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ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.0 (No: 1)

スレ主 明日田錬武 投稿日時:

目的:趣味で書く

要望:欠点の指摘歓迎!

カテゴリー:ラノベ(中高生向け)

あらすじ

 ヤルタ連邦政府と反政府勢力アヴァランチが世界規模の戦いを始めてから十年。世界の武力はヤルタ連邦軍・アヴァランチ義勇軍そして中立傭兵連合、の三つに別れていた。
 主人公のブレンはヤルタとアヴァランチの戦闘に巻き込まれ、家族と自分の左腕の肘から先を失った。そうして途方に暮れていた所、孤児保護活動を中心する風変わりな傭兵団「オルフェンズ」に救助・治療され一命を取り止めた。救われた恩と居場所を失くしたことからブレンはオルフェンズの傭兵として生きることを決め、強化措置と激しい訓練の果てに特殊兵士「エクスソルジャー」となった。
 ある日、ブレンは依頼を受けて派遣された先で同行していた傭兵から奇妙な噂を聞く。それは夜な夜な「黒い巨人」が現れては街や軍施設を襲い、物資を奪い去っていく。というものだった。その場ではバカバカしいと笑い飛ばしていたブレンだったが、どこか現実味のあるその話は頭の中に張り付いて消えず、依頼から帰還した後もそれは変わらなかった。悶々としているブレンにオルフェンズ団長アルザール・ガモフからの呼び出しがかかる。アルザールの元に向かったブレンに対しアルザールは、自身が参加する会議への護衛としての同行を命じた。乗り気ではなかったブレンだが団長命令では仕方がないのでしぶしぶ同行することにした。
 会議場に着いた二人。しかしいつになっても会議は始まる気配がない。そもそも何の会議なのか。ブレンはアルザールに聞いてみるがアルザールは知らない、呼ばれたから来た。そう答える。しばらく経った後、会議室前方のモニターに一人の男が映し出される。男の名はエミール・フェリス。ヤルタ連邦高官にしてこの会議の主催者だった。アルザールは嫌な予感がした。中立傭兵連合に所属する傭兵団はヤルタ・アヴァランチ双方に対し肩入れすることを禁じているが、ルールを破って秘密裏に依頼を受ける傭兵団もいる。よく見れば、会議の参加者はそうやってルール破りをしていると噂される傭兵団の団長達ばかりであった。予感は当たり、エミールが会議を開いたのは極秘依頼の打診をするためだった。
 依頼の内容はヤルタ連邦軍が開発するも試験中に暴走事故を起こし、そのまま行方を眩ませた新兵器の無力化、及び回収を頼みたいというものだ。そしてその新兵器こそが、ブレンの聞いた噂の「黒い巨人」の正体だった。興味を持ったブレンに対しアルザールはこの依頼に参加しないことを表明する。理由は団員を面倒事に巻き込まれたくないからだった。会議はその後、依頼に参加する意思を見せた団長達だけを残し解散、二人もこの時に帰路についた。
 しばらくの時が経ち、事態は急変する。その日、依頼を追えて本部に帰還中のチームが例の新兵器に襲われ、半数を死傷する大惨事となった。団員達はアルザールにら報復の意を込めて依頼に今からでも参加すべきだと直談判。しかし、アルザールはこれ以上の被害が出ることはあってはならない、と反論。両者一歩も引かない中、団員側についていた副団長の義平・ウォーレンが言った「覚悟を決めろ」の一言がアルザールを動かし、オルフェンズは依頼に途中参加することとなった。
 始めはただ目撃情報に従ってチームを送り込み周辺を探索させていたが見つからないばかりか、なぜがヤルタ連邦軍からの妨害を受けるなどして進展が全くなかった。そこでアルザールはある作戦を考え付く。それはあの会議で参加の意を示さなかった他の傭兵団との共同戦線を張ることだ。ノーマークの彼らと行動すればヤルタ連邦軍が目を光らすことはないからだ。無論、ヤルタの依頼を受けないと表明した彼らを引き込むのは容易ではない。そこであの「黒い巨人」の噂を利用することにした。表向きには、実在した「黒い巨人」とそれらによる被害を食い止めるための自主的な活動とそれに付随する支援要請、という形にすることで彼らに疑惑の目が向くことなく協力を得ることに成功した。

