小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

ドラコンさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:JKと女教師の恋

小説のタイトルでなろう小説に向いているタイトルが思いつきません。
小説家になろう向けのタイトルのアドバイスをよろしくお願いします。
内容は真面目系な百合小説です。

上記の返信(JKと女教師の恋の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。なろう小説に詳しいわけではないのですが、ご質問の件につき、僭越ながら私見を申し上げます。

 今出ている貴作の内容を拝読する限り、『JKと女教師の恋』で、内容やジャンルが不明確、ということはありません。

 なろう小説で大ヒットした『薬屋のひとりごと』は、タイトルだけでは内容、ジャンル、舞台が不明確です。このタイトルの考察は、下記リンク先をご覧ください。
 https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/1093

 強いて別案を出すなら、『JK・優花里と女教師・谷合満里奈の恋』と、ヒロイン2人の名前を入れられてはいかがでしょうか。

 なお、貴投稿のリンク先は、「この小説はユーザ退会に伴い、削除されました」とのエラーが出ています。

タイトル案

JK・優花里と女教師・谷合満里奈の恋

良かった要素

設定

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n8321fs/

スレッド: JKと女教師の恋

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元記事:寿国演義 お転婆皇后と幽霊皇后 出会いは地下牢、その後は砂漠の汽車旅の返信

うむ……だから毎回コメするのが私っていう状況はあんまりよくないと思うんですが、つい。

内容の前に、文体が非常に微妙です。
誰の思考にも入り込まない三人称で、地の文はおもに登場人物の動作描写と難しい用語の説明のみに徹している。で、各キャラの思考はカッコ書きで表現されている。

一見わかりやすさを重視しているように思えますが、誰の思考にも入り込んでいないために、地の文全体にまとまりがない状態です。なので、読者の状況把握に結構な負担がかかっています。
例として、皇帝視点と思われる部分を引用してみます。

「『後宮出世すごろく』? 何であれをやったんだ? シャレにならんマスがあるぞ」
「まったくですよ。あれは、宮女見習から始まって、女官に出世して、最後は皇后になって、あがり、ですからね。しかも、『皇帝や主人の女官の勘気をこうむって、囹宮送り』。しかも『宮刑に処せられる』というマスまでありますよ。そんなマスに止まったら、その時点で負けが確定ですよ。何もあんなの使わくても、私に言ってくれれば、『鉄道院監修 寿国一周鉄道旅行すごろく』を貸しましたが」
 後宮に仕える女性のうち、高等官の資格を持つ者が女官、そうでない者がが宮女。また鉄道院とは、官設鉄道を運営し、運輸業・旅行業を監督する役所。
「しかし大丈夫か? 銀鈴もそうだが、娘子兵たちも。銀鈴に一服盛られるのではないか?」

引用ここまで
やっぱり、用語の説明のみにしか使っていない地の文の用法が、勿体ないと思います。私だとどうするかというと

「『後宮出世すごろく』? 何であれをやったんだ? シャレにならんマスがあるぞ」
「まったくですよ。あれは、宮女見習から始まって、女官に出世して、最後は皇后になって、あがり、ですからね。しかも、『皇帝や主人の女官の勘気をこうむって、囹宮送り』。しかも『宮刑に処せられる』というマスまでありますよ。そんなマスに止まったら、その時点で負けが確定ですよ。何もあんなの使わくても、私に言ってくれれば、『鉄道院監修 寿国一周鉄道旅行すごろく』を貸しましたが」
《銀鈴や女官らの悪ノリを非難しつつも、さりげなく自分の趣味を押し付けようとする忠元の最後の文句を聞き流して、仁瑜は自分の懸念を話題に上らせた。》
「しかし大丈夫か? 銀鈴もそうだが、娘子兵たちも。銀鈴に一服盛られるのではないか?」

《》が私が改稿した部分ですが、地の文から視点人物の思考になりきって描写する。これをやっていないのでひたすら読みにくい、という印象を受けます。
もちろん、文体の大幅な改ざんになりますので、けっこうな負担かもしれませんが、これをやっていないとキャラクターの思考が固まってこない。それで、終盤ほど行き詰ってゆく可能性があります。

