小説のプロット相談掲示板

サタンさんの返信一覧。最新の投稿順10ページ目

元記事:課外活動:世界征服

長編の第一幕といった位置づけです。
今回相談にかけた内容を500字ほどにまとめたいと考えています。
問題点等あれば遠慮なくお願いします。
とりわけタイトルやジャンル、キャッチコピーに自信がありません。

上記の返信(課外活動:世界征服の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

申し訳ないけれど、話が終わってないと物語や設定には口出しできないので、途中のものを出されても意見のしようがないかなと思います。

その上で回答しますが、
まず、500字ほどにまとめたいというのは「プロットを500字以内に収めたい」という話でいいんですよね? この内容を「500字以内で執筆したい」という意味ではありませんよね。
とすると、単に場面を要約すれば良いだけなので、

序:不審なトレーラーに主人公がはねられる。
1:病院で目覚めるも、ある晩に目が覚めると主人公は実験室のようなところにいた。
2:主人公は事故の大怪我から改造されて延命させられており、そのことは催眠術で記憶を消されていた。
3:主人公が病院からいなくなったことで捜索部隊が出ていたが、それを改造主人公が撃退する。

――という感じでまとめていけば良いかと思います。
ただ、要約した時点でわかるかと思いますが、「序」は事の始まりなので「トレーラーにはねられる」ことで事態は展開します。そういう内容が書かれています。
しかし「1」から先は、単に状況が書いてあるだけで例えば「実験室にいた」という事実は何も話が展開していません。自分がいる場所を書いてるだけ。
少し言葉を変え「実験室のようなところに拉致された」と書くと、拉致されたことで事態が展開していることがわかります。
すると内容は「主人公は知らない間に実験室のようなところに連れてこられた」とするよりも、「主人公はある晩に襲われ、気がつくと実験室のようなところに拉致られた」としたようが良いのではないかな、と考えられると思います。
拉致した女が事情を説明するために「2」の展開をして、「主人公の記憶が戻る」ことで次へと展開させられます。
と、このように「展開する要素」でまとめていくと良いのではないかと思います。

良かった要素

ストーリー

スレッド: 課外活動:世界征服

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元記事:(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

まず、そもそもBLを置くことに問題があれば通告よろしくお願いします。
まだ設定はスカスカなので、一緒に考えてもらえれば幸いです。

上記の返信((仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

私も特に問題なさそうに思います。
大筋で最後まで理解できる内容なので、そのまま詰めていけば執筆できるくらいに膨れ上がるのではないでしょうか。

強いて指摘するなら2つほど。
まずはラストの
>その後、再会できぬままAの裏切りによりRは凶弾に倒れる。
これ自体には何も問題ないと思いますが、しかし、このままだと「Aの裏切りでRが倒れる(その非業の死の意味を察してくれよ)」という、割と読者に投げっぱなしになるんじゃないかなと思う。
つまり、「Aの裏切りでRが死ぬ」、「で、何?」という事の答えが無いのではないかな。と。
「Aの裏切りでRが死ぬ」「数年後にEがRの遺体を見つけ、仲直りの口づけをした」とか。
「Rが凶弾に倒れる」だけでは終わってないような気がします。
Rの死後の話まで書くと考えると、例えば上記した例の場合「Eが仲直りの口づけをする」のですが、「仲直り」ということは前にある「喧嘩別れ」の内容が重要になってきます。
「喧嘩別れ」の際に、例えば「従者になる証として指輪などアクセサリを送られる」という設定を書いていたとすると、ラストは「口づけ」ではなく「あのとき贈れなかった従者の証を与える」とするほうが良いですよね。

まあ、これは単なる一例ですから、想定と違うでしょうし、「こうしたほうが良い」という話ではありません。
「Aの裏切りでRが死ぬ」だけでは「悲恋」が終わってないので、ちゃんと終わらせる要素を考え、その要素から逆算して私の例で言えば「従者の証」など設定を作っていけばよいのではないかなと思います。