 中略 まだきまっていない

 数回に及ぶ戦闘の果てに新兵器をある街に追い込むことに成功。市街地における激闘を経てついにブレンが止めを刺す。新兵器を回収した後、初期の作戦中にヤルタ連邦軍に情報を漏らしてきた内通者が再び連邦軍と通信している場面を押さえ、その場で粛清する。
 第二章に続く

キャラクター

 ブレン・アスター
本作の主人公。オルフェンズに五人いる「エクスソルジャー」の一人で近距離戦闘に特化した調整を施されている。過去に戦闘に巻き込まれ孤児となったところをオルフェンズに保護され、そのままオルフェンズの一員となった。

 アルザール・ガモフ
傭兵団オルフェンズの団長。元ヤルタ連邦軍特殊部隊候補生であり、現状として戦闘技術で彼に勝てるものはオルフェンズにいない。親に捨てられ孤児となっていたところをヤルタ連邦軍特殊部隊の候補生としてスカウトされた経歴を持つ。とある事件をきっかけに連邦軍から離脱した後は、自身と同じような境遇にある者を救うために同じく離脱した後の副団長、義平・ウォーレンと共に孤児保護組織オルフェンズを設立。のちに退役軍人を受け入れるようになると傭兵業を開始、だんだんと傭兵団オルフェンズへと変化していった。

 エミール・フェリス
ヤルタ連邦中尉、爵位は伯爵。大陸北部、主国アインテクスの隣国、ニブルテクスを統治するフェリス家の次期党首。過激な武闘派で十年もだらだらと続く戦争に対し、「戦争の意味を考える」必要を感じクーデターを画策。その一歩として連邦内のスキャンダルを集め、止めとなる「道徳無視の人体実験」の証拠を手にするために中立傭兵連合に「黒い巨人」の回収を依頼した。

設定(世界観)

 ヤルタ連邦
大陸北部のアインテクスを主国とする連邦国家。三百年前の動乱終結を機に建国された。十年前、アヴァランチとの戦争が始まり連邦は南北に分断される。

 アヴァランチ
長年迫害を受け続けてきたアストレイの一部が結成した反連邦政府組織。アストレイの地位向上を求めてテロ行為を続けてきたが、十年前の和平会場爆破事件を経て規模が急激に膨張、大陸南部の国々から支持を受け実質的に南部方面の統治機関となった。

 アストレイ
三百年前の動乱時に生まれた新たな人種。生まれつき体内に不活性化したマルスウイルスを保有し、適度に恩恵を受けながらも悪影響をほぼ受けない。そのため一般人(ナチュラル)と比べ身体能力が格段に高く、その出自などと合わせて長くにわたり迫害を受ける原因となっている。

 マルス
ケイ素フレームと炭素=ケイ素複合細胞からなる生物。節足動物に似た外殻構造を持つ。三百年前の動乱の原因の一つ。

 マルスウイルス
もとは感染した生物を強制的に進化させることを目的に造られた人工ウイルスだった。しかし、マルスの因子を取り込ませる実験中に誤ってコードミスが起きている株を使ってしまい、感染した生物をマルスに変貌させる非常に危険なウイルスとなってしまった。それが外に漏れだした結果、三百年前の動乱が引き起こされた。

参考作品

東方projectシリーズ、機動戦士ガンダムシリーズ、ブラック・ブレット、エクストルーパーズ、など

作者コメント

こんにちは、明日田錬武です。書きかけで置いておいたらキャッシュが消えてやり直し。それを四回ほど繰り返した後の物なので急いで書いており、足りないものやそもそもこんなのあらすじになってねぇ! といった意見があると思いますのでそちらの指摘をお願いします。ここで解説できるものなどは追加で解説させていただきます。
また、そのようにして指摘された部分を修正したものも後日上げる予定なのでそちらもお願いします。
あと、タイトルのver○○ですが、こちらに上げる際の識別用なので実際のタイトルには付いていません。

この小説に意見を書く!

ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.0の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

あらすじやプロットは、とりあえず最後まで無いと評価のしようがない、のだけど、中略があるとはいえオチはしっかり書かれているので意見はできる、けどやっぱ全部書かれてないと正確なことは言えないので、適当な妄想で補完しての回答になります。

まず あらすじ 自体についてですが、頭からきっちり書こうとしてる感じです。
執筆前のあらすじやプロットは、最初に全体を作ることを意識したほうが良いでしょう。
「戦争孤児の主人公が傭兵団に拾われる」「立派な兵士に成長し、あるとき黒い巨人の噂を耳にする」「特別な依頼が傭兵団に入るも、怪しいもので断る」「傭兵団に被害が出る。黒い巨人による被害で、特別な依頼がその正体を裏付けていた」「新兵器の無力化の依頼を改めて受けることにして、傭兵団は動き出す」
とか、中略までの内容を要約すればこんなとこで、文字数的にスレ主さんとは全然ちがうでしょ。
こんな感じで、とりあえず最後まで話の「要点」を書き出して、最初に全体を作る。
それを少し整形して、「点」でしかない要点を「線」で結んで一個の物語にする。
で、そのあとで、キャラ設定とか世界観設定などを盛り込んでディティールを整えはじめ、今回スレ主さんが書いたような「きっちり」した形にする。
最初から「きっちり」で書いたりすると大変なので、イラストを描く際に「ラフ」から始めるように、「アタリ」「ラフ」「清書」「ペン入れ」と段階を踏んでいく。
イラストで言えばアタリやラフの段階で絵の全体像は出来てるので、小説もこれと同じで、最初にラストまで作ることを意識されたほうが良いかなと思います。

というのも。
はっきり言って、スレ主さんが書かれたあらすじは、少々小難しそうな印象はあるものの非常に面白そうです。
対して、私が要約したプロットの序盤はどうですか。面白そうじゃないでしょ。
「面白くないもの」を「面白そうに仕立てる」というのはとても大事な技術やセンスで、それはスレ主さんの武器だと思います。
でも、ぶっちゃけ面白い話ってのは、この要約した時点で既に面白いんですよ。
だから、もしスレ主さんが「最初からきっちり書かないとインスピレーションが湧かない」ってタイプであっても、書いたあとに要約したものを書き出してみると良いです。
そこに面白さを足して、再度「きっちり」書き直してみる、イラストで言うと「ラフ」と「アタリ」を交互に何度もやり直して整形していく感じです。

では、その「面白さ」って何なのさ、自分の作品に何が足らんのよ、って感じると思うんですが、
端的にスレ主さんの作品の印象をいうと、「ロボが出てこないガンダム」という感じです。
「機動戦士ガンダム」の一番面白い要素が無くなって、でもストーリーはそのままに仕上げてます、という感じ。
要するに、この作品において足らないのは「ガンダム」ないしそれに相当する「面白いもの」ってことになると思います。
別に「巨大ロボを出せ」って話じゃなくて、それは「異能力」でも「神秘的なモノ」でもなんでもいい。
例えば「攻殻機動隊」はアンドロイドや全身義体とか人間離れしてSF的な要素が盛りだくさんだけど、その面白味は「電脳」で、ハッキングや情報の偽装なんかが「攻殻機動隊らしい面白味」になってます。
繰り返しになるけど、スレ主さんの作品にはアンドロイドや全身義体はあるけど「電脳」がない、という状態。ロボが出てこないガンダム、というのはそういう意味。
「この作品!」という面白味になる要素が無い状態。

物語の流れは、中略こそあるけど、楽しんで読める内容が作られていると思います。
全部がないと物語自体に何か指摘をすることは出来ないけど、少なくとも出来てる部分だけを小説として執筆されたとしたら、楽しんで読めるのではないかなと思います。

物語というか展開部分で一つだけ気になった部分があって、
それは「極秘依頼の会議」のとこ。
傭兵団が断って素直に開放されたら、それもう「極秘」じゃないよね。
だから、その直後の展開で「傭兵団の兵器が狙われ半数が死傷する惨事」ってのは「ヤルタ側の口封じ」だと思った。
けど「新兵器の被害」だったので、正直、物語の雰囲気に対してややポカなミスではないかなと感じた。
もうちょいコミカルな展開ないし対象年齢が低い作品なら通用する流れだけど、作品の雰囲気的に大人びてる感じを出そうとしてるし、ならそこはちゃんとしないとダメな部分じゃないかなって思った。
で、
スレ主さんのあらすじは長いけど大部分が設定の解説であって、こういう物語が動く展開はこの一箇所だけで、その一箇所でミスだと感じたので、その後の中略の部分でも似たようなことが頻発するんじゃないかなーと感じる。