以前からも言っていますが、特に主人公、銀鈴の視点を大事に。そのためには、銀鈴がどういう生まれでどの程度の知識を持った人物なのか、そういった視点人物の『履歴書』が要求されるわけです。そこが肝心の銀鈴ほど固まっていない。なので、後でこの皇帝視点での会話で捕捉されてもいまいちしっくりきていないように思えます。

終盤で迷いがあるというようでしたら尚の事、いちど考え直してみる価値のある部分だと思っています。では、健闘を祈ります。

上記の返信(寿国演義 お転婆皇后と幽霊皇后 出会いは地下牢、その後は砂漠の汽車旅の返信の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >hexaさん

 コメントありがとうございます。ドラコンです。

 コメントをいただいておいて、こういうことを申し上げるのも申し訳ないのですが、ご存じの通り、このプロローグはhexaさんよりコメントいただいたプロットのものです。しかも、2018年6月29日投稿より8カ月近くも経過しており、やる気スイッチが切れています。ですので、読み返しても、録音した自分の声を聞く恥ずかしさを感じ、とても手を付けられる状況ではありません。気持ちがハイになっていれば、まだ書きようもあるのですが。

 その上、読まなければならない資料が60冊近くたまっています(月に10冊買っても、読めるのは5冊程度)。ですので、今更蒸し返すのも抵抗があり、他の方の作品に私見を述べる際にも「私も中華風の作品を書いています」とはあえて書きませんでした(このサイトのシステム上、拙作が出てくるのですが)。

 なお、視点については、下記リンク先の泥人形さんのご意見を参考にしました。

 https://www.raitonoveru.jp/howto/h5/677a.html

スレッド: 寿国演義 お転婆皇后と幽霊皇后 出会いは地下牢、その後は砂漠の汽車旅

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元記事:燕順伝 覇道の本懐の返信

たくさんありがとうございます。
なるほど、名前を入れる、ですか。確かにそれならいいかもしれません。
じゃあ、作中のプロローグでも出てる鳥蛍伝にしていいでしょうか。
鳥蛍伝 覇道の本懐
って言う風のがいいかな、と思うのですが。

上記の返信(鳥蛍伝 覇道の本懐の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ご返信ありがとうございます。ドラコンです。

 >作中のプロローグでも出てる鳥蛍伝にしていいでしょうか。

「鳥蛍」という地名が貴作全体のキーワード(例えば主人公が建てる国の名)になっていれば、主人公名とどちらを選ぶかは、ソラナキさんの好み次第です。ただ、国名を使う場合には「国」の字を入れたほうが、人名と区別が付きやすく、地名であることが明確になります。国でなければ、「邑」(古代中国の集落の総称。都市国家と思われる)の字でしょうか。詳しくはリンク先をご参照ください。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%91

 ただ、プロローグやプロットを拝見した限りの印象では、「鳥蛍」は国名や集落というより、戦場の名前との印象がありましたが、いかがでしょうか。

 プロローグ限りであればこれで良いのですが、貴作全体のタイトルで「鳥蛍」としてしまうと、読者が違和感を持つのではないでしょうか。例えば、『三国志演義』全体の指して「赤壁伝」として(赤壁の戦いだけを描くならともかく)、正当なタイトルと言えるのでしょうか。

 プロローグとプロットを拝読した限りでは、地名の影が薄いように感じましたので、主人公名とした次第です。主人公なら、出っ放しなのでまず外しはないかなと。

スレッド: 覇道の本懐

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元記事:覇道の本懐

タイトルも、プロローグも、どちらももう不安で不安で。なので批判などよろしくお願いいたします。長所もお願いします!

