ノベル道場/小説の批評をし合おう!

大野知人さんの返信一覧。得点の低い順2ページ目

元記事:帰還勇者は帰ってきても忙しい

まったくもって初心者です。以前このサイトでいくつか相談を聞いてもらったものの『書いてみてから考えればいっか』と書いてみて、自分なりに面白かったんで投稿したんですが、人からどう見えるかとか全くわかりません!ぜひぜひ意見が欲しいです。

上記の回答(帰還勇者は帰ってきても忙しいの批評)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

いーぴんさん、ご意見ありがとうございます。筆者です。
全然辛口ということはなく、わかりやすい意見、大変参考になりました。

 『面白くなるまでが長い』というのはよく指摘されるところで、また個人的にも実はなろうは肌に合ってないんじゃないか……。なんて思う時もあるのですが、これで小説家への道を撤退するのも癪なので、近日中に改稿・新プロローグの導入を検討中です。
 『設定の説明が長い』件に関しては、分散できるものは分散させて後に回すかしようと思っています。
 『キャラクターの必要性がわからない』件について。
 先輩に関しては、『知らないだけで身近なところに妖怪がいた』『最初からいて、要所要所で主人公にアドバイスする』キャラクターを目指して作ったのですが、どしょっぱつからそれを表現するのがなかなか難しくて。
 というと言い訳になりますが。もう少し目立った設定・性格を上乗せしようかな、とは思いますが、結構譲れないキャラクターです。個人的に。
 
 最後になってしまったのですが……。
基本的にこの作品のメインは『地球サイドの神々がニートになってること・彼らを働かせたり、守ったりする不思議なお仕事』ではなく『異世界にも地球にもこんなにチート持ちがいるのに、世の中ってままならないよね』みたいな儚い系ギャグを目指しております。
 ですが、確かにご指摘の通り『自分が想像した異世界のキャラ』だけでなく『実在の地球側の神々というキャラクタ』を出していっても面白くなりそうです。ぜひぜひ参考にさせていただきます。
 それが伝わりにくい入りだというのは重々承知しているのでまた直していきたいのですが、今後ともご意見等賜れれば幸いです。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893962850

目的:プロになりたい!

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 帰還勇者は帰ってきても忙しい

この書き込みに返信する >>

元記事:ナイトメアフライデー

ノベル道場を初めて利用させていただきます。如月千怜と申します。
元々私は鍛錬投稿室に投稿していましたが、最近は投稿室の人離れが激しくなってきたのでこちらにも投稿することになりました。よろしくお願いいたします。

今回書いた作品はホラーですね。今まで一度も書いたことがないジャンルなので、そのあたりに詳しい方からのご意見を頂きたいです。
ちなみに私は基本的にどこでも欠点の指摘を歓迎するスタンスを取っていますので、もし引っかかるところがありましたら遠慮なくご指摘ください。

上記の回答(ナイトメアフライデーの批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

ちょっと酷評っぽくなっちゃいますが……。

まず、全体的に『怖い』というより、『ただグロイだけ』みたいになっちゃってる感じがあって、正直ホラーとしては全く物足りない。
個人的に怖くない理由は三つくらいあると思います。
 一つは 読むせんさんも言及していた邪神・魔物サイドの『悪意の物足りなさ』。
召喚されて即殺される系はいくらか覚えがありますが、読者側が『次は自分の番かも』と怖気を感じるような計画犯行性があるとより怖いし、邪神の行動だって見方を変えれば『信者のために頑張りました!』ぐらいのノリにしか見えない。
 二つ目は、食われる側の感情の描写の不足。異世界転生の知識が木の下にないせいか、『期待→絶望』っていう感情の変化が読み取りにくい。
それに、木下はもっと抵抗できたはずだし、仮に抵抗できなかったとしても死にかけおぼろげな意識の中で感じる恐怖の描写なんかがもっと入ってないと怖くない。別に『グロイのが苦手な方は』と注釈をつけてでも血や感情の描写を増やすべきと思った。
『こんな凄惨な光景を見て、何で冷静でいられるんだ?』と疑問に思う木下の思考自体が冷静過ぎて不自然。一般人ならもっと慌てるべきだし、できることなら血を見た時点で逃げるか叫び声の一つでも挙げた方がいいと思う。恐怖の描写として。
 で、最後。シンプルに要らない豆知識、主語が多いと思う。一回一回、『西村が』とか『最初に案内した少年が』って言っているせいか、どうにも緊張感の抜け落ちてしまうパートがあるし、『プレミアムフライデー』を何回も連呼するせいで冒頭部分で目が疲れる。なにがしかの代用語(例えば『花金』)を使うならまだしも、カタカナ十文字は普通に長い。それ以外にも冗長になってる場面がいくつかあって、どうにも緊張感や怖さが薄れて感じる。

