俳句添削道場(投句と批評)

独楽爺さんの添削最新の投稿順の744ページ目

「片恋やあの一輪に狂う蝶」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 片恋やあの一輪に狂う蝶

こんにちは。

ずばり「あの」に違和感がありますね。あのと視線を変えますがそこに具体的なものが見えないので肩透かしです。

「片恋や」で上五をおいたわけですから、「あの」でなくて「その」つまり片恋を「その」と指すのが自然ではないでしょうか。
"片恋やその一輪に狂う蝶
ただこの場合比喩としての蝶なので季語として立てるのは無理があるか
もしれません。

中七下五は文脈を切り離し取り合わせの句とするのが良いかと思います。
"片恋や一輪だけに狂う蝶

よろしく。

点数: 7

「朝つつじ開く閉じるも好き好きに」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 朝つつじ開く閉じるも好き好きに

"開(あ)くつつじ閉じるつつじの夜明けかな

おはようございます。

好き好きは、あなたがそう思うという意味、つまり観念です。観念が悪いわけではないですが、まずは写生する、自然をつぶさに見つめ思いや感想ではなく、どんなこと、どんなものがそこにあるかを淡々と表現しましょう。

客観的写生について下記を是非。
https://gospel-haiku.com/tubo/syasei.html

点数: 1

「行く春や教科書めくる指重い」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 行く春や教科書めくる指重い

おはようございます。

さっそくですが、切れ字「や」の置く位置についてです。

「や」の効果の一つは場面の切り替えですが、御句のように全体の場面から具体的記述に変えるのがいいか、それともその逆、すなはち具体的記述をおいて全体の場面に切り替えるのがいいか。

私は後者を採用したいです。なぜなら、具体的記述の内容が結構実生活のひとこまのきりとりで注意を惹く内容だからです。

次ぎに「重し」についてですが、これを省略するとどうでしょう。重いという詠み手の感情は表に出さず読者に託す。

言い換えれば読者のための余白を残すという手法です。

引き算の文芸と言われる俳句では省略はとても大切な作業です。

"教科書をめくるその指春の果

がんばってください。

点数: 2

「桜時退社スーパー風呂ベッド」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 桜時退社スーパー風呂ベッド

今晩は。

季語が夜長なら一句かも。
"夜長なる退社スーパー風呂ベッド

点数: 0

「遠足の列の女子ほぼハンディファン」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 遠足の列の女子ほぼハンディファン

今晩は。
はじめまして。

「ほぼ」は作者の解釈なので無い方が良いと思います。
"遠足の列なす女子やハンディファン

よろしく。

点数: 1

独楽爺さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

母の日や卓布にブライダルフラワー

回答数 : 2

投稿日時:

母の日や老い行く身にてほのかなる

回答数 : 0

投稿日時:

玄関に届く小箱や陽炎に

回答数 : 5

投稿日時:

陽炎に錆た線路の捩れけり

回答数 : 7

投稿日時:

春日和天守閣への町通り

回答数 : 3

投稿日時:

独楽爺さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

片恋の雨の一日星今宵

作者名 かぬまっこ 回答数 : 3

投稿日時:

扇風機ひと夏分のほこりかな

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 1

投稿日時:

ふにやふにやとふわふわぱつと石鹸玉

作者名 卯筒 回答数 : 1

投稿日時:

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