小説のプロット相談掲示板

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元記事:クロニクル・マキア

 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

上記の返信(クロニクル・マキアの返信)

投稿者 さる・るるる : 1 投稿日時:

プロになりたい!
とのことなので、厳しくいきます。
まず、ご自身の「2つの相談内容」よりも、
基礎的な部分について再考したしたほうがいいと思います。

ザッと読んだ感想は、
非常に読みにくく、話がまったく入ってこないです。
何を伝えたいのか、サッパリ見えません。
それは、出来事を、ただ、並べただけだからです。
前作「エンドレス・ラグナロク」も同じ。
もちろん、本人もそれは理解しているようですが・・・。

物語の基本は、ザックリいうと
主人公が「問題」を抱え、
それをどうやって「解決」していくかです。
どのジャンルでも、それは同じです。

説明しやすい恋愛物で言えば、貧民層の少年が、
最初はお互いに敵だと思っていた富裕層の少女に対し
最後はその恋を成就させる、というな感じです。

よくよく考えてみてください。
恋愛を成就させること(解決)は、
無理難題なミッションに近いのに、
さらに「敵で、嫌いだと思っていた人間(問題)」に対してとなると
その難度は、何倍にも膨れがります。

しかも、誰もが納得し、
「共感できるレベル」に持っていかなければなりません。

その「感情の揺れ動き」を、克明に描いていくのがプロットです。
特に、主人公の「葛藤」の部分が、非常に大切です。

そのため、2人の前には、
大きな問題を置き、ピンチに陥れます。

さらに、最後では、主人公を
完膚なきまでに、ドン底に叩き込みます。
孤立無援、四面楚歌、絶体絶命。

しかし、そこから、大逆転を果たすのです。
この部分を作るのが一番難しく、また、一番の醍醐味と言えましょう。

まずは、物語が俯瞰でききる「プロット」の段階で、
主人公が「問題」を抱え、
「納得のいく方法」で「解決」しているかを確認します。
この「納得のいく方法」というのが、腕の見せ所です。作家の力量です。

また、“エピソード”と“感情”をセットで作ってあるか、
登場人物の「行動原理」がおかしくないかを見ます。

言い換えれば、
作者の「ご都合主義」で物語が進んでいないか、ということです。
つまり、「偶然」ではなく、「必然」で描かれているか、ということです。

例えば、(起)の部分で
飛び散る銃弾の中から必死に逃げ延び・・・といったくだりがありますが
これでは、まったくダメです。

飛び散る銃弾の中から逃げられたのは「偶然」です。
ここが「必然」であるならば、そのスキルや理由を、説明しなければなりません。
なければ、ご都合主義と言われても仕方がありません。

また、ここは、主人公の登場シーンです。
どんなキャラクターなのか、
「強烈」に、「端的」に、印象づける必要があります。

例えば、バカなのか、賢いのか、
攻撃的なタイプなのか、守りに徹するタイプなのか、などなど
一発でキャラが見える「エピソード」を、ここに盛り込みます。
再度、書きますが、「強烈」に、「端的」に、です。

そして、最も重要なのが、
「弱点」も、ここで晒しておくことです。
これで、劇的に、面白くなります。

まだまだ書き足りませんが、まとめに入ります。

プロットを作る上で、最も大切なのは、
「人間」を軸に「感情」を書くことです。
設定よりも、人です。設定よりも、感情です。
登場人物が、どう感じ、どう動いたのか、です。
どう動いたか、だけではダメです。

例えば、「主人公は死んだ」と
動きだけ書かれていても、何の感情も沸きません。
しかし、「主人公は、彼女を助けるために自らを犠牲にして死んだ」と
感情(動機)と、動きが、一緒に書かれてあれば、感情移入しやすいですよね?

最後に、アドバイスをひとつ。
「主人公」と「登場人物1」「登場人物2」の
3人を軸に、プロットを作る練習をしましょう。
これは「三角関係」という、
物語を一番盛り上げる「基本パターン」です。

これが使いこなせたら、怖いものなしです。
どんな設定でも、面白いものが書けるでしょう。

そこに、モブキャラを書き足していくのです。
そうすれば、プロットが上手くコントールできます。

プロットは、小説を書く前の、大切な設計図です。
だからこそ、何度も人に見せ、意見聞き、
七転八倒しながらブラッシュアップさせていくのです。
これをやらない人は、すぐに物語が破綻しますし、
破綻していることすら、気づきません。
プロットが存在しているのには、大きな意味があるのです。

それでは、がんばってプロットを完成させてください。
そして、プロになって、読者を存分に楽しませてくださいっ!!