 個人的な趣味としては、もっと長めの文章・グロ描写多め・感情描写多めくらいにして、文庫本15ページくらいまでに引き伸ばされたのを読みたい。コンセプト自体はだいぶ好みです。
 

長所。良かった点

↑では感情描写についてだいぶ非難しましたが、日常シーンでの『プレミアムフライデー』への歓喜のわかりやすさとか、時たま入る擬音の使い方はとても好みです。
あと、ネーミングも個人的には好き。女の子が『マガリー』と呼ばれてるのは特に好み。(『マーガレット』の愛称、ですよね?)

良かった要素

ストーリー 文章

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://novelup.plus/story/820123488

目的:趣味で書く

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ナイトメアフライデー

この書き込みに返信する >>

元記事:帰還勇者は帰ってきても忙しいの批評

三話辺りまで読みましたが、面白くないです。
神様を相手に接待するという主題ですが、この要素がなぜ異世界と地球を守ることにつながるのかがサッパリ理解できないです。
事件を序盤から起こす気がないならこういう思わせぶりなことはあらすじに書かない方がいいと思います。

あと前書きとあとがきに同じ内容の文を何度も記載していますけど、一回だけでいいと思います。

上記の回答(帰還勇者は帰ってきても忙しいの批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

如月さん、コメントありがとうございます。
あらすじ・タイトルの文面が紛らわしいものになっている、というのは事実ですね。だいぶカオスな内容の作品として書いていたので、すごく大雑把なストーリーラインを書いたつもりだったのですが、五話くらいまで読まないとタイトルの意味が分からない、というのは確かに問題ですね。
 前書きあとがきの件も、情報漏れが起きないように書いたつもりだったのですが、確かに鬱陶しいですよね。
 内容面ではあまり参考にならない意見でしたが、内容以外の部分もちゃんと努力しないと読んでもらえないことを改めて理解させられました。
 また意見もらえると嬉しいです。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893962850

目的:プロになりたい!

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 帰還勇者は帰ってきても忙しい

この書き込みに返信する >>

元記事:黄金の魔女フィーア

どうもお久しぶりです。如月千怜と申します。
そろそろ枚数が100枚に到達しそうなので、ここに作品を掲載させていただきます。
実はオリジナル作品の長編は今回が初めてです。よろしくお願いします。

登場キャラ

フィーア・ブリューゲル
主人公。22歳の女性。黄金の魔女と呼ばれており、アルミュールでの知名度は高い。
ただ広がっている噂はほぼ偏見ばかりであり、元々人付き合いを好まない性分であったためか、住処の森であるフォレノワールから出てくることはほとんどない。
得意とする魔法は補助魔法。攻撃魔法は土属性に特化している。
本領はゴーレムなどの魔法生物の使役である。

ミレーヌ・ワロキエ
フィーアの友達。20歳の女性。
フィーアより年下だが幼少時代から付き合いがあったためか、彼女のことを普通に呼び捨てにしている。フィーアも全く気にしていない。
人付き合いが苦手なフィーアと違い、ガンガン他人に干渉する肉食女子。そして凄まじい恋愛脳の持ち主。
ただ一度裏切った相手、特に友達を傷つける奴に対しては一切容赦しない。そういうところはすごく真面目である。裏切りのジャッジは厳しめ。
得意とする魔法は攻撃魔法。