もう一点の指摘は、大枠は問題ないのですが、テーマである「悲恋」が書けてないのではないかなと言うことです。
といっても、繰り返し大枠は問題ないと思うので、この物語の悲恋の要素は、つまるところ「二人はいい感じになるけど、すれ違いばかりになってしまい、仲違いしたまま主人公が死んでしまう」というところだと思うので、ラストを除けば悲恋の表現が出来るのは「すれ違いばかり」というシーンでしょう。
なので、そこは似たような題材を手にして参考を見つけ、詰めていけば良いと思います。
「すれ違い」で悲恋を表現できるシーンを考えたほうが良いかもね、という指摘でした。

良かった要素

ストーリー

スレッド: (仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

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元記事:I:NYCTEA

800字以内に収めているため省略されている部分が結構あります。キャラ名にフクロウの学名を使用していますが私がフクロウ大好きな点とキャラの雰囲気を連想する目的でそうしています。新人賞応募も視野に入れております。不自然な部分、アドバイス等ガシガシと厳しくいただけたらありがたいです。当方ライトノベルが書きたいわけではないですが、主人公が少女という点、私の技術的な面、メディアミックス展開への関心という点で自身の作品をライトノベルと認識しています。よろしくお願いいたします。

上記の返信(I:NYCTEAの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

まず、800字に収めろというのは、物語の主要部分を作者自身が把握しろという意味での文字数なので、プロットを作る場合は無理に800字に収める必要はないです。
おなじあらすじでも「既に完成品がある小説の要約」と「これから書く作品の概要」では話が違うので、モノがないのに無理に800字でまとまめる事は「作者が把握できてるか」という意味以外ではあんま意味がないです。
それで言えば、Kukuさんはご自身で物語の主旨をきちんと理解されていると思います。

次に物語ですが、大枠はニスティアが自由を手に入れる話としてまとまっていて、話として成立しているし、とても良くできていると思います。
AIの支配から逃れ、そのAIを破壊することで話が終わるので、読後感も悪くないと思うし、なにより「ちゃんと終わらせている」という点で新人賞としても合格ラインには達するプロットでしょう。
たぶん、ソコソコ書き慣れてる方かな。

ストーリー面で気になるところは2つ。
一つは、「白血病」が結局解決しておらず、主人公は行動しているがそれに対し報われるものが「自由を得る」という感覚的なものしか用意されていない、という事。
「自由」は一応ニスティアが中央塔から脱出した時点で得ており、終盤の「自由の素晴らしさを噛み締めた」は主人公がそう言ってるだけになっています。
例えば「中央塔から脱出し自由を得た」→「その自由は仮初のもので、まやかしだった」→「ティトを破壊し真の自由を得る」という流れならわかるけど、真ん中の「自由はまやかしだった」の部分が無いので、クライマックス、ないしカタルシスの盛り上がりがいまいちになりそうな気がする。
助言というより私個人の妄想だけど、アルバというキャラを消して、この役をストリクスにしたほうが良いのではないかなと思う。
ストリクスが元軍人という設定の、ティトの遠隔操作アンドロイド。中央塔から脱出したニスティアは、ティトにとって同じ「自由を求める者」なので興味があった。よって教育・観察のためにストリクスという存在をでっち上げ、ニスティアを保護する。ところがニスティアと暮らす6年の間に本当の意味での「自由」を知ったのはティトの方だった。そこで開発者の暗殺をニスティアに依頼する。
という感じ。
ラストの展開はほとんど変わらず、ストリクスもまたティトの支配から自由になり、ニスティアを助ける。という形でテーマの「自由」を押して行ける。ついでにティトの知識を使ってストリクスが白血病を治療する、としても良いし。
中央塔から脱出して自由を得たと思っていたけど、実際はティトの支配を受けて、開発者の暗殺のための教育をされていた、その現況のティトを破壊して真の自由を手に入れる。という流れ。
まあ、ストリクスの役柄が「ニスティアを保護する」「ニスティアを助ける」の2点でしか役立っておらず、物語として活躍する出番がほとんどないので、中盤は「主人公の会話相手」としてしか書けない、物語の一員になれてない、と感じた。

