俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

古本の紅葉パサリと落ちにけり

作者 腹井壮  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

自分も写真で一句に挑戦したいと思い

古本の中より紅葉散りにけり

を投句いたしましたが推敲しました。

中より という表現が説明的なのが気になり パサリ というオノマトペに差し替えです。

また、散るという表現も考えた末にありきたりですが落つに変えてみました。

その結果、古本のページから落ちる紅葉の葉を表現できているのでしょうか?

皆様の御意見・添削をお待ちしております。

最新の添削

「古本の紅葉パサリと落ちにけり」の批評

回答者 森田拓也

腹胃壮さん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
なんかいつも、腹胃壮さんやハオニーさん達に無料で高度な俳句のご指導をしていただいて、感謝感謝です。
本当は、ご謝礼を払いたいのですが。
そうそう、早速、今、『NHK俳句 俳句文法心得帖』を買ってきました!
教えていただいた、上五・中七に「かな」「けり」×、下五に「や」×、が基本と
大切にノートにメモさせていただきました。
どうもありがとうございます。

この句は、「新本」ではなく「古本」というご表現が、とてもいい味を出されてますね。
「紅葉」がまるで本の栞のようで、おしゃれです。
「パサリ」というオノマトペも、ばっちり決まってますね。
僕はこの句を読ませていただいて、古本を読まれているのは、
たぶん無垢な青年か、あるいは、かっこいいおじいさんとかを想像させていただいたんですけどね。
ほんのりとした心地良い寂しさも感じる句ですね。

こうも考えたんですけど、古本の中で「紅葉」が描写記述されていて、
古本の中から、その「紅葉」の描写記述表現がポロリと落ちた、
とかもまた面白いかな、なんて思ったんですけどね。

点数: 2

添削のお礼として、森田拓也さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

表紙なき本からパサリ紅葉かな

回答者 三日酔いの防人

腹胃壮様、おはようございます。古本のページの間に挟まった紅葉、詩的で素晴らしい着眼点ですね。お見事です。
『パサリ』という音は、紙や葉っぱのような軽いものが落ちた時の音のようです。ですので下五、落ちにけりは推敲の余地があると思います。古本という表現も良いかと思いますが、私はあえて表紙なき本と提案させて頂きます。他は、ページの染みやページ折れといった言葉でも古本は想像できますので、参考としてください。

点数: 2

添削のお礼として、三日酔いの防人さんの俳句の感想を書いてください >>

古本の紅葉はらりと落ちにけり

回答者 よしはむ

腹胃壮さん、こんにちは。
先日は私の俳句添削ありがとうございました。

今回の句ですが、「パサリ」だと本のページのような紅葉よりもっと重いものが落ちたようなイメージになります。
そこで、「はらり」に変えてみました。

また、私としては「古本の中より紅葉散りにけり」の句の方が、良かったように思えます。
説明的な句になっているとのことですが、古本の中より紅葉が落ちている、という着眼点がおもしろい句なので、私はあまり説明的な印象な受けませんでした。

点数: 1

添削のお礼として、よしはむさんの俳句の感想を書いてください >>

古本の紅葉パサリと落ちにけり

回答者 輝久

腹胃壮様、ご無沙汰しております。

私なりの感じですが・・・手直しはいらないかと、
読んでそのまますんなりと入って来ました。
アッサリ系の句の型で良い気がします。

点数: 1

添削のお礼として、輝久さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

清しかな冬霞けれ富士映えり我耐え難き東雲いずこ

作者名 やいね 回答数 : 1

投稿日時:

生きてますが睡蓮はもう乗れません

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 6

投稿日時:

ランドルト環閉じぬところを蝸牛

作者名 感じ 回答数 : 4

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『古本の紅葉パサリと落ちにけり』 作者: 腹井壮
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