎で友人を作り、時に旅先で恋をして、時に自分の周囲を脅かす敵と刃をぶつけ合う等身大バトルファンタジー。
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評 (No: 2)
投稿日時:
最初の設定管理を飛ばして、ステンネル公爵家の居候 編あたりまで読みました。
丁寧に描かれて、読みやすく分かりやすい書き方をされていると思いました。その辺は好印象でしたよ。
ただ、モブと思われるキャラもメインキャラも、同じような扱いで描かれているので、この人は重要なのか読み流していいキャラなのか分かりにくいため、そこが読みづらさに繋がっている気がしました。
しばらく登場しなさそうな幼馴染や、役割的に重要性が低そうな使用人まで初登場で名前まで書かれると、情報量が多い気がしました。「このキャラの名前は○○」だって決まっているのは分かるんですけど、読む側からすると特に序盤は覚えることが多いので読んでいる時点で重要度の低い情報はないほうが読みやすいと思いました。なので、メインのキャラを覚えてもらうためにも、メインキャラ以外をモブ化してもいいのでは?って思いました。
主人公が故郷を焼かれて親戚の家にお世話になり、学校に進学することになったわけですが、今までの構成ですと主人公に何が起きたのか分かりやすいですけど、「この主人公で何を描きたいのか、何で読み手を楽しませてくれるのか」までは、冒頭からは私には伝わりにくかったです。
商業的に売るなら、「作品の注目ポイント・アピールポイント」を冒頭で提示したほうがいいと思うんですけど、それが分かりにくかったです。
あらすじに「バトルファンタジー」とあるのに冒頭一万字でバトルとファンタジーの気配がないのはもったいないと思いました。
なので、冒頭を読んでもっとも気になった点は構成でした。
自分のことを棚にあげて色々と気になる点を書きましたが、あくまで個人の意見なので合わなければ流してくださいね。
ではでは失礼しました。
長所。良かった点
丁寧に描かれて、読みやすく分かりやすい書き方をされていると思いました。
キャラも感じが良さそうで好感が持てました。
良かった要素
キャラクター 文章
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評の返信 (No: 3)
投稿日時:
作者です!!
まずは読んでいただき、ありがとうございます。
批評もとても内容が分かりやすく、読む中で「あーたしかに」と頷いてしまうことも多くありました。
・モブと呼ばれるキャラも〜
確かにその通りです。特にメイドのミエス、学習院の先生などが該当すると思われます。
重要キャラではないものの、作者としては我が子同然に大切な登場人物。……なのですが、その愛が逆効果となっているわけですね。
そこで読者の方々が混乱される(=どのキャラを覚えればいいのかわからない)ということも納得です。
情報量の話をすると、作者はなるべく世界観や設定の話を地の文だけで説明するのは避けていました。それは読者の方が覚えきれず、設定の羅列ばかりで退屈になるかと考えたからです。しかし、結果としてキャラのせいで同じような事態を引き起こしていたのですね。気付かせてくださり、ありがとうございます。
・何を書きたいのか、何で〜
正直なところ、これは構想の段階からあまり考えてはおりませんでした。
少年期から始め、青年期に進んでいく中で、主人公の精神的肉体的な成長を楽しんでいただく傍ら、その周囲で出会った友人らも同じく成長し恋をして、といった一人の人生を感じてもらいたい、くらいに考えていました。
ですが、この主人公が成長していくのを見てほしい、なんて書いておらず、書いてあったとしてもそれを見て「おお読もう」となるかどうかという話ですよね。ありがとうございます。確かにその通りです。
・あらすじにバトル〜
これは完全にあらすじのセンスの無さが露呈していますね。この言葉を選んだ理由は大きく二つありまして、一つは転生やざまぁなど流行りの単語が出せない代わりに何か読者を惹きつける言葉を出したかったということです。もう一つは、最終的にはそうなる予定だということです。ただ、初回から1万字あたりの段階ではその要素が一切無いことは仰る通りですし、何か別の言葉に置き換えた方が読者側に誠実ですね。
重ねてお礼を申し上げます。
厳しい言葉も使わず、良く出来ているところははっきり言ってくださり、そして作者の気付いていない部分に気付かせていただき、ありがとうございました。
RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評 (No: 4)
投稿日時:
居候編のケツまで読みました。
かなり分かりやすい文章で描かれており、やり取りなどのテンポも良く、読みやすい作品であったと思います。