もう一つの気になる点は、中盤の「開発者の暗殺」が、結局のところ「アルバ=ティト」という事実が判明してしまえばラストへ行ける展開なので、実際書くことほとんど無いんじゃないかな、と感じる。
その「事実の判明」を妨害する要素が物理的にも心理的にも存在しないので、ただ事実を書くだけでスムーズに進行してしまう。障害を乗り越える過程がなさそう。
単純に考えれば、「AI技術者の暗殺依頼」「彼らはティトの開発者で、不審に思いアルバを探る」「アルバは遠隔操作アンドロイドだと判明する」の3シーンが書けりゃ要点は伝わるし、それ以上掘り下げる必要がないほど事態はシンプルなので、各シーン5000文字書いたとしても1.5万字ほどで中盤は書き終えちゃう。
自分の案を推すわけではないけど、前述した「ストリクス=アンドロイド案」だと、暗殺の展開と並行してストリクスの話を書けるので、中盤が充実すると思う。育ててくれたストリクスを疑いたくないので心理的障害も書けるし。
そんな感じで、別にこの案だけが正解じゃないので、何かしら「あともう一歩」な要素、「事実の判明」に対する障害を加えたほうが良いのではないかなと。
800字にまとめたため省略したとあるけど、よくある事ではあるんだけど、それで省略するのは決まって中盤。中盤で書かれてる内容は本編なので、そこが「省略できる」という時点でどうなのかなと個人的には思う。

構成的には、割と上手く三幕構成になっていて、前述した「白血病」の問題と「自由って言ってるだけ」の終盤が解決すれば上質なSFではないかなと思います。
全体的にも「主人公が自由を得る話」としてまとまってるし、内容的にも「暗殺の裏側と真実が見えてくる展開」としてよくできてる。
指摘はしたけど、そのまま書いてもたぶん楽しめる内容になるのではないかなと感じます。

良かった要素

ストーリー 設定

スレッド: I:NYCTEA

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元記事:人間模様

この先の展開を教えて下さい何卒、よろしくお願い致します。

上記の返信(人間模様の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

申し訳ありませんが、プロットはオチまで書かれていないと意見のしようがないです。
何か助言をしたとしても「いや、自分は別の形をイメージしている」と言われたり、何か不足を指摘しても「それは終盤でネタバレする予定です」とか言われてしまうので、なら最初から書いとけよ、という話になってしまうためです。

しかし相談の意図は理解できます。
そもそも、その「オチまで」が思いつかないから相談に来ている、という事でしょう。
ですがそれは作者の脳内を知らなければ助言のしようがないので、せめて全体の概要、これがどういう話なのかという概要を教えてくれないとどうしようもないです。
恋をする話なので、どういう恋をするのか、その恋の結末はどうなるのか、最低限それがわからないと第三者が安易に口を挟むことはできません。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
http://blog.livedoor.jp/syousetu_ningenmoyou/

スレッド: 人間模様

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元記事:夜野燈は怪人である

改訂ついでにタイトル変えました(没タイトル:怪奇鬼火ボタル(時々女装))。
今度は物語の大トリまで示しました。状況描写を減らし、要点を抜き出したつもりです
中子となる話を(主に3とトリの間に)入れて長さを調節しようと考えています。(敵組織との戦闘やら悪質な作戦遂行やらアイデアは色々あります)
実際執筆する際にはライダーなどのネタやメタ発言を用い、えげつない作戦を雰囲気明るめにごまかしたいと思います。