スレッド: クロニクル・マキア

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元記事:ある大学生の生態 メイドカフェ編

鍛錬投稿室に掲載した作品の続編です。
私にしては感動できるプロットを書けたような気がしますが、不安なところや相談したいところもあります。

・単純に面白そうか
・小野寺という過激なキャラクターが受けるかどうか
・掲載するなら前作と結合させてまとめた一つの作品にするべきか
・有名人が名前の由来のキャラクターをこんな待遇で扱っていいのか

これらの疑問がクリアできたらすぐにでも執筆に移るつもりです。レスをお待ちしています。
ちなみに前作の詳細を知りたいならお手数ですが鍛錬投稿室短編の間を訪ねてください。40枚くらいあるやや長い短編です。

上記の返信(ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信)

投稿者 さる・るるる : 2 投稿日時:

最近では「プロになりたい人」でも、
まったくアドバイスが伝わらないと感じているので、
どのみち、伝わらないなら、「意見を欲しがっている方に」と思い、書きました。
ご要望に、応えられるといいのですが・・・・しばし、おつきあいください。

あと、大前提ですが、前作を読まずに、このプロットだけの判断となります。

・単純に面白そうか→
つまらないです。
それは、物語を作る「基本のルール」を、まだ理解されていないからです。
どう表現すれば、うまく伝わるか分かりませんが、
「構成」というか、「物語の流れ」がダメです。これは後ほど。

・小野寺という過激なキャラクターが受けるかどうか→
キャラが弱過ぎ。もっとヤなキャラに大振りすべきです。
ただし、最後は、超いい奴だと反転させるので、その部分を意識して作りましょう。

・掲載するなら前作と結合させてまとめた一つの作品にするべきか→
合わせない方がいいです。
テーマが違うものを結合すれば、物語の軸がブレて、破綻するのは明らかです。

・有名人が名前の由来のキャラクターをこんな待遇で扱っていいのか→
まんまでなければ大丈夫だと思います。
しかし、作者が気にしているようなので、やめておきましょう。
トラブルの元は、早めに摘んでおくに限ります。

さて、なぜ、つまらないのか?

このプロットの最大の欠点は、
南条瑞華の問題を、
洋久の叔母がしゃしゃり出てきて、
解決させてしまったトコです。

瑞華の「男性への苦手意識」は、
瑞華自身が、洋久と直接対峙して、
自分で解決しなければなりません。

彼女が、失敗に、失敗を重ねながらも、
男性への苦手意識を、自力で、克服していくのです。

第三者が出てきて、安易に解決させても、
読者には、何のカタルシスも与えられません。
要は、つまらない、ということです。

しかし、ほとんどの方が、
ここを逃げますし、書けません。
なぜなら、ここを考えるのは、難しく、面倒だからです。
二人を、しっかりと対峙させ、
解決させていく道のりは、決して容易ではありません。

まず、この物語を、冷静になって俯瞰してみましょう。
強い奴(洋久)に頭を下げさせるために、
さらに強い奴(叔母)が出てきて、力関係で謝罪させています。
この構図って、面白いですか?

面白く感じる構図とは、弱い奴(瑞華)が、
とても勝てないなさそうな強い奴(洋久)に挑戦せざるを得なくなり、
ボロボロになりながらも、最後は勝利を掴むことです。
では、この物語の本当の勝利とは、何でしょうか?
苦手な洋久に、謝らせることでしょうか?
瑞華が、男性への苦手意識を払拭することです。
つまり、引っ込み思案の瑞華が、
最後に、勇気を振り絞って、洋久に、声をかけることだと思います。
恋の告白まで行ってもいいと思いますし、
その手前でも、十分ではないでしょうか?

とりあえず、こんな感じだと思う、大雑把な流れを書いておきます。
こうしたらいいよ、というのではなく、
主人公が、自分で問題と対峙するって、こんな感じ?かな、という
例えだと思ってください。

そこで、理解しやすいかなぁと思い、設定を勝手に拝借しました。
もし、人の話を、勝手にイジ繰り回すな!と不愉快になられたら、すみません。

引っ込み思案な南条瑞華。
男性への苦手意識を治すために、荒療治としてメイドカフェへ勤めることに。
 ↑
 この「メイドカフェ」という設定は、素晴らしいです。
 なぜなら、引っ込み思案な彼女にとって、自ら動かなくても、
 勝手に「個性豊かなお客様」が現れ、事件が起きてくれるからです。
 ぜひ、個性的なお客様を創造し、瑞華を鍛えましょう。
 ここだけで、十分面白い話が書けそうです。

そこに、瑞華の天敵、洋久が現れ、紅茶こぼすという、大失態をやらかす。
 ↑
 この「瑞華」と「洋久」が、正反対の性格というのはイイです。
 そして、個性的なお客様の頂点として、洋久を置き、ラスボスとします。

その失敗を機に、瑞華はメイドカフェを辞める。
 ↑
 せっかく自信が付いてきた瑞華を、1回落とします。

しかし、常連さん達から励まされ、
「洋久に勝つこと」よりも、「自分を必要としているお客様のため」に復帰する。
 ↑
 ここは、大切な部分です。
 今まで、接客して来たお客様が、
 まさか自分のことを、評価していたとはつゆ知らず、
 その期待に応えようと、心機一転がんばる決意をします。

