俳句添削道場(投句と批評)

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夕暮れや雨に匂える焚火跡

作者 ハオニー  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

雨の日の夕方の焚き火跡を見て、雨が焚火の跡の匂いを洗い流してくれているようだ、という想像を一句にしました

ただ、季語の「焚火跡」の効果が弱いような気がするのです

最新の添削

「夕暮れや雨に匂える焚火跡」の批評

回答者 森田拓也

ハオニーさん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
鍋奉行禁止令をご家族に出されておられるハオニーさん(笑)。
今、早速「けり」「かな」の重要な使い方を大切にノートに写させていただきました。
いろんな俳人さんの俳句をいっぱいいっぱい鑑賞させていただいて、
切れ字や、その他の俳句の技法も習得していきますね。
どうもありがとうございます。

この句はとても美しい哀愁がある句ですね。
焚火をされていた方のお気持ちまでが切なく伝わってきますね。
「夕暮れ」「雨」という、どことなく寂しさを感じるお言葉を、
「焚火跡」というさらなるご表現によって巧みに強調されていることに、
読ませていただいた僕の心を切なく感動させていただいてます。

点数: 2

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夕暮れや雨に匂える焚火跡の批評

回答者 三日酔いの防人

ハオニー様、いつも御添削誠にありがとうございます。句を拝見させて頂きました。大変僭越ながら数点申し上げます。
まず上五について『夕暮れや』とされ、雨の夕方を詠っておりますね。私の中で『夕暮れ』とは、五感の作用のうち、特に視覚、聴覚で感じるものと思っております。しかしながら、雨の日はこの視覚、聴覚が鈍るという特徴があります。よく雨の日の昼下がりが夕方に感じる時がありますね。まさにあれです。ですので上五の『夕暮れや』は工夫の必要があります。雨の夕方を詠うのは難しいですね。
また、中七、下五の『雨の匂える焚火跡』焚火の匂いを洗い流しているとしていますが、これですと、雨に焚火の匂いが移っただけと詠まれてしまう可能性があります。ですので匂いについては『消え、流れ』と素直に詠った方が良いと思います。
私なりに句意に沿って作ってみました。
今日の雨焚火の様も消えにけり
長々と失礼しました。

点数: 4

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「夕暮れや雨に匂える焚火跡」の批評

回答者 腹井壮

ハオニーさん、こんにちわ。

酔いどれ防人さんも御指摘されていましたが確かに上五に関しては再考の余地があると思います。

それと原句ではコメントとは逆に雨上がりに特有の地面から立ち上がる匂いを焚き火の跡から感じている様子に思えました。

でも、それはダメかというとそうではなく個人的にはむしろ好感であると言えます。

季語の生かし方も良いのではないかと思います。

点数: 2

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添削対象の句『夕暮れや雨に匂える焚火跡』 作者: ハオニー
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