上記の返信(覇道の本懐の返信)

投稿者 ドラコン : 1 投稿日時:

 ドラコンと申します。中華モノ好きとして私見を申し上げます。

 ・タイトルについて
『覇道の本懐』とのタイトルは、決して不当ではないのですが、タイトルだけで「中華モノ」と分からないことが残念です。私でしたら、以下のようにします。

『燕順伝 覇道の本懐』

「中華モノ」であることを明らかにする有効な一案が、「タイトルに主人公名・ヒロイン名・舞台の国名のいずれかを入れる」です。もっとも、それらの名前が「中華っぽい」ことが大前提ですが。

 他には、タイトルに「仙人」「後宮」「龍」といった「中華っぽいキーワード」を入れておく方法もあります。

 商業作品の中にも「タイトルだけで『中華モノ』と分からない」残念な例があります。

 ・映画『レッドクリフ』
 三国志の「赤壁の戦い」を舞台にしているが、このタイトル【だけ】で「赤壁の戦いが舞台」と分かりますか? まだ、漢字で「赤壁」とかいて「レッドクリフ」とルビを振るなら分かりますが。

 ・『薬屋のひとりごと』(日向夏、ヒーロー文庫)
 これから読む予定ですが、中華風世界の後宮に売られた元薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が謎解きをする話だそうです。これも、タイトルだけで「中華後宮モノ」との舞台が分からないですね。このタイトルなら、どんな時代設定や舞台でも通用しますよ。この作品には、なぜかコミック版が2種類もあります。スクウェア・エニックス版は原作通りのタイトルですが、小学館版は「猫猫の後宮謎解き手帳」との副題が加わっています。小学館版のタイトルの付け方が上手いですね。

 ・『威風堂々悪女』(白州梓、集英社オレンジ文庫)
 タイトル自体は正当ですが、「中華モノ」と分からないですね。これも時代設定や舞台を問わない例です。主人公の少女が殺され、皇帝の側室として過去に転生し、歴史を変える、という話です。舞台の国名を入れて「威風堂々悪女 瑞燕国記」とでもしてくれていれば、「中華モノ」と分かったんですが。

 ・『桜花妃料理帖』(佐藤三、富士見L文庫)
 これは微妙な例です。「桜花」は国名なのですが、桜は日本の国花です。ですので、本屋に貼ってある発売予定表を見た時は「和風ファンタジーか?」と思いました。本を実際に手に取ってみると「中華ファンタジー」でした。

 ・『紅霞後宮物語』(雪村花菜、富士見L文庫)
 新人賞応募時と作品刊行時で、タイトルが完全に「別モノ」になった例です。応募時のタイトルは「生生流転」でした。「生生流転」も1巻を読めば納得できるタイトルです。ですが、タイトルだけで「中華後宮モノ」と分かるのは、刊行時の『紅霞後宮物語』です(「紅霞」とは主人公が住む宮殿の名)。下手に凝ったタイトルを付けるよりも、「そのまんま」なタイトルを付けたほうが良いという一例です。

 
 ・プロローグについて

 プロットのほうを拝見すれば分かることですが、王・燕會が主人公・燕順を生かしていた理由をもっと突っ込んだ方が良いかと存じます。単に、燕會が王位に就くだけなら、ライバルは完全に抹殺したほうが良いのに、なぜそれをしない? との印象を与えかねませんので。

タイトル案

燕順伝 覇道の本懐

長所。良かった点

 ・タイトルは「中華モノっぽさ」を感じさせない点を除けば不当ではない。
 ・緊迫した場面から入るのは王道。
 ・作中の人名・地名は十分中華っぽい。

良かった要素

ストーリー 設定

スレッド: 覇道の本懐

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元記事:(改稿版「駅編」) 寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車の返信

 
 先日は、プロローグのご指導をいただきありがとうございました。
やとうと申します。
 初めて短編から執筆をスタートする初心者のため、自分がお役に立てるかわかりませんが、投稿された内容について受けた印象などを拙いながら書かせていただきます。
 ちなみに、世界史Bでは中国史で挫折し西洋史での点数稼ぎに逃げたため、世界観については中国史をあまり知らない阿呆の言っていることと、思ってください。 

・昔(明代以前)の中国っぽっくなっているか? 

中華圏の文化といえば、木造で赤い柱の豪華絢爛な建物! という印象があります。
水墨画が飾られていたり、飲茶のシーンがあり細かい食文化の描写や衣服の説明から中国っぽい舞台だなと感じました。
質問ですが『妖賊』、『教匪(きょうひ)』の用語について気になりました。漢字文化に弱いため、前者は何となく怪しくて悪い連中だろうと思いましたが、後者についてはどのような存在を指すのでしょうか。

 ・食事の場面の印象は?

