小説のプロット相談掲示板

死を呼ぶ可憐な花 (No: 1)

スレ主 ラ研の無惨 投稿日時:

目的:趣味で書く

要望:おもしろいか教えて下さい!

カテゴリー:なろう系ラノベ(大人オタク向け)

あらすじ

主人公はかつて【魔女の玉座攻略作戦】と呼ばれた作戦に参加した英雄。
その際の働きが認められ彼女はギルドから三番目に高い等級である金等級に認められ、それを注目した勇者ルーチェのパーティーに引き入れられる。
だがある時勇者は主人公をクビにした。最上位に位置する金剛等級の彼らと共に戦うのは主人公は力不足であったのである。
幸いにも勇者はあらかじめ主人公を編入してくれるパーティーを手配していたようであり、彼女は一つ下の等級である銀等級のパーティーに加入する。

しかしその先のパーティーでも主人公は「自分より等級が上なのに弱い」と仲間達から言われてクビにされた。
このパーティーは金等級が仲間にいるからと不相応な高難易度クエストを何度も受注しては失敗し、とうとうそれを主人公のせいにして彼女をクビにした。
主人公は質の良い薬草や攻撃アイテムを一生懸命手配しながら頑張って彼らをサポートしていたのだが、直接的な戦果は特に挙げられなかった。

そのまま追い出された主人公は一人で過ごす。
前のパーティーに不当なネガキャンを行われたため、どこのパーティーにも入れないまま、冒険者を廃業して故郷に帰ることすら考えていた主人公。
そんな中、ギルドから命令を受け一人で依頼に参加することとなる。
それは商人達が利用する陸路の整備であった。最近魔物が出現することが増えたので周辺の魔物を掃討する人員が必要だという。
本来は金等級の彼女に回される依頼ではないのだが、所属している冒険者達の大半が出払っているせいで等級相応の冒険者だけでは人員が足りないという。

廃業を覚悟していた主人公は最後の仕事にするつもりの覚悟で作戦に参加した。
臨時で組まされたパーティーは訓練校を卒業したての新人だった。
血気盛んな彼らは主人公が諭すのも聞かずにうかつな突撃作戦を実行。
それが原因で彼らは下級魔物の巣に入り込んで包囲されてしまう。
だがそこを主人公が助けた。魔物のボスを一撃で切り伏せ絶命させた姿に、下級魔物達は怯えだす。
主人公の能力、それはあまたの下級魔物を斬ったことで発せられる死の闘気であった。それに怯える魔物達に逃げる暇すら与えず、次々切り伏せていく主人公。その姿を見て一時期戦意を喪失した仲間達も反撃を開始。主人公と共に戦うのであった。

この戦いで自分を取り戻した主人公は下級魔物に苦しめられている人々を救うために、冒険者を続けることを決意。ギルドを陰で支える真の英雄となったのであった。

一方前のパーティーは銀等級に相応なクエストすら失敗を繰り返すようになり、とうとう降格処分を受けることとなる。
そこを勇者パーティーに見つかったとき、彼らのリーダーは主人公をあっせんしたリーダーに文句を言った。
だが勇者は主人公の能力を知っていた。それを把握した上で「自分達のそばにおくよりも、民間人に近い立場のパーティーに編入した方がいい」と思って彼らにうあっせんしたことを明かす。
この真実を告げられて彼らは彼女をクビにしたことを深く悔いたのだった。

キャラクター

●主人公
刀を使って戦う主人公。金等級という上位にいる冒険者だが気の弱い性格で、後輩にも舐められている。
魔女の玉座攻略作戦という一大作戦に参加して、勇者パーティーがドラゴンと決戦を行う中そこへモンスターが来ないようにするため周辺のモンスターを掃討していた。その際の討伐スコアがきっかけで金等級に昇格した。
本人はドラゴンなどの上級モンスターとの戦いは苦手としていて、不要な戦いを避けてお宝を入手するような形でギルドに貢献している。
本文中のクビになった経緯も相手のパーティーの方針が彼女の方針と絶望的に相性が悪いことが起因となっている。
前述の「金なのに弱い」と後輩に舐められやすい原因もこれである。

●勇者パーティー
魔女の玉座攻略作戦にてドラゴンを打倒した英雄達。
主人公の実績を聞きつけ彼女を編入したが、自分達の参加するクエストを受注するのには適正がないことに早々に気づき、主人公を別パーティーに編入した。

パーティーメンバーの中で自力で主人公の死の闘気に気が付くことができたのは勇者だけであり、その能力の適性があるような依頼に回せるよう、ランクの低いパーティーに編入するように提案したのも勇者である。

勇者パーティーの設定には先日大野さんに言われた「俺はテンプレではなく如月さんでしか書けないものを書いてほしい」という意見を盛り込んでいる。
自分なりに頑張って考えたオリジナリティのつもりです。
ちなみに物語中直接登場するのはリーダーの勇者だけ。

●銀等級のパーティー

主人公が編入されたパーティー。
彼らが主人公をクビにするのが物語の冒頭であり、彼らに勇者が真実を教えるのがエピローグ。
メンバーは全員男性で物理アタッカーばっかり。

作者コメント

●等級

冒険者の等級でランクが高いほど難易度の高い任務を受注できるようになる。
段階としては金剛・白金・金・銀・鋼・青銅となる。
勇者パーティーは脱退した主人公を除いた全員が最高級の金剛である。
魔女の玉座攻略作戦参加前の主人公は鋼で、いわゆる二階級特進で金に昇格した。

●魔女の玉座攻略作戦

後に主人公と勇者が引き合うきっかけとなる、本編開始前に行われていた作戦。
魔女の玉座と呼ばれる山に住み着いた邪龍を討伐するためにギルドが立案した。
周辺の魔物が邪龍の下に合流することを阻止するために主人公をはじめとした多くの冒険者が投入された

設定の参考になったのはモンスターハンターダブルクロスの集会場ラスボスとの戦い。
ラスボスの下にモンスターが合流してしまうことを防ぐために近隣地域に複数パーティーを派遣し狩猟環境を人為的に安定させなければならなかったという背景ストーリーが参考になった。

