俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の45ページ目

「青空や巣立ち待つ子の福手相」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 青空や巣立ち待つ子の福手相

また推敲なさるようでしたら、私からも一点だけアドバイスを...
この句は無季の句です

この「巣立ち」は季語ではありません
子供が巣立つとはいいますが、これは例え(比喩)です
そのため、季語としての力は「巣立ち」にはありません

「鳥巣立つ」と言えば季語です
大きくなった若い鳥が、今までいた巣から飛び立っていく様子がきちんと映像化されるのです
ただ、この季語は夏の季語ですから春の気分は表現できません

点数: 1

「減反や畠の畦に雉三羽」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 減反や畠の畦に雉三羽

まずはこの句は、作者の手を離れたときにどういう鑑賞をされたのか考えてみましょう

本当に難しいことをやってみせるものですね
私はおそらく社会風刺をなさったものだと思いました
「減反や」とあり、「雉」という日本の国鳥が「三羽」いますからね
これが「二羽」ならカップルを考えますが、「三羽」ですからただ事には見えませんでした

減反による農業の衰えを、日本の国鳥である「雉」が「本当に日本はこのままでいいのか!?」と訴えかけているような気がします

具体的な考察は後ほど...

点数: 1

「減反や畠の畦に雉三羽」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 減反や畠の畦に雉三羽

さて、ここから気になるところを...
理由は違いますが、やはり「畠」が問題でした

減反とは、米の生産調整のために作付面積を減らすことを意味します
ですので「減反や」で田んぼが減るイメージを読み手は描きます

そこで畠という言葉が出てくるのは、読み手を惑わせる気がします

その迷いが「畦」の読み方を分からなくさせてしまいます
基本的に「あぜ」で用いられますが、「うね」とも読めるのです
それがこの句の最大の違和感の正体でした

畦(あぜ)→田んぼを区切っている土を持った通路
畦(うね)→畑で作物を植えるときに土を平行に盛り上げたところ

「うね」と読まれるとはたけのイメージが強くなり、田んぼのイメージの「減反や」と衝突を起こすのです、違和感を残しながら

「あぜ」と読むなら、畠は書かない方が誤読を防げます

「畠の」を削ると4音余ります
私なら余った音数をこう使いましたが...
本気で評価を上げたいのなら、私の手直しした程度の句は越えていってください

減反や畦にたじろぐ雉三羽

点数: 3

「いくさ世の兜太昇天黄砂降る」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: いくさ世の兜太昇天黄砂降る

金子兜太氏は、今まで拝見した俳人の中で一番本質的なご意見をなさる方であろうと、私は感じました

私も一句
つちふるや兜太は今も水脈の果て

点数: 3

「いざ行かん大事の日にぞ雪化粧」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: いざ行かん大事の日にぞ雪化粧

初めてつくった俳句は詩人の片鱗を見せていたと言われていたハオニーです
今や詩人ではなく変人で過言ではないです(

先にことわっておきます
他人の俳句に手を入れる技術は難しい上に上達しづらいのです
作者様の生の意見を聞かないと、どのような一句に近づけたかったのかが判断できないからです

しかし、鑑賞のテクニックならば教わればすぐに違う見方が出来るようになるでしょう
俳句は読み方が分からないと、「なんかいいよね」と感覚で終わってしまいます
しかし感覚を理論として身につけている方は、身についていない人よりいい俳句ができる可能性が上がります

そろそろ本題へ...
この句の季語は「雪化粧」ですから、冬を表しています
そのため、この句は冬の大事の日のことを語っているものだと思われます

だから卒業式や入学式などの春の光景をイメージするのは、この季語から考えると不自然な捉え方です
それほど、季語というものは強い世界観を持っているのです

私が気になることを
「雪化粧」という季語は美しいものです
そのため、ホワイトクリスマスなどの「いいこと」が待っているのだと私は想像しました

楽しいことだと仮定すると、この句にはウキウキした気分がなく、どちらかというと力強く厳かな感じです
重苦しい、不穏なことが待っているけど「いざ行かん」なのだとしたら、季語「雪化粧」では気分が合いません
このチグハグさが、この句の弱点なのです

手直しの句はいくらか考えられますが、今からお見せする句は作者様の意見を無視しているので「添削」とはいえません

勇ましい「いざ行かん」を残してみます
大事の日はおそらく「ハレの日」でしょう
チグハグさをなくすため、オシャレすぎる季語を変えます

いざ行かんあのハレの日の雪晴れへ

思い出はいつも雪...
作者自身は「ハレ」を望んでいるのだ、という意味を込めた句です
これなら俳句としてある程度サマになっていると思います

点数: 2

ハオニーさんの俳句添削依頼

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