次々と出てくる点心の描写がおいしそうです。文章を読んでいると食べたくなりました。

 ・鉄道という「近代」の象徴を出しておきながら、政体を近世以前にしたこと(架空のもが多いが役所の名称は漢・唐代、科挙は明・清代)。

皇帝や官僚の権力が強く、国策で西洋文化や技術を取り入れつつも支配体勢は強固なままかわらない、というのもありなのではないかと思いました。

 ・西洋文明の象徴たる鉄道を出したが、登場人物が明代以前の中国服(漢服)を着ているイメージを持てるか? (つまり、洋服や和服を着ているイメージがあるか?)

中国服の知識が無いため、登場人物の衣装が例や細かい情報で丁寧に説明されていると思いました。芳雲というキャラクターは、「弁財天や吉祥天といった天女」で服装はなんとなくイメージしました。(あっているかわかりませんが……)
外国人の描写は、インド人やムスリムがいたり、西洋人、日本人など国際色豊かなお店の印象をうけました。

 ・設定の説明に、想定日本の架空国を出したり、ガイドブックを引用(劇中劇)したりした印象は?

『これが、長洛第一の名物料理、「羊肉泡モー(ヤンロンパオモー)」……』のあたりシーンでしょうか。
和人=日本人、とすぐに連想しましたし、忠元は通で、結構力がある人なのだと読んでいました。

 ・両方お読みいただいた場合、初版の前半と、改稿版ではどちらが世界観が伝わりやすいか?

改稿版の方が飲茶屋の描写を通してより、中華の文化を感じやすくなりました。
初版では「少しは立場を考えてください!」と諌めるシーンがあり、普段からフットワークの軽そうなお后と振り回される臣下の関係なのでは、とキャラクターを想像していました。
改稿版では、「少しは銀嬢のしつけをしていただかぬと」からの流れから、仁瑜と銀鈴の皇帝皇后夫妻の以心伝心で仲の良さが伺えました。

 ・改稿版で「魔法が存在する世界」と認識できるか? 初版では鏡を使ったテレビ電話会議の場面があるが、改稿版では登場人物が直接魔法を使う場面を出せなかった。

改稿版の、点心の入れ物に魔法が使われているような描写のことでしょうか。
その記述のみだと、読んでもあまり印象に残らないかもしれません。
(他に見落としがあれば申し訳ありません)

以上です。
お役に立てれば幸いですが、ご希望に沿う内容でなければどうかスルーしてください。

 

上記の返信((改稿版「駅編」) 寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車の返信の返信)

スレ主 ドラコン : 1 投稿日時:

 >やとうさん

 ドラコンです。ご丁重なご感想、ありがとうございます。概ね狙いは達成できたみたいで、安堵しております。

 >質問ですが『妖賊』、『教匪(きょうひ)』の用語について気になりました。漢字文化に弱いため、前者は何となく怪しくて悪い連中だろうと思いましたが、後者についてはどのような存在を指すのでしょうか。

「教賊」も「教匪」も基本的には同じです。端的に申せば、「三国志」に出てくる黄巾党のような、宗教的背景がある、反乱軍の類です。

スレッド: (改稿版「駅編」) 寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車

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元記事:境界の護り人 

幻想的な雰囲気が出ているか、判定どうかよろしくお願いします。

上記の回答(境界の護り人 の返信)

投稿者 冬空星屑 : 1 投稿日時:

 冬空星屑です。
 プロット相談では、ありがとうございました。
 幻想的なファンタジーって素敵ですよね。
 次はコメントです。

 最初の体言止めは良いと思いました。
 光の届かない深海で、青く輝く巻き貝。

 その後の少年を心情を映すような海の様子。

 良いとは思いましたが、少し物足りない気もします。
 このタイトルを見て、最初に浮かんだのが『精霊の守り人』。そのまま、私が好きな『獣の奏者』が浮かびました。
 とても幻想的な作品なのですが、そこに習って、例えば、匂いを描写するとか。どうでしょうか?
 主観ですが、幻想的な作品は、くどくない程度に長い文章に浸りたいです。

スレッド: 境界の護り人 

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元記事:魔王の馬鹿息子(六歳)が高等学校に入学するそうです

