俳句添削道場(投句と批評)

森田拓也さんの添削得点の高い順の2ページ目

「霜白く賽銭盗の孤独かな」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 霜白く賽銭盗の孤独かな

酔いどれ防人さん

こんばんは。
僕の句の添削をどうもありがとうございます。
似通った言葉の重複の注意、季語間違い、
とても重要なアドバイスを、ありがとうございます。
歳時記で「ピカソ忌」という季語は無いようでした。
お恥ずかしいです(笑)。

「霜白く」というご表現は、僕は魅力に思いますよ。
僕は以前、詩を書いていたのですが、
「青い空が~」とかって、空は青いのが前提なのに、
それでも空の色を強調するために表現しましたからね。
あと「青い海が~」とか。

「霜白く」という強い寒さ表現が、深い夜を感じますし、
「孤独かな」というご表現の表情も豊かにする効果が出ていると、
思います。

点数: 2

「豚汁の湯気や札幌雪祭」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 豚汁の湯気や札幌雪祭

腹胃壮さん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。

僕の句へのアドバイス、「読書と月」「城と月」の
腹胃壮さんご考案の句を楽しくありがたく読ませていただいています。
カフカの城を朝まで夢中で読み耽る爽やかな心境、
そして、なんと!「騎馬の像」が出てくるなんて超かっこいいです!

たぶん、僕の素人考えですが「札幌雪祭」が十分季語になるような、
そんな気がしました。
すごく、心も体もポカポカする句ですね。
腹胃壮さんのお心の温かさも感じます。
「湯気や」というご表現は魅力的ですね。
湯気という一語で、心も体も温めてくれる豚汁の旨さを
ご表現されるなんて素敵です。

点数: 2

「夕暮れや雨に匂える焚火跡」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 夕暮れや雨に匂える焚火跡

ハオニーさん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
鍋奉行禁止令をご家族に出されておられるハオニーさん(笑)。
今、早速「けり」「かな」の重要な使い方を大切にノートに写させていただきました。
いろんな俳人さんの俳句をいっぱいいっぱい鑑賞させていただいて、
切れ字や、その他の俳句の技法も習得していきますね。
どうもありがとうございます。

この句はとても美しい哀愁がある句ですね。
焚火をされていた方のお気持ちまでが切なく伝わってきますね。
「夕暮れ」「雨」という、どことなく寂しさを感じるお言葉を、
「焚火跡」というさらなるご表現によって巧みに強調されていることに、
読ませていただいた僕の心を切なく感動させていただいてます。

点数: 2

「古本の紅葉パサリと落ちにけり」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 古本の紅葉パサリと落ちにけり

腹胃壮さん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
なんかいつも、腹胃壮さんやハオニーさん達に無料で高度な俳句のご指導をしていただいて、感謝感謝です。
本当は、ご謝礼を払いたいのですが。
そうそう、早速、今、『NHK俳句 俳句文法心得帖』を買ってきました!
教えていただいた、上五・中七に「かな」「けり」×、下五に「や」×、が基本と
大切にノートにメモさせていただきました。
どうもありがとうございます。

この句は、「新本」ではなく「古本」というご表現が、とてもいい味を出されてますね。
「紅葉」がまるで本の栞のようで、おしゃれです。
「パサリ」というオノマトペも、ばっちり決まってますね。
僕はこの句を読ませていただいて、古本を読まれているのは、
たぶん無垢な青年か、あるいは、かっこいいおじいさんとかを想像させていただいたんですけどね。
ほんのりとした心地良い寂しさも感じる句ですね。

こうも考えたんですけど、古本の中で「紅葉」が描写記述されていて、
古本の中から、その「紅葉」の描写記述表現がポロリと落ちた、
とかもまた面白いかな、なんて思ったんですけどね。

点数: 2

「焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし

酔いどれ防人さん

おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
上五の貴重な添削アイデアを本当にどうもありがとうございます。
やっぱり俳句は深くて楽しくて最高です!
また、じっくりと上五を再考しますね。
どうもありがとうございます。

この句は一目で強烈に引き付けられる句でした。
句の破壊力が凄いです。
特に中七での切れ字の使用法なども、僕にとって貴重な学びを与えていただきました。
「鬼おろし」という言葉がとても魅力的ですね。
やっぱり、俳句のためにボキャブラリーを僕もたくさん学習しますね。
「無言の」の一言で夫婦喧嘩を表現されているのも、とても句の中で、
印象的な効果を発揮されていると感じました。

点数: 2

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