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鬼の王無惨さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:黄金の魔女フィーアの批評

とりあえず5話目まで読んできました
作品についてですが、まず全体的に句読点の位置が独特だなと思いました。悪いというわけではありません。それにより文章のリズム感も変わっており、若干の読み辛さは感じました。

次に、魔法について。Prologueからいきなり○○魔法、○○魔法と説明がされましたが、正直に言ってよくわかりませんでした。というのも、例えば黒魔法を使う時に説明が入るのは自然なのですが、全部一気に説明されるとそれは単純に設定資料を見ている感じになってしまんです。
漫画みたいにイラストがついているのならまた別です。ただ、文章でそれをやるのは中々に文章力が必要かと思われます。
黒魔法が悪魔に力を借りているとのことですが、悪魔に力を借りることで人造生命が作れるのは何故でしょうか。
曲がりなりにも生命に関わる魔法なら、まだ神様に力を借りる神聖魔法の方が説得力がある気がします。

一人称視点の地の文ですが、これは誰かに語りかけているのでしょうか。

あと、死肉探しの時に「運が良ければ〜多々ある」という文章が出ましたが、運が良ければと確率低い場合の話をしているのに多々あるというのはつまりどのくらいの確率なのでしょう。

最後は名前に関してです。主人公や親友の子の命名センスはとても良いと思います。オシャレですし、魔女っぽさが出ているかと。
だからこそ、いきなりのヘルハウンドが浮いてしまっている気がしました。
ヘルハウンドという名前が誰に名付けられたのか、なぜそう名付けられたのか。その辺りも気になります。

上記の回答(黄金の魔女フィーアの批評の返信)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 投稿日時:

紺色わさび様

第5話まで読んで頂きありがとうございます。
結構古い記事なのに感想を頂けるとは思っていませんでした。

●句読点の位置に関して

多分そこは私の手癖です。自分でも後で読み返して「変な置き方をしている」と思うことは何度かありました。
この作品は前の冬に大規模な推敲をしているのですが、直す必要があると思ったら取り入れていきます。

魔法の説明

これまで受けた指摘の傾向を見ても、ここは新規の方が読み始めるのに壁となる部分らしいですね……
今読み返しても「この場面は黒魔法の説明だけに集中した方がいいな」と思っています。
そもそも神聖魔法と妖精魔法の記述を削除する方向で修正しますね。

>黒魔法が悪魔に力を借りているとのことですが、悪魔に力を借りることで人造生命が作れるのは何故でしょうか。

悪魔が契約とかで奪い取った魂を与えている、などが思い浮かびますが、多分ここで言い訳するより本文に加筆した方がいいところですね。
ちなみに黒魔法にした理由は作者の魔女に対するこだわりのようなものなので、そのこだわりにそぐうような理由づけをキッチリ考えてきます。

>運が良ければと確率低い場合の話をしているのに多々あるというのはつまりどのくらいの確率なのでしょう。

……うーん、体感40%くらいでしょうか? ここもそのままだとまずいので修正します。

>名前に関してです。

ヘルハウンドは読み返した時に「え、俺こんな奴出してたの?」って自分でもビックリした相手です。
(つまり真面目に推敲するまでの間書いている本人が存在を忘れていた)
後のモンスターがゾンビ系主体なのにこいつは何一つ関係がないし、再登場もしないから、読み進めればますます浮いていく存在になってしまいました。

ちなみに第1話なのですが、現在まだ着手はできていませんけど、リメイクを検討しています。
わさび様から頂いた意見の数々はリメイクの際に大きく参考になります。有意義な学びを得られました。ありがとうございます。

追記 良かったところについて

読まれた範囲で登場しているのはフィーア、ミレーヌ、ライト、ティファレト、三人組ですね。
フィーアとティファレト以外は割とありきたりな外国人の名前ですが、区別が難しくならないよう考えて選びました。同じ発音で始まる名前ができないように意図的に調整しましたね。

ティファレトはFF7のセフィロスがモデルのキャラで、セフィラが名前の由来です。
結構アウト寄りのパロディキャラで、元キャラに似すぎたところは少し後悔しています。
一応セフィロスとの差別化点として、悪役だった元キャラと違って徹底的にいい人にしたり、原作にもあるマザコンという側面をギャグの領域まで強めたりなどで頑張って差別化しました。
そのおかげで「マザコンなのにいい人」というギャップが大ウケして、登場キャラの中で一番の人気者になりました。