ツッコミがきそうな点への現段階での回答
1の前半燈に行動時の記憶がない理由:学業に集中できるよう大佐が配慮したため
資金強奪作戦中に怪人が襲った理由:燈が死んでも資金は組織へ入るよう大佐が作戦開始前の襲撃を禁じたため

上記の回答(夜野燈は怪人であるの返信)

投稿者 読むせん : 0 投稿日時:

光がある夜中だからそう見えるだけで、蛍光灯の下で見る蛍はミニゴキです。近所の川で平家か源氏か分かんなかったけれどホタルいたので、捕縛したことあるんですよ。

虫に詳しくない一般人なら変なゴキにしか見えない( ゚Д゚)b

========================
・全員を怪人にしない方がいいとおもいます。
>>最大のモチーフがショッカーなので難しいかと。『ショッカーの大幹部はみな怪人だった』とライダー隊からも認識されているので上にいくほど難しいです(マヤやハインリッヒ博士など一部の幹部はそうじゃないかもしれないけど)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい先生( ゚Д゚)ノ
改造手術で死んでしまう人がいる前提っす。

ロボでも最新のロボの方がいい部品や良い素材が使える。改造資金と改造素体(材料的な方)はより後の方が揃う。
初期はアシストスーツとかで誤魔化すとかして、かなり後になってから好きな素体で格好いいデザインや強い能力、万全の安全性で施術するべき。

それこそ正義の味方じゃあるまいし、自分の実の安全を優先しては?首領くらいは怪人でもいいですが、あまりうまくいかず副作用があるし、それもあってアフターケアできる博士が比較的上位にいるとか・・・いらん理由もできる。

「治療の臨床実験のため」と言えば、ほぼ博士のための嫌な実験室の私物化の理由になるし、シエルへの風当たりきつさも出る(若き天才シエルへの嫉妬や地位を脅かされることへの恐怖、それによるパワハラとか。シエルからすれば博士ばっかズルい!みたいな)

そういう意味でホタル怪人って的確なんですよね~。
蛍の蛍光因子って遺伝子操作実験においてあらゆる生物に組み込んでいますから。燈君たぶん実験怪人ですよね?

怪人改造が合わなくてそのまま死んじゃう人間とかもいればスリーパーの要素も生々しくなる。適合しない奴はスリーパーのまま死なせてしまえばいい。

=========================
そういうノリで・・・・

シエルは元は博士派寄りで、しぶしぶ博士のえげつない行為の後始末をしていたが
2.2くらいの燈君のプレゼンで「こんな糞職場に未練ないじゃん!思い切って燈君付きで大佐派に寝返ろう!!」と離脱
それが博士にバレて大爆発するような逃走劇になる。
理想は大佐派の支部が何気に他県とかにあって、そこまで亡命前提とか(笑)

博士の追手から逃げ切り、円満に大佐派になってからは大佐の保護課の元、主人公の独り暮らし開始とかは?

大佐派の皆が警察とかに化けて、危険な組織の取引現場を主人公が目撃してしまった事。燈君が証人になりかねないから保護させてほしい事なんかを話す。
家族とはもちろん、奏ちゃんとも縁切り。家族の同意のもと連絡不能になる。

シエルちゃんはポンコツながらも自分専用の改造設備と改造されたい人間(大佐含む)を入手。

大佐は博士の言いなりにならなくても部下(怪人)のアフターケアもしてもらえるし、自分も念願の怪人デビューができると内心はしゃぐ。博士ざまぁ!!
(大佐と博士なにげに仲悪いと萌えるわww)

主人公は使い潰し博士の魔の手から逃れ、厳しいながらも気のいい大佐の指揮に入り、有能な大佐の判断で、肉弾戦怪人ではなく、知能を生かしたテロ行為担当の怪人としてGOサインもらえる(博士は燈のヤバさを評価できないから肉壁あつかいだと思う)

そしてヤンデレの奏ちゃんは主人公を探すために悪の組織の門をたたく。みたいな?