 お久しぶりです。何てかこうか? です。早速ですがリンク先は前作となっています。本作はまだ未投稿です。空欄のままっていうのも味気ないと思って入れています。なので本編を期待した方にはすみませんがまだ執筆中です。
 これが仕上がるのもだいぶ先になりそうです。
 それにしてもタイトルに年齢を入れるアイディアをくれた人、年齢が入り一連の作品とわかるつくりができて、更に新作タイトルとしても扱える。素晴らしいアイディアです。

力を入れた部分
 主人公の成長、紳士属性を手に入れて大迷惑するヒロインという話のつかみです。

不安な点・およびコメント
 二作目になりますが、一作目がわかってないとわからないところがあるんだろうなと思っています。そこをどうしたらいいか教えて欲しいです。どうしても一作目を踏まえた話になりがちになって、この文やネタがわからないと言うところを教えて下さい。説明をいれるよりは削った方がいいのですかね?
 また、悪役が中盤以降(ほぼ終盤)にしか出てきません。物語的には最初の頃からちょこちょこ出すべきとは思うのですが……終盤で出てくる都合の良い悪役になってしまった。

 投稿時には三分割を目安に分割します。大体一万字ぐらいなので三千字ぐらいにします。現状の執筆量は三分の一ぐらいで四万字ぐらいになってます。

プロローグの狙い
 主人公のおバカ具合を前面に出して読者に”面白い馬鹿”がいるぞと思わせること

本作のあらすじ
 魔法帝国に魔王の子供のカテイナ(主人公)が訪れる。自尊心の塊の彼は「魔法技術を身につけるのだ!」と意気揚々とオリギナ魔法学校に入学しようとする。
 ところがどっこいそうはいかない。魔法の素質だけは学校始まって以来なのだが、年齢が足らない! 知力が足らない! 協調性がない! と落第点をつけられてしまう。
 納得のいかない彼は裏口入学を試し、極悪非道の三者面談(親(現・魔王)を呼んでの逆圧迫面接)まで到達するが、それでも落第してしまう。
 魔王シヲウルが呆れて帰ってしまう最中、特別臨時講師補佐という、よくわからない称号を得て潜り込むことに成功する。
 召喚術の授業でやらかし(強暴なドラゴン(シャッカ)を召喚する)、魔法攻撃における実技でもやらかし(競技場の一角が消滅する)、座学でもやらかし(魔力結晶の大爆発を起こす)、わずか一日で“死人が出なかったのが奇跡”と言われ、即日で無期限出勤停止をくらう。
 無期限出勤停止を解くためにカテイナは能力制限を受ける。
 平凡な授業しかできなくなったカテイナ。しかし日常はそのまま進んでいく。
 そんな時、現皇帝の統治十五周年祭が開かれる。
 魔法学校の生徒、教員も祭日の警備のため町中に駆り出される。
 カテイナの目の前を各国の贈り物が通り過ぎ、当然の様に彼はこれを欲しいと思う。
 夜、単身で皇帝居城に潜り込み、贈呈物保管庫にたどり着く。
 プレゼントに耳を当てて盗むものを品定めし、唯一音が出ているプレゼントを外に持ち出す。
 喜び勇んでプレゼントを開封するカテイナ。そして大爆発を起こしてしまう。
 それは皇帝暗殺をたくらんだものの時限爆弾だったのだ。しかしそこは次期魔界王、爆心点で爆風に耐えきる。そのうえフラフラになりながらも現場から逃げ出してしまう。
 現場検証が進む中、犯人はカテイナと特定され、オリギナ中で指名手配される。
 そして、カテイナは捕まることなく騒ぎが大きくなる。そのため魔王シヲウルがそのことをかぎつける。
 シヲウルがカテイナ捕獲に参戦し、速攻で捕まるカテイナだが……状況証拠と本人の証言により爆発の元はカテイナでないことが判明。主犯をとらえてシヲウルが滅殺しめでたしめでたし。

登場人物
 カテイナ 次期魔界王 六歳。見た目は子供、自尊心は思春期、行動はガキという作中の最強馬鹿、知力自体は六歳児にしては悪くない。目の前にある時限爆弾を加速させて爆発させるという大ポカをやらかした。ジブリルに対しては全幅の信頼を置いている。