フィーアは元々クワトロ・バジーナのパロキャラとして作り始めたのが原型です。
フィーアという名前がドイツ語で4という意味で、何となく女性にいそうだなと思ったので女性にしました。
今ではもう名前以外原型が残っていないのですが、結果的にいい名前が付けられたので今でも大好きなキャラクターです。

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元記事:バーボチカの冒険 ~激震のフロンティア~の批評

掲示板での書き込みは初めてなので、至らないところがあったら教えてください。

002まで読みました。
前回の反省とありますが、私は前回を知らないので、要望にある欠点の指摘を私なりに思った範囲で書きたいと思います。

戦闘シーンで、地の文は緊迫感を演出する感じで描かれているのに対して、セリフは「とおっ!」「痛ぇ!?」「えいえいえいえーい!!」など緊迫感がなく、作品の雰囲気が掴みづらいなと感じました。

キャラにも触れられているで、私から少し。002までを読んだ主人公の印象についてを書きます。
協調性はなさそう、だけど仲間意識は人一倍強い。敵に対して冷酷になれる強さがある。毒を使うのは主人公だけのようなので、ゴブリンの中でも賢い存在……なのかな。(毒については母の知識でしたが、実戦で使ったのは主人公なので)
総合すると、主人公としてみた時、尖った印象ありませんでした。毒を使って戦うのは個性としてアリだと思いました。個人的には、苦手なキャラではありません。

展開で気になったのは、最初の矢に毒を塗っておけば良かったのでは?(あの矢は男の手に当たった判定で、間違いないですよね?)

世界観はちょっと北斗を連想しました。ヒャッハー!とか、毒がまわる前の敵に背を向けて勝利宣言、からの敵の出血死、とかが。

上記の回答(バーボチカの冒険 ~激震のフロンティア~の批評の返信)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 投稿日時:

日暮れ様、こちらでも感想ありがとうございます。

>セリフの緊張感がない

ここはちょっと難しい問題ですね……他に気になる方が多かったら修正が必要だと思います。

>最初の矢に毒を塗っておけば良かったのでは?

一応毒を塗っていない理由は考えています。
普段狩りに使う矢を使用しているので、毒矢で間違えて獣を撃ったら食べられなくなるということから、普段は毒矢を使用していないという設定です。
後は……塗るのが間に合わないと判断して注意を引くことを優先したとかでしょうか?

>世界観はちょっと北斗を連想しました。ヒャッハー!とか、毒がまわる前の敵に背を向けて勝利宣言、からの敵の出血死、とかが。

そこは意図的にリスペクトさせて頂いた箇所です。リスペクト元と違ってケンシロウは美少女だしリンもバットもいませんが(汗)

続きが気になるような作りになっているようで良かったです。
繰り返しになりますが感想ありがとうございました。

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元記事:ナイトメアフライデーの批評

初めまして、如月千怜さん。

『ナイトメアフライデー』楽しんで読ませて頂きました。指摘も含めてコメントします。

起承転結はしっかりあって、転の部分で「こうなったか!?」と驚きました。文章はもう少しまとめた方が読みやすいでしょう。

プレミアムフライデーという時事ネタを使っているし、ホラーというかブラックなダークファンタジーで面白かったです。

キャラクターはニーキュス様の表と裏のギャップがなかなか良かったので。ノエルやマガリーもすぐ残酷キャラにするのではなく、主人公や西村に可愛らしく親切に接する場面を入れてから、本性を表す場面にした方が良いかな、と思いました。

拙い感想ですが、お役に立てれば幸いです。

上記の回答(ナイトメアフライデーの批評の返信)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 投稿日時:

高柳 祥様、感想ありがとうございます。
短い感想ですが適格な指摘が多かったです。ありがとうございます。

>>キャラクターはニーキュス様の表と裏のギャップがなかなか良かったので。ノエルやマガリーもすぐ残酷キャラにするのではなく、主人公や西村に可愛らしく親切に接する場面を入れてから、本性を表す場面にした方が良いかな、と思いました。