ティファレト・パヴェロパー
月の加護を持つ一族であるムラクモ族の戦士。22歳の男性。腕利きの冒険者である。
母親は一族の族長であり、跡取りに当たる立場である。今は武者修行のため一族の集落を離れている。
長身かつイケメンで女性にモテるが本人はマザコン。即ち残念なイケメンである。
ただ仕事に対しては真面目であり、ツッコミ役を担うことも多い。
武器は刀。旅に出る前にせんべつとして母親から受け取ったものである。
ちなみに第6話時点で実施したアンケートでは一番人気なキャラクターだった。

テオドール・グートハイル
フリーランスの傭兵。18歳の男子。主要キャラの中では最年少。
元々は軍に所属していたが、人間関係に嫌気がさしてすぐやめてしまい、傭兵になった。
軍属であったため、最年少でありながら達観した口ぶりが特徴。
ただ軍属時代に年相応とは言い難い経験をしたからか、ところどころ他人に対する情愛に欠けた言動が目立つ。

上記の回答(黄金の魔女フィーアの批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

僕個人もそれがうまくないからこそここに書くのですが……。
全体的に『台詞以外の感情表現』が少ない!
と思いました。
 静かになってしまった、とか声に怒りが乗っているように感じられた、という描写はちらほらあるのだけれど。『嫌そうに汗をぬぐった』とか『足が震えているようだった』とか自然と動きに出てしまう感情がもっと書き込まれているといいと思う。

 あと、主人公が冷静過ぎるせいか、戦闘シーンでの緊張が薄かったり、主人公以外が取り乱すシーンの迫力が感じ辛かったりしてると思う。
 同じ言葉の連呼が多くなってるのもナンセンスだと思った。005『奇特な視線』

 『二人が戻ってきた。二人共表情からは怒りが消えていない。
「二人共……」
 思わず涙声が出る。二人共私のために怒ってくれたからだ。』

など、いくらか固有名詞をはさむか別の言葉に変えた方がいいと思う。(『二人共』が多すぎる/『仲間たちはまだ表情に怒りを残していた』とか、『ティファレトさんもミレーヌも私のために怒ってくれたからだ。』でもいい)
どうにも読みにくくて、つまる箇所がある感じがした。

長所。良かった点

 僕の趣味の話になってしまうけど、ゴーレムの動き方とか、魔獣の行動の仕方には機械らしさ・動物らしさがそれぞれに合ってイキイキとした動きに思え、好ましいと感じた。上で書いた描写不足があちこちに見られはするけど、実際に彼らが実在するのを横から見て文章にしたような『らしい』動きだった。

主人公の性格が、『基本的には』冷静なのも個人的には好ましい。生憎僕はこのような性格ではないけれど、できる限り論理的に考え、対処し。されど仲間が自分を思って行動してくれた時にははらりと涙をこぼしたりもする。そういうキャラクターは実に見どころがあるし、そういうキャラクターをうまく描いているとも思う。

ティファレトのマザコン描写もうまいなぁと素直に思った。身の回りにこういう人いる、と言う共感が持てて、物語に入りやすかった。

良かった要素

ストーリー

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://novelup.plus/story/378348658

目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 黄金の魔女フィーア

この書き込みに返信する >>

元記事:日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。

以前ここで批評依頼をしたものです。
『まだ短い』『タイトルが紛らわしい』などの意見を頂きタイトルを変え、ついでに内容も頭から書き換え、二日一更新を地道に続けて分量増えたんで誰か叩いてください。
旧題:『帰還勇者は静かに暮らせない』です。
ですが、正直キャラの名前と設定以外は結構変わりました。
悪質な広告になってしまっていたらごめんなさい。

上記の回答(日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。の批評)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

ここまで褒められるとは……。
ありがとうございます。今後とも精進します。
行間はね……。眠かったのでこうなっちゃったんです。そのうち直しやす

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9425fz/

目的:プロになりたい!