なお完全に余談だが冒頭で銀等級のパーティーが言うセリフである「自分よりランクが上なのに弱い」というのは実際に私がこのゲームをやっている時パーティーメンバーに言われた暴言が元である。

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死を呼ぶ可憐な花の返信 (No: 2)

スレ主 ラ研の無惨 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

すみません、作者コメントを書き忘れました。

どうも皆様こんにちは。
先日「実はざまあは短編向き説」なるスレッドを立てた者です。
プロットの現物を作ってみたので色々気軽にコメントしてほしいです。
よろしくお願いします。

死を呼ぶ可憐な花の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

物語の目的(その物語で語りたい事)がはっきりしていてシンプルなので、それを楽しむ物語として面白いだろうと思います。
主人公が立ち直る物語を追放系のテンプレに合わせて整形したという印象。

よくある追放系では、だいたいこの場合「勇者パーティー」を悪役にするもので、追放された主人公は新しく得た仲間と上手くやって、勇者一行は失敗続きで実は主人公が縁の下で頑張ってたおかげで成功してただけと知って主人公に逆恨みする、という感じだと思うけど、
御作では「勇者パーティー」は「勇者」として据え置いて、悪役に専用の「銀等級」を用意しているので、従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。
序盤は「勇者」が嫌な奴に見えるけど、終盤では実はそれは主人公の早合点で誤解だった、やっぱ勇者はいいヤツだった(?)、となるので……、
うーん。
これは、どうなんだろ。「やっぱ勇者はいいヤツだった」は、そこまで書かれてはいないし、私の深読みしすぎかな? 作者的にそんなつもりはないんかな。
まあ、そういう変化の一つを演出していると仮定して回答すると、
勇者は結局のとこいいヤツっぽいけど「スキルの性質が自分らと合わないから合うとこ見繕ったぞ」って勝手なことしてるだけなので、もうちょい 主人公のことを想って という人情がほしいかなと思った。
例えば勇者パーティーから追放される直前の戦闘で、主人公があと一歩で死んでいたって感じの目にあって怪我は軽傷で済んだけど、勇者は心配になった、とか。
でもそれは前述した演出を考えると序盤でこういう勇者の優しさは書けないから、構成やらが難しいね。

うーん……
>銀等級のパーティー
>彼らが主人公をクビにするのが物語の冒頭であり
とあるから、やっぱ勇者の印象の変化は予定してない感じか。銀等級が主人公をクビにする冒頭から始めるとテンプレ通り最初から銀等級にヘイトが向かう構成になるし。

そうすると、「勇者パーティーをクビになって、編入先の銀等級をもクビになった」という状況説明が若干複雑になってしまうんじゃないかなーと思う。
冒頭だから、「銀等級をクビ」になった時点で読者は「勇者パーティーをクビになった過去」ってことを知らないし、それは地の文やセリフ会話で説明されるものと思うけど、説明できるだけがせいぜいだから、銀等級をクビになったあとすぐに回想か偶然かで勇者パーティーを出さないと状況の描写がしにくい。
けど、銀等級を出したあとすぐに勇者パーティーを出してしまうと、キャラを一気に出しすぎで読者が付いてこれないような気もする。
冒険者の等級の説明もしなきゃらならんし、魔女の玉座の戦闘も説明せにゃならんし、序盤にかなり詰め込んでしまうと思うかな。

個人的にはあまり色気出さず時系列順に頭からやったほうがいい気がする。
少なくとも あらすじ に書いてある順番での展開はわかりやすかった。
ただ、おそらくスレ主さんも同じ懸念を持つだろうけど、時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

あと気になったのは、駆け出しの冒険者と臨時パーティーを組むところ。
というか、正確には主人公がスキルを顕現させて無双したというだけで自信を取り戻してるところ。
結局強さが主人公の自信に繋がるなら、雑魚専門とはいえ魔女の玉座で雑魚を一手に引き受けてる実績があるのだから、スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから、
この主人公の自信喪失に対して、熱意だけで技術も経験もない駆け出し冒険者はかなり重要なポジションだと思う。
「仲間ってこういうものだろ」と、現実を知らず理想だけの綺麗事だけど、そういうのが主人公のすさんだ気持ちを洗ってくれるんじゃないかな、と。
2つの有名パーティーをクビになったって事実を知ってる駆け出し冒険者が主人公をディスったりして反目してるんだけど、そんなヤツが主人公を庇って重症を負ったりして、「彼は現実を知らないんじゃない、私が理想を忘れてたんだ」と気がついたりしてさ。
スキルが顕現したことで強さを手に入れて自信を取り戻すって展開だと、これって結局強さを求めて強敵と戦うことで自信を持ってる勇者と、同じとは言わんけど似通ってないかな。強敵と雑魚専とで方向性が違うと強弁できるけど、結局「強さ」か、って話じゃん?
スキルが開花して無双して強さを手に入れたってのは、自信を取り戻したついでの活躍でいいんじゃないかな。
なので、臨時パーティーのとこのエピソードはもうちょい作り込んだほうが良いと思う。

長所。良かった点

いろいろ長ったらしく書いたけど、割と私個人の感性も入っちゃってる意見だと思う。
あまり客観的に指摘できなかったのは、私の個人的な好みで物を言う以外に問題らしい問題点を見つけられなかったから。
問題があっても好意的に読み取ると指摘するほどの問題でもなかったりとかで。

最初に書いたけども、物語の目的がはっきりしていてシンプルでわかりやすく、これを読みたいと感じる読者にピッタリはまるだろう物語だと思います。
物語のどこに注目してほしいのかって部分に注目しやすい内容で、変にヒネってないのでとてもわかりやすい。

ただ、これも好みの問題になってしまうけど、1つだけ明確にダメ出しすると、
タイトルがダサい。
長所の欄に書くことじゃないけども。
おそらく仮題だろうなとは思うが、タイトルに「可憐な花」を入れるのは勇気いる。それを指し示すのは主人公の事なわけで、主人公が自分で「私可愛いでしょ」って言ってるような気がしてしまう。