とはいえ、相変わらず、洋久のことは苦手で、
接客は他のメイドにまかせ、瑞華はそっと観察することにした。
そこから見えてきたのは、洋久の意外な一面だった・・・。
 ↑
 洋久の意外な一面は、
 まったく考えていませんが、ここが腕の見せ所です。
 もしかして、嫌な奴だが、実はいい奴じゃないか?と、匂わす部分です。
 ぜひ、面白いエピソードを熟考してみましょう。
 また、ラストへの大きな伏線もここです。

そんなある日、店長から、洋久を接客するように命令が下る。
そして、再び、紅茶をこぼすという、大失態をやらかす。
しかし、洋久は怒らなかった。
それどころか、瑞華の火傷の心配を、本気でしてくれたのだ。
前の瑞華は、自分の一挙一挙動を美しく見せることに固執し、紅茶をこぼした。
しかし、今回は違う。ただのドジだ。
そして、熱い紅茶から、身を呈して洋久を守った。
同じように見えて、実は、本質は、まったく違っていたのだ。
洋久は、そういう部分を見抜いていた。
瑞華は、謝った。
洋久さんの一面だけを見て、ヤな奴だと、勝手に決めつけてました、と。
これをきっかけに、洋久も、自分の発言が原因で、
瑞華が、男性への苦手意識になったことを知り、謝るのだった。
そして、瑞華の口から、思いがけない提案がなされる。
大きな声で、お友達になりませんか!!と。
それは、瑞華が、生まれて初めて、男の人へ、アプローチした瞬間だった。
 ↑
 同じ失敗を、もう一度繰り返すのが定番です。
 同じ失敗に見えて、実は、本質が全然違うエピソードを考えます。
 そこで、洋久は、実は、いい奴だった、と確信に至る部分です。
 主人公が、まず自分の非を認め、その流れで洋久も謝るようにします。
 二人の間に、人を挟まず、面と向かって、二人を和解させます。
 そして、最後は、主人公が成長した証を見せます。
 ここでは、引っ込み思案の瑞華が、大声を出し、
 苦手だった男性へアプローチする部分です。
 もちろん、ここは、なんでもいいのですが、
 オープニングと真逆にした方が、対比が見えていいと思います。

と言う感じでしょうか?
もっと辻褄合わせが必要だとは思いますが、まあ、こんな所で許してください。

そして、これを基本として、
いろいろな設定や、エピソードを足して、膨らませていくといいでしょう。

何かしらの、ヒントは見つかりましたか?
それとも、例えが悪くて、果てしない闇に
迷い込んでしまった気分でしょうか?

いずれにせよ、どこか一部でも、お役に立てば幸いです。

良かった要素

設定

スレッド: ある大学生の生態 メイドカフェ編

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元記事:ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信

さる・るるる様、初めまして。レスを頂きありがとうございます。

>>単純に面白そうか→つまらないです。

どうやらここまでのレスをまとめるとつまらないというのが民意のようですね。
ただありきたりだから、という理由ではないから説得力を感じるご意見です。
(私はありきたりだから、というのはつまらない理由にならないと思っています。最初の回答者様に無礼な態度で返信を書いたのはそれが理由です)

>>キャラが弱過ぎ。もっとヤなキャラに大振りすべきです。

どうやら過激すぎて受けないというのは余計な心配だったようですね。
むしろ弱いとまで言われるなら、もっと不謹慎な方向へ振りたいと思います。

>>このプロットの最大の欠点は、南条瑞華の問題を、洋久の叔母がしゃしゃり出てきて、解決させてしまったトコです。

この欠陥に関しては田中一郎様も似たような指摘をしていましたね……
書いていた段階では小野寺が主人公を食っているとは少しも思っていませんでした。

>>では、この物語の本当の勝利とは、何でしょうか?
>>瑞華が、男性への苦手意識を払拭することです。つまり、引っ込み思案の瑞華が、最後に、勇気を振り絞って、洋久に、声をかけることだと思います。

そうですね。仰る通りです(汗)そちらの方が読む側も面白いと思います。

>>そこで、理解しやすいかなぁと思い、設定を勝手に拝借しました。
>>もし、人の話を、勝手にイジ繰り回すな!と不愉快になられたら、すみません。

いや、大変助かります。
奈波や美樹が全く出てこないところは少し気になりますが、キャラクターの設定を遵守した上で書かれているので、好感の持てるプロットです。
(キャラクターを遵守するのは当たり前のことかもしれませんが、私はその当たり前のことをできない人をサイト内外を問わずたくさん見てきましたので……)

あとメイドカフェの選定が素晴らしかったというご意見はありがとうございます。
メイドカフェは単純に私の趣味で選んだのですが、結果的に理にかなっていたようですね。

最後になりますがご意見をありがとうございます。
このメイドカフェ編はプロットを作り直すのが確定していたので、プロットの例文まで作っていただき大変助かりました。

上記の返信(ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信の返信)

投稿者 さる・るるる : 0 投稿日時:

このサイトで、初めて役立ったようです(苦笑)。
時間をかけて、書いた甲斐があったてモンです。
こちらこそ、お礼を申し上げます。ありがとうございます!!