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。

この書き込みに返信する >>

現在までに合計108件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全22ページ中の2ページ目。

ランダムに批評を表示

Open the Door.

投稿者 作者 返信数 : 4

投稿日時:

ふと思い浮かんで殴り書きました。 率直な意見を求めてます。 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894358921

あの白球を支配しろ!

投稿者 ニート 返信数 : 1

投稿日時:

お伺いしたい点は ・スポーツ系の小説って需要があるのか ・誤字脱字、表現や展開がわかりにくいところの指摘 ・長所があれば教... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9989ip/

写真家のささいな前日譚

投稿者 こむぎ 返信数 : 3

投稿日時:

赤い蝋燭と人魚の個人的な解釈を含めた二次創作のようなものです。 知識がないため、二次創作に当てはまるのかちょっと微妙なところです。... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16011499

ランダムに批評を表示

元記事:風の舞う地

もってぃ と申します。
前回、要望を「長所を教えてください!」として批評を得られなかったので、あらためて「たのもー!(ボコボコにしてください)」にして再投稿です。

架空のファンタジー世界での戦記物となっております。
大河ドラマ的かつ群像劇です。少し硬派な感じとなるように書いています。
できれば各章ごとに、物語としての展開と、表現・構成についてのご指摘を頂ければ、と思っております。

あと群像劇ですので、登場人物についての率直な評価や演出上の改善点などもご指摘頂けると嬉しいです。

上記の回答(風の舞う地 の批評)

投稿者 篠宮ソラ : 0 投稿日時:

ごめんなさい………プロローグと1話だけで力尽きました………
自分もついこの間批評を貰ったばかりなんで、あまり強くは言えないですが、最初から地の文で世界観を語るのは正直読む気が失せてきます。まだ会話文で言ってくれた方が理解しやすいかな。

後、主人公が5人もいる群像劇は正直分かりづらい。視点移動もしなくてはならないし、誰が誰でもはっきりしないうちからはあまりしない方がいいと思う。どちらかと言えば話より章ごとで切り替えるべきかも。

文章力は自分より遥かに高いですし、世界観はとても好きです。滅びに向かう中で最後までどう生きるのかわからない主人公達へのワクワクが伝わります。

これからも頑張ってくださいね

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n4145gl/

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 風の舞う地

この書き込みに返信する >>

元記事:財閥のご令嬢の専属執事なんだが、その家系が異能者軍団な件について

なろうで開催しているWeb小説の大賞に応募したため、改稿を考えています。

文体、語彙力や表現力などなど......最低一次選考には残れるくらいに上げたいです。なので、私の今の文体や表現力などを見て―長所や欠点を教えて頂けますでしょうか? お願いします。m(_ _)m

分かりにくいと思った方に簡単に。

『せめて一次選考に残るくらいの文体や表現力を身につけたい。だから、どこが良いのか悪いのかを教えてください』

上記の回答(財閥のご令嬢の専属執事なんだが、その家系が異能者軍団な件についての批評)

投稿者 日暮一星 : 1 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 批評の前に少しだけ。
 そもそも、表現力や文章力だけを磨けば一次選考に残れるものなのでしょうか。ラ研の下読みQ&Aでは『新人賞で最も通るのが難しいのは一次審査。応募作の9割が落とされる』『“文章さえできていれば一次審査は必ず通る”は嘘』『一次審査では小説になっていない作品が落とされる』『文章は投稿者が考えているほど加点にも減点にもならない』という旨のコメントがあり、それらが本当ならば、とても文章だけで一次に残れるような作品を作るのはかなり厳しいと思います。それができるのは恐らくほんの一部の天才でしょう。
 彩様に『新人賞を獲りたい! なにかしら結果を残したい!』という強い思いがあるのなら、ご自身の書く作品の文章だけにとらわれないことです。キャラクターやストーリーや設定など、加点を取るための要素はたくさんあります。逆に言えば、それらは減点にもなりえる要素です。もっと貪欲に、広い視野で作品を見据えてみてはいかがでしょうか。