こことかは特にそうですね。特にマガリーはかなり雑に扱ったキャラクターなので、加筆を検討します。
最後になりますが、楽しんで読んで下さってありがとうございます。

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元記事:ナイトメアフライデー

ノベル道場を初めて利用させていただきます。如月千怜と申します。
元々私は鍛錬投稿室に投稿していましたが、最近は投稿室の人離れが激しくなってきたのでこちらにも投稿することになりました。よろしくお願いいたします。

今回書いた作品はホラーですね。今まで一度も書いたことがないジャンルなので、そのあたりに詳しい方からのご意見を頂きたいです。
ちなみに私は基本的にどこでも欠点の指摘を歓迎するスタンスを取っていますので、もし引っかかるところがありましたら遠慮なくご指摘ください。

上記の回答(本作の大規模な改稿を実施しました)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 投稿日時:

タイトルにも書きましたが、本作の改稿を実施しました。
ちなみに実施した理由としては、自分で読み返していてヘタだと思った箇所が多かったからです。
特に第二話は恐怖演出が足りていないと思ったので大幅に加筆しています。

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元記事:ある女の話

初投稿です。
短編読み切りのオカルトです。なんとなく稚拙な印象を受けるのですがどういった点がそう感じるのか自分ではよく分からないので、皆様のお力を借りたく思います。
感想、批評等よろしくお願いします。

上記の回答(ある女の話の批評)

投稿者 鬼の王無惨 : 2 投稿日時:

どうも初めまして。如月千怜です。
お悩みのことについて考えてみました。

……えっと、内容に対する個人的な感想としては、1ページ目から「初めての人なら仕方がない」と思えるような出来栄えでした。
あ、ここからはなるべく優しい言葉で指摘するつもりです。
私は以前初心者の方にやや乱暴な感想を書いてしまい、筆を折らせてしまった経験があるので……

まず地の文に関してですが、初めてなのにセリフが少ないのはすごいですね。
私が初めて書いた作品はあなたの作品と違ってセリフばかりだったので、これだけでも磨けば上手くなる可能性が見えました。
……ただ、地の文が多ければいいというわけではないので、そこは留意してくださいね。改行もなく延々と地の文が続いたら読む気をなくしますし、ここは場面に応じて適切な量を書いてください。

それで、お悩みの部分にようやく触れるのですが、マキ様の感じる「なんとなく稚拙な印象」は1ページ目から答えが見えました。
まず思ったのはだ切りが多いことですね。
だ切りというのは地の文の文末を「~した」「~だ」「~だった」のようにする文章です。
これを多用するのは大変良くないことなんです。同じ文末が続くと退屈になるというのもあるのですが、これらのだ切りは文章が過去形になるので、明確に文の流れを切ってしまいます。
ただ初心者なら「だ切り」が多い作品を書いてしまうのは誰でもあることなので、何度も練習してこれに頼らずに済むように心がければいいと思います。

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元記事:家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、恋をこじらせました

女性向けのラブコメとして書きました。
コメディ要素はおそらく2,3割くらいです。

不器用な人同士のラブストーリーでもあります。

何か気になるところ、あるいは良いと感じるところがありましたら、コメントをいただけるとありがたいです。

上記の回答(家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、恋をこじらせましたの批評)

投稿者 何てかこうか? : 0 投稿日時:

アウトサイダーKさん
完結まで作品を読ませていただきました。
何てかこうかです。

私は少年誌メイン(特に漫画)で読んでいるので、女性向けというものへの批評は的確ではないかもしれません。
”ちげーよ”と思う部分がありましたら遠慮なく非表示にしてください。

作品は静かに読めて、文章には過不足なかったと思います。
気になった点は主人公の年齢ですか、
二十六だと女性の場合、学生、会社員、主婦など個人の生活が多様化しているので、この中で最大公約数を出すよりは、
共通認識として”大学生”というひとくくりでできる二十一ぐらいのほうがいいかと。
多分、読者は自分の認識で年齢に対して主人公を想像すると思うので、共通感覚の”大学生”よりも優れているとか、
働いているのだから私(読者)とは別の道を進んだんだと、大きな共通認識からどれだけ離れているかを示せるほうが良いかと思いました。
(この年齢なら、高校生は大学を意識し、主婦は学生時代を思い出せるのでより強固なベースかと考えます)