さて、お礼文だけだと、ちょっと寂しいので、
前回、捨ててしまった部分を載せておきますね。
まあ、早い話、蛇足です。
なので、軽く流してください。

そちらの指摘で、
「奈波や美樹が出てこないところは気になる」とのことですが、
まあ、「南條瑞華」と「東地洋久」の二人を対峙させる
流れを見せたものなので、致し方ないですね。

で、自分なら、これに、
どんなエピソードを足していくかといえば、
やはり、「南條瑞華」を軸に”三角関係”を作ります。
そうなると、自ずと「東地洋久」は必要です。
そして、「瑞華」と性格が正反対な「野谷美樹」を選択します。
「飯田奈波」は、「瑞華」と似ているので、自分は使わないでしょう。
「南條瑞華」「東地洋久」「野谷美樹」の三角関係です。
つまり、瑞華が、恋を取るか(洋久)、友情を取るか(美樹)です。
もちろん、瑞華が、美樹の洋久への恋心に気づいてしまうのは、
もはや定番中の定番でしょう。

そして、さらに難度が上がりますが、
瑞華と美樹の友情を壊す、新たなキャラを投入します。

表立っては、面倒見のいい先輩か、
懐いてくる可愛い後輩といった感じでしょうか。
が、裏では、二人の友情を壊すために色々と画策してきます。
そして、ラス前で、二人の友情に見事にヒビを入れ、
ラストでは、それが奴の仕業だとバレ、二人は友情を取り戻します。

あと、勘違いさせるというエピソードも
メモが残ってたので、載せておきます。

「南條瑞華」は、「小野寺万葉」が叔母とは知らず、
「洋久」との恋仲を、ずっと疑っていた。
この「年上好き野郎っ」と心の中で罵ってたクセに、
叔母だと分かった途端、自分の「洋久」に対する恋心に気づいてしまう。
つまり、軽蔑ではなく、嫉妬していたのだ。

まあ、なんやかんやと蛇足を載せましたが、
やはり、地味子の話は、
誰しもが共感できますし、考えていて楽しいかったです。

時に大胆すぎて、読者が仰け反り、
そんなことも出来ないのかいっ!!と
じれったくなるような、エピソードを適度にまぶしつつ
愛らしい話をお願いします。

ではでは。

スレッド: ある大学生の生態 メイドカフェ編

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元記事:宵闇の夜叉

「特別な力を持った主人公たちが、同じく特別な力を持つ敵と戦い成長する」
というのがコンセプトな物語です。厳しめな感想をお願いします。

上記の返信(宵闇の夜叉の返信)

投稿者 さる・るるる : 0 投稿日時:

プロになりたい!方なので、厳しく(笑)。

まだ、初心者の方だと想像します。
しかし、誰もが、初心者からのスタートです。

まず、良し悪しを決める
必要最低限の「判断材料」が、バッサリと抜け落ちています。
つまり、圧倒的に情報量が足りない。
これでは、誰もジャッジ(アドバイス)してくれないでしょう。

例えば、主人公が命を狙われた理由って何ですか?
しかも、特別な力ではなく、なぜ凶器で襲われたんですか?
犯人って、何者ですか?
世界の秘密って、何ですか?
主人公の特別な力って、何ですか?
主人公の仲間の命を奪っている理由って、何ですか?
etc

あなたは、話の前後関係や、少ない情報で、読み取ってくれ、
と思っていますが、なんのことだか、さっぱり分かりません。
頭の中にある物を、すべて文字にして吐き出してください。
情報が整理されてなくても、多少の辻褄が合わなくても結構です。

あらすじ(プロット)は、ラストまで書き、すべてを晒すことが条件です。

「一緒に作って欲しい!」というのであれば、
あらすじ(プロット)を作る前に、考えて欲しいことがあります。

■まずは、「テーマ」です。
あなたが作る物語で、訴えたいこと(テーマ)は、何ですか?

例えば、「特別な力を持つ」ということは
往々にして「差別」をテーマにしている場合が多いです。

もちろん、「特別な力を持つ=差別問題」とは限りませんが、
物語の中で「特別な力」に、必然性が求められます。
バトルものを作る時、「特別な力があった方が面白そうだから」ではダメです!

主人公が「特別な力を持つこと」に、
どんな意味(テーマ)を持たせているのか、そこが知りたいのです。

例えば、マーベルコミックの「X-MAN」は、
黒人をミュータントに置き換え、差別問題を描いています。

ミュータントを扱った、ただのエンタメに見えますが、
アメリカの社会問題(ユダヤ人、アフリカ系アメリカ人、社会主義者、LGBT)を
念頭に置いて描かれています。

「多数派(白人・持たない者)」と、「少数派(黒人・持つ者)」が現れた場合、
必ず「多数派」が「少数派(マイノリティ)」を弾圧し、差別が生まれます。

多くの人に、差別問題を考えてもらうためには、
ストレートに黒人を主人公にするのではなく、
ミュータントというマイノリティを作り上げることで、
読み手の間口を広げることに成功しました。

テーマは、何でもいいのです。
「差別」でも「友情」でも「家族愛」でも「戦うことの愚かさ」でも「復讐」でも。

とりあえず、「仮」でいいので、決めておきましょう。
ここをすっ飛ばしてはダメです。ここを決めないと、何も始まらないです。
ここが決まれば、ここを「軸」に物語を精査していけます。