 本題に戻ります。
 第一章まで拝読させていただきました。軽快なリズムと分かりやすい文章でサクサク読めます。ただ、『ガチャッ』などのたびたび出てくる擬音語につっかかりを覚えました。表現にこだわりたいのであれば、安易な擬音語は控えた方がいいでしょう。
 また、不必要な視点移動や場面も見受けられました。物語の流れも決して悪くないテンポなのですが、全体的に薄く感じられ場面ごとの臨場感に欠けます。いちおう山はあるけど勾配が少ないような、そんな印象でした。その影響もあってか、異能よりも主人公の無能さ(ガンアクション要素)が勝っており、『異能バトルアクション』というよりも『ガンアクション』の作品を読んでいるようで、釈然としない読後感が残りました。

 本題よりも前書きが長くなってしまいました、ご容赦ください。これ以上書くとボコボコにしてしまいそうなので失礼します。彩様のご活躍を陰ながらお祈りします。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n6497eq/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 財閥のご令嬢の専属執事なんだが、その家系が異能者軍団な件について

この書き込みに返信する >>

元記事:白きエルフに花束を

僕の異世界冒険記シリーズの前編です。
後編はまだ書いている途中です。

最初は純粋に僕自身の発達障害を題材にした異世界転移物が書きたかったのですが、ヒロインを構想した際に、人種的に迫害を受けていて、命の危機に瀕すると人を含めた生き物を片っ端から食い殺してしまう自分に、とても怯えている少女を登場させようと思い立ちました。
ちょうど虚淵玄さんが作った『沙耶の唄』の「沙耶」のカニバリズムと性格をそのまま持って来て、自分が化け物だという事を自覚したようなキャラです。
因みに、そういうキャラがすでにいることは最近になって知りました。

「差別を受けながらも、お互いに偏見がないゆえに惹かれあう主人公とメインヒロイン」という関係を中心にして話を作っている内に、主人公たちがお互いと自分しか見えていない、いい意味でも悪い意味でも人間臭いキャラクターになってしまいました。
この物語をキャッチコピーで表すならば「愛に飢えたケモノ達への鎮魂歌(レクイエム)」です。
互いの愛を貪りあい、依存し、溺れていく様を描いたダークファンタジーです。
どうぞご覧あれ。

上記の回答(白きエルフに花束をの批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

小説は文章がすべてなわけですが、まず問題になるのが容量とスピードです。
詳しいソースはもう忘れてしまいましたが、
ある新人賞の審査員コメントにおそらくこんなものがありました。
「プロが書く内容の3割で応募作品を書くことは考えた方がいい」

ここからは私の勝手な解釈になります。
仮に10万字で書かれたアマの長編小説があるとします。
プロなら3万字程度で”そこまでの”内容を書きます。
つまりプロなら
3倍展開スピードが速く、内容も3倍充実している。
まずはこの差をどう埋めるかを考えるところから始めたいわけですが……。

>>彼らの作品は僕の作品よりもずっと面白いです。何故ならば、大抵の作者様は純粋に読者を楽しませるために書いているため、色んな意味で下心が無いのです。
なので同じアマチュアであるにも関わらず、しかも初心者の書いた作品にも面白さという側面では僕の作品は劣ります。
(↑)
大変失礼なことだとは思うのですが、感情的なことはどうでもいいのです……。
肩の力を抜いてフレキシブルに考えてみましょう。

>>僕の意見としては、キャラクター設定のレベルから考え直す必要があると思います。
私は「白きエルフに花束を」の問題点としてもっと別の場所を見ています。
面白いか面白くないかではなく
「白きエルフに花束を」は本屋さんで売っているプロ小説と比べると3倍遅いです。

