俳句添削道場(投句と批評)

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霜白く賽銭盗の孤独かな

作者 三日酔いの防人  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

みなさま、お早うございます。日頃からお世話になっております。前回のお題『霜』で一句詠みました。
賽銭盗(さいせんとう)というのは窃盗の手口の一つです。祭典、神事、年末年始にかけ発生が増えます。賽銭盗自体は実入りが少なく、少額を複数回かけて様々な場所で盗み取る特徴があります。犯人も大人しい人間が多いのだとか。罰当たりな行為ですが、生きていくために必死なのでしょう。
さて上五の『霜白く』ですが、霜が一番白く見える深夜帯のを詠ったのですが意味が通じているでしょうか?霜は白いものなので必要ないといった意見など添削、感想を宜しくお願い致します。

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「霜白く賽銭盗の孤独かな」の批評

回答者 森田拓也

酔いどれ防人さん

こんばんは。
僕の句の添削をどうもありがとうございます。
似通った言葉の重複の注意、季語間違い、
とても重要なアドバイスを、ありがとうございます。
歳時記で「ピカソ忌」という季語は無いようでした。
お恥ずかしいです(笑)。

「霜白く」というご表現は、僕は魅力に思いますよ。
僕は以前、詩を書いていたのですが、
「青い空が~」とかって、空は青いのが前提なのに、
それでも空の色を強調するために表現しましたからね。
あと「青い海が~」とか。

「霜白く」という強い寒さ表現が、深い夜を感じますし、
「孤独かな」というご表現の表情も豊かにする効果が出ていると、
思います。

点数: 2

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「霜白く賽銭盗の孤独かな」の批評

回答者 ハオニー

賽銭箱はお金を入れるところだと思っているハオニーです

霜という季語は「晴れた寒夜、空気中の水蒸気がそのまま冷え、屋外の物や地面にふれて、その表面についた氷」という意味で、夜間という時間情報はだいたいの辞典に載っていました

「白き」が悩んだ部分だというのは想像していました
「白き」を諦めて、季語「霜」の傍題を選ぶという手もありそうです

私なら
賽銭盗の行動と心理をダイナミックに描写したほうが分かりやすいのでは、と考えて
息白き賽銭盗の孤独の闇
なんて句も考えましたが、霜という季語が入っていないことが悩みどころです

点数: 3

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「霜白く賽銭盗の孤独かな」の批評

回答者 腹井壮

酔いどれ防人さん、おはようございます。

毎度御世話様です。

原句を一読して感じたのは確かに霜が白い事は普通の事で賽銭泥か賽銭箱に霜が付着していたのかと思いました。

実作者の立場からすれば賽銭泥棒は白昼堂々と行わないのでわざと霜白くと表現した気持ちもよくわかります。

実は自分も一句詠んでみようと思い霜について調べたりイメージしたりしました。

結果として雪と霜の対比になりますが

雪 柔らかくて包みこむ
霜 トゲトゲしくて寄せ付け難い

こんな正反対の結果になりました。

上五の季語を変えて一句を成立させる手もありますが霜のほうが賽銭盗の孤独に響きあうような気がします。

残念ながら霜に対する対応法やアイデアは浮かびませんが中七下五のフレーズはとても良いと思いますので改めて推敲されてはどうでしょうか。

点数: 2

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添削対象の句『霜白く賽銭盗の孤独かな』 作者: 三日酔いの防人
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