 クラウディア・ニアフロント 引き続きヒロイン枠。十六歳に見合った行動をするし、頭もいい。カテイナから解放されたと思いきや、さらに深く巻き込まれる。学校におけるカテイナの監視役に大抜擢されて胃がよじれたとかなんとか。歳はカテイナの方が誕生月が早いため。

 シヲウル カテイナの母、バカ息子に頭を痛めている。作中実力ナンバーワン。名前の由来は“死を売る”より。オリギナ皇帝相手に仕掛けられた時限爆弾をカテイナが加速させて爆発させたと聞いたとき、般若の形相をしていた。真相が明らかになった後、すっきりした顔で国を一つ地図上から消した。

 シュンカ・シュウトー 魔法学校校長、名前は春夏秋冬より。常識人ではなく、魔法学における狂人。知識欲に目がくらんでしまうことが多々ある。六十越えのおばあさんだが、あと十年は校長の座に居座る気でいる。魔法の技量はオリギナでの上位0.001%の内に入る。

 オン・スコア クリミナ王国の王子様、傲慢である。ノー・スコア王の命令でオリギナ皇帝の贈り物に時限爆弾を仕掛けた人。まさかカテイナが盗み出して加速させるとか思わない。そしてシヲウルが出てくるとか予想外だった。本来では皇帝暗殺を成功させて故郷に凱旋するつもりだった。シヲウルの大魔法「EATING」により親子ともども亜空間に消える。

 以下は六歳以降のおおまかなプロット、カテイナの人生です。もし興味があれば読んでください。

 七歳 アテナ襲来 母の大ピンチ。クリミナ王国を消した責任を問うためにアテナが襲来する。母を圧倒するアテナにビビりまくるカテイナ、現魔王と次期魔界王の二人がかりで何とか追い返すことに成功する。

 八歳 初めての魔王 姫(エル・オリギナ)をさらって大イベント 世界に宣戦布告する。
 オリギナの皇女(八歳)をさらって俺の力を示すのだ。一都市を丸々改造してダンジョンを作り人類を待ち構える。姫は姫で日ごろの殺人的なレッスンに嫌気がさしていたため、カテイナの自分をさらうと言うのは渡りに船であった。意気結託した二人は大人に対して反旗を翻したというのが事の真相である。しかし、大誤算はブチ切れしたシヲウルが襲撃したことである。カテイナが魔法で作ったホーククイーン、ビーフキング、スライムマスターの三大幹部はシヲウルに瞬殺されてしまった。その上、本人達は逃亡に失敗した。さあここからが地獄の始まり。微笑む般若面の母シヲウルを相手にエルが卒倒し、カテイナはスライディング土下座をする。

 九歳 人間の国を諸国漫遊。いろんな国があるなぁ。
 商業国家マネー(都市名はエン、ダラーズ、フラン、ウォン、ユーロ、ポンド等)訪問。一応のカテイナたちの通貨単位は金貨(王族~貴族用)、銀貨(貴族~庶民用)、銅貨(庶民用)、鉄貨(奴隷専用通貨)である。(鉄貨十枚=銅貨一枚、銅貨百枚=銀貨一枚、銀貨百枚=金貨一枚、金貨一枚分の鉄貨はほぼ一トンに到達する。もはやいじめである。それでも奴隷身分は鉄貨しか使えない)合成人間レオボルトや人に売買されていた魔族のハルなどが登場する。後半でレオボルトとカテイナの一騎打ちイベントを行う。
 このうちダラーズは魔界の所有になる。商業国家とは首都カレンシーを中心に円周上を囲うように各国家に最も近い都市が交易都市となっておりオリギナに近い都市がエン、コンプレット王国に近い都市がポンド等。

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 十三歳 不治の病、厨二病発症! 恐らく死ぬまで治りません!
 十四歳 魔界最強の座、シャッカとのプライドをかけた戦い

 十五歳 魔法学校再入学 とらえた姫(エル・オリギナ)は今、同級生!?
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 十七歳 異世界転生の勇者が来た! チート能力なら負けねぇよ! 大勇者排除の巻

