小説のプロット相談掲示板

ラ研の無惨さんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信

普段全然ここは見てないのですが、創作相談の方で目にしたので。

・単純に面白そうか
率直に申し上げてつまらなそう。ただ日常系の話はプロットストーリーを見てもつまらないと思うのです。
マンガになりますが、大学生の日常を描いた「げんしけん」「惰性67%」といった作品もプロット化してみると魅力を感じないものになりますが、個人的には充分楽しめる作品です。
ラノベだと高校生の日常を描いた「俺ガイル」「はがない」なども同様です。こうした日常系作品の魅力は個性的なキャラクターと彼ら彼女らの奇抜な言動がほとんどを占めてると思います。

・小野寺という過激なキャラクターが受けるかどうか
上記した「個性的で奇抜」という面を考慮するとまだ弱い気がします。ただこれは描写でどうとでもできるところですので設定をいじる必要があるとは限りません。
設定面で変更するとしたら、母親とは年齢差ある姉妹にして洋久ともっと年近くした方が良いかも、とは思いました。

・掲載するなら前作と結合させてまとめた一つの作品にするべきか
別々のほうが良いと思います。
まとめると後半に出番がないキャラクターが五人もいることになります。

・有名人が名前の由来のキャラクターをこんな待遇で扱っていいのか
狂信的なファンでもないかぎり気にしないと思います。あと、ご自分で気にされるぐらいならいちいちモデルに言及するのは悪手だと思います。

作品とキャラクターについて思うことを少々。
瑞華のトラウマ克服ストーリーとしてみれば起承転結の整ったものになっていると思います。しかし主人公が受け身すぎ、流されているだけなので感情移入はできず、達成感もないでしょう。
万葉が本来瑞華がなすべき洋久との絡みをすべて担ってしまっているのです。これもかねてよりご懸念の「主人公を食ってしまう脇役」に該当しますね。
あと、いじりでもいじられでもない、ボケでもツッコミでもないキャラクターって会話の流れを停滞させてじゃまになりませんか? 
洋久と瑞華が場にいると多分会話は面白いものにはならない気がします。メインキャラクターにはもっと周りのキャラクターと絡ませやすい要素を設定したほうが良いのではないかと。

洋久について。
前作にも目を通してきましたが、小物臭がすごくて魅力を感じられません。もっと精神的に余裕あるキャラクターでないとハードボイルド系主人公にはなれないのでは? 

もう一点、根本的なこととして。
この作品は文章によって読めるものには仕上がっても、いい作品にまではならないと思います。シリアス系としてならドラマ性が足りず、コメディ系だとすれば楽しめる要素に欠けています。
例えば、「自分を変えたいと思った瑞華が勢い余りすぎてメイド喫茶に応募してしまって、そこで悪質な客に絡まれてるところを洋久に助けられる」とか、「メイド喫茶で鉢合わせて気まずい感じの二人に気を回しすぎてはっちゃけた万葉が、瑞華にきわどい接客させてラッキースケベ展開」とか。
例に上げたのはベタすぎますが、こういったフィクションらしい大仰さを派手に放り込んだ方が良いと思うのです。
このシリーズは日常系作品というか、山場のない日常回だけの作品になってる気がします。

文章力が上がって、それなりに読める作品に仕上げられてしまうようになったのが問題なのかもしれないですね。点数評価の上昇で安心してしまって、最大の課題が残されたままになってしまうという。
如月千怜さんの最大の課題は「魅力ある主人公のための話作り」を心がける事だと私は思っています。

毎度毎度きびしめですが、当たり障りのないことをコメントしても意味がないですからね。理不尽なことや的はずれなことは言ってないつもりですが、何かあればご容赦ください。

上記の返信(ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 投稿日時:

田中一郎様、ご意見ありがとうございます。

>>ただ日常系の話はプロットストーリーを見てもつまらないと思うのです。

そうですよね。だからこそ日常ものはプロットを書くのが難しいのだと思います。
プロット段階で良し悪しがつけにくいから、損切が難しいんですよね。
逆に言えばプロット段階が微妙でも作者の技量次第で良作が作れるということでもありますが。

>>上記した「個性的で奇抜」という面を考慮するとまだ弱い気がします。

あれで弱いとは、逆に驚きました(汗)
キャラクター同士のやり取りに関しては執筆時のコンディションに大きく依存するので、力尽きることがないようにしたいですね。

>>母親とは年齢差ある姉妹にして洋久ともっと年近くした方が良いかも、とは思いました。

……正直これは難しいリクエストですね。実は姉との年齢差は現時点でも5歳以上はあるんですよ。
仮に二十五歳に出産したと仮定しても、成人している子供がいる時点で45歳は越えます。
十歳以上年下としたら姉妹間の精神年齢の開きが親と子の間並に開いてしまうんですよね……
それだと私の中でのイメージが変わってしまいます……しかも本作では登場しないんですが、小野寺には作中時点で高校生三年生の娘がいるって設定なんです。
(しかもその娘は別プロットでのストーリーテラーです)
田中様がどこまで近くして欲しいと思っているのかは文面からはわかりませんが、妥協しても30代後半が限界です。
もっともこの場合でも、小野寺は娘を25歳より前に出産したということになるので、彼女の学歴次第ではリアリティ的にかなり苦しい設定になります。

※ちなみに私の中で仮に作った設定では、洋久は母親が28歳の時に生まれたという設定です。つまり作中時点で母親は50歳です。

……ただまあ、後の指摘を見ればこんな年齢議論は些細なことだと思いますけどね(汗)

>>前作にも目を通してきましたが、小物臭がすごくて魅力を感じられません。

当の主人公がこの評価では、それ以前の問題です(汗)
精神的余裕がないというのは、恐らく年下に対する態度を指しているのでしょけど。

>>シリアス系としてならドラマ性が足りず、コメディ系だとすれば楽しめる要素に欠けています。
>>このシリーズは日常系作品というか、山場のない日常回だけの作品になってる気がします。