良かった要素

ストーリー キャラクター

死を呼ぶ可憐な花の返信の返信 (No: 7)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 No: 3の返信

投稿日時:

サタン様、いつもお世話になっております。
今回もありがとうございます。
私事により返信が大変遅くなり申し訳ございません。

>従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。

ここは先日「あなたにしか書けないものを書いてほしい」という大野さんのお願いを反映するために一生懸命考えたオリジナリティ要素です。
ただ他の方のものも含めて意見を伺っている限りだと諸刃の剣になりえる箇所であるとも思っています。
その一番の理由はサタン様が指摘された『状況説明が複雑になってしまう』という箇所です。

勇者にヘイトを向かせないこと自体に問題はないのですが、その状況を作るために必要な設定と背景ストーリーが多いのですよね。
状況説明を複雑にする最大の原因は、自分では魔女の玉座攻略作戦だと思っています。
しかしこの作戦は後の描写に明確につながっていくため削ることはできません。状況説明の問題点を承知した上で、それを可能な限り緩和できるような使い方を考えなければなりません。

「駆けだしパーティーは主人公のことを邪竜と戦った英雄の一人と思っているけど、実際は後方支援に回っていただけと主人公自身が明かす(そしてメンバーから露骨にガッカリされる)」などの工夫をして、魔女の玉座の説明を後回しにしても問題がないような演出が必要と思っています。
自分では魔女の玉座は冒頭で説明しないといけないほど大事な設定とは思っていないので、プロットの原型をあまり作り替えずに改善するなら後回しにするのが妥当と思っています。
(等級や勇者パーティー在籍は導入から説明したい)(魔女の玉座はそれらとリンクしている部分が多いので設定自体を削るわけにはいかないが、後回しにはできる)

説明しないといけない設定が多いのは短編小説としては大いに問題ですが、ここは必要に応じて中編に近い分量で執筆するなどの方法を取ります。
中編くらいならこの設定量でも捌けるとは思います。ここは後に来られた大野さんもご指摘する通りですね。

>時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

そうですね。そこは私も気が付いていました。
このプロット本文自体は「銀等級をクビになる」からスタートしましたけど、私は当初から妥協案ラインして「勇者パーティーをクビになり銀等級に編入される」からスタートでもいいとも思っていました。
まあその場合でも「銀等級との冒険の様子をダイジェスト気味に済ませて可能な限り早く二度目のクビに持っていく」くらいで考えていたんですけどね(汗)
(ちなみに魔女の玉座はその気になればこれだけで中編以上の話が書けると思うので全カット確定です)

>スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
>勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから

このストーリーラインだと一番大事なところなのに、仮プロットでは一番あっさり仕上げちゃいましたね。そこは反省しています(汗)
そのくせして魔女の玉座みたいな『冒頭ストーリーに厚みを持たせているけど、メイン要素の主人公の再起を語る際にはあまり重要ではない設定』を作り込む辺りが、実に私らしいプロットですね(汗)
まあ今回は現物を作る前に気が付くことができたから良かったです。

>タイトルがダサい。
>おそらく仮題だろうなとは思うが

はい。こちらは仮題になります。投稿直前に「そう言えばタイトル考えてなかった。でもなろう長文タイトルは嫌だな」と思いながら即興で作ったものです。
しかし日にちが経った今は「もっといいのが作れただろ」と自分でも思っています。

サタン様に追記です (No: 8)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 No: 7の返信

投稿日時:

すみません。タイトルがダサイという箇所に関して、この作品と直接関係ない質問をさせてください。
先日文法のスレッドにて「セリフが臭い」と素直に答えて下さったサタン様に、これまで私が作ってきたタイトルや造語の数々のセンスをチェックしてほしいです。

●緋眼の人狼誕生
●スパイダーアビス
●愛されなかった勇者
●13日のプレミアムフライデー
●白薔薇の甘い毒
●厄災の骸
●秘密基地、陥落
●シンセティックシューター

いずれも短編小説のタイトルです。
有名洋画のパロディである『13日のプレミアムフライデー』は極端にひどいものではないと思っていますが、シンプルなタイトルばかりで読者をひきつけられているか不安です。

●呪血魔法
●サングィスカレーナ
●ヴェルヒッフソム

自作に出てくるあるヴァンパイアの一族が使う魔法です。
呪血魔法は系統の名称で、後者二つが魔法の名称です。
サングィスカレーナは血で作り出された鎖を操る魔法で、名前の意味はラテン語で血の鎖という意味です。
ヴェルヒッフソムは毒の濁流を発生させる魔法で、ヴェルヒッフがオランダ語、ソムがアラビア語で毒を意味する単語です。

●デミスタジアム

シンセティックシューターという作品に出てくる設定です。
いわゆるVRシミュレーターのようなものと思ってください。

●パープルイワシ
●アギトスズキ

異世界ファンタジーの長編作中で釣りのシーンに名前が出てくるお魚です。
元々はただのイワシとスズキでしたが「せっかくのファンタジーなんだから異世界感のある固有名をつけてよ」と要望があったため、頑張って考えました。
ちなみにイワシの方は女房言葉でむらさきというからという理由で名づけました。スズキの方は単純に口が大きい魚だからという理由でアギトです。

●ファフナーの牙

今年完結させた長編の主人公が中盤に入手する魔剣です。
北欧神話の龍を名前の由来としています。実際に龍の牙から作りだしたという設定ではないですが……

●ピーチロード商会
●三獣将 狂犬、暴猿、妖雉

先述の長編に登場する敵組織とその幹部で、名前の由来は桃太郎です。

●ジャンダル級竜騎士空母
●ジルレー級護衛戦艦

先述のピーチロード商会が建造していた軍艦です。
名前の由来はフランスの英雄ジャンヌ・ダルクとそれに関わりのあるジル・ド・レェです。
名前を決める際海外の軍艦の命名規則を調べたのですが、なかなか良い名称が思い付かない日々が続いていました。
その際商会が所属している国家がフランス語をベースに地名を作っている国にしていたので「フランスの英雄から名前をあやかろう」ということになったのですが、ジャンヌ・ダルクくらいしか思い付来ませんでした……
そのおかげでジルレー級は悩むことなくすぐ決まりましたけどね(汗)

