俳句添削道場(投句と批評)

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庭の隅秋海棠咲き季節知る

作者 秋恵  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

まだまだ残暑厳しいですが
上を見上げると高い秋の空
季節は着実に
進んでいるようですね。

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「庭の隅秋海棠咲き季節知る」の批評

回答者 つちや郷里

里衣さんこんにちは。

御句
俳句の表現として「季節知る」が良いのか悪いのか判断に迷います。俳句はそもそも季語を置くことで季節を味わうものですからね。
その一方で詠み手の実感というものは大事にしないといけないという気持ちもあるので、この表現は良しとします。
それ以外に気になったポイントは、中七・下五の叙述が「秋海棠が咲いて季節が秋になったことを知りました」という散文的なものになっているところです。
細かいことを言えば、中八も解消したいですね。

・『庭隅の秋海棠に知る季節』
いかがでしょうか。
体言で止めたことで散文は解消できたと思います。
「に」という助詞は「によって」を短縮したものになります。

次回も楽しみにしてます。

句の評価:
★★★★★

点数: 4

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添削対象の句『庭の隅秋海棠咲き季節知る』 作者: 秋恵
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