差し当たっては、物語自体には問題はないと思う。中略の部分を書いてくれないと正確にはわからないが。でも面白そうだと感じたのは事実。
ただ、機動戦士ガンダムのガンダムが無い状態なので、核になる面白味を考えたほうが良いと思う。

長所。良かった点

設定の解説の仕方が上手いなと思った。
たぶん自然に意識無くやってると思うからセンスかな。
>ヤルタ連邦高官にしてこの会議の主催者だった。アルザールは嫌な予感がした。
ここで「主催者に嫌な予感がした」とあるので、自然と読者は「なぜ?」と考えられて続く解説
>中立傭兵連合に所属する傭兵団は(略
がスッと頭に入ってくる。
最初の一行目も
>ヤルタ連邦政府と反政府勢力アヴァランチが世界規模の戦いを始めてから十年。
と世界観から入ってるけど、必要なことをサッと書いてすぐに主人公の経歴に移って、それも端的で流れが良い。

良かった要素

ストーリー

サタンさんへの返信1 (No: 3)

スレ主 明日田錬武 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

サタンさんご意見ありがとうございます。説明不足な部分ばかりで本当に申し訳ありません。
>>頭からきっちり書こうと
その通りですね。どうも自分は要約で削っていい部分とよくない部分の見分けがついていないようです。その為「きっちり」書かないといけなくなっています。そこでなのですが、要点を書き出す方法を教えていただけませんか?
>>面白さが足りない
説明不足だった設定の中に物語の根幹に関わるものがありました。もしかしたらその「面白さ」になるものがあるかも知れないのでこの後に追加の返信で説明します。
>>展開に気になったところが
この部分はですが、確かに素直に解放してしまっては極秘の意味がないと思われるかもしれませんが、オルフェンズやその他の依頼を降りた傭兵団としてもこの会議に参加してしまった時点で、それは他所に話したくない事実になります。そう考えれば別に放っておいてもエミールらヤルタ内のクーデター派に不利益が起きる可能性は低いためあえて動くことはないと考えます。
ただ、その後の襲撃はエミールが誘発させています。エミールとしては、この依頼の後の来るべきクーデターにおいてオルフェンズの戦力を巻き込んでおくことが出来れば事を有利に進められます。故にオルフェンズの団長であるアルザールを会議に召集したのですが、予想に反してアルザールは依頼から降りてしまいました。そのため急遽、例の新兵器をオルフェンズの帰還中のチームの元に誘導し、なしくずし的に依頼へ参加せざるを得ない状態に追い込みました。中略後の街における決戦で兵器を街に誘導したのもエミールです。あえて街で戦闘させることで被害とヤルタ連邦への不信感をださせることに成功し、一章終了後にその街があった国はヤルタ側からアヴァランチ側についています。

サタンさんへの返信2 (No: 4)

スレ主 明日田錬武 : 1 No: 3の返信

投稿日時:

足りていなかった設定の解説をします。

 VS
Versatile Valiant Self-defense System(強靭な多目的自己防衛システム)の略。発音は「ブイエス」
三百年前の動乱以前には使われていた五メートル程の人型機械。インナーフレームに装甲や兵装を組み付けることで様々な用途に使える。
簡単に言ってしまえば小さいガンダムみたいなものです。歩兵の上位兵種にあたりますが、数や兵装次第では立場が逆転します。

 魔法
量子弦共振波を使った現象、あるいはその現象を起こそうとすること。
生物の細胞内小器官に電気的な刺激を与えることで共振波が発生、脳細胞がそれらをコントロールすることで様々な現象を発生させる。
魔法をそのまま取り入れるのは違和感があるので少し理論付けてみました。しかし、この量子弦というものは現実世界でも研究されているものですが、作中のものとは全く違いますが、読者層のことや自分自身がよく理解できていないことからあえて間違ったこの理屈にしています。