完全に余談ですが、この二種の軍艦は焼夷弾による破壊工作により建造中にドックごと爆破されました。ジャンヌ・ダルクからあやかった軍艦が火刑を想起させる爆弾テロで失われるのはすごく申し訳ないことをしたなと思っています。

サタン様に追記ですの返信 (No: 12)

投稿者 サタン : 0 No: 8の返信

投稿日時:

私もセンスに自信あるわけではないから、直球でダサいと書いちゃったけども、あくまで感性の違いってだけで良し悪しではないよ、というのを前提にお願いします。
あと、これまでのスレ主さんの作品は全体的にネーミングセンスは良いと思います。なので今回のダサさが目についちゃった感じ。

なので、まあ、以下は揚げ足レベルだけども。
>●緋眼の人狼誕生
「誕生」はいらんと思う。「緋眼の人狼」でその人狼の話だってことはわかるから。
>●スパイダーアビス
>●シンセティックシューター
横文字はぱっと見の印象と語感でしかないと思う。
言葉の意味まで考えると、もっとシンプルでわかりやすいのが良いと思う。映画シックスセンスとか。
前者は「スパイダー」と「アビス」で何らかの意味があるものと思うけど、シンプルで言うと後者は「シンセティック」だけのほうが良い気がする。
>●13日のプレミアムフライデー
良いと思うけど、「13日の金曜日」は日本人には「金曜日」で知られてるから、そこを「フライデー」にしたあたりが個人的に引っかかる。理由はないけど。
おそらくタイトルに「プレミアム」は付けたい内容だから「プレミアム金曜日」じゃ語呂が悪いしって感じがするんだけど、
そうなら、自分なら全部英語にしちゃうかな。「フライデー ザ 13th プレミアム」とか、「Premium Friday the 13th」とか。内容次第ではちょっとカッコつけすぎで逆にダサいかもしれんけど。
>●愛されなかった勇者
>●白薔薇の甘い毒
>●厄災の骸
>●秘密基地、陥落
普通に良いと思う。

>●呪血魔法
>●サングィスカレーナ
>●ヴェルヒッフソム
こういうネーミングはスレ主さんほんと上手いよね。
解説読まなくても「闇」っぽさが出てると思ったし、こういうのは雰囲気だけわかりゃ読みにくい字面とか関係ないと思うから、まあ、そこを気にする人なら「読みにくいww」と言うかもしれんけど、私は、読みにくいけどそれっぽいものをよく思いつくよな、と感心しちゃう。
私だったら「ヴェルヒッフ・ソーム」とか語感を考えて読みやすくしちゃう。けどこれだと私のほうがダサい。

>●デミスタジアム
作中での扱いはわからんので、あくまで「デミスタジアム」と呼ばれてると仮定して答えるけど、キャラがこのまま「デミスタジアム」と口にしてるならちょっとダサい。私なら、「デミスタ(正式名称デミスタジアム)」で使う。

>●パープルイワシ
>●アギトスズキ
よくあるファンタジー動物命名法だと思うけど、それで何の問題もないしそれが正解だと思う。これこそ良し悪しはないかと。

>●ファフナーの牙
「ファフナーの牙」という名前なんじゃなくて、「名前がない」から「ファフナーの牙」なんだろうな、って思う。
別にダサくはないと思う。

>●ピーチロード商会
>●三獣将 狂犬、暴猿、妖雉
普通に良いセンスです。

>●ジャンダル級竜騎士空母
>●ジルレー級護衛戦艦
名前自体は良いと思うけど、そういう設定なら桃と関連した名前のほうが良かった気がする。
「ラ・ペッシュ級竜騎士空母ブランシュ」とか。ラ・ペッシュが桃の意味でラ・ペッシュ・ブランシュって品種があるみたい。
ラ・ペッシュ級の下はプリュン(スモモ)級とか。

思ったよりも「セリフが臭え」で傷つけてしまったようで申し訳ない。
けど、フォローするわけではなく、ネーミングセンスは私なんかよりずっと良いと思うよ。なんだっけ、ちょっと前に書いてた黄金の魔女だっけ、そんなかんじの、覚えてない癖に褒めるってのも失礼だけども、
ネーミングのキャッチーさは結構ある人だなあと思います。
今回出された中で呪文系のほかには、ピーチロード商会もとても良いと思う。桃太郎から取ったというのが理解できた時点でこの商会の組織形態がなんとなくイメージできる。
小説は絵がないから、この「なんとなくイメージできる」はかなり重要だなぁと思います。

サタン様に追記ですの返信の返信 (No: 13)

スレ主 ラ研の無惨 : 1 No: 12の返信

投稿日時:

サタン様、再訪ありがとうございます。

題名や固有名詞に関しては思ったより好評でしたね。ありがとうございます。
苦情があったのは緋眼の人狼誕生、スパイダーアビス、シンセティックシューター、デミスタジアムくらいですか。

緋眼の人狼誕生はそもそも人狼が出ない作品で、作中に登場するヴァンパイアの異名のことだったりします。

シンセティックシューターはいつもの友人と審議しても中々いい題名が思い浮かばない中、頑張ってつけたタイトルですが、今後の続編展開次第では改題を考えた方が良さそうです。

デミスタジアムの略称自体は私自身もその略称で考えていました。ここは略称を中心に使用すれば問題なさそうです。

>思ったよりも「セリフが臭え」で傷つけてしまったようで申し訳ない。

あ、こちらの謝罪に関してはそこまで思い詰めなくても大丈夫です。
私自身は「もしかしたら固有名詞や題名にも同じ問題があるのかな?」と気になったので質問しただけのことなので、その発言自体はそこまで真剣に気にしていません。
何ならそのセリフが臭いということも「こんなセリフを書いてはいけない」という感じの題名でエッセイを書いて別サイトの知り合いの方々に反面教師にしてもらおうかなとも思っているくらいなんですよ(笑)
サタン様はご自身のことを口が悪いと思っているようですけど、それを自認できているだけでもかなり優しい方だと思っています。だからこの件に関してはこれ以上かしこまらないでください。