■次に、「対比(対立)」です。
物語を作る際は、必ず、対比(対立)を意識してください。

作者コメントで、「特別な力を持った主人公たちが、
同じく特別な力を持つ敵と戦い成長する」とあります。

同じ特別な力を持つ者同士が、“戦う理由”って「何」でしょう?
どういった経緯で、「悪と正義」に別れたのでしょうか?
この“理由”によって、「面白いか、否か」が決まってきます。
ここが「判断材料」です。ここも書いてありません。ここを教えてください。

もし「多数派VS少数派」「持たない者VS持つ者」
「白人VS黒人」など、対比した関係だと、軋轢(問題)はスグに起きます。
それを、どう解決へ導くのかが、そこが物語の基本です。
水と油という相反する物を合わせるからこそ、面白くなるのです。

もちろん、同じく特別な力を持つ者同士が戦う話は、あります。
上記でも書いた「X-MAN」も、その一つです。
「X-MAN」は、“ミュータント”と“人間”の争いというよりも
人間側に付く「プロフェッサーX」軍団と、
人間を滅ぼす「マグニート」軍団の争いを描いたモノです。
マイノリティ(少数派)同士の複雑な話です。

しかしながら、「プロフェッサーX」と「マグニート」は、
生い立ちも、性格も、まったく正反対なミュータントです。
つまり、ちゃんとキャラを「対比」させています。

映画「X-MAN:ファースト・ジェネレーション」は、
この二人の生い立ちを描き、出会い、友情を育み、最後に袂を別つまでの話です。
傑作の一つです。

白人のチャールズ(のちのプロフェッサーX)は、
先天的なミュータントで、金持ちのボンボンだったため、
人間に迫害されずに育ちました。
対して、ユダヤ人のエリック(のちのマグニート)は、
ナチの収容所で育ち、母親を目の前で殺されることで、
能力を覚醒させた後天的なミュータントです。

そして、ラストで、自分たちを排除しようとする人間に対し、ミュータント全員に、
チャーズル側(人間擁護派)に付くか、
エリック側(人間抹殺派)の付くかを決めさせるのですが、
チャールズ側は出来損ないばかりで、
能力のある者は、すべてエリック側に付きました。
それはそうです。ミュータントの立場を考えれば、当たり前のことです。
チャールズは、ミュータントなのに、ミュータントの気持ちが、
まったく分かっていませんでした。

極め付けは、チャールズと共に育ってきた美少女のミュータント
(のちのミスティーク)が女心の分からないボンクラのもとを去り、
エリック側に付くのです。

ヴィラン(悪役)役のエリックは、
リーダーシップがあり、物憂げな表情を見せたりと、とても魅力的なキャラです。
一方、ヒーロー(正義)役のチャールズは、
金持ちのボンボンで世間しらず、ノー天気な引きこもりに描かれています。
要は、欠点だらけの主人公なんです。
この設定って、とっても面白くないですか?!

「X-MAN」とは、人間側に付いた「弱小ミュータント」と、
強靭な能力を持つ「最強ミュータント」の戦いを描いています。

つまり、物語の基本である
「弱い奴」が「強い奴」に立ち向かう構図となっています。

このように、どこか、対比させる部分を作らないとドラマにはなりません。
3人の登場人物は、まったく対比を意識して作られていません。
まずは、ここを意識して物語を作ってください。

■最後に、「序破急(三幕構)」です。
作者コメントで、「特別な力を持った主人公たちが、
同じく特別な力を持つ敵と戦い“成長する”」とあります。

では、具体的に、“成長する”とは、どういうことでしょうか?
こここそが、物語の良し悪しを決める「判断材料」です。
ここも何も書かれていません。

確かに、物語を作る基本は、「主人公を成長させること」です。
では、主人公の成長とは、具体的に、どういったことを指すのでしょうか?

それは、主人公が問題を抱え、その問題を解決させていくことです。
さて、あなたの主人公は、どんな問題を抱えていますか? 

あらすじには、特別な力を使って戦わないかと提案されて、それを受けます。
うわー、主人公がまったく悩んでいません。これでは、物語になりえません。

そこで、「序破急」の登場です。別に、「起承転結」でもいいです。
序(今の状況)、破(問題が起き)、急(それを解決する)という流れを作ります。
この流れを意識して、物語を作れば、それなりのあらすじ(プロット)ができます。

再度書きますが、主人公に問題を投げかけ、それをどうやって解決させるか、です。
そして、その問題を「何に」するか、です。
さらに、その問題から逃げられない状況を作り上げ、
主人公をトコトンまで追い込みます。
で、そこからの大逆転(解決)で、読者はカタルシスを得るのです。

■まとめ
【テーマ】を考え、【対比】を意識して、【序破急】の流れを作る、と。
コメント欄は、4500文字まで入ります。
あらすじ(プロット)を載せるには、十分すぎるほどの文字量です。
それを作ってから、さらに、キャラの性格・配置、設定など、
細部を詰めていけばいいと思います。
まだまだやるべきことは、たくさんあります。
序破急などは、1回で理解できないでしょう。
しかし、まずは、ここまで考えてみてください。