 エクスソルジャー
マルスウイルスの完成形を利用して変化した人類のこと。身体能力は常人を遥かに超え、ほとんどの環境・物質に適応する、驚異的な再生能力を持つ、理論上寿命が存在しないなどもはや別の生物といっても過言ではない。
メタな言い方をすると主人公を活躍させるための設定です。単騎でVS部隊を相手に勝てる戦闘力を持っていてうまく運用すれば戦略級の価値を発揮します。

どれも章や編、部が変わっても一貫して物語に関わり続ける重要な設定です。

サタンさんへの返信2の返信 (No: 5)

投稿者 サタン : 0 No: 4の返信

投稿日時:

設定もよく考えられていて、やはり面白そうだとは感じます。
けれど、私が意見したのは設定ではなく、演出です。
設定のあるなしではなくて、その設定を物語の要所でちゃんと押し出せているかどうか、という話ですね。
ちゃんとこういう設定がある、という事ではなくて、でもそれ少なくとも今回のあらすじの中で活躍できてない設定だよねって事で、「重要な設定」とあるけど今回それは書かずに本編のあらすじを書けた以上は、申し訳ないけど「作者は重要だと思ってるけど物語には重要ではなかった」と裏付けてしまっている。
重要な設定として本編に盛り込むことが出来ていない、その重要さを伝える演出が無いため、その作品の世界観において重要だとしてもこの物語には重要ではない、もし今回のあらすじにこの設定が書かれていたとしても、設定があるだけで面白味にはなっていません。

これは要点の話にも繋がってきますが、例えばガンダムにおいて(私はファーストは未視聴なので似た内容のSEEDで説明しますが)、「戦争をする巨大ロボがいる」という設定だけではこれは面白味になっていません。けれどガンダムで戦争が始まる切っ掛けは「開発中の試作機が奪われそうになる、それを阻止し主人公が試作機に乗って敵を撃退する」という感じで物語が開始し、その後も支援不足で「主人公の試作機ガンダムが味方の中の重要な戦力で活躍し窮地を脱していく」という展開です。
つまり、物語が始まる切っ掛け、物語が動く切っ掛け、物語が終着する切っ掛け、そういう話の要点のすべてに「ガンダム」が関係している展開になっています。
だから、物語にとってガンダムが面白味として演出されているわけです。

対して御作はというと、そういう大事な設定があるのならそれは「主人公が傭兵団に入る切っ掛け」「黒い巨人を知る切っ掛け」「極秘会議に出席する切っ掛け」などなどに関係していないと、作品の魅力として押し出せてるとは言い難いです。
VSという設定に関しては「黒い巨人」がそこに関係してくると思われるのですが、逆に今回の返信によって、「VS」「魔法」「エクスソルジャー」と要素が多くて押し出したい要素を絞り込めてないような気がしました。

ようは、面白そうではあるけど面白さを表現しきれていない、という感じだと思います。

ついでに、極秘会議の極秘の意味がないという指摘に対して返されていますが、これも演出の話で、設定でSF魔法があるのなら隠匿会議で重要箇所は記録も記憶も黒塗りされる、とでもしたほうがわかりやすいし押し出したい設定を押せると思う。ちょっと小難しく考えすぎなんじゃないかと思った。しっかり考えられているけども言い訳に聞こえてしまうので、簡単に考えたほうが良いと思う。

要点の書き出し方は、そのまま要点をまとめるだけなのだけど、物語の要点という考え方でいうと端的には「話が動くポイント」を書き出すこと、です。
だから今回のあらすじで最重要な「話が動くポイント」は「傭兵団が黒い巨人の無力化に動き出す」というところで、それにまつわる前後を書き出せば良い。
では、なぜ「黒い巨人の無力化に動き出す」が最重要なポイントなのかというと、この話は要約すれば「傭兵団が黒い巨人を無力化する話」だからです。

これは補足というか蛇足だけど、そんなわけでオチがわからないと「どういう話」なのかわからないので、すると最重要なポイントがわからず物語の大事なところが読めないので、第三者に物語に意見を求める際には「最後まで書いてないとわからない」わけですね。