祈豊祭ですが、作中にパンが出てくるのでおそらく麦系統と推測しています。
麦の種まきの季節を調べてみてください。(”麦じゃねーよ”って場合は失礼しました)

また、市長があっさりし過ぎで潔すぎです。きれいな物語で、誰一人傷つかないっていうのは素敵なのです。ですが、もう少しギルバートがぶん殴ってすっきりできるぐらいの悪役にしてほしかったです。そして、ギルバートとミレーネの甘々なところをもっと書いてほしかったです。
あくまで私のイメージですが、悪役……マイナス点をゼロへ、主人公……ゼロをプラス点へという感じなので、悪役が最初っからプラス点(市長というステイタス、完成された人格)というところが引っ掛かりました。

最後になりますが、私もアウトサイダーKさんの話をもとにミレーネとギルバートの物語のプロットを作ってみました。(ミレーネの設定はいじりましたが)
興味あればこちらのコメントに載せますがいかがでしょう?
(ストーリーラインをそのままなぞったので、アウトサイダーKさんの作品をまだ見ていない人にストーリーラインがマルバレする可能性があります)

文章がスラスラ読めるので、ストーリーがよく見える物語でした。
創作頑張ってください。

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https://kakuyomu.jp/works/1177354054885271634

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、恋をこじらせました

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元記事:黄金の魔女フィーア

どうもお久しぶりです。如月千怜と申します。
そろそろ枚数が100枚に到達しそうなので、ここに作品を掲載させていただきます。
実はオリジナル作品の長編は今回が初めてです。よろしくお願いします。

登場キャラ

フィーア・ブリューゲル
主人公。22歳の女性。黄金の魔女と呼ばれており、アルミュールでの知名度は高い。
ただ広がっている噂はほぼ偏見ばかりであり、元々人付き合いを好まない性分であったためか、住処の森であるフォレノワールから出てくることはほとんどない。
得意とする魔法は補助魔法。攻撃魔法は土属性に特化している。
本領はゴーレムなどの魔法生物の使役である。

ミレーヌ・ワロキエ
フィーアの友達。20歳の女性。
フィーアより年下だが幼少時代から付き合いがあったためか、彼女のことを普通に呼び捨てにしている。フィーアも全く気にしていない。
人付き合いが苦手なフィーアと違い、ガンガン他人に干渉する肉食女子。そして凄まじい恋愛脳の持ち主。
ただ一度裏切った相手、特に友達を傷つける奴に対しては一切容赦しない。そういうところはすごく真面目である。裏切りのジャッジは厳しめ。
得意とする魔法は攻撃魔法。

ティファレト・パヴェロパー
月の加護を持つ一族であるムラクモ族の戦士。22歳の男性。腕利きの冒険者である。
母親は一族の族長であり、跡取りに当たる立場である。今は武者修行のため一族の集落を離れている。
長身かつイケメンで女性にモテるが本人はマザコン。即ち残念なイケメンである。
ただ仕事に対しては真面目であり、ツッコミ役を担うことも多い。
武器は刀。旅に出る前にせんべつとして母親から受け取ったものである。
ちなみに第6話時点で実施したアンケートでは一番人気なキャラクターだった。

テオドール・グートハイル
フリーランスの傭兵。18歳の男子。主要キャラの中では最年少。
元々は軍に所属していたが、人間関係に嫌気がさしてすぐやめてしまい、傭兵になった。
軍属であったため、最年少でありながら達観した口ぶりが特徴。
ただ軍属時代に年相応とは言い難い経験をしたからか、ところどころ他人に対する情愛に欠けた言動が目立つ。

上記の回答(黄金の魔女フィーアの批評)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

約束なので来ました。まずはひとまずの完結おめでとうございます。
で、今回もわかりやすく如月さんのいいところと悪いところが出ているので、そこをつついていきます。
でも、やっぱり長編やってもらったほうが指摘しやすいな。掌編や短編はなあなあで済ませてしまうことが多いのですが、長編ではそうはいかない、というものがありますので。