では、どうして3倍も差が生まれてしまうのか?
それは面白いには理由があります。
つまらないにも理由があります。
下心がないことで面白い小説が書けるなら誰も苦労しません。
理由を探してきて、そのアイディアが骨まで到達して自分の体の一部になるまで、自分の頭で徹底的に考えるわけです。
自分の頭で考えて身につけたものだけが本当の実力です。

「白きエルフに花束を」白の章(壱)の冒頭5行目、

『剛柔流空手・足刀蹴り』
初見でこれを読んだ瞬間に私は(あ、これはダメかもな……)と思い。
その下6行目
「ぐふぶぇっっ」
でその予感が確信に変わりました。
この5、6行目は1行目の書き出しを強調するために使われている。

『剛柔流空手・足刀蹴り』
「ぐふぶぇっっ」
(↓)
1行目:「オラァ、レイヤァ‼汝いゃー真まっ昼間ふぃるまでー寝にんとーんぐわーしーがぁ?(オラァ、レイヤァ‼てめえ真っ昼間までねているつもりかぁ?)そーそー起うきれェ‼(さっさと起きろォ‼)」

それでは1行目がどこにかかってくるかといえば、
4行目の「朝一番だというのに、父親に重い一撃を腹に叩き込まれた。」
それでは4行目が何を言いたかったのかを見ていくと、
7行目:嗚呼、また止めどない暴力と、不条理に満ち満ちた一日が始まってしまった。

つまり4と7行目を繋げると、
朝一番だというのに、父親に重い一撃を腹に叩き込まれた。嗚呼、また止めどない暴力と、不条理に満ち満ちた一日が始まってしまった。

ここを広げるために、
『剛柔流空手・足刀蹴り』
「ぐふぶぇっっ」
「オラァ、――
があったと、私は理解した。
そしてこの流れから分かることは、作者がこのような文章をメインに書きたいと思っていること、それと作品全体がこれらで統一されているため。この作者と付き合ってもいいか。物語に入り込んでもいいか。途中で裏切られないかを判断するしかなかった。

冒頭でいきなり物語が始まるのは悪いことではない……、だがこれでは読者はついていけない。まず父という単語がよくない。
もしこれが父でなくヒロインだったら正解に近い。
物語に口出しする気はないです。
ただ、ヒロインはできるだけ早く登場させるのがいいとされています。

ミステリーの手垢のついた手法のひとつに、書き出しで死体を転がすというのがある。
一番最初に死体を見せて読者に「お!」と思わせる作戦。
「白きエルフに花束を」では一番最初に父がでてきた。
いきなり父親に重い一撃を腹に叩き込まれる主人公を読んで、10代の読者が「お!」と思ってくれるか考えてみてください。
勉強や家族のことが嫌いで現実逃避したくて小説を読んでいるのに、父という単語がでてきた、しかもなんか一方的に殴られてる主人公さん。
読者は続きを読みたいと思いますか……んー難しい。
もし登場するのが父ではなくヒロインだったとしたら?
読者心理は違った結果になったかもしれない、という合理的に行こうよの話です。

白の章(壱)《1》をまとめるなら。
地鎮祭を広げるための文章ですよね。
となると、22行目「そういや最近は地鎮祭をやっていないな」から読み始めても内容が分かります。内容が分かる、ということは……(1~21行)はなくてもいいということになってしまう。

まずは話の軸から考えてみましょう。
白の章(壱)《1》の軸は、地鎮祭。

「地鎮祭って何だっけ?確かこの辺りのお祭りだったような」
「近所の爺さんによるとそういう事らしい。――
「神社前の階段を上って、お参りして、そして降りる、ってのを三社の神社で同時に百回繰り返す……。今のご時世、とてもじゃないが誰もやらんよな」