まあどっちつかず感は否めないですよね。私ならキャラクター性を維持したまま良いプロットにするにはコメディに寄せる方を選びます。
仮に執筆するなら小野寺の描写はテコ入れ確定ですね。これはプロット段階から作り直しが必要そうです。

>>毎度毎度きびしめですが~~

とんでもないです。大変助かっています。今回も貴重なご意見をありがとうございました。

スレッド: ある大学生の生態 メイドカフェ編

この書き込みに返信する >>

元記事:死を呼ぶ可憐な花の返信

物語の目的(その物語で語りたい事)がはっきりしていてシンプルなので、それを楽しむ物語として面白いだろうと思います。
主人公が立ち直る物語を追放系のテンプレに合わせて整形したという印象。

よくある追放系では、だいたいこの場合「勇者パーティー」を悪役にするもので、追放された主人公は新しく得た仲間と上手くやって、勇者一行は失敗続きで実は主人公が縁の下で頑張ってたおかげで成功してただけと知って主人公に逆恨みする、という感じだと思うけど、
御作では「勇者パーティー」は「勇者」として据え置いて、悪役に専用の「銀等級」を用意しているので、従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。
序盤は「勇者」が嫌な奴に見えるけど、終盤では実はそれは主人公の早合点で誤解だった、やっぱ勇者はいいヤツだった(?)、となるので……、
うーん。
これは、どうなんだろ。「やっぱ勇者はいいヤツだった」は、そこまで書かれてはいないし、私の深読みしすぎかな? 作者的にそんなつもりはないんかな。
まあ、そういう変化の一つを演出していると仮定して回答すると、
勇者は結局のとこいいヤツっぽいけど「スキルの性質が自分らと合わないから合うとこ見繕ったぞ」って勝手なことしてるだけなので、もうちょい 主人公のことを想って という人情がほしいかなと思った。
例えば勇者パーティーから追放される直前の戦闘で、主人公があと一歩で死んでいたって感じの目にあって怪我は軽傷で済んだけど、勇者は心配になった、とか。
でもそれは前述した演出を考えると序盤でこういう勇者の優しさは書けないから、構成やらが難しいね。

うーん……
>銀等級のパーティー
>彼らが主人公をクビにするのが物語の冒頭であり
とあるから、やっぱ勇者の印象の変化は予定してない感じか。銀等級が主人公をクビにする冒頭から始めるとテンプレ通り最初から銀等級にヘイトが向かう構成になるし。

そうすると、「勇者パーティーをクビになって、編入先の銀等級をもクビになった」という状況説明が若干複雑になってしまうんじゃないかなーと思う。
冒頭だから、「銀等級をクビ」になった時点で読者は「勇者パーティーをクビになった過去」ってことを知らないし、それは地の文やセリフ会話で説明されるものと思うけど、説明できるだけがせいぜいだから、銀等級をクビになったあとすぐに回想か偶然かで勇者パーティーを出さないと状況の描写がしにくい。
けど、銀等級を出したあとすぐに勇者パーティーを出してしまうと、キャラを一気に出しすぎで読者が付いてこれないような気もする。
冒険者の等級の説明もしなきゃらならんし、魔女の玉座の戦闘も説明せにゃならんし、序盤にかなり詰め込んでしまうと思うかな。

個人的にはあまり色気出さず時系列順に頭からやったほうがいい気がする。
少なくとも あらすじ に書いてある順番での展開はわかりやすかった。
ただ、おそらくスレ主さんも同じ懸念を持つだろうけど、時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

あと気になったのは、駆け出しの冒険者と臨時パーティーを組むところ。
というか、正確には主人公がスキルを顕現させて無双したというだけで自信を取り戻してるところ。
結局強さが主人公の自信に繋がるなら、雑魚専門とはいえ魔女の玉座で雑魚を一手に引き受けてる実績があるのだから、スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから、
この主人公の自信喪失に対して、熱意だけで技術も経験もない駆け出し冒険者はかなり重要なポジションだと思う。
「仲間ってこういうものだろ」と、現実を知らず理想だけの綺麗事だけど、そういうのが主人公のすさんだ気持ちを洗ってくれるんじゃないかな、と。
2つの有名パーティーをクビになったって事実を知ってる駆け出し冒険者が主人公をディスったりして反目してるんだけど、そんなヤツが主人公を庇って重症を負ったりして、「彼は現実を知らないんじゃない、私が理想を忘れてたんだ」と気がついたりしてさ。
スキルが顕現したことで強さを手に入れて自信を取り戻すって展開だと、これって結局強さを求めて強敵と戦うことで自信を持ってる勇者と、同じとは言わんけど似通ってないかな。強敵と雑魚専とで方向性が違うと強弁できるけど、結局「強さ」か、って話じゃん?
スキルが開花して無双して強さを手に入れたってのは、自信を取り戻したついでの活躍でいいんじゃないかな。
なので、臨時パーティーのとこのエピソードはもうちょい作り込んだほうが良いと思う。

上記の返信(死を呼ぶ可憐な花の返信の返信)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 投稿日時:

サタン様、いつもお世話になっております。
今回もありがとうございます。
私事により返信が大変遅くなり申し訳ございません。

>従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。

ここは先日「あなたにしか書けないものを書いてほしい」という大野さんのお願いを反映するために一生懸命考えたオリジナリティ要素です。
ただ他の方のものも含めて意見を伺っている限りだと諸刃の剣になりえる箇所であるとも思っています。
その一番の理由はサタン様が指摘された『状況説明が複雑になってしまう』という箇所です。