……しかし、私の書くセリフが臭くなりがちな理由ってなんなんだろう?
富野監督くらい表現力溢れるセリフ回しは一生できそうにないけど、できるなら改善したいところだな……

サタン様に追記ですの返信の返信の返信 (No: 15)

投稿者 サタン : 0 No: 13の返信

投稿日時:

>……しかし、私の書くセリフが臭くなりがちな理由ってなんなんだろう?
あくまで私個人の感性で、ってだけなのだけど、
まず、相談板で「リアリティのある設定・物語・キャラを作りたいです!」って感じの人に、私はよく「創作での「リアリティ」は「現実的」という意味ではなく「説得力」です」と答えてるのだけど、
ことセリフに関しては「現実的」という意味でリアリティを非常に気にしています。
くだんの板でも書いたけど、「ここでこんなセリフ言うか?」をけっこう考えてる感じですね。

すぐに気をつけられる点で言うと、地の文で書けるようなセリフは地の文に落とし込んでしまう、と考えるようになってからは急にこなれた感じで書けるようになったと思います。
例えば、
「えーん、えーん。お兄ちゃんがぶったー」
「まったくよ、……いいかげん泣きやめよ」
なんてセリフは、
「お兄ちゃんがぶったー」
 弟は顔を伏せて泣き声を上げているが、兄にはわかっている。ありゃ嘘泣きだ。
「まったく、いいかげん泣きやめよ」
みたいな。
「ッフ……」とか鼻で笑うような素振りも、漫画ならセリフになってるけど、実際は鼻で笑う仕草でそんな声は出ないじゃん?
泣き声も、「えーん、えーん」なんて言う子供はいないし、文字にするなら「うぁあああ! ああああ!! ぶっだあああ!!!」とかそんな感じになるけど、これだと強調しすぎで嘘泣きっぽいくないしさ。
だから、逆に嘘泣きの棒読み感を出したいなら「えーん、えーん。お兄ちゃんがぶったー」で問題ないと思うけども。
他には「ため息」とか「悲鳴」とかも同じで、プロの文章でもこういうのをセリフに書いてたりするけども、圧倒的にアマチュア・初心者のほうが、こういう「音」をセリフに混ぜる率が高い。
セリフは「言葉」優先で、「音」は演出程度で地の文に落とすかセリフに混ぜたほうが効果的かってのを判断してます。

死を呼ぶ可憐な花の返信 (No: 4)

投稿者 silica : 1 No: 1の返信

投稿日時:

えーと、とりあえず確認なのですが、これは短編の予定なのでしょうか?
だとしたら少々、表に出さなければ話が繋がらない設定が多い気がします。特に、短編として構築するなら、勇者パーティーをクビにされる件は蛇足に思えます。単純に勇者は、『斡旋者』として優良物件を紹介する人物に側面を絞ってしまっても良いと思います。
その上で気になる部分は幾つかあります。
1 冒険者ギルドが存在するのに不当なネガキャンが通るのはおかしいかと思います。ギルドが認定している以上、ある程度の実力は保障されていることになるので、その状況でギルドの認定すらも侮辱するネガティブキャンペーンがあっさり通るのは異様にすら思えます。
2 結局、何故主人公が傷ついているのかがよく分からないです。主人公から見た場合、銀等級から追い出された状況は『馬鹿が馬鹿を繰り返した挙句、忠告した自分の所為にした』ですので、『清正した』とかになりそうに思います。
3 ギルド側は主人公が雑魚を継続的に狩り続けるのを得意にしていることを知っている以上、その方向の仕事を主に渡すようにしそうに思います。また、主人公も自分の得意分野はある程度アピールする様に思います。
4 訓練校出身者がそこまで血気盛んになるとしたら、その訓練校は教育がまともに出来ていないということになります。だとしたら、その学校が建てられた初期にはそういうことがあっても、すぐに改められるんじゃないかと思います
5 勇者が斡旋したパーティーが主人公と絶望的に折り合わせが悪いというのもよく分かりません。勇者は何を思って斡旋したのでしょうか?

長所。良かった点

書く部分さえしっかりすれば、まとまった、出来の良い短編になり得ると思います

良かった要素

ストーリー

死を呼ぶ可憐な花の返信の返信 (No: 9)

スレ主 ラ研の無惨 : 0 No: 4の返信

投稿日時:

silica様、初めまして。感想ありがとうございます。

>ギルドが存在するのに不当なネガキャンが通るのはおかしい
>ギルドの認定すらも侮辱するネガティブキャンペーンがあっさり通るのは異様にすら思えます。

ここですか。確かにそういう事態が起きたらギルドは確実に「デマを流すな(信じるな)」などの注意喚起をするでしょうね。
所属する他の冒険者がそのネガキャンを信じるかどうかは完全に個人の自由だから、全員が信じないとは断言できませんけど、これで窓際族になるのはあまり起こりえないかもしれません。
まあ銀等級の方は注意喚起をしたらそれはそれで「デタラメな基準であいつを金に昇格させた」だとか言ってギルド相手にもケンカを売る逆ギレムーブに出る可能性はあると思います。彼らが過激化していけば信じる者も増えるかもしれません。(まあそうなるより先にギルドから除名されると思いますけど)

>ギルド側は主人公が雑魚を継続的に狩り続けるのを得意にしていることを知っている以上、その方向の仕事を主に渡すようにしそうに思います。

先述の窓際族になるのはおかしい、というのはここにも当てはまると思いますね。
銀等級のパーティーに在籍していた頃の主人公はリーダーではないので、リーダーが高難易度行きたいと主張していて、他のメンバーもそれに賛同していたら嫌々行くしかないですが、ソロの仕事には困らないはずです。ここは修正します。ごめんなさい。