でも、作者的には何もない状態、当たり前だけど「最後まで考えてない状態」から物語を考え始めますから、ぶっちゃけ「話が動くポイント」がわからないのは当然だと思います。
書き慣れてくれば感覚でわかると思うけれど、そうでないのなら、ある程度既存作を真似るというのが一番形になりやすいです。
参考にしたい既存作から話の要点を抜き出して、その「流れ」を真似る・勉強するわけですね。
すると次第に、こういう「流れ」には一種の法則性があることに気がついて、それは作家によって表現が違いますが、いくつかの書籍でそうした物語のパターンが解説されていたりします。
私個人が最も汎用的だと思うのが三幕構成で、
1幕「主人公の状況・物語開始時の環境」
TP1「物語が始まる切っ掛け」
2幕前「主人公をとりまく周囲の状況や設定など、物語を広げる複数の要素」
MP「物語の終着点を提示する。正体不明のボスを出すなど」
2幕後「広げた物語を集約する要素」
TP2「集約したまとめ、結末へ移行する答え」
3幕「結末。主人公や環境がどう変化したのかなど」
こんな感じの要点の流れを、自分が考える物語に当てはめて穴埋めしていきます。
最初にすべての物語の要点の書き出し。1部から5部まで話があるならそのすべてを総括した全体の物語。
次にその中の一つ1部だけを同じように要点の書き出し。
更にサイドストーリーやサブプロットがあるならそちらも書き出し。小ネタがあって手こずってるならそれも書き出し。
で。
この時点で作品の「面白味」などシーンによって押し出したい別の要素(キャラや設定など)を考えて、それが押し出せてる「要点」になってるかを考え、書き直し。
納得できたら要点をつないで物語にする。その時点で押し出したい要素が薄まるようなら再度考える。

と、こんな感じです。

サタンさんへの返信2の返信の返信 (No: 6)

スレ主 明日田錬武 : 1 No: 5の返信

投稿日時:

分かりました、次のあらすじを書くときはもう少し重要設定について触れようと思います。流れを真似る、確かに設定としてだけでなく文章としても手本にしている作品があるので、もう一度読み返して構成を確認してみようと思います。
他に意見のある方が現れるか様子を見た後にver1.1を書き始めたいと思います。ご意見ありがとうございました。

サタンさんへの返信2の返信の返信の返信 (No: 8)

投稿者 サタン : 1 No: 7の返信

投稿日時:

あらすじを書く際に全ての設定を書くべきかという質問なのであれば、その必要はないと答える。
けれど、わかるように書くべきである、とは思う。

例えば「ロミオとジュリエット」のあらすじを書く場合、「代々対立してるモンタギュー家のロミオとキャピュレット家のジュリエットはパーティーで恋に落ちてしまい(以下略」くらいで問題なく、対立してる理由とか恋に落ちた理由とか詳細なことは書く必要はない。説明不足かなと感じるならそれ以上は世界観やキャラ設定などに書く。
というのも。
「ロミオとジュリエット」で大事なのは「対立してる家同士の恋愛」であって、そこが面白い部分なので、それ以外のことは書く必要がなくて、そこが一番栄えるように余計なことは排除して書かないと第三者に伝わらないし、ぶっちゃけ余計な情報ばっか書くと作者自身が大事な部分を見失う。

そうやって余計なことは排除して端的に書こうと思うと、でも、例えば序盤が「ロミオが街を歩いていると偶然ジュリエットと出会って一目惚れした」という展開だとして、これだとこの一文だけで「ロミオの家とジュリエットの家が対立している」ってことがわからない。こういう展開だと説明しなきゃならなくなる。
なので、「ロミオは遊び心で敵対する家のキャピュレット家のパーティーに忍び込むと、そこでジュリエットと出会い一目惚れしてしまう」といった感じの展開にしたほうが「家が敵対してる」ということがわかるし、ロミオが他家のパーティーに乗り込むくらいやんちゃな人間っていうキャラもわるし、こっちのほうが演出として良い展開だとわかる。

この例で前者の「街で偶然」のパターンだと「あらすじでもちゃん設定の説明を入れないとわからない」けど、後者の「パーティーに忍び込む」パターンだと「特に説明もないけどあらすじだけで設定がわかる」でしょ。
この状態が理想的で、最初に書いた「書く必要ないけどわかるようにすべき」ということで、強いては前レスに書いた「大事な設定なら押し出せ」という演出の話をもっと噛み砕いた感じです。

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