スレッド: 夜野燈は怪人である

カテゴリー: SF

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元記事:祭りと、不思議な指輪の話

久しぶりに短編小説を書きたいです。
どうすれば良くなるのか、アドバイスをお願いします。

上記の回答(祭りと、不思議な指輪の話の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

とりあえず2つあるプロットのうちどっちが良いかと言ったら、どちらかと言えば後者のほうかなと思う。
ダメ出しから入ってしまうけど、
前者のほうは、展開に余計なノイズが多い。
まず巫女の存在が不要。重要そうでいて物語になにも関わってこないモブになってる。
この話は主人公と少女と、少女を人身御供OR処刑しようとしてる悪い村人の3役があれば成立して、「悪い村人」の象徴として村長がいる。
だから、巫女の存在が「祭事としてのお祭りを行う人物」でしかなくて、それは悪い村人の象徴でもある村長がやっても問題ないので、このプロットでは完全にモブになってる。
前者のプロットで書く場合は、「村長」と「巫女」のキャラは一つにしたほうが良いと思う。
まあ、個人的な好みで言えば、巫女が不要って感じに書きはしたけど、どっちかっていうと村長のほうがいらない。
主人公に巫女が宿を提供し、村に村長はいるけど巫女のほうに実権がある感じで物語上の村長の仕事は全部巫女にやらせて村長はセリフもないようなモブにしちゃう。そのほうが土着信仰に支配されてる村って感じが出せる。

次に、世界観や時代背景がわからないけど、「ギターを弾いていたら」というのが引っかかる。
別に切っ掛けなだけだから変ではないと思うけど、そもそも土着信仰があるような田舎の寒村でギターを弾いてる若者って、何者。状況がわからない。見知らぬ土地で都会ってわけでもない田舎の村で屋外でギターを弾いてる、そんなナルシーな主人公のほうが怖い。
というのも、この「ギターを弾いてる」というのがその後の展開に何も活かされていないために、引っかかってしまう。
確かにこの「ギターの演奏」が祭りに招待される切っ掛けにはなっているが、そもそもその祭りさえも話には関係ないし、本筋は人身御供の少女を助ける話なわけで。
その少女も「祭りの伝承」とかに関係する少女であれば祭りが関係してくるがそうではないので、祭り関係ない。
だから、例えば中盤で「囚えられてる少女を励ましに、毎日演奏しに行く」とか終盤で元貴族って話の中で「何もかも失った主人公は吟遊詩人に拾われ失意から立ち直った」とか、「だから音楽の良さを知らない土地では取り敢えず思いの丈を歌うんだ・悲しんでる人に音楽を届けたいんだ」とかって話があるなら、わかる。
でも現状は「ギターを弾いていた」という切っ掛けがあるだけでそれが何にも利用されてないから、不自然な気がする感じで引っかかる。
ちなみに、「物語の切っ掛け」というのは重要な部分なので、オチに絡める要素であったりしないと投げっぱなしになってしまう。
たぶん作者的には「ギター」にそこまで思い入れないと思うけど、そんなわけで指摘してる感じです。