勇者にヘイトを向かせないこと自体に問題はないのですが、その状況を作るために必要な設定と背景ストーリーが多いのですよね。
状況説明を複雑にする最大の原因は、自分では魔女の玉座攻略作戦だと思っています。
しかしこの作戦は後の描写に明確につながっていくため削ることはできません。状況説明の問題点を承知した上で、それを可能な限り緩和できるような使い方を考えなければなりません。

「駆けだしパーティーは主人公のことを邪竜と戦った英雄の一人と思っているけど、実際は後方支援に回っていただけと主人公自身が明かす(そしてメンバーから露骨にガッカリされる)」などの工夫をして、魔女の玉座の説明を後回しにしても問題がないような演出が必要と思っています。
自分では魔女の玉座は冒頭で説明しないといけないほど大事な設定とは思っていないので、プロットの原型をあまり作り替えずに改善するなら後回しにするのが妥当と思っています。
(等級や勇者パーティー在籍は導入から説明したい)(魔女の玉座はそれらとリンクしている部分が多いので設定自体を削るわけにはいかないが、後回しにはできる)

説明しないといけない設定が多いのは短編小説としては大いに問題ですが、ここは必要に応じて中編に近い分量で執筆するなどの方法を取ります。
中編くらいならこの設定量でも捌けるとは思います。ここは後に来られた大野さんもご指摘する通りですね。

>時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

そうですね。そこは私も気が付いていました。
このプロット本文自体は「銀等級をクビになる」からスタートしましたけど、私は当初から妥協案ラインして「勇者パーティーをクビになり銀等級に編入される」からスタートでもいいとも思っていました。
まあその場合でも「銀等級との冒険の様子をダイジェスト気味に済ませて可能な限り早く二度目のクビに持っていく」くらいで考えていたんですけどね(汗)
(ちなみに魔女の玉座はその気になればこれだけで中編以上の話が書けると思うので全カット確定です)

>スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
>勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから

このストーリーラインだと一番大事なところなのに、仮プロットでは一番あっさり仕上げちゃいましたね。そこは反省しています(汗)
そのくせして魔女の玉座みたいな『冒頭ストーリーに厚みを持たせているけど、メイン要素の主人公の再起を語る際にはあまり重要ではない設定』を作り込む辺りが、実に私らしいプロットですね(汗)
まあ今回は現物を作る前に気が付くことができたから良かったです。

>タイトルがダサい。
>おそらく仮題だろうなとは思うが

はい。こちらは仮題になります。投稿直前に「そう言えばタイトル考えてなかった。でもなろう長文タイトルは嫌だな」と思いながら即興で作ったものです。
しかし日にちが経った今は「もっといいのが作れただろ」と自分でも思っています。

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

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元記事:死を呼ぶ可憐な花の返信の返信

サタン様、いつもお世話になっております。
今回もありがとうございます。
私事により返信が大変遅くなり申し訳ございません。

>従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。

ここは先日「あなたにしか書けないものを書いてほしい」という大野さんのお願いを反映するために一生懸命考えたオリジナリティ要素です。
ただ他の方のものも含めて意見を伺っている限りだと諸刃の剣になりえる箇所であるとも思っています。
その一番の理由はサタン様が指摘された『状況説明が複雑になってしまう』という箇所です。

勇者にヘイトを向かせないこと自体に問題はないのですが、その状況を作るために必要な設定と背景ストーリーが多いのですよね。
状況説明を複雑にする最大の原因は、自分では魔女の玉座攻略作戦だと思っています。
しかしこの作戦は後の描写に明確につながっていくため削ることはできません。状況説明の問題点を承知した上で、それを可能な限り緩和できるような使い方を考えなければなりません。

「駆けだしパーティーは主人公のことを邪竜と戦った英雄の一人と思っているけど、実際は後方支援に回っていただけと主人公自身が明かす(そしてメンバーから露骨にガッカリされる)」などの工夫をして、魔女の玉座の説明を後回しにしても問題がないような演出が必要と思っています。
自分では魔女の玉座は冒頭で説明しないといけないほど大事な設定とは思っていないので、プロットの原型をあまり作り替えずに改善するなら後回しにするのが妥当と思っています。
(等級や勇者パーティー在籍は導入から説明したい)(魔女の玉座はそれらとリンクしている部分が多いので設定自体を削るわけにはいかないが、後回しにはできる)

説明しないといけない設定が多いのは短編小説としては大いに問題ですが、ここは必要に応じて中編に近い分量で執筆するなどの方法を取ります。
中編くらいならこの設定量でも捌けるとは思います。ここは後に来られた大野さんもご指摘する通りですね。

>時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

そうですね。そこは私も気が付いていました。
このプロット本文自体は「銀等級をクビになる」からスタートしましたけど、私は当初から妥協案ラインして「勇者パーティーをクビになり銀等級に編入される」からスタートでもいいとも思っていました。
まあその場合でも「銀等級との冒険の様子をダイジェスト気味に済ませて可能な限り早く二度目のクビに持っていく」くらいで考えていたんですけどね(汗)
(ちなみに魔女の玉座はその気になればこれだけで中編以上の話が書けると思うので全カット確定です)

>スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
>勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから

このストーリーラインだと一番大事なところなのに、仮プロットでは一番あっさり仕上げちゃいましたね。そこは反省しています(汗)
そのくせして魔女の玉座みたいな『冒頭ストーリーに厚みを持たせているけど、メイン要素の主人公の再起を語る際にはあまり重要ではない設定』を作り込む辺りが、実に私らしいプロットですね(汗)
まあ今回は現物を作る前に気が付くことができたから良かったです。

>タイトルがダサい。
>おそらく仮題だろうなとは思うが

はい。こちらは仮題になります。投稿直前に「そう言えばタイトル考えてなかった。でもなろう長文タイトルは嫌だな」と思いながら即興で作ったものです。
しかし日にちが経った今は「もっといいのが作れただろ」と自分でも思っています。