>結局、何故主人公が傷ついているのかがよく分からないです。

ここは頂いた苦情の中では賛同できない箇所でした。
望まぬ高難易度に無理矢理行かされて肉体的に酷使されているから、傷つくのは充分妥当と思います。
(ただ銀等級のパーティーが主人公を適性のない任務に連れ出すのをギルドが黙ってみていたのなら、主人公を金にしてしまったために怖い思いをさせたギルドにも責任があると言えるので、先述の苦情と合わせて考えたらここも調整しなおした方がいいのかもしれません)

>訓練校は教育がまともに出来ていないということになります。

正直な感想ありがとうございます。
先の方の感想から、駆けだしパーティーの設定は作り直すことが確定しているため、この指摘も併せて活用させていただきます。

>勇者が斡旋したパーティーが主人公と絶望的に折り合わせが悪いというのもよく分かりません。勇者は何を思って斡旋したのでしょうか?

ここも理由付けが不十分でしたね。プロットの段階で気づくことができてよかったです。

>勇者パーティーをクビにされる件は蛇足に思えます。

こちらも残念ながら賛同できません。
彼らの描写を削るとオリジナリティのないただのテンプレになるため無理です。
(詳細はサタン様のレス及び私の返信を参照してください)

死を呼ぶ可憐な花の返信 (No: 5)

投稿者 大野知人 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 大野です。今出先なので、簡潔に。

 短編として仕上げるなら面白そうだな、と思う一方、プロット全体を通して「主人公が状況に流されている感」が強く、『主人公の意思・覚悟・思考』が見えないため、平坦というか、綺麗に纏めすぎたゆえのつまらなさのようなものを感じます。

 細かい設定・なぜこう感じたかについても、出先から戻り次第、出来れば今週中に書きに来るつもりです。

P.S たまには俺の作品に批評を書きに来てくれてもいいんですよ?(半分ジョーダン、半分ガチ)

良かった要素

ストーリー

死を呼ぶ可憐な花の返信 (No: 6)

投稿者 大野知人 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 大野です。家に戻ってPCで作業できるようになったんで、細かめの意見をば。

 まずプロット、っていうかあらすじの総評としては、『目的と、目的達成までの流れが非常にコンパクトにまとめられている』ため、非常に良いと思います。

 一方で、キャラクター作りや設定面では、いくつかの疑問や、カタルシス・展開的に弱いと感じる部分がありました。

 一番大きい部分としては、主人公の『弱気』と言う設定ですね。
 ざまあモノと言うのは、主人公が復讐心を滾らせ、そこに読者が共感するからこそ、ざまあ達成時の満足感・爽快感が大きくなるのではないでしょうか。

 俺の見る限りではありますが、今回の主人公の『弱気』と言うのには『芯がちゃんとあるが控えめな性格』というタイプの物ではなく、『惰弱に状況に流され、思っていることがあっても大事な時に口に出来ず状況あを悪化させる』という主人公らしからなぬマイナス要素の強い『弱気』に見えました。

 どうしてそう感じたか、と言う部分について言うならば、以下のような感じ。
 『雑魚狩りが得意』『不要な戦いを避けて』辺りの能力面が『楽な方に流されている』。これは、性格が違えば全然見え方が変わる要素だと思います。
 それから、『銀等級パーティ移行後に「不可能な高難易度クエスト」への挑戦を止めるように言わなかった事』『戦闘面でのフォローの際、雑魚狩り・立ち回りで足止めする方向ではなく、アイテム等の後方支援に回ってる事』などから、『正しい事を考えていても、口には出来ない意志の弱さ』を感じます。
 また、『ざまあモノ』でありながら『復讐してやろう/見返してやろう』ではなく、『故郷に帰ろう』と即座に考える打たれ弱さも、主人公としては好感を持ちにくいです。
 また、最終盤における『ざまあ』の決定的な台詞を突き付ける役目を勇者が背負っているのも頂けないと感じます。勇者を悪者にしないこと自体は良いのですが、役回しはもう少し変えた方が良いかなぁ、と。

 あと、武器的にモロ前衛職ですよね。性格的に、(少なくとも対人面では)肝が据わっていないように見えるから、ちゃんとできるのか不安。

 勇者パーティー・銀等級パーティーはそのまんまでも良いかなぁ。
 ただし、設定と制作経緯を見るに魔法使い系のキャラの出番が無さそうに見えるんだよなぁ。モンハン・SAO系の『近接職+弓』くらいの戦闘バランスにして攻めてもいいし、或いはこの状況から『やっぱ魔法職投入しまーす!』って言ってもらっても良いんだけど、そこら辺の世界観はしっかり作りこんでおいた方が(モンスターとの戦の戦術的に)読みごたえ要素になると思う。

 もう一つ言うのであれば、全体的に『悪役の悪意が弱い』です。勇者君はなんだかんだイイ子だし、銀等級も無謀かつ無責任なバカではあるが、『悪意』が無い。
 悪役の嫉妬心とか、或いは『主人公を虐めて楽しもう』みたいな意思がハッキリと見えれば、より『ざまあ』のカタルシスが上がると思う。

 以下。『俺が作るなら』案。
 まず、短編をやめて中~長編にします。これは俺が長編しか書いたことないせいなので、気にしないで。

 設定変更。
 主人公:弱気っつーより、偏屈&コミュ障キャラに。勇者君とは仲が良いんだけど、他のメンバーとの折り合いがつかなくなってクビにされる。
 銀等級:前々から主人公の事を『大した実力もないのに、たまたま運よく金等級になった』『自分達の方が勇者の仲間にふさわしいのに……!』と見下し、嫉妬していた過激派かつ自己中な勇者シンパであり、勇者からのパーティ斡旋も、『主人公に嫌がらせをするため』に自ら引き受けたものだった。
 勇者 :良い子だけど、鈍感。銀等級の悪意に気付いてない。