スレッド: 宵闇の夜叉

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元記事:花男爵の遺言

はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

ストーリーキャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

上記の返信(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 2 投稿日時:

まずは、作者が聞きたがっている3点について
【Q】
1.ストーリーキャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
2.あらすじに破綻がないか
3.その他、突っ込みどころ

【A】
1.うーん、興味を惹かないかなぁ?
だって、この話は、不倫して生まれた少女の悩みですよ。
まだ、恋愛はおろか、初恋すら経験したことがないかもしれない、
「中学生・高校生の読者」を相手に、
いきなり不倫の話をされても、共感できないと思う。
それが、どんな正当な理由だとしても、
子供まで作ってしまって、その娘が思い悩むなんて、親なら分かることです。
しかも、親子ほどの年の離れた不倫って・・・。
どんな言い訳を用意しても、読者を納得させるのは、相当、難しいでしょうね。

2.破綻しています。
とりあえず、「構成」という部分のみ、後で説明します。

3.突っ込みどころ、満載です。
作者が、何を伝えたいのか分からないので、精査することができません。悪しからず。

まずは、この物語で、作者が何が伝えたいのかが分かりません。
つまり、【テーマ】が、きちんと設定されていないのではないでしょうか?
そのため、【ログライン】という「1行の物語」を作りましょう。
そうすれば、自分が描きたいものが、自ずと見えてきます。
このログラインがうまくいかないようでしたら、物語を“盛り過ぎ”です。
その後で、【プロット】に着手すれば、物語を混乱させることなく、進められます。

物語を作るのには、幾つかのルールがあります。
よく、例えば、【主人公の問題を解決すること】とか
【主人公を成長させること】だとか、です。

このプロットを、簡潔に「おさらい」します。
とりあえず、細かい部分は、一旦、無視で。

初老の男爵のところで、働いている主人公(女性)がいます。
自分の父親が、この男爵ではないかという疑念を抱きます。
聖堂にいる母を問い詰めると、それを認めて、謝罪します。
主人公は、男爵のもとを去り、村へ帰ります。

さて、キャラクターの部分で、主人公は、
「自分の出生について悩みや不満を持っていることを
母に打ち明けられないでいる」といった【問題】が書いてあります。
実は、「主人公の悩み」とは、「何でもいい」ワケではありません。
それは、葛藤を伴う問題でなければなりません。

例えば、「ニキビが出来たから潰したい」といった悩みなら、
読者は「だったら、さっさと潰せばいいじゃん」と思うワケです。
この話も、「さっさと打ち明けろよ」と思うのです。
なぜならば、話せない【縛り】がないからです。

例えば、誰かに「母親に、自分の出生を聞こうものなら、
お前の母を殺す」となれば、そう簡単には聞けないでしょう。
自分の出生を知って母を死に追いやるのか、
それとも、出生など知らずに母と幸せに暮らすか、
こういった思い悩む選択肢を、読者に見せろ、ということです。

そして、もう一つの基本。主人公を【成長させる】というモノ。
話の流れは、母に男爵が父であることをと詰めると謝罪してそれを認め、
主人公は男爵の元を去っていきます。
これって、成長していますか?
そうは感じられず、とっても、つまらないエンディングだと感じました。
それは、主人公が、「感情」でなく、「正論」で生きているからです。

例えば、暴力反対の男が、暴漢に襲われるも、話し合いで解決しようとする。
これが「正論」です。
しかし、暴漢に切りつけられ、カッとしして、つい殴り倒してしまう。
これが「感情」です。

つまり、「考え」と「行動」が矛盾しているからこそ、人間って面白いワケで。
結局、主人公は、最後の最後まで、自分の殻を破れずじまいなのでは?
二人の大人を許すことが、成長と言えるのではないかと。
ただ、テーマが分からないので、これであっているかもしれません。
不倫への罰として、バッドエンディングが用意されているのかも。
そうなると、男爵だけではなく、自分の母親へのバッドエンディングも必要でしょう。

そして、このプロットには、蛇足とも言える部分があります。
それは、孫が、男爵のもとに『新種の薔薇の鍵は我が娘』とは何のことか?と
問おうとしたが怖くて聞けず、最後に勇気を振り絞って聞くと、
その答えを教えてくれた、という流れの部分です。
主人公の問題とは、何の脈略もないエピソードです。

古い映画ですが、「市民ケーン」という作品があります。
話は、新聞王ケーンが、「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死に、
新聞記者は、その言葉の意味を求めて、
生前のケーンを知る人物にあたるというモノですが、
この「一言だけ」でも、壮大な映画ができあがるのです。
この「孫」の部分は、不要なので、分離させて、もう1本別な話を作るべきでしょう。

そして、この「孫」と「主人公」には、大きな共通点があります。
それは、自分の問題を当事者に聞いて、それを当事者が答え、
問題を解決させてしまっている点です。
つまり、この二人は、物語の中で、何の「努力も、葛藤も、奮闘も」していない。
ここが、このプロットの【最大のミス】です。
自分のことは、自分で動いて、解決させましょう。

