俳句添削道場(投句と批評)

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焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし

作者 三日酔いの防人  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

よしはむ様に触発され、秋刀魚で一句詠みました。
句意は喧嘩した妻が夕飯に出した焼き秋刀魚を詠いました。わざと秋刀魚を焦がした割には、いつもの癖でうっかりと大根おろしを出してしまった情景です。鬼おろしとは荒い大根おろしのことです。鬼嫁とも掛けてみました。
添削、厳しい御指導のほどをよろしくお願いします。

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「焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし」の批評

回答者 森田拓也

酔いどれ防人さん

おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
上五の貴重な添削アイデアを本当にどうもありがとうございます。
やっぱり俳句は深くて楽しくて最高です!
また、じっくりと上五を再考しますね。
どうもありがとうございます。

この句は一目で強烈に引き付けられる句でした。
句の破壊力が凄いです。
特に中七での切れ字の使用法なども、僕にとって貴重な学びを与えていただきました。
「鬼おろし」という言葉がとても魅力的ですね。
やっぱり、俳句のためにボキャブラリーを僕もたくさん学習しますね。
「無言の」の一言で夫婦喧嘩を表現されているのも、とても句の中で、
印象的な効果を発揮されていると感じました。

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

鬼おろし妻の笑顔の焦げ秋刀魚

回答者 ハオニー

焦げ秋刀魚は美味しくなさそうだ、という感想から逆にこういう句を持ってくるあたり、ユーモアに優れている方だなと思っています

新婚ゆえの失敗に気まずそうにしている幼妻、なんとかその失敗を取り返そうとする申し訳程度に丁寧に添えられた鬼おろし、そんな光景が目に浮かびました
怒っているのは夫、もしくは姑さんあたりで奥さんではないと感じました

「怒り」につながりそうな表現はあるけれど、妻の「怒り」としての効果は発揮できていません
むしろ妻の「申し訳なさ」が際立っています

怒りや怖さを出すテクニックとして、逆に「笑顔」を入れて「焦げ秋刀魚」という言葉とのチグハグ感を出すものがあります
手直しした句は、その方法を実験的にやってみました

しかしこれだと、作者さんの「怒っているようにみえて、いつも通りにしてしまった」という句意ではなく、「怒っていないようにみえて、実は怒っている」というものになっています

点数: 6

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焦げ秋刀魚出す妻の眼や鬼おろし

回答者 あ~すけ

酔いどれ防人さまへ添削など一億年は早いのですが、嗤って下さるといいなと思います。
「無言」をあえて読者の想像に委ねました。
焦げが故意と読むか、新婚の未熟さと読むかで、どんな眼をしているのかが変わる句となりました。
「どうだ!」という表情は、下五にあるので、中七までは妻の様子に読者が迷うのも面白いかなと。
だって、新婚の未熟な妻が、すまなそうに鬼おろしを出すって、不自然ですから。

点数: 2

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焦げ秋刀魚妻や無言に鬼おろし

回答者 大須賀一人

「無言の妻」より「妻無言」の方がより動作が伝わるかと思います
下五と上手く繋げるため「の」を「に」へ変え
「や」で一旦文章を切り、「無言に鬼を降ろす」
と一気に読ませる形にさせて頂きました

点数: 2

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焦げ秋刀魚口聞かぬ妻もおろしは添え

回答者 朝見

句意を変えたくなくて、ない頭をひねって色々考えてみたのですが、一つおいていきますね。(内容の割に語気がキツかったりするのを字余りでゆるくして改善できないかなと思って、成功している気がしたので余ったままにしてみました。)

点数: 1

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「焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし」の批評

回答者 腹井壮

いやあー、笑ってしまった。

「鬼おろし」ときましたか。

なかなか皆で1つの句に対して添削を披露する場というのはないですからねー。

こんな貴重な場を授けて下さり、かぎろいさんありがとうございます。

本当に楽しみながら勉強になります。

点数: 0

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添削対象の句『焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし』 作者: 三日酔いの防人
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