上記の返信(サタン様に追記です)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 投稿日時:

すみません。タイトルがダサイという箇所に関して、この作品と直接関係ない質問をさせてください。
先日文法のスレッドにて「セリフが臭い」と素直に答えて下さったサタン様に、これまで私が作ってきたタイトルや造語の数々のセンスをチェックしてほしいです。

●緋眼の人狼誕生
●スパイダーアビス
●愛されなかった勇者
●13日のプレミアムフライデー
●白薔薇の甘い毒
●厄災の骸
●秘密基地、陥落
●シンセティックシューター

いずれも短編小説のタイトルです。
有名洋画のパロディである『13日のプレミアムフライデー』は極端にひどいものではないと思っていますが、シンプルなタイトルばかりで読者をひきつけられているか不安です。

●呪血魔法
●サングィスカレーナ
●ヴェルヒッフソム

自作に出てくるあるヴァンパイアの一族が使う魔法です。
呪血魔法は系統の名称で、後者二つが魔法の名称です。
サングィスカレーナは血で作り出された鎖を操る魔法で、名前の意味はラテン語で血の鎖という意味です。
ヴェルヒッフソムは毒の濁流を発生させる魔法で、ヴェルヒッフがオランダ語、ソムがアラビア語で毒を意味する単語です。

●デミスタジアム

シンセティックシューターという作品に出てくる設定です。
いわゆるVRシミュレーターのようなものと思ってください。

●パープルイワシ
●アギトスズキ

異世界ファンタジーの長編作中で釣りのシーンに名前が出てくるお魚です。
元々はただのイワシとスズキでしたが「せっかくのファンタジーなんだから異世界感のある固有名をつけてよ」と要望があったため、頑張って考えました。
ちなみにイワシの方は女房言葉でむらさきというからという理由で名づけました。スズキの方は単純に口が大きい魚だからという理由でアギトです。

●ファフナーの牙

今年完結させた長編の主人公が中盤に入手する魔剣です。
北欧神話の龍を名前の由来としています。実際に龍の牙から作りだしたという設定ではないですが……

●ピーチロード商会
●三獣将 狂犬、暴猿、妖雉

先述の長編に登場する敵組織とその幹部で、名前の由来は桃太郎です。

●ジャンダル級竜騎士空母
●ジルレー級護衛戦艦

先述のピーチロード商会が建造していた軍艦です。
名前の由来はフランスの英雄ジャンヌ・ダルクとそれに関わりのあるジル・ド・レェです。
名前を決める際海外の軍艦の命名規則を調べたのですが、なかなか良い名称が思い付かない日々が続いていました。
その際商会が所属している国家がフランス語をベースに地名を作っている国にしていたので「フランスの英雄から名前をあやかろう」ということになったのですが、ジャンヌ・ダルクくらいしか思い付来ませんでした……
そのおかげでジルレー級は悩むことなくすぐ決まりましたけどね(汗)

完全に余談ですが、この二種の軍艦は焼夷弾による破壊工作により建造中にドックごと爆破されました。ジャンヌ・ダルクからあやかった軍艦が火刑を想起させる爆弾テロで失われるのはすごく申し訳ないことをしたなと思っています。

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

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元記事:サタン様に追記ですの返信

私もセンスに自信あるわけではないから、直球でダサいと書いちゃったけども、あくまで感性の違いってだけで良し悪しではないよ、というのを前提にお願いします。
あと、これまでのスレ主さんの作品は全体的にネーミングセンスは良いと思います。なので今回のダサさが目についちゃった感じ。

なので、まあ、以下は揚げ足レベルだけども。
>●緋眼の人狼誕生
「誕生」はいらんと思う。「緋眼の人狼」でその人狼の話だってことはわかるから。
>●スパイダーアビス
>●シンセティックシューター
横文字はぱっと見の印象と語感でしかないと思う。
言葉の意味まで考えると、もっとシンプルでわかりやすいのが良いと思う。映画シックスセンスとか。
前者は「スパイダー」と「アビス」で何らかの意味があるものと思うけど、シンプルで言うと後者は「シンセティック」だけのほうが良い気がする。
>●13日のプレミアムフライデー
良いと思うけど、「13日の金曜日」は日本人には「金曜日」で知られてるから、そこを「フライデー」にしたあたりが個人的に引っかかる。理由はないけど。
おそらくタイトルに「プレミアム」は付けたい内容だから「プレミアム金曜日」じゃ語呂が悪いしって感じがするんだけど、
そうなら、自分なら全部英語にしちゃうかな。「フライデー ザ 13th プレミアム」とか、「Premium Friday the 13th」とか。内容次第ではちょっとカッコつけすぎで逆にダサいかもしれんけど。
>●愛されなかった勇者
>●白薔薇の甘い毒
>●厄災の骸
>●秘密基地、陥落
普通に良いと思う。

>●呪血魔法
>●サングィスカレーナ
>●ヴェルヒッフソム
こういうネーミングはスレ主さんほんと上手いよね。
解説読まなくても「闇」っぽさが出てると思ったし、こういうのは雰囲気だけわかりゃ読みにくい字面とか関係ないと思うから、まあ、そこを気にする人なら「読みにくいww」と言うかもしれんけど、私は、読みにくいけどそれっぽいものをよく思いつくよな、と感心しちゃう。
私だったら「ヴェルヒッフ・ソーム」とか語感を考えて読みやすくしちゃう。けどこれだと私のほうがダサい。

>●デミスタジアム
作中での扱いはわからんので、あくまで「デミスタジアム」と呼ばれてると仮定して答えるけど、キャラがこのまま「デミスタジアム」と口にしてるならちょっとダサい。私なら、「デミスタ(正式名称デミスタジアム)」で使う。