分かりやすく、恋愛モノで説明すると、
人見知りの女の子に好きな男の子が出来ます。
そこで、親友を通じて自分の思いを伝えてもらったところ
相手も好きだったことが分かり、両思いになりました。
これではダメということです。
「親友を通じて」ではなく、「自分」で。

主人公が、人見知りを直そうと、
あらゆる試みをしますが、どれも上手来ません。
それどころか、好きな人の前で大失態を犯し、絶望的になります。
しかし、自爆覚悟で告白しました。
彼は人知れず、見ていたのです。彼女の努力する姿を。
こうして、二人は両思いになりました。
こういう風に、主人公自身が動くことが必要です。

伝わったでしょうか?

そうなると、「主人公」は、「誰」と向き合わなければならないのでしょうか?
「母親」でしょうか? 「男爵」でしょうか?

読んだ感じでは「父親当て」が「クライマックス」だったので、
「男爵」と向き合う必要があります。たぶん。

プロットでは、一切、そういったエピソードがありません。
読者に、何を伝えていくのかを考え、それに適したエピソードを作り、
その過程を、分かりやすく描くのがプロットです。
つまり、「感情の変化」と「エピソード」をセットで考える。
出来事だけを、ただ並べていったのでは、物語の面白みは伝わりません。
感情が、どう変化していったのかを、記していくのがプロットです。

また、面白くない原因の一つは、
登場人物全員が、馬鹿正直で、言葉を額面通りに受け取っているということです。
人は二面性を持っています。
母親も、男爵も、なぜ、優しい嘘がつけないのでしょうか?

母に、男爵が自分の父親なのかを聞くも、否定する。
男爵本人に聞くも、否定する。
そこで主人公は、どんな結果であろうと、真実を知りたいと奔走し始める。
となれば、物語がどんどん広がります。
誰も語らないからこそ、知りたくなのが人間なのです。

だから、母を問い詰める。
やっぱり、男爵が自分の父親だった・・・。
これでは、物語が、一瞬で終わってしまう。
だから、グダグダと余計な話を作って、間延びさせている印象が否めないのです。

物語を展開させるためには、
主人公が“最初”に「考えていたこと」が、
“最後”は、大きく変わっていないとダメです。

例えば、天敵だった男子と、学園祭実行委委員会を通じて、仕方なく行動するうちに、
最後は、好きになっていく、といった感じです。
つまり、「大嫌い」だった人が、最後は「大好き」になる、という感じです。
これが主人公を「成長させる」ことです。

そのため、最初は、男爵のことを「良く」思っていたにも関わらず、
最後は「見捨てていく」では、話の作りがおかしいです。

確かに、「最初」と「最後」は変わっています。
しかし、「不倫を責める話」と「不倫を許す話」は、どちらが難しいですか?

基本は、「弱いヤツ」が「強いヤツ」に戦いを挑んで、勝つ話です。
「強いヤツ」が「弱いヤツ」と戦っても、勝つのが当たり前です。

要は、不倫を責める話は、傷に塩を塗る話です。
つまり、弱い者いじめの構図なんです。
だから、「不倫を許す話」にしなければならないのです。

あと話は変わりますが、ファンタジーにしたいになら、こういった手もあります。
「男爵」と「下女」の不倫関係だと、共感を得にくいことは確かです。
どんなに純情な恋であったとしても、
「下女」は、ふしだらな女と決めつけられてしまいます。
しかし、関係が「公妃」と「下僕」で、ひっくり返して考えたら、どうでしょうか。
公妃は身分の違いなど気にせず、
本気で人を好きになったに違いないと、誰もが思われるでしょう。
もし不倫がバレれば、皇室の大スキャンダルに発展するので、
生まれてきた子は、出生の秘密を知ることもなく「大公の子」として、
大切に育てられるていくことでしょう。

実は、コレ、あるアニメの設定です。
そして、そのことを嗅ぎつけた悪党が、
王妃を殺して、その娘と政略結婚をしようと企みます。
そのことを知った真の父親は、結婚式をブチ壊してやろうと乗り込んできます。

もちろん、悪党は、少女に、出生の秘密を明かしたりはしません。
なぜなら、それを明かせば、政略結婚がパアになってしまうからです。
そして、もう一人の男も、自分が父親だとは、絶対に名乗りません。
なぜならば、人に言えない仕事をしていたからです。
そして、少女を挟んで、「男」と「男」の対決が始まります。

この設定ならば、少女が出生の秘密に悩むことなく、
ファンタジーの世界を、十分に確立することができると思います。

ちなみに、少女の名前はクラリス、
悪党の名前はカリオストロ伯爵、間男をルパンと言います。
参考程度に、その作品を観ておいても損はありませんよ。

まとめます。
主人公を、成長させろ。(最初と最後を変わっているか?)
主人公は、大きな問題を抱え、解決させろ。(自ら解決しているか?)
主人公は、強い者へ、戦いを挑め。(面白くなっているか?)