他方で、設定の説明能力には難があるように感じました。
具体的に言えば、6・7・8話に集中しすぎています。また、登笈が『日本に似た架空の国』の出身であるだけに、『日本から異世界に転生した』のか『もともと異世界の「日本に似た国」に住んでいて、移住した』のか『日本から、「架空の現代世界の異国」に移住した』のかの判別がつきにくかったです。
プロを目指すのであれば、『こちら設定資料です。読んでください』と言って別腹で提示するわけにもいかないので、地の文の隙間で小出しにしつつ、設定を紹介する技術は身に着けると良いでしょう。
また、全部を読んでいないのでいかんとも言い難いですが、『展開が遅い』ように感じました。
居候編だけで約1万5千字あるのですが、主人公が主体的に行動する・活躍するシーンがほとんどなく、身の回りのキャラと設定紹介に終始してしまっています。
しかも、恐らく学習院編ではリアもステンネル夫妻もメイドさんも登場しないですよね? もしそうであるなら、『長い間本編に登場しないキャラを紹介する』というのは余り良くないと思います。だって読者が感情移入しづらいもの。
あと個人的には、冒頭の枇杷の国編は要らないんじゃないかなぁ……。こっちも、しばらく登場しないキャラの紹介に終始しているうえに、設定的に重要だから主人公が何かを決心するシーンなどの前振りで回想として使った方が良いと思う。
また、上述とは別の理由でキャラが多すぎると感じました。キャラクターの数が多いと、一キャラあたりに割かれる尺が減って読者が感情移入しづらくなってしまいます。
その上、関係性が複雑化すれば、読者は把握できなくなり、結果的に『読みづらく』なってしまいます。もう少しキャラ減らした方が良いと思う。
主人公のキャラクター性が薄いのも問題ですね。一章の段階で『草むしり→熱中症で倒れかける→義父に話を聞く→隣国に行く』くらいしか活動していないため、全体的に『どういうヤツなのか』『どういう長所を持っているのか』がまるで見えてきません。
特に主人公の長所・得意分野が見えないのは致命的です。読者がポイントを掴みにくいので、物語が全体的に薄味になってしまいます。
何より、読者が主人公に魅力を感じないので、すぐに飽きられてしまいます。
また、居候編が全体的に何のアクション/アクシデントもなく終わるため、作品の方向性が見え辛いのも問題点ですね。
ハッキリ言って、これが恋愛モノなのか、戦記物なのか、アクションなのか、学園ラブコメなのか。戦記物よりであることはわかるんですが、些かスロウスタートに過ぎるように感じました。
とまあ、こんな感じですかね。俺も自分の原稿が修羅場ってて、余り沢山は読めなかったんですが、参考になれば幸いです。
良かった要素
ストーリー
RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評の返信 (No: 5)
投稿日時:
大野さん。丁寧に読み込んでいただき、ありがとうございます。
批評の内容に関してもとてもわかりやすく、なるほどと気付かされることばかりで、作品に足りない箇所や作者に足りていない技能が浮かび上がってくることがとてもありがたいです。
設定の説明能力。これは私自身も居候編を書いている最中に悩んだことです。
世界観や国の設定は小出しにして、一話から数話は主人公の性格や状況周りの紹介に努めようとしたものの、学校選択の際に結果として国の説明もせざるを得なくなり、6,7話に一極集中してしまったというのが、後から見返しての見解です。
ただ、これが正解でないことは理解していながら、ではどう改良すればいいのかというのが悩みの種でした。
今70話近くまで書いた状態、私自身がRELACIONの世界観に慣れた状態で居候編の改稿に挑んでみたいと思います。
展開が遅いとのことで、そこは丁寧に書こうとしすぎたのかなと反省しております。
間延びした序盤の展開を小さくまとめて、空いた箇所に主人公が主体的に行動、主人公の性格や魅力が感じられる話を挟もうと思います。
枇杷の国編が要らないということで、これも……いや本当に悩みました。そうですよね。
火鷺と姫愛は次の章で出てくる想定で、その時に「久しぶり」みたいな展開にすると唐突感が出る気がして、じゃあ1話にしっかり入れておかないと……となった結果です。あとは”1話らしい1話を描きたい”ということもあり、故郷が戦火に焼かれるという過去回想を入れたわけですが、確かに母との会話も必要無い感じはしております。
もちろん当時は絶対いいじゃんこれ!! とノリノリでprologueにしたわけですが。
居候編は本当に目立ったアクションも無く、登笈が学習院入学を決めるということだけで終わってしまっているので、確かに私も改良すべきだと思います。
