続編一覧。得点の高い順9ページ目
作者 丸鶴りん 得点 : 1
投稿日時:
『深緑』の第2話
この世ならざる電車。そんな言葉が文月の頭をよぎった。それに紐付けられるように、きさらぎ駅だかたす駅だといった、ネット上の都市伝説が次々脳裏に浮上する。
そんな文月の思考を中断させたのは、車両の運転席から聞こえた、人の良さそうな声... 続きを読む >>
作者 あおとら 得点 : 1
投稿日時:
『深緑』の第2話
「どうする? 電車乗る?」
紫鏡に問われ、文月はぐっと親指を突き出した。
「乗らない!」
「えー!!!」
「いやいやいや、だって普通乗らないだろ。どこに行くかも分からない電車。大都会まで行っちゃったら、どーするんだよ!」
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作者 石橋ゲル 得点 : 1
投稿日時:
『深緑』の第3話
『深緑の第2話』の続き
ざわ――と、全身の総毛がよだつような思いがした。周りを見ますが、二人以外誰も乗っていない。ところどころ錆びた車両に立った二人だけ取り残されてしまっている。
まるで心臓を冷たい手で握りつぶされる、そんな重圧が文月を襲う。
「そう... 続きを読む >>
作者 丸鶴りん 得点 : 1
投稿日時:
『深緑』の第4話
『深緑の第3話』の続き
「――ごめん」
絞り出すように、文月は言った。
「部活とか、将来のこととか、2018年でやり残したことがいっぱいあるからな。俺はそっちには行けない」
「――そっか。そうだよね、ごめんね。無理言って」
紫鏡の目から大粒の涙が... 続きを読む >>
作者 粘膜王女三世 得点 : 1
投稿日時:
『もしも貴方の元に可愛い吸血鬼が訪れたなら…の第2話』の続き
〇
「この世界にはこんな代物が存在しているのね」感心した表情で、少女はフィギュアを手に取った。「精巧な人形だけれど、とても変わった格好をしているわね。いったい何を模しているの?」
俺は正直に答えた。「ヴァンパイア」
「は... 続きを読む >>
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