>●パープルイワシ
>●アギトスズキ
よくあるファンタジー動物命名法だと思うけど、それで何の問題もないしそれが正解だと思う。これこそ良し悪しはないかと。

>●ファフナーの牙
「ファフナーの牙」という名前なんじゃなくて、「名前がない」から「ファフナーの牙」なんだろうな、って思う。
別にダサくはないと思う。

>●ピーチロード商会
>●三獣将 狂犬、暴猿、妖雉
普通に良いセンスです。

>●ジャンダル級竜騎士空母
>●ジルレー級護衛戦艦
名前自体は良いと思うけど、そういう設定なら桃と関連した名前のほうが良かった気がする。
「ラ・ペッシュ級竜騎士空母ブランシュ」とか。ラ・ペッシュが桃の意味でラ・ペッシュ・ブランシュって品種があるみたい。
ラ・ペッシュ級の下はプリュン(スモモ)級とか。

思ったよりも「セリフが臭え」で傷つけてしまったようで申し訳ない。
けど、フォローするわけではなく、ネーミングセンスは私なんかよりずっと良いと思うよ。なんだっけ、ちょっと前に書いてた黄金の魔女だっけ、そんなかんじの、覚えてない癖に褒めるってのも失礼だけども、
ネーミングのキャッチーさは結構ある人だなあと思います。
今回出された中で呪文系のほかには、ピーチロード商会もとても良いと思う。桃太郎から取ったというのが理解できた時点でこの商会の組織形態がなんとなくイメージできる。
小説は絵がないから、この「なんとなくイメージできる」はかなり重要だなぁと思います。

上記の返信(サタン様に追記ですの返信の返信)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 投稿日時:

サタン様、再訪ありがとうございます。

題名や固有名詞に関しては思ったより好評でしたね。ありがとうございます。
苦情があったのは緋眼の人狼誕生、スパイダーアビス、シンセティックシューター、デミスタジアムくらいですか。

緋眼の人狼誕生はそもそも人狼が出ない作品で、作中に登場するヴァンパイアの異名のことだったりします。

シンセティックシューターはいつもの友人と審議しても中々いい題名が思い浮かばない中、頑張ってつけたタイトルですが、今後の続編展開次第では改題を考えた方が良さそうです。

デミスタジアムの略称自体は私自身もその略称で考えていました。ここは略称を中心に使用すれば問題なさそうです。

>思ったよりも「セリフが臭え」で傷つけてしまったようで申し訳ない。

あ、こちらの謝罪に関してはそこまで思い詰めなくても大丈夫です。
私自身は「もしかしたら固有名詞や題名にも同じ問題があるのかな?」と気になったので質問しただけのことなので、その発言自体はそこまで真剣に気にしていません。
何ならそのセリフが臭いということも「こんなセリフを書いてはいけない」という感じの題名でエッセイを書いて別サイトの知り合いの方々に反面教師にしてもらおうかなとも思っているくらいなんですよ(笑)
サタン様はご自身のことを口が悪いと思っているようですけど、それを自認できているだけでもかなり優しい方だと思っています。だからこの件に関してはこれ以上かしこまらないでください。

……しかし、私の書くセリフが臭くなりがちな理由ってなんなんだろう?
富野監督くらい表現力溢れるセリフ回しは一生できそうにないけど、できるなら改善したいところだな……

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

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元記事:マンスリーセレブ

エンタメ系の文学賞(メフィスト賞)に応募しようかと考えています。改善すべきポイントやネタ出しだけではなく、感想や長所も一緒に書いてくれると嬉しいです。内容は、R15になりそうです。
個人的に、主人公と侍女がどうやって、ピンチを切り抜けるかが思い浮かばないので、ネタをお願いします(警察が来て助かるというのは、あまりにも、ご都合主義なので)。

上記の返信(マンスリーセレブの返信)

投稿者 ラ研の無惨 : 0 投稿日時:

お久しぶりです、エア様。
今回もまた興味深い内容の話を作られていますね。
ストーリーは個人的に文句なしなくらいに良いと思います。希望と絶望の変遷が絶妙になっていて、最後に主人公がダメ人間卒業を目指すというのが王道ですがいいと思います。
ただ藤谷様もおっしゃっている通り、主人公の活躍が薄いのは少し気になりました。
個人的には侍女を主人公にして、ダメ人間の救出劇みたいな話の方がより良いストーリーになるのではないでしょうか?

長所。良かった点

豪勢な生活から人体解体ショーの検体にされるという流れ。
しかも絶望させるだけで終わらず、キチンと希望を与え最後に主人公を更生させるという展開との合わせ技が良かった。

良かった要素

ストーリー オリジナリティ

スレッド: マンスリーセレブ

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元記事:未定

初めてで色々間違えてたらすみません。
お話作りをした事がほぼ無いので考え方がよく分からず進みませんのでぜひ助けてくださると嬉しいです。

最終的には小説にしたいですが、最初の目標としては大まかなストーリーから短いお話にしたいです。
今のままだと肝心の中身がふわふわ過ぎるので…。
どうかよろしくお願いします。

上記の回答(未定の返信)

投稿者 読むせん : 1 投稿日時:

今更かもしれませんが、かまってくれーc(,Д、と⌒c)つ彡 ジタバタ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>1. 呪い殺される所をギリギリで助けられて呪いを中途半端に受けた治癒系の力を持つ長寿の妖
2. 1を助けた人(設定のみの存在)
3. 2の二三百年くらい先の子孫の双子の猟師(血縁はお互いのみで1と旅をしている)
4. 代々呪いを解く力を持つ家系の者(呪う側に命を狙われる為隠れて旅をしている)

1を「イチ丸」
2を「にせつ」
3は「にせつ」の子孫である双子の猟師「みつるぎ♂」「みかそ♀」
4は「四楼(しろう)の一族」
と仮名させていただきます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・・あ、ヤバい死ぬ。「みつるぎ」は死を覚悟します
うっかり狩りにミスってしまい、猟師仲間ともはぐれ、死にかける。