先に他の方から出ていた点について少し触れておきます。
1.フィーアの人造生命に関する説明が序盤ではいまいち関連してこない
2.三人そろった状態での談話がなんだかなーという感じ
3.もうちょっと戦闘とか欲しい気が、ちょっと冗長かも

これらは全体通しての文章配分のバランスが悪い、ということなので、ある程度慣れや経験などで感触を掴んでいくしかないです。3に関しては今までバトルのみはダメだよ!と言われてきていたのを改善するための試みでしたので、今回に限っては仕方ないです。慣れてきたらバトル比率を少し上げるくらいにしようか、というだけの話です。

1は「後でちゃんと関連してくるんだよー」と主張しても、やや早すぎる情報、という類のものだと思います。「どうも事件に人造生命が関連しているようだから、それに精通したフィーアの知識が今回は必要とされている」というのは、本来は依頼人やミレーヌを通してできるだけ早く伝えたほうがいいものですし、もしくは必要になってからその知識を引っ張り出していく、というほうがいい場合もあります。今回は妙に蘊蓄が長く「……で、これが物語にどう関係するの?」に結びつけるのも遅かったので、駆け付けたミレーヌに「相変わらずね、でもあんたのその知識が今回は必要なのよ」などと言わせてそのシーンの末尾を〆るとうまく次へと繋がっていきます。

2は、ティファレトのキャラを印象づける絶好の機会ではありましたが、それに対するミレーヌの反応が過剰すぎる、という点を指摘されていますよね。仕事とは関係ないお喋りに無駄に力を入れ過ぎた、ということでもあります。私の感覚では「連携をとりやすいように、親睦を深めるために少し話をしようか」というような感じの雑談タイムが開始され、ティファレトが自分の話をする番になる→ミレーヌが「あ、私はもういいわ、前にも聞いたから」と言って慌てて退席→フィーアが聞いていて後悔する(心の中でミレーヌに置き去りにされたのを恨むもよし)、という感じにするかな。お仕事ものは、楽しくても仕事に関係のない話は気持ちセーブ気味にしないと、キャラや作者だけが楽しみすぎて読者はやや付き合う気をなくしがちになります。

……ですが、これらはラストバトルの整合性の無さに比べれば大したものではありません。私が完結まで待っていたのは、このへんにいちばんまずい部分が表出するだろうと思っていたからです。

……つーか、「フッ」はジャンプ黄金期の伝統的な口癖ですので、流石に時代を感じてしまった……黄金期の中でもパロディ色の強いバスタードの主人公は「それは俺のような超絶美形だけに許されるセリフ!!」とか言ってますが、これの発祥もたぶん車田正美に行きつきます。

あ、あと無意味にフェミニストで「女は殴れない」とかいうのもジャンプ黄金期の特徴ですね。それまでは女性はおおむね非戦闘要員でしたので。ナルトやブリーチの頃から縛道やチャクラなどの魔法的な能力が出始めたために女性キャラが積極的に参戦するようになりましたし、黄金期中でもダイの大冒険やバスタードなど、魔法がある世界観では女性の体力的なハンデがほぼなくなるため、その手のセリフはなるべく控えるようになっていました。なのでミレーヌがバリバリに戦闘に参加している状態でそんなこと言っても、ちょっと状況に合ってませんがな……。

他に気になったこと
・最初にミレーヌの容姿描写をしてほしかった
・エミリーをもうちょっと違う語感の名前にしてほしかったかも、わりとミレーヌと間違えやすい感じ
・まえがき・あとがき・総括あとがきはあまり長すぎないように。これは書いてて楽しいのは充分わかるんだけれど、これに力を入れ過ぎて本編がおろそかになるのを防ぐためです。

で、お待たせしました気になる点の件ですが

・続編を作りたいけど、主人公が成長しきった感がある。作るべきではないのだろうか。

パワーインフレに限界はありませんが成長インフレは限界がありますからね……でも、遊戯王もそうだけど「コミュ症が改善されてからがスタート」という物語は他にも結構あります。今のままでは一連の事件にまだ奥深いものが潜んでいる感じが残っているので、物語的に未消化であるならば、続けていいだろうし続けたほうがいいだろうと思います。息抜きに他の短編を書くため少し休憩、というのはありだと思います。