あとは、指輪が、大事なものってだけで最後にいきなり「指輪の魔力で助かった」となるから、演劇用語で言う所のデウスエクスマキナ、最後に神様が現れて全部解決して終わり、というオチになってる。
この指輪のことがちゃんと書かれていれば良いのだけど、
うーん。
さきほどまでは、私は「ギター」推しだったわけでこれを利用しろ活かせって書いたけど、オチで「指輪」が出てくるとこの説明を前もってして布石を置いとかなきゃいけないから、
つまり主人公や物語にとって大事な事が「ギター」と「指輪」で2つあることになるんだけど、短編でこれ2つをちゃんと書くと他のことが削られるので、キツいと思う。
「ギター」は「物語の導入、村に招かれる切っ掛け」として機能していて、
「指輪」は「少女と出会うことになる切っ掛け」と「最後に二人が助かる決め手」として機能している。
物語として「ギター」か「指輪」かどっちをキーアイテムとし注目させるかを決めたほうが良いと思う。
「ギター」推しで行く場合は「二人が最後に助かる決め手」は「祭り」関係に変更したほうが良いかな。ほんと祭り関係ない状態になってるから。祭りの伝承の通り村は跡形もなく消え去ってしまった、とか。
「指輪」で行く場合は、といってもその指輪の設定を知らんので何とも言えないけれど、例えば「指輪を追って神殿に入ると、指輪は牢の中、少女が拾い上げるところだった。主人公は返して欲しいと言うが少女は返してくれない。少女から指輪を返してもらうために毎日目を盗んで神殿に向かう主人公」という形で、少女と主人公の関係性構築のために「指輪」をもっと使う。
その中で特別な力があるとか、その指輪の魔力のせいで主人公の故郷は消滅したとか、そういう指輪エピソードで少女を楽しませたりしとかんとイカンかなと思う。
ちなみにこの関係性構築の部分は、「ギター」の場合は前述したように「毎日演奏して励ましに行く」だったように、この部分で何を使うかはけっこうキモ。
「ギター」か「指輪」か、はたまた別のものか、プロットでは省略してるけどはっきり書いたほうが良いと思う。

ほんで、最初に「後者のプロットのほうが良いと思う」と書いたけど、後者のプロットはこれまでダメ出ししたような部分がそもそも無いからですね。
巫女が出てこないので「お祭り」という印象もかなり薄くなって、印象で言うと「主人公が死刑囚のヒロインと出会って脱獄させて逃げる話」というだけで、正直盛り上がりも何もなく面白味も見つけにくいので、引っかかる部分さえ無い、というのが忌憚ない意見。
だから、「良い」というのは物語として面白いって意味じゃなくて、書くんであれば余計なものが一切ないから書きやすいだろう、という意味。

これはディスってるように聞こえたかもしれないけど、ぶっちゃけ何もなく純粋にストーリーだけがある状態だから、ここには何でもプラスすることが出来て、ちょっと変えるだけでどんな物語にもなれるっていう結構良い状態だと思う。
例えば、何らかの長編小説の中で「立ち寄った村で主人公は死刑囚の少女と出会い、少女を助けようとする」って一つのエピソードが出来るでしょ。
スレ主さんが知ってる異世界モノとか何でも良いから、イメージしてこのシナリオを再生してみて。たぶんちゃんと再生できるはず。
何でも「この話ができる」という状態のプロットなので、言い換えれば、ここに何か面白いものを乗っければ面白い短編になる、という状態でもあります。
更に言えば、それは流石に第三者が考えても意味がないので、そしてそれが無い以上は外から何か言うことは出来ないかなと思います。

スレッド: 祭りと、不思議な指輪の話

カテゴリー: 少女向けラノベ

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元記事:処女作品のプロット相談

許嫁由衣と恋愛戦争の改変版のプロットを作りましたが、瑞樹の噂話で困る様子があまりなく、個人的には途中で愛と付き合いだすところが、ネックとなっており、吉と出るか凶と出るか心配です。

タイトルのアドバイスや、ここは足りないなどと言うことがありましたらアドバイスの程をよろしくお願い申し上げます。
作家でごはんに晒して割と面白かったなどと言われました。

主人公は徒歩15分圏内の地元の高校に通っているという設定です。

上記の回答(処女作品のプロット相談の返信)

投稿者 あだちただし : 1 投稿日時:

tさん
返信ありがとうございます。
義妹ものにして、現在4万文字まで書ききっています。
プロットで主人公の事を書いてないのは主人公目線から書いたものにしています。
ヒロイン意外と付き合うのは50:50と言ったところですか。
主人公は陽キャであり、バカ。
これは一貫しています。

スレッド: 処女作品のプロット相談

カテゴリー: キャラ文芸

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