せやね・・・遭難しようか☆足をくじいて歩けない。雨も降ってくる

雨でSOSの声も届かず凍死を覚悟した時に
??【おい!だれかいるのか?】
??【居るなら返事しろ!!】という声を聞く。
みつるぎ【っ!いる!!ここだ!!足をくじいて動けないんだ!!】
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それだけは「みつるぎ」は許せなかった

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「イチ丸」は死ななかった。
イチ丸【いだだだ痛い痛い無駄に痛い!俺様がこれくらいで死ぬわけあるかぁ!!フザケンナ!!】
イチ丸【バカ!!おんしらず!!貴様が「にせつ」の子孫じゃなきゃ見捨てている所だ!バーカ!!】

なんと「イチ丸」人間じゃなかった。

 なんか訳ありで放浪しまくっている妖怪で、なんか「みつるぎ」の祖先にあたる、初代「邇妹津(にせつ)の宮」に助けてもらった事があるとか何とか言って100%善意で助けてくれたのだ。

「みつるぎ」は、妖怪とかいうファンタジック案件にビックリしつつ、誤解の果てに殺害未遂した「イチ丸」に土下座で謝りまくり「みかそ」の待つ村まで送ってもらう事になる。

家に辿り着くと、複数人の男と村長の息子などの糞野郎共が「みかそ」をレイプしようと大騒ぎをしていた。

村人には、とっくに双子の素性はバレていて、成り上がりの邪魔になる「皇子みつるぎ」は狩りの失敗に見立てて殺処分。
 その上で「皇女みかそ」に孕ませセックスして皇族になろう☆と狙ったアホ共が、尻まる出しで彼女に迫りまくっていたのだ。

「みつるぎ」は「イチ丸」の補助を借りつつ尻バット無双。「みかそ」を糞に売り飛ばしやがった薄情な村を捨て、逃亡生活を送ることになる。

双子の、あまりに悲惨な状態に同情した「イチ丸」は双子を用心棒&旅の道連れとして一緒に旅をしないかと提案。

イチ丸【妖怪ならではの裏道を使いまくって二人を逃がしてあげるよ。】
イチ丸【それに、できたら人間のルールに詳しい仲間が欲しかったんだ。】

イチ丸【―————なにせ「四楼(しろう)の一族」は人間らしいからね。】

ここで初めて?「イチ丸」の呪いが提示?(④で出ているかも?)

かくしていろんなもので呪われし3人の奇妙な旅が始まるのでした☆☆☆
========================
ってかんじ?
細かい設定分かんないけど。

3,達を部外者&ストーリーテラー(主人公ポジ)にしたら描きやすいよ。

スレッド: 未定

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:幻想砂漠(仮題)

細かい部分の説明は省きつつ、ざっと流れを書きました。
SFアクションとロードムービーが半々といった感じでしょうか。
とりあえず、
1)プロットに過不足がないか(あるとしたらどこをどうすればいいか)
2)キャラクターの動きに不自然なところはないか
について、ご意見をお聞かせ願いたいです。
もちろんその他のアドバイスもお待ちしております。
(それとプロローグ掲示板の同題No.7に冒頭を載せているので、よろしければそちらのほうにもご意見を頂けるとありがたいです)

上記の回答(幻想砂漠(仮題)の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
アリスが〇〇だったと分かりそれを何とかするまで書かれていて、アリスを使った話のまとめかたが良かったです。
そしてここからは課題になります。

あらすじをネットプリントでもいいのですしコピーしてきて、作中の現実世界で起こっている文章にマーカーペンで赤色を塗り、仮想現実で起こっている文章に青色の線を引いてみてください。
序盤以降、
だいたいが青色(仮想現実)となっておりそれ自体は問題ではないのですが。
後半に、『現実の人間にリベレを感染させるというもの。』とあります。

ここでてくる現実の人間というワードですが。
この物語における現実についてほとんど書かれていないので、現実が何か、分かりません。
もしかしたらこの言葉だけでは何のことか分からないかもしれません。

例えばSAOではデスゲームが始まります。
プレイヤーは口々に現実に帰ったら何をするだったり、元いた現実とSAOの違いをよく喋っています。フィクションなんだからその世界の住人がどうなろうとどうでもいいと思って読み始めるのが読者です。
SAOは1度ゲーム内に入ると現実世界(外側)にでることはありません。
この物語でも外側に出ないでもいいですし。
レーヴの開発部を追放されてしまった主人公がだいたいが仮想世界で、たまに現実に戻って外を歩く、現実と仮想世界を行き来する。SAOとは違うスタイルの作品もたくさんあります。
現実の人間にリベレを感染させる、とするなら現実と仮想現実について書かれているか? 全体のバランスを意識されるのがいいのが1点と。

長編として書くなら内容の重さ(現実の人間にリベレを感染させるというもの。)に対して展開の数が不足しているのと。装甲車で数時間移動するだけで、爆弾プログラムまで分かるのはだいぶ力技(文章力)が必要だと思われます。
もし2~3万字くらいを想定されているなら。
『数時間前にもアリスの受け答えに対して覚えた違和感を思い出す。とあるテストを試し、目的地の街に向かうのがアリス自身の意思ではないこと、アリスは目的地に到着する。
目的地の街。海を望むホテルの一室。アリスは開発部への復帰という餌でクラウを騙していたことを謝るが、クラウはいまさらどうでもいいと笑い、エルにすら話したことのなかった自分の夢を語る。』
これくらいで終わらせてから、また次の話で爆弾などをいちから作っていく。
つまり、長編とするなら展開が足りておらず。
2~3万字なら内容を削って次に回すかしないと、内容が重たいため、手がまわっていないが2点目でした。

