「彼岸花ファインダ越しやボードレル」の批評
回答者 ハオニー
添削した俳句: 彼岸花ファインダ越しやボードレル
添削以来の句が最近出てこないハオニーです
質が上がり、量は減りました
余談はさておき、こちらの句で解説しましょう
「や」は文法的におかしいと気づいたようですね
そうです、「や」は来ない方がいいのです
彼岸花/ファインダ越しや/ボードレル
「/」で句の切れる場所を表現しています
一句が三つに切れています
俳句ではこれを「三段切れ」といい、一句がまとまりづらい、調べが滞る、リズムが悪いと嫌われる傾向にあります
三段切れの成功例はたくさんありますが、避けるのが無難です
感想
カメラ越しにシャルル・ボードレールの姿が見えたのかもしれない、というものだと伝わりました
彼岸花の「彼岸」が死を連想させるので、季語の使い方は合っていると思います
切れ字をするとしたら、ファインダ越しを強調するよりはボードレールを強調した方がいいと思います
カメラのファインダにボードレールが映ったかもしれない、というのなら
疑問・反語の「か」を使い
ファインダにボードレールか彼岸花
彼岸花という季語が先にでると、「あー、このボードレールという何かは亡くなった人なのだろうな」と展開が読めてしまいます
俳句を途中から読もうとする人はほぼいないので、上から下(横書きなら左から右)へ読んだときの展開を考えて語順を決めればいいのです
点数: 2