・終盤にいきなり出てくるキャラクター がいるけど、それらのキャラは上手く書けているか。

アレックス・ブライアン・エミリーの容姿描写がもうちょっと欲しかったかも。テオドールはいい感じでしたね。口癖がわかりやすくうまくキャラを書き分けられていると思いました。ドゥーエも思考回路がわかりやすい。敵キャラはラスボスのわりに微妙に小者っぽいブラスファと無駄にかっこいいプロケラの組み合わせがちょっとアンバランス感があった。

・後半から一話辺りの字数を減らしたけど、味気なくないだろうか。

大丈夫だったけれど、通して見たからであって、実はリアルタイムで見ていた時はやや状況把握がしづらかった(連載期間に忘れてしまうことがいくつかあったので)。私が完結済みの作品でないと見る気がしないのはこのためです……。

ともあれ、長編完結お疲れ様でした。今回は今まで注意されていた心理描写がかなりよかったと思います。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 黄金の魔女フィーア

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元記事:ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)

 以前、こちらで意見を頂いた『機動装鎧トルク・ギア』という作品の改稿版です。
 すみません、ちょっと手抜きなのですが、五分割だった前回と違い、今回は前編・後編分けとなっています。
 前編:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/9vDrKBA96kM2aHSmNKpermnFuFxGKd5w
 後編:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/wJoQuGDifzfuVXio5VUb2Lmba1ahK3s2

 以下、前回意見を下さった方への『書き直したところ』メモになります。
 ・戦闘描写の削減/簡潔化
 ・登場人物の口調の差別化/似た口調にならないように調整
 ・会話シーンの追加/ヒロイン格のキャラクターとの会話の追加
 ・冒頭にあった主人公とその母親の会話の削除
 ・登場メカニック・脇役の追加。名無しモブのセリフを差別化
 ・最終決戦シーンの書き直し

上記の回答(ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)の批評)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

すみません、ざっくり読みなので細部までは読み込んでおりませんのでその点ご了承ください。

序盤の地の文と会話文の比率がかなり読みやすく変更されていて、地の文の滑らかさと心理描写がいい感じですね。口調はあまり変わっていない気もしますが、ジェイクとトーマスの差は意識しているようなのと、地の文が多くなったおかげで前ほど気にならなくなった感じがします。
モネとの交流が多めになったのもいいですね。やはり敵との戦前交流はお約束ですよね!という感じで。

気になったこと
・タイトル微妙……ですが、ダンまちのように受賞後に変更されたものもあるので今は気にしなくてもいいのかな。前のタイトルだとトルク・ギアが主人公機だと勘違いされてしまうでしょうし。
・モネとの最初の出会いで、モネがライカに「貴方」と呼びかけていますが「貴女」ですよね、他はそちらで統一されていましたので。
・これからやる作業だとは思いますが、段落開始時の一時下げがない箇所が多いので……頑張ってください。

・大事には至らないと思いますが、バルログはトールキンオリジナルのモンスターです。ホビットとは違い商標登録されてはいませんのでお目こぼししてもらえるとは思いますが、D&Dでもエント→トレント、バルログ→タイプ6デーモン・バロール等に変更されているようなのでご注意を(私はトールキン没後50年、2023年には使えるかなーと期待していたのですが、著作権保護期間が50年→70年に変更されたため2043年に延長されたことに落胆しました……)そのままでもいいかもしれませんが、神話ベースの他の名前に差し替えるという選択もありかと。

・革命軍のGGのモンスターベースの名前はわかりやすいんですが、維持軍のほうのGGの命名法則がわからないうえに多いのでちょっと覚えるのが大変です。ちなみに、某ロボットアニメの連邦軍は機種を増やさず量産機(ジム系列)の数の暴力で押し切ったため、凝った専用機を次々に開発していったジオン軍との方向性の違いで勝利したとのこと。なので維持軍のGGの種類が多すぎて正直読んでいて驚きました。

大してお役に立てていない気がしますが、応援してます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/9vDrKBA96kM2aHSmNKpermnFuFxGKd5w

要望 : 長所を教えてください! スレッド: ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)

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