ーー ーー
2)キャーラクターの動きに不自然なところはないか
『荒野に突入してすぐ、巨大な異形の怪物に追いかけ回される。「B級映画じゃねえんだぞ」と毒づきながら運転するクラウを尻目に、エルとアリスは呑気にお茶会を続けている。たまらず文句を言うと、エルはしぶしぶ仕事に戻る。クラウは焦り過ぎて気づかなかったが、怪物は実体のない映像に過ぎず、エルが作業を開始してから数分で消える。「なんで早く言わないんだ」と憤るクラウに、エルは一言。「あなたからはお金もらってないから」』

「なんで早く言わないんだ」と憤るクラウ。
クラウは開発部にいたほど優秀でたいていのことなら知っているはずが、エルが作業を開始してから数分で消えるについて、なぜ気づかなかったのでしょうか。
巨大な異形の怪物に追いかけ回される。
シチュエーションとしては面白いのですが。

巨大な異形の怪物に追いかけ回されるで繰り広げられる、ハラハラドキドキがエルの気まぐれで終わってしまうオチでした、となると、今のところよく分からない後出しじゃんけんで前半がギャグに思えてしまい。
読んでがっかりしてしまった、物語から冷めたという読者がでてきます。

怪物は実体のない映像に過ぎないことを見抜いたクラウ。
ひたすら逃げているのを見かねたエルが助ける。
これはあくまでもヒントですが、クラウは主人公なので主人公を絡めつつ活躍させるとよくなります。

ーー ーー
キャラクターについての2点目ですが。
VR空間、人工知能、名前がアリス……。
さすがに有名作品を連想してしまう読者もいるので、変えれるなら名前をアリス以外にされた方が無難です。

ーー ーー
3)それとプロローグ掲示板の同題No.7に冒頭を載せているので、よろしければそちらのほうにもご意見を頂けるとありがたいです。
ーー ーー

書き慣れていない第一印象でしたが、視点が固定されており、クラウ視点で書かれているところは良かったです。文章は一度手癖がついてしまうとそこで書き手として終わってしまうことも少なくありません。
プロアマどちらでもいいのでたくさんの文章に触れて、自分なりに読みやすや面白さを分析することは必要になってきますが。文章を真似する時はプロのものだけにしておくのがベターです。
視点が固定されていないものは読んだ時に内容を理解できますが、視点が固定されて書かれているものと比べると没入感だったり、記憶の残りやすさに雲泥の差がでてきます。最初は視点を固定して書きながら練習を重ねてから、やりたければ視点を変えながら書くのがいいと思います。
一応、私は三人称を否定しているわけではありません。
一人称は数週間か数カ月でそれなりに読めるようなものが書けますが、三人称は数年かかると思うので、修練について言っています。

話がそれてしまいましたが。
これからの文章力向上を考えるとクラウの視点はいいです。
ですが、クラウと少女とエルが話に噛み合っていませんでした。
専門用語を散らしながらそこに読者の興味を惹こうとするのではなく、ドラマについて考えてみてください。

アリスが腕の良い運び屋を探しているのは手段であって、目的ではありません。
クラウが裏稼業をやっているのは手段であって、目的ではないはずです。
何のためにクラウは裏稼業をやっていますか。
動機はなんですか。
ヒントのために少し書いておきます。
開発部を追放されたクラウは真相が知りたい。
裏稼業は情報を集めるためにやっていた。
欲しい情報を持った依頼人(アリス)がやってきた。
つまり専門用語は専門用語で必要ですが、まずはドラマを書くことを意識してみてください。読者はまずドラマが読みたいものです。

次にプロローグの長さです。
クラウの仕事場にアリスがやってきました。
→「セイクルスまで。期限は明後日の12時」
ここまでがプロローグの内容として、これを2000字か3000字に膨らませて書いてみるのがいいと思います。
まず舞台は下地です、これをちゃんと書きましょう。
今の本文は読んでもVR内か現実世界か分かりません……。
その後で主人公クラウに自己紹介をさせてください。
これをしないまま話を進めても、読者は、「クラウ……誰それ?」となります。

長くなりましたが以上になります。

スレッド: 幻想砂漠(仮題)

カテゴリー: SF

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元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の回答(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

要約すると、
1.マリーが目覚め、病院で働くようになる
2.100年前の出来事を知る
3.シオンからの手紙を読んで、今を生きることを誓った。
という感じかなと思う。
そんで、それぞれ1→2への移行と2→3への移行の補完に患者とのエピソードがある、というイメージ。

あまり書いたことがないとのことなので、難しいことは置いといて書いちゃったほうが良いと思うけども、その「難しいこと」を考えないようにするため、ないし、書きたいことを単純化して書くことをハッキリさせるための思考として、ですが、
この物語は結局のところ要約した内容、すなわち
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
2.100年前の事情を知る人から真相を聞かされました。
3.100年前の親しい友人から手紙を読んで、生きていく意味を見つけました。
という3つの内容がスムーズに展開できていれば、問題ないってことがわかるかなと思います。
なので、基本的にそれ以外のことは物語を彩るフレーバーなだけで、あんまり必死こいて考えるものじゃなかったりします。