スレッド: 花男爵の遺言

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元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の回答(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

パンデミック後の世界で人類はクローン人間を切り貼りして種を維持していて、そこに不完全ながらも不老不死の技術が生まれ、その被験者となった少女を救おうと青年(元少年)は研究を続けるも、自然主義的な勢力に襲撃されて、青年の尽力で少女は逃れるが昏睡状態となり、コールドスリープに入ることになる。
そして100年後に目覚め、末期患者の看護師として自身が生きる意味を探す。

と、いうのが要約した概要だと思うのだけど、前回も少し触れたけど、これは物語本編じゃなくて物語の前提になるバックグラウンドだと思う。
前回と比べて本編は途中どころかまったく出来てないし、本編である「100年後の世界で末期患者と不老不死のクローン体のヒューマンドラマ」を考えなきゃ、何も進んでないかなと思います。

それは私の思い違いで、最初に要約した内容が本編ですよって話であるなら、終盤で少女は「生きる意味を模索する」で終わるのだから、序盤は「生きてる意味がない」という状態で、少年とその親友との交流の中で「生きることを考え始める」と考えが変わり、終盤で「その答えを自分なりに見つけた」としないと、話が終わらないしまとまらりがなくなってしまうので、まず終盤の「生きる意味を模索する」が曖昧でオチてないと思う。
繰り返し、もし、要約した内容はバックグラウンドではなく本編ですって話なら、終盤にはどういう形であれ「回答・結論」そういったものを置いて、その逆の状態を序盤に設定し、「どういう変化で結論に至るか」を中盤でこねていくのが良いかなと思います。

やはり要約した内容は本編のバックグラウンドで、100年後に少女が目覚めたところから始まりますって事なら、そのドラマが一切書かれておらず「主人公が生きる意味を模索する話だな」ということがわかるだけなので、そしてそれは前回から変わってないので、計画とか計画の出資者とか新人類とか、そういう設定は今は考えずにドラマを作ることに専念したほうが良いと思われます。
現状出来てるのはバックグラウンドと主人公の目的(生きる意味を模索すること)だけで、そこからくるフワッとしたイメージだけですので、具体的なエピソードなどは一切ないため物語としてコメントすることができない。

でも、イメージ自体は良いと思うし、端的に言えば感動モノのヒューマンドラマで設定から「人を感動させる要素」が散りばめられているので、土台はあると思います。
だからこそ、「その要素を上手く表現できるエピソードが作れるのか?」という話で、現状その本編になるエピソードが一つもないので、イメージはあれど全然形にできてないと感じます。
まずは、100年後に目覚めた少女は最終的にどうなるのか、を考えたら良いかもしれません。
「自分なりに生きる意味をみつけた」とか「青年のように自分にも守りたいと思えるものが出来た」とか、「少女はかつて青年が望んだように不老不死から開放され救われた」とか。
要するに、少女の話の、物語の落とし所ですね。
不老不死とか出資者の家とか設定は考えないで、「最終的にこうなりました」という部分。
スタートラインは出来てるように見えるので、次はゴールが出来ないとどこを走ったら良いのかわからないで結果物語が作れないので。
残念ながら、申し訳ないけど現状はまだ物語と呼べるものは出来てないかと思います。

スレッド: マリーゴールド

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:処女作品のプロット相談

許嫁由衣と恋愛戦争の改変版のプロットを作りましたが、瑞樹の噂話で困る様子があまりなく、個人的には途中で愛と付き合いだすところが、ネックとなっており、吉と出るか凶と出るか心配です。

タイトルのアドバイスや、ここは足りないなどと言うことがありましたらアドバイスの程をよろしくお願い申し上げます。
作家でごはんに晒して割と面白かったなどと言われました。

主人公は徒歩15分圏内の地元の高校に通っているという設定です。

上記の回答(処女作品のプロット相談の返信)

投稿者 あだちただし : 1 投稿日時:

tさん
返信ありがとうございます。
義妹ものにして、現在4万文字まで書ききっています。
プロットで主人公の事を書いてないのは主人公目線から書いたものにしています。
ヒロイン意外と付き合うのは50:50と言ったところですか。
主人公は陽キャであり、バカ。
これは一貫しています。

スレッド: 処女作品のプロット相談

カテゴリー: キャラ文芸

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元記事:異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)

BLですが、プロットにつまり、藁にもすがる思いでこちらに相談しにきました。もし禁止されておりましたらすぐに削除致します。

友人にプロットを見せたところ、どこを直せばいいのかわからないが、壮大な割にストーリーが雑と言われ、どうすればいいのかわからずにおります。

助言をお願いいたします。

上記の回答(異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

すみません誤字があったので訂正です。
迷ったのですが、大事なところなので誤解がないようにしておきます。

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お前はアーサーを信じるのか! 
それをお前(コウ)に忠告したあいつ(アーサー)に何の得がある! 
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コウはその場の雰囲気に流されてしまう。
(※ここで【B】をだす)
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スレッド: 異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)

カテゴリー: 少女向けラノベ

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