①プロローグ。主人公が銀等級パーティをクビになる。クビになった後、酒場でブー垂れるシーンからスタート。それなりに仲の良かった勇者君が斡旋してくれたパーティをクビになった事で、勇者に面目ないと思いつつも、銀等級パーティへの恨みと過去の栄光をもう一度取り戻したいという気分を高める。
②主人公はもう一度最初からやり直そうとパーティ募集を掛けるものの、銀等級の連中によるネガキャンのせいでどこのパーティにも入れない。そんな中、勇者に憧れる血気盛んな新人パーティに『昔勇者サンの仲間だったんスよね!?』ってなノリで一緒に依頼を受ける事になる。
③新人達と仲良くやりながらも、中堅冒険者からの冷遇に心を痛めつけられる主人公。新人達も忸怩たる思いを募らせていく中で、新人ズは『自分たちにもっと力があれば』と思い込み、安パイを狙って動いていた主人公の制止を振り切って無茶な依頼を受託。
④中堅組からの嫌がらせのせいで、仲間の無茶を止められなかった主人公。新人ズの一人が死に、一人とは軋轢を生みつつも、何とか立て直していく。
⑤しかしそんな折、匿名の依頼人から主人公パーティを対象に指名依頼が入る。難易度も高くはなく、依頼料も悪くはない。新人達は『これはチャンスだ!』と飛びつき、主人公も疑わしく思いつつも依頼を受ける事にする。
⑤-B当然この依頼は、銀等級連中による嫌がらせの罠である。彼らが偶然発見した突然変異種の魔物が居る場所に、主人公パーティをおびき寄せるための物。
⑥安パイを捨て、かつて勇者パーティ時代に見せた様な鬼気迫る戦いぶりで突然変異種の魔物とその配下たちを蹴散らした主人公。新人ズとの仲を深めるも、銀等級グループからは警戒された上・いらぬ恨みを買う事になる。
⑦偶然再会した勇者に『突然変異種』の件で活躍したことを褒められ、酒を一杯奢ってもらう主人公。会話の流れで、どうも自分の知る銀等級パーティと勇者の語る彼らに違和感を感じた主人公は、ちょっとした鎌かけを実行。ついに、銀等級の悪意に気付く。
⑧なお衰えぬ主人公への悪意を滾らせた銀等級は、大規模な討伐依頼に主人公を巻き込み、そこで大恥と消えぬほどのトラウマを植え付けようと画策する。
⑨だが、銀等級の悪意に気付いていた主人公(と仲間の新人ズ)は企みを辛くも突破し、町の人や勇者にもハッキリわかる形で、銀等級の悪意・醜さを白日の下に晒し、名誉挽回と銀等級への復讐を果たす。

 みたいな感じの。

 俺が適当に作っただけなんで参考にしなくても良いですが、『主人公の(強い)意思』と『悪役の強い悪意』の二つを入れると、もっといいプロットになると思います。

良かった要素

ストーリー

死を呼ぶ可憐な花の返信の返信 (No: 10)

スレ主 ラ研の無惨 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

大野さん、感想ありがとうございます。
長く返信放置してごめんなさいね。

> ざまあモノと言うのは、主人公が復讐心を滾らせ、そこに読者が共感するからこそ、ざまあ達成時の満足感・爽快感が大きくなるのではないでしょうか。

まずここなのですが、実はざまあテンプレは主人公に復讐の意図がないのが正しい内容だそうです。
ここは私も勘違いしていたポイントだからあまり偉そうな言い方をしたくないのですが、大野さんが後述したプロットはざまあテンプレではなく「異世界を舞台にした復讐もの」というジャンルになります。
詳しいことは創作掲示板でサタン様が書かれたレスを参照してください。

送られた感想の内容が、どれも勘違いされたテンプレを前提として書かれている記述が多いので返信を返しにくいところもありますが、それを抜きにしてもまずいと思った箇所を中心に返信していきます。

> あと、武器的にモロ前衛職ですよね。性格的に、(少なくとも対人面では)肝が据わっていないように見えるから、ちゃんとできるのか不安。

前衛にした理由としてはありがちなざまあテンプレの主人公が後衛ばかりなので、それに対する逆張りがしたかっただけです。
刀を武器にした理由は長らく主人公の武器に採用していなかったから、久々に使いたいなーと思ったくらいの浅い理由なのですが、主人公が前衛向きでない性格をしているのは今思えばまずいですね。

>ただし、設定と制作経緯を見るに魔法使い系のキャラの出番が無さそうに見えるんだよなぁ。

あ、魔法職なんですが作中に魔女の玉座という固有名詞が存在する通り存在自体はしています。
ただプロット中にはそのあたりの職業は全然出していなかったですね。
弓は前の作品で出しすぎたから最近食傷気味なので、駆けだしパーティーのメンバーには一人くらい混ぜるかもしれません。
(まあいうて魔法もバランス調整が面倒だから最近は気を遣いながら出しているのだけど……)

>もう一つ言うのであれば、全体的に『悪役の悪意が弱い』です。勇者君はなんだかんだイイ子だし、銀等級も無謀かつ無責任なバカではあるが、『悪意』が無い。

ここは確かに……勇者は本当にいい奴にするつもりだったのであまり問題ないのですが、銀等級のパーティーがあまり悪者に見えないのは良くないです。
プロットの方も採用することはできないのですが「これくらい直感的に悪い奴とわかるようにしてほしい」という苦情として受け取っておきます。ありがとうございます。

追記 作品を読みに来てほしいというところに関して

こういうことを言うのは申し訳ないのですが、すみません。大野さんの作品は色々な理由があって読むのを渋っています。

●そもそも最近はラ研を利用するにあたって本気度のギアを下げている

和解を持ちかける前の大野さんとの一件も含めて、私はラ研で多くのトラブルを経験しています。
他にも鍛錬室に作品が投稿される頻度が以前と比べて高くないから、大野さんを含む付き合いが長い親切な方を除けば感想返しがほとんど期待できない状況になっているのですよね。
だから必然的にそもそもアクセスする頻度を減らして別サイトでの交友関係を優先してしまいがちで……