この物語を語るうえで一番重要なのがこの3つの要素で、次点で大事なのは「なぜそうなるのか」という事で、つまり「目覚めて病院で働いてます」から何故「100年前の真相を知る」になるのか、というところ。
この「なぜそうなるのか」の部分を患者とのエピソードで補完してる構成ですので、
そして、その「患者とのエピソード」がイマイチ考えられてない部分となっているので、このエピソードを考えるポイントは「なぜそうなるのか」を考えることで、すなわち「次の展開へ進むための準備」になります。
だから、1→2の間に置く「患者とのエピソード」は、まず100年前のことに触れていく内容がベターだと思う。
そうだな、この時点で読者は「主人公は100年前の謎少女」としか知らないし「100年前に何かあった」って事しかわからないから、いきなり「100年前の重要人物っぽい人」を患者に出してしまうのが一番読者の関心を惹けると思う。
例えば「不老不死の危険性を訴えて反対派勢力の中核になってた元研究者」とかだと、主人公との衝突も作れるし意地悪な感じで100年前の重要なキーワードを出すだけって展開も作れるし、何なら意地悪だけど優しい理解者でしばらく主人公のアドバイザーとして使っていくのも良いと思う。
……いや、まず主人公の普通の仕事風景を知ってもらうべきだから、最初の患者は普通の人で普通に末期患者を看取って、生きる事って何だろう、とテーマを添えるエピソードがいいか。
次に意地悪な元反対派研究員で、こいつはしばらく死なずに主人公に意地悪言いながら疑問に答えてくれたりする感じか。
まあ、こんな感じで「次の展開(100年前の真相)」に繋がるように、布石を置いていく形でエピソードを思考していくと良いと思う。
例えば不老不死に関して何かしら悪い要素があるのであれば、それが原因で今死にかけてる末期患者とか。こういう患者を出せば不老不死についてとか不老不死は良いことばかりではないこととか患者との交流の中で語れるでしょ。
こうして設定があるなら設定をエピソード化してしまうのも手。
そうすっと物語の世界観が広がっていく。

2→3に置く「患者とのエピソード」は、やはり次の展開への布石にするのだけど、こっちは物語を広げるのではなく、逆に物語をオチへと収束していかなきゃいけないから、例えば前述した「意地悪な元反対派研究員」がいよいよ助からない状態になって死んでしまうエピソードとか、100年前の主人公を知ってる人物が患者として出てきてシオンのことを思い出すエピソードとか、そういうのが望ましいね。

スレ主さんが書いてくれた本編の内容はとてもイメージしやすかったけど、考え方としてはもっとシンプルにしたほうが良くて、つまり最初に私が書いたような3つの要素みたいな感じね。
例えばスレ主さんが書かれた序盤は
>マリーが目覚める。
>↓(中略)
>引き渡すまでの間、彼女の願いもあり、病院で彼女を働かせることにする。
とあるけど、この序盤の要素は端的に言って
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
という一文にまとめられる。
なぜ単純化したほうが良いかっていうと、例えばスレ主さんが書かれた序盤は、これAが主役になってる展開だってわかりますかね。
マリーが目覚めてから病院で働くまでの展開はほぼほぼAが関わる内容で、Aの視点で話が進んでる。
そういう構成でも良いと思うけど、たぶんこれは狙ったわけじゃなく設定を説明したくて知らずにA視点の展開になったのだと思う。
だとするとあまり良くはないので、あくまでマリー視点でわけのわからないまま100年後だと言われて病院で働くようになった、として、次の展開でがっつりA視点にしちゃって端的に状況の説明をしちゃってもいいと思う。
全体的にA寄りの視点で書くより、主人公視点で書いて短く端的にA視点で説明を入れたほうが良いのでは、って話ね。

で、話が少し脱線したのだけど、この序盤は、要するに「目覚めたマリーが病院で働くことになりました」ってことがわかれば良いだけの展開だから、言い換えると、それさえわかれば内容は何だっていいのよ。
問題は「それさえわかれば」ってこと。だからわかんないのはダメだし、わかりにくいのも問題。
スレ主さんの展開はわかりやすいけれど、一つだけ、「主人公がマリーなのかAなのかわかりにくい」って内容になっちゃいそう。なので、前述したような意見をした。

この単純化は他の要素にも言えるので、2の「100年前の事情を知る人から真相を聞かされました」も、100年前の真相がわかれば良いだけなので、例えば「シオンの父親に会えると知って少しの期待を抱くけど、シオンの父親はタッチの差で既に亡くなっていて、彼の遺書には100年前の真相とシオンやマリーへの謝罪の言葉があった」とかでも問題ないわけね。100年前の真相さえ知れれば良いわけだから。
まあ、この展開はシオンの「手紙」とカブるからイマイチ良いネタではないけどね。
でも、このように「書くべきこと」さえ明確なら展開はどうにでもなる、ってことを覚えておいたほうが良いと思う。
そのために、要素の単純化ってのは非常に大事。

……難しいことは考えるなって言いながらえらい上から書いちゃったけども、要素を単純化させてしまえば書くべきことは明確になるので、それさえ把握できてれば自由に書けるから、設定とか矛盾がとか自然だ不自然だとか考えないで書いちゃえば良いと思うよ。
なんなら、ココまでの内容も考えないで書いちゃっても形になる人は形になるからね。

それで、似たような内容の小説だけども、この手の物語ってのはラノベには少ないです。
それというのは、こういう心に関する寓話は物語に大きな動きが少ないのでエンタメとして派手さがなく、中学生高校生向けのラノベにはイマイチ向かないからですね。
ラノベの中でこの手の名作は「キノの旅」が有名でしょうか。
なので、派手さは可愛さなどでカバーできる漫画などでは割と見かけて、あとは青年向けなど対象年齢が高くなる物語になりますかね。
小説でも一般文芸になると割と多く、このテーマをもっと難解に表現した純文学などは本領でしょう。

書くための参考ってことなら、助言としては、「患者のエピソード」にそれぞれサブテーマを考えると良いでしょうね。
例えば「人生楽しかったいつ死ぬかわからないけど満足」って人なら「生きることは楽しいこと」というテーマが入りますし、あるいは「生きることは暇つぶしだ不老不死なんて下らない」って人とか、「生きること」に関するサブテーマを考えておけば、そういうエピソードが複数集まると、不思議と各エピソードの共通項が読者に伝わります。すなわち「生きることとは何か」ですね。
それが最後に主人公マリーはシオンからの手紙で「何か」に答えを出すわけで、物語としてまとまるのではないかなと思います。

スレッド: マリーゴールド

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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