ただ、じゃあどんな掴みを入れるべきかと考え始めるとまた悩んでしまい……祝日一日たっぷり使ってそちらに思考を終始させたいと思います。
わかりやすく、また納得もしやすい批評を書いていただいて、本当にありがとうございます。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評 (No: 6)
投稿日時:
とりあえず030まで到達したので一旦感想を。
なんでここで一旦感想書くことにしたかというと、
「ここが第1話で良かったのでは?」と思うのが3回目だからです。
1回目が012で入学式前にライアと会った所。
2回目が018で入学式後に1年時間を飛ばして学習院の日常生活描写が始まったところ。
で、3回目が030でまた時間を1年すっ飛ばしたところ。
設定抜いて28話、6万字分読んだわけですが、キャラや世界の設定紹介ばかりで、ストーリーと言えるものはありませんでした。
色々設定をインプットして、そろそろ本筋が始まるのかなと思ったら、時間飛ばしてもう一度設定の追加をインプットさせられ、が繰り返されてかなり辛いです。
当然主人公の成長も特に感じられません。まあ、時間は経過してるし
最高学年まで進級してるわけですが、実際の活躍が何もないので。
029で大陸規模の情勢変化が予告されてるので、流石にまた時間のすっ飛ばしは無いと思いたいのですが……
全寮制の学校で3年間って、本気で書けばそれだけで1シリーズ終わるぐらいのストーリーとキャラ成長を詰め込めるステージだと思うのですよ。それを丸々放り投げるのは、主人公の成長を書くつもりがあるなら、かなり悪手だなと思います。
で、その設定を読むのもつらい。長く複雑で読みにくい文章が多く、視点変更が多用されるため、頭に残りにくいんですね。
作者ご自身でもそうなっているのではないでしょうか?
例えば、023で柳花が枇杷の国の出身で城主の娘と自己紹介しています。
しかし、024でライア視点に飛んだ後に025で戻ってきた後に柳花は再度自己紹介をしているわけですね。
また、貴族の継承システムの設定にブレがあるようです。
長女であるリアーネが公爵の後継者として扱われているのに、スイヨの話の時には「家を継ぐのは長男の仕事」とされて彼女は政略結婚の駒に使われそうになっています。
長子相続の世界ならスイヨも立派な後継者だし、長男相続の世界なら公爵の後継者は登笈のはず。
まあ、出身国が違うので「国によって違うんです」と言えば納得はしますが、本文に記載は欲しいですね。
ここまで読んだので、ここからは面白くなると信じて残りも読むつもりです。
ここまでを面白くするのであれば、学習院での生活で色々なエピソードを書くべきかと。1エピソードごとに1,2人のキャラと登笈が絡む短編集のような形でゆっくりそれぞれのキャラについて飲み込ませてほしいと思いました。
RELACION 〜有力貴族の居候となった少年とその数奇な人生を〜の批評の返信 (No: 7)
投稿日時:
なるほどです。
柳花に関してはあれ間違いではないですよ。故郷にいた頃は年齢もあって久能家のことも知りませんでしたし、城主=領主というわけでもありませんから。
ただ、確かにそう捉えられても仕方がないというか、言われて確かにその勘違いを生む書き方とも見えるなと自分でも感じました。ありがとうございます。
貴族の継承システムについても解釈の上で問題が生まれてしまっているので、私の文章力の責任ですね。申し訳有りません。リアーネは血筋的にも規模的にもどでかい家の長子なので、婿入りシステムが採用されているというだけの話です。スイヨの場合は貴族っちゃ貴族だけどそこまで大きくないよねってことで、彼女はどっかに嫁入りだねーってなっているだけです。
記載もしようか迷ったのですが、その場にいないリアーネを比較として並べてもと思い、そのままにしています。
あとは両親の意向とかも細かい話だと入ってきますが、登笈に「そっかぁ両親がね」とか言わせるのがピンとこなくて今の流れになりました。
時間飛びについては数ヶ月・数年規模のジャンプはもうありません。
学習院編はもっと長くしたいと考えていたのですが、居候編で割とだらだらした展開を書いていたために、なるべくこっちはスピーディに進めていかないとと考えた結果ああなってしまった形です。
丁寧にやったほうがいいと仰っていただけるのであれば、後から挟む形にはなりますが、短編を組み込んでいきたいと思います。ありがとうございます。
第一話で入学もかなり迷ったのですが、そこはリアーネを先に出しておきたかったっていう気持ちを優先させた形ですね。あとは再起と帰還編のラストで家に戻った時に、学習院スタートだと「いやお前誰?」から入ってしまうので仕方なくといったところです。
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