●タイトルにあまりひきつけられない

大野さんの作品はなろう長文程ではないけど、タイトルだけで内容を説明するようなタイトルが多いように思います。
これまで読んで下さった私の作品のタイトル傾向を見て頂ければわかる通り、私はなろうにあるようなタイトルがあまり好きじゃないです。
例えば『ゴーレム乗りは荒野を駆ける』ですけど、前の題名であるトルクギアの方が好きでした。

●長編タイトルが多いこと

自分自身も勉強段階にあるからこういうことはあまり言いたくないのですが、もっと短編小説で練習をしてから作品を作られた方がいいように思います。
読む側にとっても長編小説はハイコストなので、ラ研の現状では長編ばかりを書き続けるのはコスパに対するリターンがあまり期待できないと思います。

少なくとも今のスケジュールでは長編を全部読むのは難しいです。
ただ長編小説に感想を書いて下さった方だから一個も読まないのはそれはそれで不義理だと思うので、以下の二つの方法のいずれかをとろうかと思います。どっちか良い方を希望してください。

・序盤だけでいいから可能な限り多くの作品に感想を書いて欲しい
・気に入ったどれか一つの作品を最後まで読んで欲しい。

これの他にも、もし掌編の間や短編の間に進出されるなら、可能な限りその取り組みを応援させてください。よろしくお願いします。

死を呼ぶ可憐な花の返信の返信の返信 (No: 11)

投稿者 大野知人 : 0 No: 10の返信

投稿日時:

 丁寧なお返事ありがとうございます。
 本当は関係ないスレッドで長々と自分語りするのも良くないのですが、いくらか返信をば。

 まず、なろうにおけるざまあテンプレの件は俺もガッチリ勘違いしておりました。すみません。

 あと、もう一つ言うのであれば今回の返信はあまり『テンプレ』を意識せずに書いてしまった部分もあります。『テンプレから外れた物を作りたくない』という如月さんの意思を無視・誤解してしまっていたようで、ごめんなさい。

 ラ研使用の本気度を下げてるなー、ってのは気付いていたので構いません。ただ、鍛錬投稿室などで(俺以外の人も含め)結構意見を貰っているのに、他の方に批評する数が少ないので『冒頭だけ読みましたが~』くらいの内容でも良いので、書いてやればいいのに。と思って苦言申し上げた次第。

 タイトルが説明っぽいのは、大きく二つ。『根本的にタイトルセンスがない』『批評をしに来る人が、あらかじめ内容を予測できるようにして、読みやすくしたい』の二つの意図からです。
 タイトルセンスの無さは時間を掛けて何とかしますが、後者の理由に関してはまあ『趣味が合わないですね』としか言いようがないかなぁ。俺もなろう並みの長文タイトルは正直好きじゃないけど、批評しに来てくれる人の事を考えると、『ページまで行かずとも、作品イメージがつかめる』必要があるかなと。

 短編はねー……。俺が自分勝手な苦手意識で逃げてるだけですね。やらなきゃ。
 最近、好意的なコメントを貰う事が多いので調子乗ってたかもしれません。考えてみれば執筆歴四年弱(休止期間があるので実質二年)の若輩であることを忘れていました。
 一度初心に返って、短編を書いてみるとします。

 難しいというのでしたら結構ですが、もしできる事なら『一番新しい長編を、出来れば最後まで』読んで欲しいですねぇ。俺としても、技術的にはまだまだ成長過程にある自覚はあるので、出来るだけ『一番出来の良いもの』をベースに問題点を聞きたいです。

 丁寧な返信、ありがとうございました。
 如月さんも頑張ってください。

死を呼ぶ可憐な花の返信の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 ラ研の無惨 : 0 No: 11の返信

投稿日時:

大野さん、再訪ありがとうございます。

>あと、もう一つ言うのであれば今回の返信はあまり『テンプレ』を意識せずに書いてしまった部分もあります。『テンプレから外れた物を作りたくない』という如月さんの意思を無視・誤解してしまっていたようで、ごめんなさい。

まあテンプレの練習をしたくて立ち上げたスレッドですからね(汗)
大野さんのプロットもざまあテンプレとして見なければ悪くないはずだと思うのですが、テンプレの練習にはなりませんよね。
銀等級のパーティーがあまり悪い奴に見えないという苦情は重く受け止め改良に励みます。

>『冒頭だけ読みましたが~』くらいの内容でも良いので、書いてやればいいのに。と思って苦言申し上げた次第。

そうですね。今後気を付けます。ラ研様の現状では一つの作品を無理に全部読もうとするより、色々な方のところを回って感想を書いてから気に入ったものの続きを読むくらいの方がよいのかもしれません(特に長編の間では)

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タイトル:死を呼ぶ可憐な花 投稿者: ラ研の無惨

●等級

冒険者の等級でランクが高いほど難易度の高い任務を受注できるようになる。
段階としては金剛・白金・金・銀・鋼・青銅となる。
勇者パーティーは脱退した主人公を除いた全員が最高級の金剛である。
魔女の玉座攻略作戦参加前の主人公は鋼で、いわゆる二階級特進で金に昇格した。

●魔女の玉座攻略作戦

後に主人公と勇者が引き合うきっかけとなる、本編開始前に行われていた作戦。
魔女の玉座と呼ばれる山に住み着いた邪龍を討伐するためにギルドが立案した。
周辺の魔物が邪龍の下に合流することを阻止するために主人公をはじめとした多くの冒険者が投入された

設定の参考になったのはモンスターハンターダブルクロスの集会場ラスボスとの戦い。
ラスボスの下にモンスターが合流してしまうことを防ぐために近隣地域に複数パーティーを派遣し狩猟環境を人為的に安定させなければならなかったという背景ストーリーが参考になった。

なお完全に余談だが冒頭で銀等級のパーティーが言うセリフである「自分よりランクが上なのに弱い」というのは実際に私がこのゲームをやっている時パーティーメンバーに言われた暴言が元である。

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