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 最後の戦いにおいて大暴れをし、オリギナ帝国全近衛兵による大結界により力を封じられ、ルドルフの閃光石火により腹をぶち抜かれ、オリギナ皇帝の超重力魔法により動きを封鎖されて、エルの零点凍結により、ついにカテイナが沈黙。氷柱に封印されてEND
 後日、シヲウルにより拘束を解かれて出てくるが、全く反省していない態度だったという。

上記の回答(魔王の馬鹿息子(六歳)が高等学校に入学するそうですの返信)

投稿者 たはらさん : 0 投稿日時:

6歳。こんなアホかな。見てて疲れる。…分かり易くて最後まで読めました。こどもを主人公にしない!の意味が分かりました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/968426873/174186199

スレッド: 魔王の馬鹿息子(六歳)が高等学校に入学するそうです

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元記事:覇道の本懐

タイトルも、プロローグも、どちらももう不安で不安で。なので批判などよろしくお願いいたします。長所もお願いします!

上記の回答(覇道の本懐の返信)

投稿者 ドラコン : 1 投稿日時:

 ドラコンと申します。中華モノ好きとして私見を申し上げます。

 ・タイトルについて
『覇道の本懐』とのタイトルは、決して不当ではないのですが、タイトルだけで「中華モノ」と分からないことが残念です。私でしたら、以下のようにします。

『燕順伝 覇道の本懐』

「中華モノ」であることを明らかにする有効な一案が、「タイトルに主人公名・ヒロイン名・舞台の国名のいずれかを入れる」です。もっとも、それらの名前が「中華っぽい」ことが大前提ですが。

 他には、タイトルに「仙人」「後宮」「龍」といった「中華っぽいキーワード」を入れておく方法もあります。

 商業作品の中にも「タイトルだけで『中華モノ』と分からない」残念な例があります。

 ・映画『レッドクリフ』
 三国志の「赤壁の戦い」を舞台にしているが、このタイトル【だけ】で「赤壁の戦いが舞台」と分かりますか? まだ、漢字で「赤壁」とかいて「レッドクリフ」とルビを振るなら分かりますが。

 ・『薬屋のひとりごと』(日向夏、ヒーロー文庫)
 これから読む予定ですが、中華風世界の後宮に売られた元薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が謎解きをする話だそうです。これも、タイトルだけで「中華後宮モノ」との舞台が分からないですね。このタイトルなら、どんな時代設定や舞台でも通用しますよ。この作品には、なぜかコミック版が2種類もあります。スクウェア・エニックス版は原作通りのタイトルですが、小学館版は「猫猫の後宮謎解き手帳」との副題が加わっています。小学館版のタイトルの付け方が上手いですね。

 ・『威風堂々悪女』(白州梓、集英社オレンジ文庫)
 タイトル自体は正当ですが、「中華モノ」と分からないですね。これも時代設定や舞台を問わない例です。主人公の少女が殺され、皇帝の側室として過去に転生し、歴史を変える、という話です。舞台の国名を入れて「威風堂々悪女 瑞燕国記」とでもしてくれていれば、「中華モノ」と分かったんですが。

 ・『桜花妃料理帖』(佐藤三、富士見L文庫)
 これは微妙な例です。「桜花」は国名なのですが、桜は日本の国花です。ですので、本屋に貼ってある発売予定表を見た時は「和風ファンタジーか?」と思いました。本を実際に手に取ってみると「中華ファンタジー」でした。

 ・『紅霞後宮物語』(雪村花菜、富士見L文庫)
 新人賞応募時と作品刊行時で、タイトルが完全に「別モノ」になった例です。応募時のタイトルは「生生流転」でした。「生生流転」も1巻を読めば納得できるタイトルです。ですが、タイトルだけで「中華後宮モノ」と分かるのは、刊行時の『紅霞後宮物語』です(「紅霞」とは主人公が住む宮殿の名)。下手に凝ったタイトルを付けるよりも、「そのまんま」なタイトルを付けたほうが良いという一例です。

 
 ・プロローグについて

 プロットのほうを拝見すれば分かることですが、王・燕會が主人公・燕順を生かしていた理由をもっと突っ込んだ方が良いかと存じます。単に、燕會が王位に就くだけなら、ライバルは完全に抹殺したほうが良いのに、なぜそれをしない? との印象を与えかねませんので。

スレッド: 覇道の本懐

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