地鎮祭が中心で話が進んでいくのに、
1~21行目まで読んでも地鎮祭の単語がひとつもないことが問題で、軸(地鎮祭)が入ってないから、1~21行目は削ってもいいと思われてしまう。
削りたくない場合は地鎮祭という単語を入れることで、
(1~21行)と(22行目以降)を繋げる。
ただし、地鎮祭という単語を1~21行目のどこかで1ついれた程度では全然足りない。
軸、それも最序盤の軸はくどいくらい入れて読者に伝わるくらいの感覚がいいので、4~5つ欲しい。増やし過ぎてくどいと言われたら、後は文章力かなぁ……。

白の章(壱) 《2》
読んだ感想としては行間は詰まっていて。小説を読んできている作者さんだなと思いました。

>>僕は鉛筆を取り合って追いかけっこを始めた幼稚な同級生に、冷たい視線を投げかけていた。
→この文章が始まる前にはヒロインを登場させたいと思った。理由はヒロインはできるだけ早く登場させるのがいいから。

>>全く、溜め息しか出ないではないか。何よりも奴らときたら、己らが何の悪気もなく授業妨害していることに気づいていない。何気なくただ、早く放課後になって欲しくて空を見上げる。
→悪くない文章なのですが、ヒロインか友人の名前だけでもいいので絡ませたい。理由は僕と井上先生しか台詞ありの人間がいないのは殺風景だから。
例えば、
全く、溜め息しか出ないではないか。何よりも奴らときたら、己らが何の悪気もなく授業妨害していることに気づいていない。(ヒロイン)も一緒になって遊んでいた。僕は何気なくただ、早く放課後になって欲しくて空を見上げる。

>>「いいえ、全く。奴らが喧やかましいので一向に進みません」
   僕は頭を掻き毟り、気だるげにぼやいた。
  「こうしてパーテーションで間仕切りしても、かなり五月蠅うるさいものねえ」
  「個人指導性の教室だからできることとは言えど困りましたよ……」
→ここは紛らわしい。
「こうしてパーテーションで間仕切りしても、かなり五月蠅うるさいものねえ」が、主人公か井上先生かどっちの台詞か分からない。

>>井上先生は、何か少しでも授業がマシになる方法を考えているようだ。
 「あっ、そうだ!」
 何か名案を思いついたらしい。
 「面白い問題があったんだった!ちょっと待っていて」
→このあと井上先生が地図を持ってくるが、この地図は≪2≫で重要なアイテム。
物語を進行させるうえで重要なアイテムであるほど無条件で渡すべきではない。
これでは井上先生が、主人公のためだけに用意された、便利キャラになってしまい急に物語全体が薄っぺらくなってしまう。
地図はコーヒーが零れて汚れていたとか。
持ってくる途中で奴らが破ってしまったとか。
主人公に不利なことが起きてバランスをとらないと、読者に見透かされてしまい結果として飽きられる原因を作ってしまう。

>>しばらく考えたが、なるほどこれは面白い。こういう趣向を凝らした問題は嫌いじゃない。興味が湧いたので一応やってみることにした。
→ここは面白い。でももっと具体的に書いてほしい。
しばらく考えたが、なるほどこれは面白い。できあがった図形はいびつな三角形で何かが違う。思い出した地鎮祭で見た(アレ)だ。こういう趣向を凝らした問題は嫌いじゃない。興味が湧いたので一応やってみることにした。

以上、まとめ
3倍展開スピードが速く、内容も3倍充実している。と書きました。
テンポよく、読者に軸を読ませるよう心がけてみてください。
この場面では何がきっかけで話が前に進むのか、を観察します。
≪1≫なら地鎮祭、≪2≫なら地図だと思います。≪1≫と≪2≫が繋がるように、
軸と軸が。
地鎮祭と地図が繋がるように≪1≫≪2≫≪3≫~と書いていくのがコツです。

自分で考えてもらいたく、また成長の機会を奪いたくないので私の返信はいつも、超遅いです100年後かもしれません……。何かのお役に立てば幸いです。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n2843em/

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 白きエルフに花束を

この書き込みに返信する >>
トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の批評を依頼する!
コメントは4500文字以内。
あらすじは3000文字以内。
批評通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

ノベル道場/小説の批評をし合おう!の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