俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削得点の高い順の2ページ目

「夏のそら前進4打のあるホール」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 夏のそら前進4打のあるホール

めでかやさんこんにちは。

私はゴルフやったことないんです。
めちゃくちゃやってみたいです(笑)

御句
中八ですが、「ん」がリズムを作ってるので、あまり気にはならないですね。
ただ、「の」を抜いても言葉は通じると思うので、「前進4打あるホール」でもよかった気がします。
しかし、「ある」という言葉の説明感が気になりますね。上手く使えば効果的になる場合もありますが。

前進4打は「マエヨン」とも言うらしいですね。どうせ専門用語を使うなら、いっそのことこっちを使うのもありかと思います。文字数の節約にもなりますし。

『マエヨンのホールや夏の空青し』
『マエヨンのホールや夏の風清し』
『マエヨンのホールへ抜ける初夏の風』
いかがでしょうか。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 4

「庭の隅秋海棠咲き季節知る」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 庭の隅秋海棠咲き季節知る

里衣さんこんにちは。

御句
俳句の表現として「季節知る」が良いのか悪いのか判断に迷います。俳句はそもそも季語を置くことで季節を味わうものですからね。
その一方で詠み手の実感というものは大事にしないといけないという気持ちもあるので、この表現は良しとします。
それ以外に気になったポイントは、中七・下五の叙述が「秋海棠が咲いて季節が秋になったことを知りました」という散文的なものになっているところです。
細かいことを言えば、中八も解消したいですね。

・『庭隅の秋海棠に知る季節』
いかがでしょうか。
体言で止めたことで散文は解消できたと思います。
「に」という助詞は「によって」を短縮したものになります。

次回も楽しみにしてます。

点数: 4

「丸き背の面影残し月の舟」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 丸き背の面影残し月の舟

もんなさんこんばんは。

月の舟は美しい季語ですよね。内容にも合っていると思います。
コメントでおっしゃっている通り、「面影残し」は意味の重複があります。
父という情報を入れてみてはどうでしょうか。

・『丸き背の父の面影月の舟』

点数: 4

「花の汁つきしドレスや花野ゆく」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 花の汁つきしドレスや花野ゆく

感じさんこんばんは。

御句
花野とドレスの取り合わせは綺麗ですね。
私の勝手な価値観ですが「汁」という言い方だと、少なくとも綺麗だとは感じませんでした。
あと、私的には「花野ゆく」から始めた方がいいと思いました。
また、この内容なら過去形より完了形の方が合うと思います。

・『花野ゆくドレスに花の色つきぬ』
下五に「花野」もってきたければ、「ゆく」ではなく「花野道」の方がいいかもしれません。
・『花の色つきたるドレス花野道』

またよろしくお願いします。

点数: 4

「たづねびとこの花野にはいないのか」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: たづねびとこの花野にはいないのか

こんばんは。

ケントさんの俳句への情熱はすごいですね。
私はゆったりとマイペースで作っていきたいタイプなので、しっかりと目標をもって句作に励んだり、どこかの句会に参加したりなどはしないので、尊敬します。

御句
口語にすることによる効果が出ていると思います。
「たずね」ではなく「たづね」と旧仮名遣いで書かれているので、「いないのか」ではなく「おらぬのか」としてもいいかもしれません。

こま爺さんのコメントにありますが、私も俳句は写生・描写が一番大事だと思っています。
もちろん観念句も俳句の一つの作り方ですし、私もたまに作ることもあるので、御句のままでも全然良いですが、上記のことを踏まえ、御句を写生・描写の句に作り直してみます。
※「たづねびと」を人探しの意味に受け止めて直します。句意の読み取りが違ったらすみません。

・『大花野友の行方を捜しけり』

またよろしくお願いします。

点数: 4

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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